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2005年4月25日 (月)

ウィルスバスター騒動。その2

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今回の件でいろいろ思ったことを書いてみます。

問い合わせは30万件に達する勢い~トレンドマイクロの定義ファイル障害 :impress Watch
トレンドマイクロ、PCを守るはずのパターンファイルに不具合 :ITmediaエンタープライズ

h5y1m141さんの「いちごいちえ」で書かれていたことによりますと、官庁や報道機関に被害が多かった、とのこと。

官庁は、こういう面倒なことはすぐ丸投げなので、こういう状況になったときに比較的弱いでしょうね。
3年前に地元の小学校にパソコン授業の補助で行っていた時は、まだブラスターウィルスがいなかった頃でしたし、各学校でインターネットが使えるようになった初めての年度だったので、ウィルスに対する意識がかなり弱かったです。
秋ごろには、全ての学校のブラウザトップページが、なぜか日本海側の某地方新聞のページとして固定されましたし、年末にはニムダウィルスにやられていて、それが別の学校に飛び火する性質であることを理解していないで、各学校に退治しに行っては「ウィルスを持ち込むな!」と叱り付けていたのです。
まぁこんなのは、どこの自治体も多分変わらないでしょう。
ニムダウィルスの時は、あちこち飛び火しまくった果てに、私が担当していた学校に感染し、ウィルスの性質を説明して差し上げて、ようやく事の重大さに気がついて、全学校の教室サーバーを停止させてたぐらいですから。
で、ようやくウィルスバスターのコーポレートエディションを導入してました。
多分、今回の騒ぎには巻き込まれているでしょうねぇ…。

報道機関は、意外とIT化の遅れている分野です。
と、何年か前の、どこかの雑誌記事で見かけてことがあるんですが…なんだかんだ言いながら、報道機関はけっこうアナログな世界なので、年配の方だと、いまだにワープロすら使えない人や、ワープロオンリーでパソコンが使えない人なんてざらにいる状態です。
今はさすがに改善されているんでしょうけど、こういう業界は、スピード重視のあまり、キーボードを使う事をひたすら拒否し続けてきた結果だろうと思います。
遅れているといえば、小学校だって、教えなければならない立場の先生が、まったくマスターしていないので、生徒に教えることができずに苦労している現場を、私は見てきました。
これだけインターネットが普及している世の中になっても、世間一般のパソコンのスキルレベルは、思ったほど高くはないのです。

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Windowsが普及して、パソコンはどんどん便利になりました。
…とはよく言われる話なんですが、でも改めて「結局何が便利になったの?」と問われれば、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。

私なりの見解を、簡単に噛み砕いて言えば、「機械がやってくれる部分がどんどん増えてきた」ということだと思います。

CPUの性能は、Windows95の前、Windows3.1やMS-DOSの頃から考えれば、極端に言えば数千倍から数万倍ほど向上しています。
でも、便利さはどうかと言うと、単純に数千倍は使いやすくなった…というわけではありません。
コンピューターという機械を扱うためのソフト、いわゆる基本ソフト、OS(OperatingSystem)が何度か世代交代しているのですが、そのたびに、コンピューターという機械の性能が上がっていることを前提に、機械に任せる部分を増やしていっています。
今回のウィルスバスターだって、5年ほど前までは、パターンファイルの更新なんて、手動更新が当たり前だったのに、ほとんどのパソコンで自動更新ができるようになったのは、常時接続インターネットの普及ももちろんあるんでしょうけど、やはり「機械がやってくれる部分」の1つです。
性能や環境が良くなったからこそ実現できた機能もあり、単純に数字分の便利さがあるわけではありません。
とはいえ、そういう実現できた機能が進化の前提になっている部分も数多くあるので、OSの世代交代のたびにパソコンの買い替えを強要されていました。
ということで、その分便利にはなってきていますが、その便利さは、いい方向にだけでなく、悪い方向にも便利になっているのです。
高校生がウィルスを作ったり中学生が偽札を作ったり小学生がチャットの感情のもつれで殺される、などという事件が発生してしまうぐらい。

つまり、便利になったのはいいけれど、良くも悪くも便利になっている、ということ。

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だからこそ、きちんと理解している初級シスアドレベルの人が使い方の手引きをしてやらなければならない、という状況になっているというのに、中途半端に知っている人が、マニア的な趣味のレベルの、中途半端な知識を周りにひけらかしているのがほとんど、という現状。
SOBAさんの「ひなたぼっこ (おじさんのパソコン&IT的情報生活(^^;)」によりますと、今回は、ウィルスバスターを疑いもせず、いきなり初期化してしまうなど、振り回された人も多かったようですし。

まぁウィルスバスターは、ハードウェア性能にあぐらをかいたつくりですから、私はお薦めいたしかねますが、コーポレートエディションみたいなのがあって組織レベルできちんと管理しやすいのは、やっぱりウィルスバスターなんですよね。
でもそういう「管理しやすさ」とかいった便利さに、本来気をつけなければならない部分を丸投げしているようでは、こういう騒動に巻き込まれるんですよね。

今回の騒動は、そんな危うさが組織レベルになっている、ということを露呈したようなものだと思います。

いずれWindowsUpdateでも、似たような騒ぎになるような気がします。
SP2になってからは、自動更新が推奨設定になってますから。
でもこればっかりは、組織的に一括管理できるものはほとんどありませんからねぇ。

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2005年04月25日(月) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

どうもTBありがとうございます!

>報道機関は、意外とIT化の遅れている分野です。

えー!そうなのですか。報道機関ってそれなりにIT化進んでいると思っていたから、ちょっとびっくりです。

投稿: いちごいちえ | 2005/04/25 23:03:07

こんにちは
テスト検証せずにファイルを公開するという
姿勢が信じられません。
今後はノートンを常用する予定です。
ただのミーハーですが、、、
自動更新に問題があるといっても、1個1個
の更新ファイルの中身を見て、いるいらないの
判断ができませんから、自動更新しようがしまいが大した問題ではないと思っています。

投稿: いっぴ | 2005/04/26 1:37:11

はじめまして。
先月、ウィルスバスターの講習を受け、今度、トレンドマイクロ認定の試験をうけます。
今後も時々、おじゃましますので、よろしくお願いいたします。
ホームページは、来月あたりに公開します。

投稿: ポテトチップ | 2005/09/07 12:24:59

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