ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

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2005年7月29日 (金)

Generic Host Process for win32 services のエラー。その後。

前回の記事はどうも大人気のようで、しょっちゅう検索で見つかって、見られているようです。

今回は、それの解決で、別のちょっとした発見がありましたので書いておきます。

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見慣れたエラーメッセージ「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」ってのが出て、「エラー情報を送信する」というボタンが出たりしていますが、私は送っても仕方がないと思い込んでいましたので、ずっと「送信しない」ボタンで閉じていました。

Generic Host process for Win32 Services その8 :世の中は不思議なことだらけ
http://snow-white.cocolog-nifty.com/first/2005/06/generic_host_pr_1c1d.html :世の中は不思議なことだらけ

しかし、こちらの記事によりますと、「送信する」を押すといいことがあるようです…。
し、知らなかった…。(^_^;)

2005年07月29日(金) ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット | | コメント (2) | トラックバック (1)

無線LANのOS対応と初期不良。

SG093_L今回は私の失敗談です…。

何度かお世話になったお客さんからの紹介で、無線LANを使って光ファイバー回線からパソコンを3台つなぐ、という案件です。

午前中に実地検証に伺い、午後に機器を用意してセッティングをする予定でした。
今回用意したのは、コレガの無線ルーター+無線LANカードのセット、それと以前別件で在庫になってしまった無線LANカード1個。
1台は無線ルーターに有線接続、1台はセットの無線LANカード、1台は在庫から出してきた無線LANカード。
この組み合わせで、作業は2時間以内で完了するはずでしたが…。

まずは無線ルーターの有線接続から。
光ファイバーのPPPoE接続を設定して、まずは1台目の接続完了。
最近のルーターはマルチセッション対応のものが増えています。
このお客さんの光ファイバーはBフレッツでしたので、通常のインターネット接続と、フレッツスクエア接続の2つを同時に使える(マルチセッション)ように設定しました。
フレッツスクエアとは、フレッツユーザーが無料で利用できるコンテンツです。
フレッツで接続している回線でのみ接続可能なサーバーを使っています。
とはいえ、無料なので、全体的に見れば大したことはないのですが…。
まぁガンダムSeedDestinyなどの一部の人へのキラーコンテンツはあるんですが、あくまで一部の人ってことで。

さて、本命の無線LANの設定です。

無線LANカードを取り付けるのはWindows98SEとWindowsMeのデスクトップのPCカードスロットなんですが…。
箱から無線LANカードを取り出して、説明書を読んでみて、……鼻水出そうになりました。
「Windows98SE/Meは後日対応となります。ご了承ください。」
な、なに~~!!!

箱をひっくり返してみると、確かに「対応OS:Windows2000/XP」と書いてある。
オーマイガー!!私としたことが、そんなことすら確認せずに持ってきたなんて… ||||| ○| ̄|_

仕方がありません。1台は動作確認で持ってきていたノートパソコンに付けていた無線LANカードを使うことにしましょう。後日対応ドライバが手に入ったところで回収しに来ればいいか…。
とりあえず、もう1つ在庫から持ってきた無線LANカードの箱を開けて取り付けてみることに。
こちらはWindows98も対応しているので大丈夫でしょう…。
と思ったが甘かった。

ドライバをインストールして、PCカードスロットに差し込んだら、いきなり動かない。
カード電源ONのパイロットランプがつかないのだ。
当然ながら無線LANクライアントマネージャからも認識されない。
ん?再起動が必要なの?と再起動。
再起動したらパイロットランプがつき、無線LANクライアントマネージャからも認識され、いざ接続。
と接続ボタンを押してみるが…つながらない。
電波強度は「かなり強い」との表示だが、どうにもつながらない。
一瞬つながったような表示にはなるが、すぐに切れてしまう。
ん~~~、一体何なんだこれは?
何度も設定を繰り返すが、一向に事態は進展しない。
もしかしたら、この無線LANカード、初期不良か?

ではためしに、こちらで持ってきた動作確認用のカードを使ってみよう。
こちらなら動作実績もあるから大丈夫。
有線でつながっているパソコンでドライバをダウンロードし、無線LANの設定をするパソコンへ持って行ってインストール。
つながった…やっぱり初期不良か… ||||| ○| ̄|_
なんてこった…。
対応確認ミスに続き初期不良とは…。

途方にくれて、残りの一台の状況確認をしに行くと…なんと!USBの無線LANアダプタがあるではないですか!
「ああそれねぇ、息子が買ってたんだけど、そのうち使うだろうって使ってなくて」
||||| ○| ̄|_
は、早く言ってくださいよぉ…。
とにかく、初期不良の無線LANカード分の穴が出るのは防げた。運よく。

いろいろあったんですが、とりあえず無事3台ともインターネットにつながるようになりました。
で、ウチの動作確認用のカードをつないでいるパソコンについては、後日メーカーがWindows98/Meに対応したドライバをリリースしたときにお伺いしてやり直すことになりました。

なんとか文字通り「運よく」作業は終わりましたが、今回は私のチョンボに追い討ちをかけるように初期不良が襲ってきました…。
お客さんがたまたま無線のアダプタを持っておられたのでまだよかったものの、それがなかったらと思うとぞっとします。

ということで、情けない失敗談でした…。

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2005年7月28日 (木)

青空をキャンバスに!…は今日でした(^_^;)

SE127_L
2005年7月17日の記事にも書いた、ポカリスエットのキャンペーンのスカイタイピング
今日だったというのをすっかり忘れてました…(^_^;)

今日もいい天気だったので、きっちり実施されたようですが、すっかり忘れてた僕は、結局見ることができませんでした。
午前中はパソコンに向かって作業、午後から神戸に行ってたんですけど、その頃にはすっかり終わってた、ってことみたいで。

見れた人、いますか?

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2005年7月26日 (火)

CD-ROMが読めません。ときどき。

今回の症状はちょっと特殊です。

「ときどきCD-ROMが読めなくなるんです」

ときどき、って…あまり聞かない症状ですね。
いずれにしても、呼んでいただいた方はあまりパソコンに詳しくないようなので、お伺いして確認しないとわかりません。

ということでお伺いしましたが…うん、確かに「ときどき」読めなくなります。
わざわざ外付けドライブを購入されていましたが、(私は確認できませんでしたが)両方読めなくなることもあるらしいです。
うーむ。

とりあえずこういうわけのわからない現象は、ウィルスとかスパイウェアを疑うのが定石。
いつもどおりのHijackThisを起動し、起動項目をチェックしてみたんですが…怪しいものはいないようです。

次は、WindowsUpdateとウィルスバスターのアップデート。

このお客さん、インターネット接続はEO64エア(いおろくよんえあ)という、関西電力のPHS接続のサービスを使われていたので、WindowsUpdateをかけるとムチャクチャ時間がかかるので、とりあえず最低限のセキュリティ修正を、常備しているCD-Rから実施してから、ウィルスバスターのアップデートを実施。
たかだかそれだけのダウンロードでも30分以上かかってしまいました。
ほとんどアップデートをかけてなかったようです…大丈夫かなぁ。

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そしてその間にも、ずっと出てくるのは、MS04-011のセキュリティホールを突くウィルスによる攻撃を防御しました、というウィルスバスターの表示。
これは、いわゆるSasserワームが代表的なものでしょう。
それにしても、何度も出てくるので非常にウザったいですね。
設定で回避できるんでしょうけど、こんなものはいちいち表示してくれなくてもいいのに、と思うのは私だけではないはず。
ウチのお薦めのウイルスセキュリティ2005は、この表示は、設定で切り替えない限り出ません。
こちらの方が軽くて快適なんですけどねぇ。

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Sasserは、今さら改めて語る必要もないほど有名なウィルスですが、とりあえずおさらい。
このウィルスは、MS04-011の修正をかけなければ、インターネットに接続しているだけで感染してしまうというもの。
トレンドマイクロの情報によると、ファイルサイズはたったの15キロバイト。これだと、大きさ的にはちょっとした画像データと大して変わりませんので、今回のようなたかが64KのPHS接続でも、楽々侵入できる大きさです。
侵入すると今度は、他のパソコンへの感染活動を開始します。
なんと1秒間に5120発(理論値)もの攻撃が行えるそうです。
そりゃ爆発的に広がるのも納得できます。
実際には、感染パソコンの性能や回線の速さに左右されるんでしょうけど。

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ようやくアップデートが終わったところでウィルススキャンをかけてみました。
おっと出た!!
WORM_RBOT.APE が!!
しかし「APE」って…(^_^;

そしてウィルスバスターの言うには、「隔離できませんでした。手動での削除が必要です」とかなんとか。
仕方がないので該当ページを開いて対処方法を参照。
どれどれ…

なんだとー!!
実行ファイルの名前は「Real One Player = "realone.exe"」だとー!!!
くー、だまされた!!

確かに、最初のHijackThisのログには、改めて見ると、

O4 - HKLM\..\Run: [Real One Player] realone.exe
O4 - HKLM\..\RunServices: [Real One Player] realone.exe
O4 - HKCU\..\Run: [Real One Player] realone.exe

という行がありました。
…もうこれからは、HijackThisのログにあるリアルプレイヤー関連の項目は見逃してはダメですね。
有無を言わさず削除してしまうことにします。

タスクマネージャでrealone.exeを殺し、レジストリの該当項目を削除して再起動。
再起動後、即座にウィルスバスターが反応し、隔離してくれました。

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とりあえずウィルスがいたのは確認できましたが、他のWindowsUpdateの項目もかけておかないと、結局はやられてしまうことになりかねないので、持ち帰りでサービスパック2を含む更新をかけることになりました。
それと、NECのXPマシン特有の「再セットアップCD-ROM」作成もしなければなりません。

また、そもそものCD-ROM動作不具合を確認するためにも、持ち帰りで検証が必要です。

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持ち帰って、まずは「再セットアップCD-ROM」作成です。
先にサービスパック2の適用をすると作成できませんので。

まずは1枚目…検証で失敗。おいおい(-_-;)
さっそく病気が出ています。
この時点でウィルスのせいでないことが確定。
外付けのドライブを一緒に預かってきたので、それで作ろうとしたら…「再セットアップCD-ROM」作成プログラム起動の時点でエラー。
外付けドライブがあったらダメって説明書にも書いておいてよ…。
仕方がないので外付け/内蔵の両ドライブとも外し、手持ちのメンテナンス用CD-R/RWドライブを内蔵ドライブとして使って6枚のCDを作成。
今度はエラーもなく終了したので、どうもドライブの不調っぽいです。

そこでドライブの型式名をチェックしてみたら…出た、東芝。
TOSHIBA CD-RW/DVD-ROM SD-R1102です。
以前の記事でも書きましたが、東芝製のSD-R1002が壊れた、という経験が2回もありました。
今回のSD-R1102は、それの後継機種。
またヘッドの機械的切り替えがうまく行かないようであれば、故障モードとしては同じでしょう。
一応ヘッドが見えるところまで開けてみましたが、この機種はヘッドが1つです。
どうやら故障モードが違うようです。

で、ちょっと検索をかけてみたところ、

[234999] DVD-ROM(E)ドライブが機能しません 投稿者名:ペレ 投稿時間:04/10-22:33 http://winfaq.cool.ne.jp/logs/2k/0450.html#234999
[282989] ドライブが急にCD-R/RWを認識しなくなった 投稿者名:ためこ 投稿時間:07/29-00:40 http://winfaq.power.ne.jp/logs/9x/0402.html#282989

といった具合に、急にCD-ROMを読まなくなる不具合が発生することが、ないわけではないらしい。
機械モノだから、どんなドライブでも壊れることもあるんでしょうけど…。

