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2005年5月 2日 (月)

クルマにたとえると。

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CT172_L
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なんとなく上がってる気配。

初級シスアド期待する技術水準の1つとして、

情報化推進のための話し方・文書の書き方・ビジュアル表現方法に関する知識をもつ

というのがあります。

私はお客さんのところで話しをする時に、パソコンのことをクルマにたとえて説明することが多いです。
意外と共通点が多いのと、身近なたとえとしてわかりやすいからです。
(こういうのも「ただのマニア」とは一線を画するシステム管理者の基礎ですね)
今回は、そのいくつかをご紹介します。

まずはパソコンの構成について。

よく言われるのは、机にたとえる話。

CPUは人間。
メモリ容量は机の天板の広さ。
ハードディスクは引き出し。

といった具合ですね。
おそらくこれが構成のたとえとしては、もっとも的確なたとえだと思いますが、あえてクルマにたとえてみます。

CPUはエンジン。
メモリ容量やハードディスクは車体サイズ。(あえて一緒くた)
この基本構成はMS-DOSの頃から変化はない。今でもフロッピーで起動できるぐらいだから。
エンジンが4気筒からV8になったとか、ミッションがオートマになったとか、四駆になったとか、そういったところは変化はあっても、シャーシにエンジンが乗っかってタイヤ駆動であることにはなんら変わりはない。

ってとこですかね。
どんどん進化しているからって、恐るるに足らず、ということです。
進化しているのは、意外と表面的なことばかりです。

あと、初心者が使うパソコンのこと。
これは以前に「性能が高すぎて使いこなせてません。」で述べたとおりです。
クルマと同じ感覚で、数年前の前世代のOSを搭載した型落ち中古パソコンを与えると、クルマでいえばオートマもパワステもない、しょっちゅう手を入れなければならない気難しいエンジンのクルマと同じなので、そんなものが初心者に扱いきれるわけもなく、結局はついていけなくなります。

それと、操作の覚え方。
よくあるのが、操作手順を一から順にどこをクリックしてどうボタンを押すのかをメモしていく、というやり方。
これも以前の記事「デジカメのセットアップの続き。」でも書きましたが、結局はそのメモとちょっとでも違ってしまうと、何もできなくなるということになります。
最初のうちはそれでもいいのですが、ちょっと突っ込んでいくと、それではもうついていけなくなります。

要するに、手順を丸覚えではなく、流れで把握して、画面(見た目)の違いを吸収する、ということが重要なのです。

他のパソコンだと、微妙に画面が違うことも多いのですから、本当に最初のうちならともかく、そういった応用の利かないことをずっと続けていると、全く進歩がなくなります。
クルマにたとえて言えば、縦列駐車のやり方、S字カーブ・クランクなどの曲がり方など、実際に道に出て行けば、同じ道は2つとありません。いちいちそれらのやり方までメモを見ながらでないと運転できません、なんていう人はいませんし、教える方も応用が利くことを前提に教えています。

また、「あなたのようにいろんなことを理解してないとパソコンっていじれないんでしょ?」とおっしゃる方への返答も、こんなクルマのたとえで納得してもらえます。

大丈夫です。
クルマでも、最近は大して中身を理解しないで乗っておられる方がほとんどです。
ガソリンスタンドへ行って、店員に
「オイルとウオッシャー液確認しまーす。ボンネット開けていただいてよろしいですか?」
と聞かれて、
「ボンネットって、どうやって開けるんですか?」
なんて聞き返して店員の目を点にする人だっていっぱいいるでしょ?
教習所で習った「運行前点検」とかまじめにしてる人、ほとんどいませんよね?(よくないけど)
車検をきっちり通せるぐらいの整備ができる人でないと運転免許もらえないってことないでしょ?
パソコンだって、最近では似たようなもんですよ。
昔のように、プログラムができる人だけが持っていた時代は終わっているんですから。

要するに、「だから、そんなに知識なくても大丈夫ですよ」という事と、「きちんと知ってた方がよりお得で楽しくなりますよ」という事を伝えられます。


これらはほんの一例ですが、初心者の人をきちんと不安なく正しく使えるように導いてあげることも、「パソコンに詳しい人」のとるべき行動でもあると思っています。
よく、「自称:パソコンに詳しい人」とか「パソコンのウンチク垂れてる人」のブログとか見てると、最新のマザーボードの情報だとか自分のパソコン遍歴とかパーツの安い店とかLinuxの研究し始めてますとか、正直、初心者を導いてあげるのにどうでもいいことに血道を上げている人が圧倒的多数です。って、言うじゃな~い?

…でも、あんたが今まで使ってきたパソコンの構成なんて、誰も興味ないですから!!! 残念!!!!
以上、「波田陽区」風でお送りしました(笑)。

個人ユースのパソコンは、結局は趣味のものですから、それはそれでブログ(日記)の方向性としては間違ってはいませんが、そういう人がちょくちょく、私のようにパソコンのサポート業をやっていたり、初心者の面倒を見てあげてます、みたいなことをしていたりすることがあります。
まぁ知識の層を深めた上で初心者に接してあげてる分にはいいのですが、どうも勘違いをしている人が多いように思えます。
メーカーのサポートにしても、しばしば「電話して聞いたはいいけど、専門用語を使われて結局わからなかった」と言われることもあるぐらい、初心者への配慮の欠けた対応が増えています。
私はそういうことにならないように、日々わかりやすさを心がけてお客さんと接するようにしています。

逆に、ちょっと知ったかぶりのマニアには言い方は優しくそれでいて手厳しいですが(^_^;)

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2005年05月02日(月) パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

車の例えは参考になりました。メモに残しても全く同じ様にしないと出来ないですから、応用が利きませんね。

投稿: prtwqq | 2005/11/09 11:08:05

一度どうすべきか結論を出す必要が有る議題ですね。まだ、自分の中では整理されていません。感じる事は、例えばHDDツルを全く使った事が無いのに、手順もへったくれも無いです。一度使って見て初めて分かりますからね。
ですが、実際はそんな専門的な事はサポタに任せりゃコト足ります。金さえ払えば良い ミタイナ。ただ、使う人は当然いつもサポタが付いてくれる訳では無いから、壁にぶつかる度に右往左往するようです。初心者・素人にとって使う時にあまりに壁が多過ぎますね。だから、受注が有るとも言えますけども。今回は頑張って長文書いて見ました。うーーん まだ纏まってないですねえ。うーーむ。ほほほ。

投稿: prtwqq | 2005/12/25 12:21:21

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