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2005年1月11日 (火)

@nifty:NEWS@nifty:青色LED訴訟和解、中村教授に8億4400万円(読売新聞)

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@nifty:NEWS@nifty:青色LED訴訟和解、中村教授に8億4400万円(読売新聞)

BlueLayDisk青色LEDの技術は、ブルーレイディスクに使われる青色レーザーの基本技術にもつながる重要な技術。
僕も技術者の端くれなので、この訴訟の行方は興味を持って見守ってました。

ようやく和解という形で決着しましたが…この金額が高いか安いかは、かなり気になるところ。

額面的には決して安くはありませんが、「100年に一度の発明」という点と、発明に至る過程のことを考えると、この金額は決して高いとは言えない。

小学館発行の「DIME(ダイム)」という雑誌があります。
この雑誌で、以前、中村修二教授のインタビューとして、青色LED発明に至る話が掲載されていたことがありました。
それによると、研究中は、会社はほとんどほったらかし状態で、ろくに予算も与えず、必要な機材は手作り、機械に任せるところを手作業で、とかは日常茶飯事。
確かに、個人が自費で開発したものではないのでしょうけど、まるで開発を止めろと言わんばかりの、あまりにもひどい扱いだったようです。
そんな中で生まれた成果であるにもかかわらず、たった2万円の報奨金で、莫大な利益をほしいままにした会社。
そりゃどう考えてもおかしい話です。
世論がそういう過程を知っているかどうかは知りませんが、裁判所はその過程を判断の材料に入れていたからこそ一審で604億円と算定し、満額の200億円の支払い命令を出したのでしょう。

今日の報道STATIONで、古館伊知郎が「会社の設備を使って発明したのだから…」とかなんとか、かなりトンチンカンなことを言っていましたが、会社の設備を満足に使っての結果であれば、いくら地方裁判所だからとはいえ、200億円満額の支払い命令なんて出すはずがありません。

それを思うと、たった8億円での和解というのは、中村修二教授にしてみれば、コメントされている通り、納得なんてとてもできるものではないでしょう。
結局は、裁判を続けるための費用やご自身のエネルギーを考えてのことだそうで、他の企業内発明対価訴訟の金額から考えても8億円は破格の高値であることは事実であり、あらゆる企業内発明対価に影響を与えたこともまた事実。
訴訟を起こした意義から考えると、一定の成果を出したとも考えられます。

2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏も、企業内での研究成果が認められての受賞です。
中村修二教授の発明も、これに引けをとらない発明だったはずです。
和解したことにより、ノーベル賞の候補、果ては受賞にまで至ってくれたら、と密かに期待をしています。

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2005年01月11日(火) 日記・コラム・つぶやき |

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