ためしに、その怪しいドライブをウチのメンテナンス用パソコンにつないでみたんですが、あれこれディスクを入れてみても、どうも症状が再現しません。
もともと常に症状が出ているわけではなかったので、この状態ではなんとも言えません。
そしてまた元に戻して、あれこれディスクを入れてみていると、また症状が出始めました。
うーん…。
総合的に判断すると、現象が出たのは、今のところ預かってきた状態のみ。
微妙ですねぇ…。
別のドライブを入れれば症状は出ない、というところを重視して、お客さんと相談して、預かってきた外付けドライブと中身を入れ替えてみることにしました。

開けてみたところ、外付けドライブの中身は、LG電子製のDVD-RAM/+R対応のドライブ。
買ってそんなに日が経っていない(内蔵ドライブの不調で増設したもの)ので、基本的にはこれに問題があるとは思えないので、これで様子を見てもらうことにしましょう。

まぁ実際、このドライブでサービスパック2の適用をしましたが、なんら問題なくできましたので、おそらく大丈夫でしょう。
そして再起動をかけたら…出た。YAMAHA AC-XGの不具合が。

AC-XG_SP2
あ~、またこれだよ…。
でもこっちで出てよかった。お客さんの環境だと、これのダウンロードでまた以前のように20分ほど無駄になるから…。

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そしてSP2(サービスパック2)の更新をかけて、OfficeXPの更新をかけました。
すると、OfficeXPのCDがあるかどうか聞いてきた。
…それは借りてない。とりあえず無しでできる更新をかけました。

とりあえず、こちらでできる作業はここまで。
納品です。

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元通りに接続をしなおして、状況説明をして、残っていたOfficeXPの更新をかけることにしました。
OfficeXPのCDを用意して、いざ更新。
…30分ほどかけてダウンロードしましたが、結局CDは聞いてこなかった。おいおい(-_-;)

まぁとにかく、これでしばらくは安心です。


でも、64KのPHS接続のみでは、ウィルスバスターの自動更新もままならず、WindowsUpdateにしても、SP2のセキュリティセンターの推奨どおりに自動更新なんかやってたら、普段の利用に差し支えます。

このお客さんもそうだったんですが、「普段あまり使わないから、つなぎ放題の3000~4000円なんてもったいなくて…」とおっしゃる方が多いのです。

ただ、はっきり言えば、低速回線で使っていても、いいことは何もなく、ウィルスのかかりやすさは変わらず、しかもセキュリティ対策だけが手薄になってしまいますので、インターネットにつないで使うつもりがあるのであれば、できるだけ速い回線に接続することです。
最低でも1メガのラインは必須です。
PHSやISDNあたりの低速回線を使う場合は、低速回線でもウィルスなどの感染で被害をこうむるリスクは変わらないことを認識した上でないと、痛い目に遭うことになります。

ウィルス対策ソフトのインストールだけでは、実は対策になっていないのです。
きちんとアップデートのできる環境が整っていなければ、意味がないのです。

2005年07月26日(火) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

オプティマス・キーボードはすごい!

何気に毎週買っている週刊アスキーから。

オプティマス・キーボード(Optimus keyboard)というこの商品、ロシアのデザイン会社Art. Lebedev Studioが出したもの。

とにかくサイトを訪れて、写真を見てみてください。
ただただびっくり!です。

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キーボードの各キーの役割は、通常はキートップの刻印にて簡単に消えないようにして表示されています。
そりゃそうです。しょっちゅう指先で叩かれる物ですから、そう簡単に消えてもらっては困るからです。
まぁ中にはキートップに刻印のないキーボードもありますが…こんなの使う人いるんでしょうかねぇ(^_^;。
まぁいるからラインナップに残り続けているんでしょうけど。

しかし、逆に、「他の配列のキーボードを使いたい!」と思った時は、この刻印がじゃまになります。
キーの役割を変えるのは、ソフト的にいじることが可能なんですが、刻印がそのままだと、慣れるまでが物凄く大変です。
タッチタイプ(キーボートを見なくても打てる)の人でも、初めて触れるキーボードであれば、最初はどこに何があるのかを把握しなければならないので、ある程度は見ながら打つことになります。押したキーの刻印と違う表示が画面に出ると、相当混乱することは間違いないでしょう。
とはいえ、その都度刻印を交換するわけにも行かず。
結局は、最初混乱しながら打ち始めるか、キーボードそのものを交換するしかないのが現状。

しかしこのキーボードは、その手間を一気に省いてくれる、画期的な製品です!

もっと身近なところでは、ローマ字モードやカナモードなど、モードによって表示を変えてしまえば、画面を見ずにキーを打ち始める(という人が世の中のほとんど)と、「こんにちは」とローマ字打ちをしていて、画面を見たら「のらみみみにかにくち」というパソコンにバカにされたような、強烈にストレスのたまる表示になっていた、なんてこともなくなるわけです。
また、バラバラのキー配列が嫌な人のために50音順・ABC順のキーボードだって簡単にできますし、QWERTY配列ではなくDVORAK配列にだって気軽に変更できます。

2006年に出荷する、価格は携帯電話より安い程度、という表記がありますが、ホントにそうだとしたら、これから普及していけば、かなり安く手に入ることになります。
近い将来、ハイエンド機には標準装備になるかもしれませんね。
いや、逆にローコスト機以外は全てこれ、になってしまうかも…。

でも本当にそうなると、キーボードの配列の「標準」っていうものがなくなってしまうような気もします。
まぁそれも時代の流れなんでしょうけど。

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ところで、このページにさりげなーくリンクがありましたが、Mus computer mouseというこのマウス、なかなか気に入ってしまいました。
Macintosh用にはそのまま使えるんでしょうけど、Windows用となると、ホイールが欲しいところです。

2005年07月26日(火) パソコン・インターネット | | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年7月25日 (月)

今こそWebTV!?

2005年7月21日 (木) の記事 「壊れないシステム。」のコメントで、シン・クライアントという言葉が出たので思い出しました。

かつて「WebTV(ウェブティーヴィー)」というインターネット端末(シン・クライアントもどき)があったじゃないか!!
と。

でも、最近見かけないんですよね…。

パソコンなんていらない!? テレビでインターネットを楽しむ方法 :INTERNET Watch

WebTVは、テレビにつないでインターネットを見る、という比較的安価なインターネット接続手段だったわけですが、残念ながらほとんど普及せず、2002年にサービス終了となりました。

WebTV、日本でのサービスを2002年3月に終了 :INTERNET Watch

WebTVが生き残れなかった主原因は、

・拡張性がない
  次々に現れる新技術に対応できない
・見れないサイトが多すぎる
  解像度が低すぎて、たとえ大画面テレビでも表示範囲は狭いまま
  テレビにつなぐ以上は限界がある?
・回線が遅い
  アナログモデムのみ、とブロードバンド時代に対応できていない
・安さの優位性がない
  安く上げるだけなら中古の型落ちパソコンでも充分
・インターネットだけでは×
  「ゲーム機になる」「DVDが観られる」ぐらいのおまけがないと弱い
  テレビにつなぐ商品としては、プレステ2・PSXの方がよほど魅力的
PlayStation 2 (本体)SCPH-70000 CB←PS2 税込 【新品】SONY DVDレコーダー 【PSX】≪DESR-5100S≫【夏のボーナス大作戦】←PSX
・「インターネットの利用」という観点だけなら携帯電話で充分
  わざわざテレビにつないだり電話線をつないだりしなくても、携帯電話だけで充分使える

こんなところでしょうか。

結局は、これらのマイナス要因を排除しなければならないので、なかなか「お手軽に」という部分では難しい話です。
単に「お手軽に」であれば、携帯電話でも充分使えるようになってしまっているので、テレビの大画面につなぐ以上は、制限が少ない方がいいはず。

そういう条件を考えれば、今なら、Mac miniがそういうのに相当しそうです。
【送料無料】Mac mini G4 1.42G COMBO M9687J/A
【送料無料】Mac mini G4 1.25G COMBO M9686J/A

Mac miniは別売の専用アダプタを使えばゲーム機と同じコンポジット(ビデオ)端子でテレビにつながります。
確かに文字は潰れるでしょうが、全く使えないほどではありません。
HDTV対応のテレビだと、DVIコネクタを備えている場合もありますので、パソコン専用モニターは必要なくなります。
基本的には立派なパソコンなので、インターネットもゲームも、DVD再生・作成までこなせます。
そう考えると、パソコンとはいえMac miniは「新生WebTV」と言えるのではないでしょうか?
けっこう売れてるみたいですし、消え方までWebTV、ということにはならないような感じです。

2005年07月25日(月) パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年7月24日 (日)

ADSLの悪い癖。その2

今回は、何度かお呼びいただいているお得意様からの問い合わせ。

「2~3日前までインターネットが使えていたんですが、今日になって使えなくなったんです…」

このお客さん、実は先日、IP電話付きのADSLに変えられたんですが、状況をよくお聞きすると、何やら電話もつながらなくなったとか。

こういう時って、「一見さん」の場合だと、「行ってみないとわからない」となるわけですが、「一度でもお伺いしたお客さん」だと、状況が把握しやすいので、非常に対処がやりやすいです。

まぁそれは置いといて。

その現象って…もしかしたら、またアレですかね…?

電話が通じないってことは…ちょっとモデムのランプを確認してもらえますか?

「はい、モデム・ADSL・LANが緑で点灯です。VoIPが赤です。

うーむむむ。
これはもしかしたら、2005年3月17日 (木)の記事と同じでは?
ADSLの悪い癖で、ちょっとづつ回線速度が下がっていって、ついには局とのリンクができなくなる、という現象。

これだと、単純にADSLモデムの電源をいったん切って、再度電源を入れれば改善するはず。

それをお客さんに指示し、状況を教えてもらいました。

「電源を入れ直して、今の状況はモデム・ADSL・LAN・VoIPすべて緑です。」
…では電話は使えますかね?(今話をしているのは、お客さんからかけてきた携帯電話でです)
「ええっと…ああ、問題ありませんね。電話は使えるようになりました。
…パソコンはどうですか?
「ちょっと待ってください…ああ、大丈夫です!インターネットも使えるようになりました!!
はい、一件落着。

ちなみに、ウチの場合、こういう「電話だけで済ませるサービス」は、あくまでお得意様向けのフォローとなります。
機器の状況を把握できているからこそできることだからです。

初めて電話をいただいた「一見さん」の場合は、とりあえずお伺いすることになります。
もし電話で済むような内容かもしれない場合でも、ウィルス感染など、他にいろんな問題を抱えている場合が多いからです。
なによりも、機器の状況が把握できていなければ、的確な指示もできないからです。
まぁ、メーカーやプロバイダなら、電話だけで必死で片付けようとするところですが、ウチの場合、手間ひまかけて電話だけで済ませても、お金になりませんし…(苦笑)、ウチのサービスは、あくまで「出張修理」ですから。

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2005年7月22日 (金)

SCSIカードがうまく動きません。

AH127_L
今回は、富士通デスクトップPCの、PCIスロットに入れたSCSIカードがうまく使えない、というトラブル。

SCSIで何をつないでるのかと思いきや、スキャナ・プリンタ兼用のコピー機をつないでおられました。
ちょうど世の中の趨勢がUSBに移行し始めていた頃のものらしく、この次の機種からUSBになったそうです…ご愁傷様です。
これではおそらく、たとえばI/OデータUSB2.0対応SCSI機器用コンバータUSB2-SC2といったUSBへの変換ケーブルではダメでしょう。
外付けハードディスクや外付けMOなんかの記憶媒体ならまだしも…。

ということで、SCSIでうまく行かない原因を探ることに。

この時点でのOSは、Windows98でした。
Windowsの起動ロゴが出て消えたところで、なにやらケース内から「ぴーぴー」と短く2回のブザー音が。
うーん、どうもこれは引っかかるなぁ…。

とりあえず起動したところで、デバイスマネージャを確認すると、どうしたわけか一応認識はしています。
問題はそこから。
プリンタのドライバが…見つからないそうです(-_-;)
それじゃうまくいかないどころか、手も足も出んよ…。

そこからとりあえず何とか手元にあったソフトのCDを使って色々やってみたんですが、スキャナをかろうじて認識したまでで終わり。

とりあえず、気になる「ぴーぴー」音を何とかしようと思い、BIOS設定を確認。
いろいろつらつら眺めていたら…。

「プラグアンドプレイ対応OS」の項目が「はい」になっていた。
これはかなり気になる。
この設定は、「いいえ」にするのが正しい場合があるのです。

Windows98ってプラグアンドプレイOSちゃうん??って思われるあなた!その感覚は正しい!!
でも、違うんです!!
説明書にも書いてあることがあるぐらい、この項目「プラグアンドプレイ対応OS」は「いいえ」が正しい場合があるのです!!

設定を保存して再起動。
果たして、今回は変な「ぴーぴー」音はしなくなった。
それから再度ドライバ関連を何とかしようといじってみましたが…。

お客さんいわく、「あれ、調子よくなったね」。
なにやら不安定さがなくなったらしいです。
でも、結局ドライバが無くて、その場はそれまで。

翌日、再度お伺いしてみたら、そのパソコンはWindows98からWindowsMeにされていた。
「こないだはMeにしようとして何度やってもダメだったけど、今回はOKだったよ」
多分、前日にかけた「プラグアンドプレイ対応OS」の設定が利いているんでしょう。
ってか、あんまり勝手にいじられると、こちらのやってることがわからなくなるんですが…。
とりあえず、ドライバを持ってきてくれたので、それでなんとか設定して、無事プリンタは使えるようになりました。

なにはともあれ、SCSIインターフェースって、最近あまり使わなくなったのもなんとなくわかるような気がします。
それを使うためにはほぼ例外なく拡張ボードが必要で、ケーブル脱着はもれなく電源OFFが必要で、昔のタイプのコネクタだと下手な脱着で接触不良でエラーを起こすし、ケーブルは太くて取り回しがしにくいし、総延長の制限が厳しいのでケーブルをたくさんつなぐと不安定になる
これじゃUSBの方が面倒がないので、SCSIの優位性はありませんね…。

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2005年7月21日 (木)

壊れないシステム。

01AD18ご年配の方のところへ訪問してみて、ちょくちょくいわれる言葉。

「ワープロの方がよかったなぁ。固まらないし、スイッチ入れればすぐ使えたから」

いやまさしくその通り。
ビジネス文書やら出版物の原稿程度なら、パソコンなんて必要ないんですよね。
ワープロなら、ウィルス感染の心配もありませんし。

とはいえ、ワープロはどこのメーカーも生産を打ち切ってしまいました。
こうなるともうパソコンを使うしか道はありません。

しかし、そのパソコンも、用途が決まりきっている人にとっては、あまり便利だとはいえないのも事実。
それに、1人1台体勢の企業や教育用途など、台数がまとまっていると、それのメンテナンスにかかる費用や手間もバカになりません。

何か妙案は無いものか?
ってなんかご近所の底力みたいですが…。

あるんです!

KNOPPIXというシステムが。

このシステムは、数十年も前から実績のあるUNIXを元に進化してきたLinuxというシステムが基盤になっています。

先のサイトにもあるリンクですが、
Linuxデスクトップ,学校へ行く――1CD Linux「KNOPPIX」編 :日経BP ITPro
こちらには学校への導入事例が出ています。

画期的なのは、CD-ROMから起動できるということ。
つまり、そのままでは改変が事実上不可能であるということですから、CD-ROMを物理的な損傷を与えない限り、壊れるということはありませんし、安定性では定評のあるUNIXが元になっていますので、Windowsのように固まることもほとんどありません。
システム改変の耐性が高いのは、教育現場では意義が大きいです。
パソコンを覚えたての小中学生なんかは、とにかくいたずらが大好きです。
デスクトップのアイコンを勝手に消すなんてしょっちゅうで、システムファイルを削除して起動できなくしたり勝手にソフトをインストールしたりなど日常茶飯事。
それなら、CD-ROM起動のシステムにしておけば、ほぼ問題は解決です。
学習用途であれば、基本的にはWindowsなどにこだわる必要もなく、性能的に合うようなら、家のパソコンでもそのまま使えますので、予習・復習もOK。

なんともいいことずくめのようですが…

問題なのは、そのシステムの構築。
ちょっとでもカスタマイズをしようとすれば、はっきり言って、とてつもなく専門的かつ高度な知識が必要になります。
また、ちょっとした修正をかけるにも、CD-ROMの作り直しになります。
企業や教育現場なら、利用者全員のCD-ROMを、それも数百枚単位で書き換える必要があります。
年に1回程度ならまだしも、年に数回~数10回となると…。
まぁ要するところ、とてもじゃないけど個人の趣味レベルの知識では導入は不可能、ということです。
この辺は、先の日経BPのサイトにあるように、いろいろ研究は進んでいますが、結局はそのフォローは、今以上に専門家の手にゆだねられることになります。
そういったフォロー体制がしっかりしていれば、画期的なシステムとなりうる可能性があります。
それこそ、冒頭のような「ご年配ユーザー」でも使ってもらえる、ということになります。

…って、結局はフォロー体勢が必要ということに変わりはないようです…。
パソコンというものは、結局はそういうものだということですね。
まだまだ道のりは長そうです。

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ちなみにこの記事は、
Windows以外の環境を採用している学校は… :雑記/えもじならべあそび(飛鳥カナ配列で綴る、無変換な日記)
の記事にトラックバック、という形で書かせてもらいました。

ここではキーボードに関しての話題になっていますが…うーん、正直なところ、結局はフォロー体勢にかかっているので、キーボードに関しても、先生方の学習状況なり教育委員会の人員補強方針なりに全てがかかっています。
こういう状況で、汎用キーボード以外のキーボードが入るとすれば、50音順・ABC順カナ・英数キーボードぐらいでしょう。
こうなると、そのキーボードでのカナ入力は一般的になっても、汎用キーボードのJISかなは絶対受け入れられないでしょうね…見事にバラバラで探すのが大変ですから。

まぁ要するところ、小学校の先生のほとんどが「パソコンに詳しくない」「タッチタイプなんて全然無理」という現状を考えると、キーボード・入力方式は「ごく一般的なもの」もしくは「指一本でキーボードを使っていてもストレスのたまらない50音順・ABC順キーボード」が無難でしょう。

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KNOPPIXの導入が検討されている、つまりOSはWindowsでなくてもよい、という選択がなぜなされるのか?
単純な話です。
「あくまでパソコンは道具だから」
ということに過ぎません。
ワープロしかり、ホームページしかり、メールしかり。
それは「特定のソフト」を使わなくてもできることです。
子供たちは「Windows」を教わるのではありません。
「一般的な道具としてのパソコン」を教わるのです。

だからこそ、キーボードや日本語入力方式は、一般的なものでいいと思います。
逆に、ここで「ハードやソフトに特別な細工が必要なもの」を押し付けると、家など学校外ではパソコンが使えなくなります。
担任の先生が各家庭に訪問して、全ての環境を整えて、それらのフォローまで全てしてくれるのなら話は別ですが…そんなヤツはおらへんでぇ~(大木こだま風)。
それに、そこまでやって、それが果たして、子供のためにいいのかどうか、教員にとってもいいのかどうか、というと…。

私は、ローマ字入力かカナ入力か、という話は別としても、ハードやソフトに特別な細工が必要な「一般的でないキーボード」は、今の教育環境には持ち込めないと思います。
特に、それに変える理由が「特定企業(団体)の営利・実績のため」では、なおさら受け入れられないでしょう。

だからこそ、教材用パソコンの「脱Windows」の流れは、納得できるものだと思います。

2005年07月21日(木) パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (7) | トラックバック (1)

2005年7月19日 (火)

雷サージの恐怖。その2

03AX12「先日の雷から後、パソコンがインターネットにつながらないんです」
うーん、また来ましたか。

先日の記事とはまた別のお客様。
どうもあの雷は、かなり強烈だったようです。
この調子だと、本当ならもっと仕事があったのでは…ってあんまり人の不幸につけ込んではいけませんが。

今回のお客さんは、最近にしては珍しく、アナログモデムでの利用の方。
うーむ、こりゃモデムを用意して行かねば…。

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お伺いして状況を改めてお聞きしたら、
「メーカーには聞いてみたが、いろいろ指示されて確認したけど、『パソコンには異常が無い』と結論づけられてしまいました」
とのこと。
「電話もやられてしまったので、NTTにお願いして復旧はしてもらいましたが、パソコンのことを聞くと『あ、ウチではわかりませんので』と逃げられました」
だそうです。

うーむ、いわゆるたらい回しですなぁ。

メーカーはゲートウェイで、WindowsMeプリインストールのデスクトップ。
モデムは内蔵のもの。
ちょうど日本撤退の直前だったんでしょう。
また日本に舞い戻ってきましたが、一度撤退していただけに、こういう面でのサポートは、どうしても後手後手になりがちですね…。

とりあえず、モデムが正常に働いているかどうかをチェックしてみました。
コントロールパネルの「モデム」を開き、「検出結果」タブをクリック、該当する内蔵モデムの名前をクリック、「詳細情報(M)」ボタンをクリック。
しばらくすると、モデムからの反応が返ってきます。
ここで返ってきた反応の内容から、ある程度はわかるのですが、基本的にはモデムの機種名を含むメッセージが戻ってくるなら、パソコンから見た「モデム機能」としての異常は見られない、ということになります。
今回はきちんと反応が返ってくるので、モデム機能は生きていることになります。

とにかく回線をつないでやってみます。
ピポパピポパとダイヤルする音は出るのですが、一向につながる気配が無い。
ためしに「トーンを待ってからダイヤルする」(受話器を上げると「ぷー…」という音がするアレをダイヤルトーンといいます)を試してみると、モデムから「トーンが無い」と怒られます。
うーむむむ。

電話は使えているので、回線に異常は無いはず。
だとすると、ケーブルが悪いのか、モデムに何か異常があるのか…。
お客さんの電話機をお借りして、モデムをつないでいる回線につないでみて、ダイヤルトーンを聞いてみることに。

 壁のモジュラージャックから直接:問題なし
 壁のモジュラージャックからパソコンの内蔵モデムを経由:ガリガリとノイズが乗る

うーん…ケーブルを差し替えても同じなので、どうもパソコンの内蔵モデムに問題がありそうですね…。
一度パソコンの電源を切り、内蔵モデムを取り出して確認してみることに。

内蔵モデムの基板上をよくよく確認してみると…やはりありました。
モジュラージャックに程近い配線経路にある米粒より小さいチップ抵抗が1つ、黒焦げになっていました。
これはもう、間違いなくモデムの故障です。
雷サージで、電話ラインの回路が焼けてしまったことは間違いないようです。
電話機も焼けてしまったんですから、モデムが焼けてもなんら不思議はありません。

電話ラインの回路が焼けただけなら、モデムの反応が異常を示さなかったのは納得できます。
でも、パソコンのマザーボード周りに影響が出るような焼け方をしなかったのは不幸中の幸いです。

ということで、外付けモデムで対応させてもらうことにしました。
念のために持ってきた外付けモデムをお買い上げいただき、取り付けて問題なく動作することを確認。
無事インターネットにつながるようになりました。
アナログモデムでの接続は、メールはともかくとして、ホームページの表示が…お、遅い…(-_-;)

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こういうときのために、一応動作確認用のモデムとか持っているんですが、あまり出番が無いままです。
おかげで、お買い上げいただくための在庫として持っていたモデムは、すっかり不良在庫と化していましたが、ようやく片付いたという感じです(^_^;)
もうしばらくは、アナログモデムでの相談はないでしょうね…。

2005年07月19日(火) ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (1)

ストア ファイルが損傷を受けているようです。ScanDisk を実行してください。 エラー番号 : 0x800C0155

01AE33今回お呼びいただいたトラブルは、WindowsMeのノートパソコンで、OutlookExpressを起動したら、こんなメッセージが出る、というもの。

Outlook Express ストア ファイルが損傷を受けているようです。 ScanDisk を実行してください。 エラー番号 : 0x800C0155

原因はともかく、対処方法が書いてある珍しいエラーメッセージです(笑)
しかし…その通りにスキャンディスクを実行したそうですが、しばらくしたら、

Windows またはほかのプログラムがこのドライブに書き込み中であるため、再試行回数が 10 回に達しました。実行中のほかのプログラムを終了すると、チェックが早くなります。今後もこの警告メッセージを表示しますか?

というエラーで、スキャンディスクが完了しないらしいのです。

うーん…まぁ大体想像はつくのですが…おそらく電話だけでは埒が明かないでしょうし、いろいろ他にも不安要因を抱えているでしょうし、何よりも電話だけでは商売になりません(^_^;)
ということでお伺いしてみました。

結果的にはスキャンディスクで何とかなったわけですが…これがまた一筋縄ではいきませんでした。

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まずは問題のエラーメッセージの確認。
こういうのは単純にエラー番号で検索をかければ出てくるものです。

Google検索 : エラー番号 : 0x800C0155

しかし、マイクロソフト サポートオンラインで検索すると出てこないというのはどういう了見なんでしょ??

まぁとにかく、スキャンディスクの再試行回数10回に関しては、

スキャンディスク実行中のエラー メッセージについて (文書番号 : 222469) :マイクロソフト サポートオンライン

という情報があったので、これに沿ってやることになります。
要は余分なプログラムを停止させればできるはず、という単純な話です。

とりあえずセーフモードを起動しましたが…???上手く起動しない。
こりゃどうしたことだ?
起動に関するところまで影響が出ているんだろうか?

仕方がないので、常備しているWindowsMe用起動フロッピー2枚組みを使うことに。
とにかく使うのはスキャンディスクのみなので、起動メニューから最小限のシステムで起動。
これによって、1枚しか読み込まずに済みます。
そして「scandisk c:」を実行。

やっぱり出ました。
OutlookExpress関連のファイルが損傷していました。
迷わず修復。
そしてもう1つ、ファイルサイズの間違いがありました。
これも修復。

念のため、クラスタスキャンも実行しておきました。
これで不良クラスタが出るようなら、近いうちに交換が必要になります。

なんと言ってもWindowsMeプリインストールのパソコンですから、少なくとも4年以上使っていることになります。
ハードディスクの一般的な寿命(というか正常に使える目安)はだいたい3年ですから、このパソコンだと、これからはこの手のエラーだとかクラッシュだとかいった現象は、いつ出てもおかしくない状況になります。

今回は幸いにも不良クラスタは出ませんでした。
とりあえずは普通に使えるようです。
OutlookExpressを起動したら、エラーも出ず、きちんと受信を始めました。
これで様子を見てもらうことにしました。

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クラスタスキャンの待ち時間に、いつもどおり色々と普段の状況を聞いてみました。
やはりWindowsMe特有の、しょっちゅう強制終了の憂き目に遭っているようです。
今回もWindowsXPへのアップグレードをお薦めしておきました。
実際、2年ほど前にも、知り合いのWindowsMeのノートパソコンをXPにアップグレードしましたが、かなり安定して使えているので、メモリーさえ目一杯(256MB程度以上)積んでおけば、基本的な使い方(ワード・エクセル・インターネット・メール程度)には問題なく使えます。

買ってきた状態でWindowsMeの入っていたパソコンであれば、性能的にはWindowsXPにアップグレードしても問題なく動きます(メモリの追加が必要な場合もありますが)。
まだしばらく買い換えずに使うつもりであれば、アップグレードの検討はしてみる価値があります。
WindowsXPのアップグレードパッケージが14000~15000円程度、追加メモリが1~2万円程度と見込んでおけばいいでしょう。
ウチでやる場合は、これプラス作業費が1万円(場合によっては追加あり)になります。
まぁ4万円もかからずにXPのパソコンに変身するわけですので、まだ2年ほど使い倒すならそれぐらいはしてもいいのではないかと思います。
XPもすでに出現から4年ほど経過しているわけですし、事実上、今ののスタンダードですから、Windows98のたどってきている状況を考えると、XPもまだまだ生き残るでしょう。
来年出るはずの次期Windowsも、すぐに手を出すと初心者は痛い目に遭う可能性が高いので、様子見をお薦めします。
これから3年使うつもりなら、私はXPでも大丈夫だと思います。

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2005年7月17日 (日)

青空をキャンバスに!

AQ018_S最近のポカリスエットのTVCMはご覧になりましたか?
TVドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」綾瀬はるかさんが、白いビキニで海へ飛び込むシーンを演じています。
髪をショートカットにしてイメージチェンジして、新鮮な感じですね。

で、その海のバックに、青空に飛行機雲で「POCARI SWEAT」という文字が浮かぶ、という締め。
この空中文字をスカイタイピングと言うそうです。
ちなみにローマ字カナ変換はありません(笑)。

そのスカイタイピングが、なんとこの夏日本各地で実施されるそうです!

で、その情報もやはりブログとして公開されるそうです。
写真に撮って、トラックバックコンテストもするそうです。
ブログ活用の典型的な例ですね(^o^)

詳細情報のサイトはこちら。

SKY MESSAGE BLOG :ポカリスエット 大塚製薬

アメブロですね(^_^;

ポカリスエット公式サイトはこちら。

ポカリスエット 水の国 :大塚製薬

まずは7月18日(月)、海の日の祝日からスタートです。
この日の予定は、東京23区、千葉/九十九里、横浜/逗子 らしいです。
ただし、当然のことながら、曇りや雨、強風により中止になる可能性はあります。

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この情報、ビッグコミックスピリッツという週刊マンガ誌の「気まぐれコンセプト」という連載記事に載っていたものです。
(それにしても、ホイチョイ・プロダクションって、映画とか作っている著名なところなのに、ホームページって見当たりませんね…探し方がまずいのかな?)

なんとまぁ、あのスカイタイピングの1文字って、400メートル四方もあるそうです。
(東京ドーム4個分と表現してますが…)
距離にすると、今回の「POCARI SWEAT」の文字を書ききるのに、渋谷駅上空から最初の「P」が始まるとすると、まず「I」が終わるのが六本木ヒルズあたりで、「E」が東京タワー上空で、最後の「T」は新橋駅のちょっと手前、なんだそうな。
で、その文字を高度3000メートルで書くので、遠くからでもはっきり読めるそうです。

ところで、高度3000メートルといっても、電気のコードが3000メートルもあるわけではありません…おやじギャグばかりですみません(^^ゞ

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こちらで一番近いのは、神戸の7月28日(木)。
さて見れるかな?
もし見れるようなら、コンテストに参加してみましょうかね。

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2005年7月16日 (土)

ナイター観戦。

D1000001昨日は甲子園へナイター観戦に行きました。
娘の学校の、学童保育関係のお付き合いで行ってきました。
本来は野球をわざわざ観に行くほどの野球ファンではないんですが(^_^;

でも、球場へ行ってみて、初めて知ったことも多かったので、結構楽しめました。
その辺を書いてみます。

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とっても熱狂的な阪神ファンのおかーさんがおられまして、30人ほどで4段の席をまとめて取ってもらっていたのですが、場所は一塁側アルプススタンド(内野席と外野席の間)の最上段でした。
たまたまだったんですが、後ろに気を遣うこともなく、存分に楽しめました。

そしていよいよ試合開始。

よくナイター中継では、応援の手拍子(というかメガホン拍子)が見事なぐらい揃っているのをよく聞きますが、てっきりあれは一部の応援団のみがやっているもんだと思っていましたが、違うんですね。
外野席の最下段、アルプススタンド寄りに、ちゃーんと「指揮者」がいました。
そしてスタンドの通路のところに、サブの「指揮者」がいました。
もうスタンド全体の数万人で応援歌やらメガホン拍子やらが動くわけです。
最上段から見てましたので、その辺がはっきりとわかって、面白かったです。

また、応援は基本的に阪神の攻撃時にやってます。
相手チーム(今回は広島)の攻撃時は、ほとんど休憩時間でしたね(^_^;
皆さんトイレに行ったりタバコを吸いに行ったり(スタンド内は禁煙なのです)飲み物や食べ物を買ったりしてました。

スタンドに売りに来てるビールは、500mlの缶ビールですが、紙コップに移してくれます。
その注ぎ方がうまいのか、泡がよく立っていて、なかなかおいしかったですね。
1杯600円でしたが…(+_+)
ビールなどの飲み物は、ある程度はあらかじめ持ち込んだ方がよさそうです。

この日の試合は、1回の阪神の攻撃から打者が一巡し、満塁続きで、しかも何度も4ボールが出て、1回の攻撃とは思えない勢いでした。
というか、広島の守備が情けなかったようですが…。

そして、選手それぞれに応援歌とメガホンの振り方が決まっているようです。
みなさんしっかり覚えてから球場に来るようですが、私はズブの素人ですので、周りのやってることに合わせるので必死でしたが、1回から一巡する勢いだったので、そのテンションにすっかり酔わせてもらいました。
普段はテレビ中継も観ないのですが、たまにはこうして生で観て、応援に参加するのもいいもんですね。
今回は子供連れで行きましたので、周りの人が気遣って応援グッズを貸してくれたりしました。
なんでも、みんな阪神ファン同士なので、全然知らない人でもその場ですっかりお友達になってしまうらしい(笑)。

D1000002そして7回の阪神の攻撃前。
みんなあわただしく風船を膨らませ始めました。
そうです。7回恒例の風船飛ばしです(笑)。
これがまた、その前の広島の攻撃が全然片付かなくて、もうとにかく風船を持っているのが疲れるぐらいでした。

そして広島の攻撃が終わり、合図とともに風船発射!!

風船がスタンド上空を飛び交うわけですが、当然ながらグランドへも飛んでいくものもあります。
一応その辺は想定の範囲内らしく、風船が飛ぶ前に、職員がグランドに待ち構えてました。
グランド内に落ちた風船を拾ってました。お疲れ様です。

そして9回表、広島の攻撃。14対5。
なんと9点もの差を開けたままなので、もう勝ちは確定したも同然。
そしてまたみんながあわただしく風船を取り出しました。
僕はナイター中継とか見ないので知らなかったんですが、阪神の勝利が確定したら、また風船を飛ばすらしいのです。
広島の攻撃が0点で終わり、阪神の勝利!
またもスタンドを風船が舞いました。

また各選手の応援歌がメドレーで歌われて、「六甲おろし」の大合唱。
ヒーローインタビューがあったんですが、そのコメントの中に「10時までに終われてよかったです!」というのがあった。
なにやら、10時を過ぎると鳴り物禁止らしいのです…。
知らんかった~。

それにしても、これだけ大差で勝ったので、ファンでなかった人も含めて、みんな上機嫌でした。
でも、チケット手配をしてくれたおかーさんいわくは、「4ボールが多すぎたし、あまりこっちが押せ押せで勝ったわけじゃなかったから、おもろなかったなー」と言いながらも上機嫌。
帰りの電車の中でも、彼女は他の見知らぬ阪神ファンのおっちゃんと話が盛り上がってました(笑)。
明石にたどり着いたのは、結局日付が変わる直前。
低学年の子供たちは、さすがにダウンしてました…。

でも、球場の楽しい雰囲気にすっかり酔ってしまった夜でした。
もともと野球には興味ないんですが、ああやってみんなでわいわい言いながら、というのも悪くないですね。
また来年あたりにできれば、ってとこですね。

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2005年7月13日 (水)

avast!ユーザーの方へ。(誤検出)

「2005年3月と6月のバックナンバーを開くと、トロイの木馬の警告が出ます!ウィルス対策ソフトはavast!version4.6 Home Editionです」

という報告を、何件もいただくようになりました。
Win32:Mhtplo-8 [Trj]
というトロイの木馬が検出される、というもの。

記事にも書いているんですが、これはavast!の誤検出です。

具体的には、

avast!の誤検出。 :2005年6月13日 (月)
痛恨のリカバリー。その2 :2005年3月3日 (木)

この2つの記事。
これには、avast!が誤検出を起こすNGワードが含まれています。

それについて調査をした過程を書いたのが6月13日の記事なので、とりあえず検出されたトロイの木馬が「Win32:Mhtplo-8 [Trj]」であれば、無視して警告を閉じてご参照ください。

ご迷惑をおかけしますが、あくまでもavast!に限った誤検出なので、記事の修正の予定はありませんので、よろしくお願いいたします。

追記:
ノートンやマカフィーなどの大手ソフトでも、該当記事での誤検出が報告されています。
当ブログの他の記事を閲覧していて何も出ないようでしたら、誤検出の可能性がかなり高いと思われます。
実際、誤検出であることは確認済みです。

もし「記事のウイルス検出」のご報告をいただく場合は、他の記事での検出状況と併せてご報告ください。
また、ウイルス対策ソフトメーカーへの報告も、必ず平行して行なってください。

参考までに、ウチでお勧めしているセキュリティ対策ソフトはウイルスセキュリティZEROです。

価格の安さで不安がられる方もおられますが、はっきり言って、メジャーどころのノートンやウィルスバスターに比べて、動作の軽さ・快適さは比較になりませんし、実用上の性能も遜色ありません。
私の勧めで乗換えをされた方は、みな口をそろえて
「快適になった!」
「ウザい警告が目立たなくなった!」

と満足しておられます。
ノートンやウィルスバスターの更新で、料金の高さに躊躇されている方は、ぜひこちらでお求めを。
ウイルスセキュリティZERO (3台まで使える新パッケージ版)
ウイルスセキュリティZERO (3台まで使える新パッケージ版)

追記:
このソフトは、基本的には一般家庭ユーザー向けのものです。
それなりの知識のある方や、業務用途のパソコンへインストール目的の方は、検証が必要です。
メーカーサイトで日数限定無料お試し版を先にご利用ください。
いずれにしても、ご判断はご自身で。
動作不具合のお問い合わせ等はメーカーへお願いします。

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2005年7月12日 (火)

会計ソフトの不安要素。

今回お伺いしたお客様は、自営業で、確定申告を専用ソフトで行われています。
パソコンが壊れて買い換えたのはいいんですが、壊れたパソコンのハードディスク内に帳簿データが残されていたので、それを何とかしようということでお伺いしました。

こういう話はたしかによくあることなのですが、今回気になったのは、パソコンの進化と深く関わりのある、かなりありがちな頭の痛い話。

帳簿用ソフトは、某有名データベースソフトを利用したアプリケーション版。
とりあえず、説明書を見せてもらったが、どうも「バックアップ」という操作をしておかないと、インポートができないらしい。
しかし、すでにパソコンは壊れてしまっているので、外付けハードディスクの状態では、アプリケーションの起動などできない。
さぁこれは困った。
まだベースとなった某データベースソフト本体があれば、それなりにいじれるんだろうけど、本体の存在しないアプリケーション版なので、本体があるわけもなく、このままでは「データはあっても開けない」という、かなり情けない状態に陥る。

一応、ソフトのメーカーに問い合わせました。
なにやらサポートが別会社に移管されていました。
うーむ、嫌な予感が…。

「こちらではそのソフトは2003以降の情報しかございませんが、できる範囲でサポートさせていただきます」
…やっぱり。
このソフト、実は2001年版なのです…。

あれやこれやと、今出ている画面などの説明をして、残っているデータの状況などを説明して、いったん電話を切られて折り返しかかってきた電話で出た結論が…
「バックアップ操作をされていなかった状態では、残念ながら、移行をさせることができません
…(-_-;

現実的な話をすると、基本的に、青色申告の場合は、5年ないし7年の帳簿保存義務があります。
毎年バージョンアップしていくソフト買い換え続けなければ、データの読み出しもままならないなんて、なんか間違ってないですか?
パソコンだって壊れるし、バックアップ取ってない現行のファイルぐらい簡単に読み出せるようにして欲しいものです。
というよりは、最長7年も保存しておかなければならないんだから、たかだか2年程でサポートを打ち切るのはおかしいですよね。
プリントアウトしておく、というのもいいのかもしれないが、なんだか意味合いが違うような。

私はずっと専用ソフトを使わずに、エクセルでなんとかやってます。
バックアップも楽だし、汎用のデータなので、読めなくなるということもありません。
凝ったデータベースソフトで簡単に使えるようにしてくれているソフトは、確かに日常業務を楽にしてくれるんでしょうけど、いざという時に融通の利かないシステムでは、ちょっとリスクが高すぎますよね。
たとえバックアップを取っていても、ソフトのサポートが打ち切られたら役に立たなくなる可能性があるのでは、バックアップの意味がなくなるというものです。

たかが会計ソフトで、こんな落とし穴があるとは思いもしませんでした…。

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2005年7月11日 (月)

InternetExplorerの不正な処理とHDDの寿命。

今回のお呼びは、「昨日まで何ともなかったのに、今日になってInternetExplorerが『不正な処理をしましたので強制終了します』と出てホームページが見れないんです」という内容。

「不正な処理をしましたので」って…最近聞きませんねぇ。
でも、それだけでWindows98のトラブルだってわかってしまいますね(^_^;

「もらい物のパソコンなので、あまり費用はかけたくないんですが…」
とのことでしたが、料金の説明をした上でお呼びいただけたので、とにかくお伺いしてみました。

起動してみると、Windowsのマウスカーソルが出る前に、なにやらスキャンディスクの起動をするとかいうメッセージが。
何かキーを押せと出るので押したら、一瞬青画面が出て、通常起動に入ります。

変だな、とは思ったんですが…結果的にはスキャンディスクで直りました。

最近あまりにも多い悪性スパイウェア・アドウェアが原因か、といつも通りHijackThisで起動項目をチェックしたら、オンラインゲームのものと思しきアドレスがいくつか見受けられましたが、DialerXという決定的な名前のURLを含むものに関しては、有無を言わさず消去しました。
それが原因だとはちょっと思えなかったんですが。

あとはウィルスチェックやら、InternetExplorerのバージョンを5から6へアップグレードしたりしましたが同じ。

こうなると、あとはインターネット一時ファイルの削除かな、と思ってインターネットオプションから削除をかけたが…インターネットオプションのエラーで削除できない。

…こりゃ一時ファイルが壊れたんだな。

改めてスキャンディスクをWindows上から実施。
通常のチェックでもエラーが出ていたが修復しても事態は変わらず。
詳細のチェックで修復をやり直して、なんとかインターネット一時ファイルの削除に成功。
あとは問題無しに使えるようになりました。

で、インストールされていたウイルスセキュリティ2005の期限がこの3月で切れていたのでどうするか聞いてみたんですが、

「こんな調子だといつ買い換えになるかわからないので、買い替え時期が決まってから考えます」

まぁそうですね(^_^;
もらい物のパソコンで、あまりお金はかけたくないですもんね…。

しかし、MMXペンティアムのWindows98マシンですので、かなり使い込んでいるほうです。
それでも不良セクター無しで、今回のエラーもスキャンディスクで回避できた、というのは運がいいほうです。

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本件に絡み、ハードディスクの寿命の話をしてみましょう。

こちらのお客さんにも質問されたんですが、パソコンってどれぐらい使えるものなのか?という疑問には、

HDDに関する知識(エラー/故障/障害例など) :ハードディスクメンテナンス
ハードディスクに愛を :Take IT Easy 株式会社三菱総合研究所

にも書いてありますが、一般的にはハードディスクの寿命はおおむね5年程度です。

それも放熱状態のいいものに限った話で、放熱状態がよくないと、3年も持たないこともあります。
3年を過ぎると故障率が上がり、5年を過ぎるとさらに上がっていくので、5年以上稼動しているとしても、それはいつ壊れてもおかしくない、ということなので、油断はできません。
でも、MTBF(平均故障間隔)は「20万時間以上」などと書いてある場合もあります。
これは計算すると、1年の時間は、24時間×235(日)=8760時間なので、20万時間というのは、22年以上に相当します。
しかし、現実的には、動作温度により著しく寿命が縮みます。先の記事には、15度上昇すると寿命は半分になってしまう、との調査結果も。
放熱対策はやはり重要ですね。

外気取り入れ口がホコリだらけで詰まってしまっていては、パソコンの寿命も縮むようです。
皆さん気をつけましょう。

2005年07月11日(月) ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月10日 (日)

雷サージの恐怖。

thunder01先日、明石市近辺がかなり派手な雷雨に見舞われました。
その翌日。

「昨日の雷の直後に、パソコンが起動しなくなっちゃったんです…」

やっぱりきたか…って感じでしたが、よくお話を聞いてみると、どうやら家の近所、それも数10メートルしか離れていない電柱に落ちたそうです。
そりゃ何もないほうがおかしい。
ということでお伺いしてみました。

お伺いしてみたら、確かに起動しません。
雷の直前までは使えていた、すぐ隣においてあるYahoo!BBモデムもやられてしまっていた、という状況から考えても、電源周りがやられたのは、おそらく確実でしょう。
とりあえず筐体をあけて、電源ユニットに鼻を近づけてかいでみると、かなり焦げ臭いニオイが。
一応、電源チェック用の治具を使い、電圧が出ているか見てみましたが、やっぱりダメ。
お客さんも、なにぶんWindows98のパソコンなのでそろそろ買い替えを、と考えておられたらしく、1も2もなく修理を断念されました。

しかし、ハードディスク内のデータ、デジカメデータや商売の経理データや住所録はないと困る、ということでハードディスクが生きているかどうかをチェックしてみました。
何とか生きていましたので、買い換えたパソコンにデータを移し変える作業をすることになりました。

作業をしながら、落雷の状況を聞いてみたんですが、すぐそこに落ちたので、物凄い音と地響きがあったそうです。
確かにウチの近所でも、雷光が見えて雷鳴が聞こえるまでに1~2秒しかかからなかった状態が続いたので、こっちにこないかとビクビクしていたんですけどね…。

ちなみに、雷サージ対策って、どういうのが正しいのかを調べてみました。

特集・システムをダウンさせる雷サージ :ITKeeper研究所

これによると、避雷針があっても、建物全体のアースが適切でない場合は、地面を通じてアースから電流が逆流して、IT機器にダメージを与えるらしい。
よくパソコンも「必ずアースの接続をしてください」と書いてありますが、この場合のアースは、あくまでも「人間の安全」のためであり、残念ながら機械の保護のためではないようです。
実は、今回のお客さんは、珍しく緑色のアース線で、筐体アースを接続されていたのです。
この現象から考えると、もしかしたら誘導サージではなく、アースからの逆流サージでやられた可能性もあるのかもしれません。
リンク先の記事から考えると、もし近隣に落雷したら、アース電位をあわせることなんて不可能なので、結局はアースが原因で壊れることもある、ということにもなります。
こうなると、アースで人体を守るのがいいのか、アースせずに機械を守るのがいいのか…。

コンセントからのサージを防止する機械なども確かにあるんですが、これも1~2発のサージで交換が必要になる場合もある、ということを理解して使っている人も少ないはずです。
また、屋外に設置した監視カメラからサージが侵入して機械が焼けた、という事例もあるらしいです。
雷サージは物理的現象なので、的確に弱いところから侵入し、そのパワーが減衰するまで拡散を続けます。
…なんだか聞いたことがありますね。
そう、概念はウイルスセキュリティ2005などのインストールをするパソコンのセキュリティ対策と全く同じなのです。

雷対策という点で言えば、とっさのサージに的確に対処する必要があるなら、確実なサージ対策をしておかなければなりません。
家庭であれば、雷が近い場合は、とにかくコンセントから電源プラグを抜き、電話線のモジュラージャックを抜いておくこと。
メインブレーカーを切るのも効果的かもしれませんが、万全だとはいえません。
家に居るときはまだいいのですが、外出中に雷サージ被害に遭うと、アウトです。
…いや、駄洒落じゃないんですが(^_^;)

これからの季節、落雷が増えますので、改めて雷サージ対策を考えてみてもいいのかもしれません。
でも、これもパソコンのセキュリティ対策と同じであり、100%確実な対策というのはどこにもありません。
だからといって無防備ではみすみすやられてしまうだけなので、それなりの対策は講じた方がいい、ということですね。

2005年07月10日(日) ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年7月 7日 (木)

子供の選択肢。

01AH23前の記事「パソコンを取り巻く教育環境と対人スキル。(ローマ字打ちvsカナ打ち。続き。)」の続き。

元記事に関連して、
Re: もっと早くからローマ字を(@校長・・学校のおやぢ)他3件 :親指シフトウォッチ
親指シフトウォッチさんから・・・ :水城珠洲の日記(2nd)
もっと早くからローマ字を :校長・・学校のおやぢ
など、いくつかのブログを訪問してみました。

どうもローマ字入力というものを完全に敵視しているカナ入力の人って、やっぱり多いようですね。
まぁ気持ちはわかるんですけどね…。

前の記事に書いた通りで、さらなる改善の研究はいろんなところでされています。
それだけ現状の日本語入力は、とても「完成されたもの」とは言いがたく、さまざまな問題を抱えたままとなっているわけです。

ところが、何人かの人のブログやそれに付いたコメントでは、キー入力方式の問題ではなく、ローマ字教育がどうだ、ローマ字だと脳の使い方がどうだ、と、論点が完全に脱線転覆状態。
そして最も違和感を感じたのは、「日本語入力方式について子供にも選択肢を与えるべきだ」というもの。
書いた人はもちろん、他の誰もあまり違和感を感じていない様子。

うーん、そんな話までしてるのに、本来出るはずのもっと別の議論が出ないのは…きっとローマ字入力しかしない人が「それしかない」と思い込んでいるのと同様、すっかり洗脳されているからなのかもしれませんね。
かな入力支持派(=アンチローマ字入力派)の人で、そのことに気が付いている人は少ないようです。

初めから乱暴な意見を言わせてもらえれば…

「子供の選択肢」の話をするぐらいなら、日本語入力方式の話なんて本当に些細な問題です。
日本語入力のよりよい入力方式を考えたいのなら、現状を顧みない馬鹿げた「アンチローマ字論」を今すぐやめるべきです。

その辺を少しだけ突っ込んで書いてみます。

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軽い部分から入ってみると…
どうもMS-IMEとATOKの違いについて、かなり軽視されている方がほとんどです。
この2つは、ローマ字でもかなでも関係なく使えるのですが、「日本語入力」という観点で考えると、完全に似て非なるものである、ということを。
入力確定と文節調整のキーが全く違うため、同じように使おうとしても、全く使えなくて、慣れている方と違うのを使うと、物凄くストレスがたまります。
私が実用的な連文節変換を使うようになったのは、Windows以前の、PC9801のMS-DOS3.xあたりで動いていた一太郎についていたATOKでした。
ですから、ATOKの変換方式は結構使っていたほうです。
でも、時代はWindowsへ、Wordへ、と移っていき、ATOKはどんどん使う機会がなくなり、今では完全にMS-IME一辺倒です。
たまにATOKを使うと、かなりイライラします。
とはいえ、MS-IMEが日本語入力としてすばらしいものかどうか?という話になると、決してそうだとは思っていません。
アホな変換を何度も繰り返しますし。
だからといって、「ATOKもあるんだぞ」と学校で教えるのはどうかと思います。
ジャストシステムの回し者じゃあるまいし、なんでそんなことをしなければならないのか?と思います。

それに、どうしたわけか、学校関係者は一太郎愛好者が多く、大量においてある学校のパソコン全てに、わざわざ公費を投入してATOKをインストールしてあることがある、というのが不思議で仕方がない。
そして子供にMS-IMEではなくATOKを使うように強要していたならば、これこそ自分がATOKしか使えない、という「教える側の都合」以外の何物でもない。
まぁ教材ソフトに「一太郎スマイル」を使っているならまだしも…。

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さて、もっと根本的な話。

まぁ、「アンチローマ字」を推し進めていくにあたって、こっちの議論は都合が悪いから目をつぶっているんでしょうが、「子供の選択肢」という点を含めるのなら、無視できない議論となるのは…。
もうお気づきかと思いますが、

「教育に使うパソコンはWindowsで本当にいいのか?」

という話。

単純な質問です。

なぜあなたはWindowsを使っているんですか?
どうしてMacintoshやLinuxを使わないのですか?
Windowsを使っているのなら、慣れるのは簡単ですよ?

ローマ字入力とかな入力に関しても、大した違いはないことに気がつきませんか?
学校でWindowsを使うのも、理由としては同じはずです。
「教える側の都合」以外の何物でもないのです。
パソコンのOSは、Windowsばかりじゃないのです。
かなり少数だと思いますが、「家にあるパソコンが全てMacintoshだ」という家だって無くはないのです。
それが問題とならないのは、「学校にあるのはどうしてウチと同じマッキントッシュじゃないんですか?」と聞いてくる子供がほとんどいないから。

優れているかどうかなんて、正直どうでもいいのです。
一般に広く流通しているものだけを教えればそれでよい。
そういうものなのです。

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一般に広く流通しているから、というだけでそれしかやらない、という例は他にもあります。

外国語教育なんかは典型的です。
単に「公用語だから」というだけで英語しか教えていません。

これだけでは、すぐお隣の韓国・北朝鮮はもちろん、台湾・中国ですら会話が成り立ちません。
教育における子供の選択肢、という点では、完全にそれらの機会を奪っていることになります。
また、最近の傾向でしょうか、フィリピン人・ブラジル人が親だ、という子供も少なからずいるので、総合学習の時間でタガログ語だとかスペイン語の紹介をすることもあるようです。

現行のWindowsには、韓国語のIMEを搭載することも簡単にできるようになっています。
つまり、韓国語はパソコン教育に組み込むことができる下地がある、ということです。
でもそれをやらないのはなぜか?
覚えても日常で触れることがほとんどない、教える側がほとんど知らない、そして何よりも指導要綱に載ってないからです。

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ローマ字入力も全く同じです。
学校でもローマ字入力を推奨しているのは、教える側の都合。
それ以外の何物でもないのです。

ローマ字入力を否定するのは個人の勝手です。
でも、個人の勝手な持論を教育現場に持ち込んで、それを他人に強要するのが正しいこととはいえない。
教わる側からすれば、押し付けられるものが変わっただけ。

「カナ入力もあるよ」と教えるように、と提唱するのも個人の勝手。
でも、それをするなら、他の分野でも同じようにやらなければならない。
外国には、アルファベットだけじゃなくハングル文字もあればアラビア文字もある、といった具合に。
教わる側からすれば、「メジャーなものだけでいいよ」と思うのは否定できない。

学校の授業からそろばんがなくなってしまったのはなぜか?
簡単な話です。
もう誰も使っていないから。
それどころか、算数の授業のためだけに「分数の計算」のできる電卓まで出てくる始末。
そんなもん、実生活のどこで使うんだ?って突っ込みたくなりませんか?(笑)
電卓なんかより、パソコンなんかより、そろばんの方が絶対に脳の発育に良い。
まぁ割と知られた話なんですが、小学校では、そろばん教育をほぼ完全に排除しました。

日本語入力と脳の関係を説くのなら、こっちの方がよっぽど憂慮すべきことじゃないんでしょうかね。

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長々と書いてしまいましたが、結論を言えば、

たかがローマ字入力程度で、ここぞとばかりに学校教育の批判をしなさんな。

ってことですね。
ローマ字だカナだ、と方式の優劣を論議しあうのは勝手だけど、それしか見てない状態で、学校教育うんぬんと語るのは感心しません。
パソコンの日本語入力方式以外に、子供に選択肢を増やす必要のあることは山ほどあるのです。
でも、時間も教員も、無限に存在するわけではないのです。

ローマ字教育は、私個人としては必要だと考えています。
「50音表」が存在する限り、ローマ字の解説は必要不可欠だからです。
なぜ「あ、か、さ、た、な…」と列が分かれるのか?
ローマ字抜きにこれ(母音・子音)の解説はできません。
それが必要ないなら、50音表だって必要ないでしょう。
英語教育なんて何の関係もありません。
あれは全く言語体系の違う言語なので、ローマ字を知っているとか知らないとかは、ほとんど関係ありません。
せいぜい、中学校の英語の授業で自分の名前や日本の地名を英語表記にする時に、一から日本語の50音(+拗音濁音半濁音など)との関連を詳しく教える時間が省けるかどうか程度のこと。

まぁ、教育関係者でこの程度のことすら気付いていない人も意外と多いので、話をしていて情けなくなることも多いです。
こういう人が「でかい声の人」だったりすると、「教育の質が落ちた」と言われても仕方がないでしょうね…。

最後にアンチローマ字の人へもう一度質問します。

なぜあなたはWindowsを使っているんですか?
どうしてMacintoshやLinuxを使わないのですか?
Windowsを使っているのなら、慣れるのは簡単ですよ?

アンチローマ字を説いてまわるなら、この程度の質問に明確な意見を持っていないと、単なる趣味の押し付けとしか聞いてくれないでしょう。

「議論」自体は悪いことではない、と考えます。
ただ、「趣味の押し付け」では誰も共感しませんよ、ということです。

2005年07月07日(木) ウェブログ・ココログ関連, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (7) | トラックバック (8)

2005年7月 5日 (火)

パソコンを取り巻く教育環境と対人スキル。(ローマ字打ちvsカナ打ち。続き。)

01AH11ブログって、匿名でいくらでも好き勝手に書ける、という特性があるから、どうしても仕方ないんでしょうけど…こうやってこそこそしてる人って、やっぱり多いもんなんでしょうねぇ…。

憂慮すべき事態は現場で起きてるんですけど? :かな打!

当事者じゃない人たちがなにやらもりあがっていますよ。 (中略) こそ〜りと記録。

ところで「こそ~り」って日本語、変ですよねぇ。
まさかこんな言葉遣いを平気でする人が教育現場にいるとも思えないのですが…。

インターネットが生活に浸透するようになってからというもの、こういう言葉遣いを見かけるたびに、キーボードの正しい打ち方以前に、日本語の正しい使い方を考えた方がいいんじゃないか?と思ってしまいます。
「トンデモ」も同様。これも変な言葉ですよね。

このブログの筆者の方、延々と「ローマ字入力に対するネガティブキャンペーン」を展開し続けています。
よくもまぁ、そこまで長期間にわたりネガティブな意見をつづり続けることができるもんだと感心してしまいます。
また、時には相手のブログに押しかけてローマ字入力にケチをつけまくって、とにかく「ローマ字入力はダメだ、カナ入力にしろ」の一点張り。
これでしかストレスの発散ができないんじゃないか?と心配になります。
でも、最近流行のブログ出版なんかしてみたら、さぞかし爆笑本になるでしょうね(笑)。
…あ、失礼。笑っちゃダメですね。

それはいいとして。

以前、私が関った学校教育現場を見ていて思ったことを書いてみます。

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私は何度か書いていますが、パソコンの日本語入力に関しては、どれが優れているとか、どれは絶対にダメだとか、そういう決め付けをしていません。
どれもそれぞれに特性や、便利である事情があるので、一概に否定することはできないのです。
でも、学校であれパソコンスクールであれ、ローマ字入力がどちらかと言うと主流で、かな入力を教えないことが多いのは否めない事実です。

小学校でかな入力を教えないところがあるのは、それなりの事情があるのです。
対応があちこちバラバラみたいですので、ほとんどの教育委員会がそうなんだろうと思いますが、きちんとした指導のできる識者がいるわけではないのは確かなのでしょう。
無理もありません。
識者もいろいろで、知識だけの人はたくさんいても、対人スキルを含めた指導力まで兼ね備えた人はなかなかいませんから。

先の記事(5月27日の記事「ローマ字打ちvsカナ打ち。」)にも書きましたが、得てして「パソコンの知識を持っている」と周囲から見られている人というのは、変に声がでかい(自分の主張をやたら押し付ける)という傾向にあり、自分の好みで周りを染めようとします。
要は、自分以上の知識を持つ人がいないので「お山の大将」状態なわけです。
こういう人が「かな入力だ!」と言えばかな入力になり、「ローマ字入力だ!」と言えばローマ字入力になる、そういうものです。

その結果、学校などの教育現場では、パソコンの「お山の大将」教員が、みんなが授業で使うパソコンルームを、他人には触れない、ガチガチに作り込んだ環境を作り上げてしまうことが多いようです。
それに、いつまでもその人がその学校のパソコン環境の面倒を見れるわけでもないのに、ドキュメントも残さずに、転勤となり、そこを去ってしまうのです。
「立つ鳥後を濁さず」じゃないんですよね。「後は野となれ山となれ」もしくは「旅の恥はかきすて」ってところですね。

小学校に実際に教員として居る人に教えてもらった隠語がありました。

「優勝旗」
意味:(言動などに問題があって)一校にとどまらず転々としている先生を表現する言葉。

なるほどー(笑)
…そんなことはどうでもいいんですが。

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学校の授業というのは、確かに教員個人の裁量に任される部分もかなり多いのですが、教える内容は「教育指導要綱」に則っていなければならないのです。
これは文部科学省が決めたものですから、逆らいようがありません。
でも、パソコンに関して言えば、小学校の1年生から触らせる学校もあれば、高学年でないと触らせない学校もあります。
つまりこの辺は、明確な指導要綱の記述がない、自治体ごとの各教育委員会によって対応がまちまちな部分。
でも高校では「情報」という科目ができているので、生徒の知識に差があろうとなかろうと、一斉にそこそこの応用部分から授業が始まります。
いずれ小学校も「情報」という科目が正式に入るようになるのであろうと思われますが、今は、同じ学校の中ででもディジタルディバイドが発生している状態です。

どういうことかというと…
子供たちにしっかり教えられるほどのパソコンの知識がある先生であれば、パソコンの置いてある教室へしばしば足を運ぶこともあり、生徒はパソコンに触れる機会をたくさん得られますが、自分がまったくパソコンを触れられないような先生だと、教育委員会から指示された「パソコン用の時間」以外はパソコンの置いてある教室に行こうとしません。
ですので、文部科学省がきちんとした指導要綱を小中学校に出さない限り、先生たちのディジタルデバイドが、そのまま生徒に伝播し続けることになるのです。

しかし、指導要綱を出すためには、全国の学校の設備が同じレベルになっている必要があります。
ところが、自治体や学校によっては、予算が足りなくて、パソコンが二人1台体制ですらままならない場合も少なくありません。
そんな状態でもう何年も経っているため、逆に早くから設備の整っている学校だと、今度は設備更新が必要となってくる学校も決して少なくはない状態です。
つまり、時間が経てばたつほどお金がかかる事態になっているのです。
そりゃ文科省もうかつな形で指導要綱に載せられんよなー…。

かといって、パソコンが使えない先生を、授業に立てるぐらいにまで指導する時間をショートカットすべく、私が受け持ったようなIT教育指導補助員といった、パソコンに詳しい人を派遣すると、パソコンを使えない先生は、完全に丸投げしてしまい、ますますパソコンに触らなくなります。
この辺のさじ加減も、かなり難しいのです。

私はそんな現場から離れて数年経ちますが、私の行っていた学校は、まもなく設備更新で新たな問題を抱えることになっています。
全てを新しくするために、設備に対するお金がかかるのはもちろん、教育用の教材ソフトも当然変わってしまうため、いろんなやり方が全て一から組みなおしになるのです。
知識のある人は、そこはそれなりにうまく切り抜けられますが、残念ながら知識のない人の方がほとんどなので、先生の指導に半端じゃない手間がかかることになります。

つまり、かな入力だローマ字入力だ、というのは目先の些細な問題の1つでしかないのです。

まぁ、かな入力だローマ字入力だ、なーんてそれだけを取り上げてブツブツ言ってるだけなら楽でいいと思いますけどね。
だから私は、今は「どれでもいいから教えやすいやり方で教えてやればいい」と思いますし、現状では「そんな議論に意味はない」と思う次第です。


学校でローマ字入力を教えていることに対し、そんな長期間ネガティブキャンペーンをやるほど文句があるのなら、ブログやら掲示板なんかでこそこそと、目に付いた人に対して不愉快な独り言を落書きしてないで、地元の教育委員会だとか、文部科学省だとかに、堂々と文句をねじ込みに行けばいい、と思います。
私には、この件でそこまでする義理もありませんし、自分の力だけではどうしようもないとわかっているので、そこまでやらないだけです。
というよりは、たかだか「ローマ字入力だ」「かな入力だ」だけのことで長期間労力を割くことの方が馬鹿馬鹿しいと考えています。
同じやるなら、もっと大きなことで関っていきたいものです。

大きな悪に対して、たった一人で正論を振りかざすことが絶対的な正義ではないのです。
ルールを変えたいのなら、仲間を作り、力をつけて、ルールを作る側に入り込んでやればいいのです。
それが明確な目標なら、人はついてきます。
それをせずに、底辺で暴れているような人についてくる人はいませんよ。

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理解できない人がいるとまたグチャグチャ書かれますのではっきり書いておきますが、これは「日本語入力方式の更なる進化に対する研究」を否定しているわけではありません。

そういうのを研究するための機関・団体はきちんと存在しますし、そこでは利益うんぬんではなく、研究することに対して予算を充てられているので、きっちり研究してもらわないと、逆に困るのです。
また、パソコンのメーカーなどでも日本語入力の研究は、利益は出ないものの、企業努力としてやっているものと思います。
そこは将来の利益を見込んでのことですので、せいぜいがんばっていいものを作ってくれれば、と思います。

そういうところに関っている人の意見なら、まだそれなりの評価をできるんですが、いろんな事情を考えもせず、思い込みや個人的な好みだけで、「ローマ字入力は悪だ、かな入力にしろ」と手当たり次第に吼えまくっているのはどうかと思います。
まさに「井の中の蛙、大海を知らず」です。

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おまけ。

ココロの運転技能チェック :Dr赤ひげ.COM

結果が出るまでの反応はちょっと遅いのですが、こういうチェックもあるので、試してみてはいかがでしょう。
ちなみに私は、

自己肯定スキル総合 69
対人スキル総合 56
ストレス対処スキル総合 70

総合評価は65点で、3項目とも「まずまず」でした(笑)。

ちなみに、それぞれの項目の解説を引用しておきます。

自己肯定スキルとは?
自分を肯定的にとらえる力です。このスキルが高い人は、いつも自信があり、夢や目標を持ち、否定的な状況でも肯定的な面を見出し、前向きに対処できます。自信や希望は安定感をもたらし、不安感を減らすでしょう。不安や恐れが少なければ、物事や人を柔軟に受け入れることができ、落ち着いて事態に対処できるようになります。逆にこのスキルが低いと、ちょっとしたことで動揺したり緊張したりしてしまうでしょう。

対人スキルとは?
他者と上手にかかわってゆく力です。このスキルが高い人は、相手も自分も肯定的にとらえ、お互いの人権や人格を尊重しつつ、必要なことについては話し合うことができ、相手の考え方や価値観を受け入れ共感する(またはそうしようと努力する)ことができます。

ストレス対処スキルとは?
心身のストレス解消力とストレス抵抗力を意味しています。このスキルが高い人は、一時的に大きなストレスがかかってもリラックスしたり適切に処理することができ、またはストレスがかかりそうな場面を上手にかわす技術が高く、過剰なストレス状態を持続させて心身に悪影響を及ぼす危険の少ない人と言えます。

2005年07月05日(火) ウェブログ・ココログ関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (2)

ナンバーディスプレイの落とし穴。

03_AW04私の遭遇したトラブルではありませんが、非常に興味深いトラブルなので、トラックバックさせていただきます。

ナンバーディスプレイが表示されない! :かりんのひとりごと

なんと、IP電話利用で、元のアナログ電話の番号だと番号表示が出ないというもの。

原因は「極性反転」だったわけですが、家庭に引き込まれている電話線は、通常2本でワンセットなんですが、これが実は極性があるのです。

普通に通話している分には、極性はどちらでもできたりするんですが、これが通信機器を使う分には、極性を間違うといろいろと不都合が出る場合がある、という一例ですね。

もう10数年前、私が出張族だった頃、まだ携帯電話の黎明期でモバイラーなんて言葉は一般的じゃなかった頃、パソコンを持ち歩きホテルや公衆電話に接続して通信してたことがありました。
その頃から(今でも)持ち歩いてる、モジュラージャックのチェッカーがあります。
適正電圧が出ているか、極性反転してないか、というチェッカー。
その名も「モデムセーバー」。
ホテルやデジタル回線なんかだと、冗談抜きでモデムが煙を吹くぐらいの高電圧が出ている場合があって、モデムを壊さないようにチェックするためのものなので、モデムセーバーって言うんでしょう。
当時はそれで以上があった際のための、極性反転や配線変換のアダプタみたいなものもあったんですが…。

そして時代は流れ、PHSや携帯電話がモバイル通信の主役となり、こんなチェッカーが役に立つ機会が減っているなぁ、とは思っていたんですが…。

-----

まぁ、ADSLの時代もいずれ終焉を迎えるのでしょうけど、ADSLが安価すぎて、なかなか光ファイバーの普及が進んでいません。
IP電話はその辺の起爆剤となりつつあるようですが、光ファイバーもまだまだいろんな制約があって現行のアナログ電話の完全な代替となりえないので、まだまだ二の足を踏む人も多いのが現状。

今はその辺の過渡期ですから、いろいろ問題もありますが、いろいろ面白い(興味深い、の方ね)状況も起こっているので、目が離せない…というか仕事で関っている以上、目を離してちゃいけないんですけど(笑)

2005年07月05日(火) ハードウェア不具合関連, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年7月 4日 (月)

Windowsが起動しない。画面が真っ黒のまま編

立て続けに発生した「Windowsが起動しないトラブル」の、今度は画面が真っ黒のままというもの。
電源を入れると、メーカーロゴは出てくるけど、その後に出てくるはずのWindowsロゴが出てこなくて、左上に文字入力のカーソルが1つ点滅したまま止まってしまう、という現象。

話を聞いてみたら、
「なんか、更新の適用がどうのと出ていたんだけど、クリックして更新をかけたら、いつまでたっても終わってくれないので、途中で電源を切ったんだよねぇ~そしたらこうなっちゃったよ」

うーむ(^_^;)
おそらくそれは、ServicePack2の適用だったんでしょう。
しかし、途中で止めちゃいかんでしょ…。
一応、ノートパソコンでしたから、電源ボタン長押しで切ったなら、ハードディスクが壊れる可能性はかなり低いのですが…。

こちらも電源を切ってからおかしくなったので、とりあえずPowerMaxを使ってチェック。
ノートパソコンの場合は、ハードディスクは東芝製か日立(IBM)製がほとんど。
古いものだと、富士通製のものもあったりしますが…。

PowerMaxが表示したハードディスクメーカーは、東芝でした。
とりあえずPowerMaxでチェックしてみました。
意外と時間はかかりましたが、まぁなんとかチェックは完了しました。
Basic Quick (90 Second) Testは問題なし。
Advanced Test (Full Scan Test)も問題なし。
ということで、ハードディスク自体には問題がないと一応考えましょう。

でも、全く起動プロセスに入らないとなると…一応ここでお客さんに聞いてみることにしました。
次の選択肢のうち、どれかを選んでください、と。

・中身(データ)はあきらめて、リカバリーをかけてしまう。(データはなくなるが最も早く確実に直る)
・中身をバックアップし、リカバリーして起動できるようにする。(時間はかかるがデータは残る)
・システムの不具合部分を修正して、何とか元通りにする。(どれぐらいかかるか時間が読めないが、元通りにはなる)

お客さんは、とりあえずデータはあきらめてもいい、と言われたので、説明書とリカバリディスクを引っ張り出し、いよいよリカバリー開始、という手順に入ろうとしました。

電源を入れて、メーカーロゴが出ている時にF12を押して、ノートパソコンの起動メニューを出してきて…そこで出てきたのが、WindowsXPの「拡張オプションメニュー」。
普通の構成のパソコンなら、起動時にF8を押せば出てくるもの。

この中にある「前回正常起動時の構成(正しく動作した最新の設定)」というのに目が留まった。
正直、トラブルの時にこれで直ったためしがないので、これででも起動すればラッキーか、と思ってそれを選択して起動してみたら…

なんと!正常に起動し始めたではないですか!!

やってみるもんですねぇ。
これで無事解決です。

なんか、こんなことならハードディスクのチェックなんてしなくてよかったんじゃ?って気もしましたが、とりあえず不安要因がなくなっているので、これで良しとしましょう。
念のため、何度か再起動を繰り返しましたが、特に問題なし。
すると、「ぽん」という音と共にタスクトレイから「更新の準備ができました。」という吹き出しが。
クリックしてチェックしてみると、やはりありました。ServicePack2が。
本来ならどこかのタイミングでやらなければならない作業ではありますし、ここで適用してみてもよかったんですが、時間がかかるのと、そこまでしなくてもいい、とおっしゃるので、とりあえずそのままということで。
まぁ実際、マイクロソフトも今後はServicePack適用のWindowsのみしか修正パッケージを用意しないようなので、今後のセキュリティホール修正ができないとはいえ、とりあえずはそのままでも動作はするわけで、かといって全く何の対策もしなければ、やはりウィルスなどにやられやすい状態になります。
せめてウィルス対策ソフトぐらいは…とウイルスセキュリティ2005をお勧めしたところ、すんなりお買い上げいただきました。
やはり価格の安さがポイントなんでしょうね。

しかし、なんとかリカバリーで一からやり直し、という事態を避けることができてよかったよかった。
何でも試してみるもんですねぇ。

2005年07月04日(月) ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット | | コメント (4) | トラックバック (0)

Windowsが起動しない。HAL.DLLがありません編

たまたまですが、「Windowsが起動しない」というトラブルが2件続きました。
どちらもちょっと状況が特殊だったので記録しておきます。

まずは、起動後に

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした。 <Windows root>\system32\hal.dll 上記のファイルをインストールし直してください。

というエラーで起動が止まってしまうトラブル。
マシンはソニーのVAIOで、テレビ録画機能付きのデスクトップ型でキーボード一体型。
OSはWindowsXP HomeEdition。
こちらから。

一応、マイクロソフトのサイトをチェックした限りでは、

"次のファイルが存在しないかまたは壊れている" というエラー メッセージが表示され、Windows XP を起動できない場合の対処方法 文書番号 : 880636 :マイクロソフト サポートオンライン

こういう文書がありました。
ここにある「hal.dll ファイルが存在しないか、壊れている場合」の項には、

エラー メッセージ : 次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした 文書番号 : 320252 :マイクロソフト サポートオンライン
レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法 文書番号 : 307545 :マイクロソフト サポートオンライン

しかし、最初の文書は、アップグレードなどでのインストール直後の話ですし、その次のものは、以前に再インストールしかない状態にした引き金になった操作ですし、うかつにはできません。
でも、その件と状況は似ています。
先の件では、ブチ切れたお客さんがコンセントを引っこ抜いたのが故障要因でしたし、今回のトラブルも、よくよく聞いてみたら、起動した状態でブレーカーが落ちてからおかしくなった、とのこと。
うーむ、だったら…。

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結果から先に言うと、ハードディスクの故障でした。

私はトラブルの検証用として、フロッピーでハードディスク診断ツールを常備しています。
でも、メーカーによって診断ツールは違ってきます。
他のメーカーのハードディスクだとうまく診断できないことがほとんどなので、とりあえずメジャーなものを持ち歩いています。
解説は以下のサイトにありますので、ご参考に。

ハードディスク(HDD)ベンダ提供 HDD関連ツール(ソフト)

私の持ち歩いているのは、

Drive Fitness Test (日立/IBM製)
SeaTools (Seagate製)
PowerMax(v4.06) (Maxtor製)
FJDT(Fujitsu ATA Diagnostic Tool) (富士通製)

この4つです。
時折、Western Digital(ウエスタンデジタル)製とか、SAMSUNG(サムソン)製のハードディスクを見かけますが、この場合は古いモデルか新しいモデルかでツールが違うため、判断がつきづらく正確な診断ができないので、残念ながら現場でのチェックはあきらめることになります…。

今回のマシンに入っていたのはMaxtor製。
ということでPowerMaxでチェックしてみました。
…ダメでした。
Basic Quick (90 Second) Test (簡易診断)ではAdvanced Testを勧められ、Advanced Test (Full Scan Test) (詳細診断)をかけてみると、すぐにエラーが。

これはもう交換しかありません。
先日から降り続く雨の中、ハードディスクを調達しに走りました。

そしてハードディスクを新品に交換して、リカバリーをかけて無事完了。

あとは、無線LANとウイルスセキュリティ2005の設定と、テレビのチャンネル設定(笑)で完了。
まさかテレビのチャンネル設定まですることになるとは思わなかった…。

2005年07月04日(月) ハードウェア不具合関連, ハードウェア不具合関連(ハードディスク), ハードウェア不具合関連(電源), パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 起動しない・起動が遅い | | コメント (7) | トラックバック (0)

2005年7月 3日 (日)

日本語入力についての追記。

なにやら名を名乗る風で名乗っていない遠くの若者からご意見を頂戴しました。
なんでこう、こそこそするんだろうね。

日本語入力に関しての私の考え(5月27日の記事「ローマ字打ちvsカナ打ち。」)と、マイナーな日本語入力方法の見通しの険しさを説いたことに一言物申す、といった風だったので、もう少しだけ書いてみたいと思います。

この議論は、宗教戦争みたいなもんで、結論など出るわけがないのですが、議論のネタとしては、キーボード利用者としては食いつき(?)がいいようです。
私も参加したことがありますが、これまでいろんな掲示板なんかで何度となく繰り返された議論ですし、その都度、ほじくらなくてもいい部分まで穿り返して、泥沼の議論になり、双方が飽きてしまうまで続くのが通例です。

まぁそんなことはどーでもいいんですが。

彼が何をどう誤解したのか私には知る由もありませんが、マイナーな入力方法を「否定」したつもりは全くありません。
どうも読み取ってもらえない人がいるようなのではっきり書きますが、私はカナ入力も、ローマ字入力も、QWERTY配列も、最高の入力方法だと絶賛しているわけではありません。

現状では、一般人が一般的に選択できる日本語入力は、QWERTY配列のJISキーボードでの、カナ入力かローマ字入力しかありません。
理由は簡単で、JISキーボード以外のキーボードは、かなり探してようやく見つけられる程度であり、気軽にその辺で試せるわけではない、ということ。
たとえばそれが「手放せないほどすばらしい入力方法」であったとしても、それを絶賛するのは、しばしば煙たがられる一部の声のでかい人でしかなく、普通の人は、あまりのマイナーさにすぐにメジャーなやり方に戻ってしまいます。

後発のマイナーなものがメジャーになる方法はただ一つ。

「恐ろしくメジャーなものと抱合せ販売をする」

これしかありません。

この手法の、最もわかりやすい例は、InternetExplorer。
InternetExplorer出現以前は、誰もが後からインストールするNetscapeNavigatorを使っていました。
マイクロソフトは、ある時期からのWindows95の出荷分にInternetExplorerを標準搭載したために、瞬く間にNetscapeNavigatorを駆逐してしまいました。
当然ながら、マイクロソフトは訴えられました。
しかし、裁判の進行状況よりも、パソコンの世界の流れの方が速いために、結審に至る頃には取り戻しようのない決定的なシェアの差を開けられていたのです。

富士通は、OASYSというシェアの高いワープロ専用機を世に送り出して、親指シフトを世に広めました。
しかし、他社が全く追随しなかったために、「ワープロ専用機」という製品の終焉とともに、パソコンの世界ではOASYSほどのシェアを取ることもできず、また「AT互換機」の流れに乗るためにも、親指シフトを前面に押し出すこともできなかったのでしょう。
親指シフトは、日本語入力としてはかなり完成度の高いものだと私は考えています。
しかし、それと市場原理は別物であるということです。

もっと身近なたとえとして、ベータマックスvsVHSの規格戦争がそうでした。
性能的にもコンパクトさも、ベータマックスの方が上だった。
でも、市場を制したのはVHSでした。
VHS陣営に参入したメーカーの方が多かったからです。
S-VHSに対抗してEDベータを投入したが、焼け石に水。

でも、個人的な好みを言えば、独自路線が大好きなソニーって、嫌いじゃないですし、Macintoshも8.6で進化の止まった機種が、いまだに動いています。

まぁ要するに、人の好みはまことに気まぐれであり、誰にも知られていないマイナーなものは、商業ベースに乗せるためには、それなりの根回しと宣伝と投資が必要だということ。

なので、私は今の日本語入力に満足しているわけでは決してないのですが、他に機能的にすばらしいものがあったとしても、それがマイナー過ぎるようでは、完全に乗り換えるわけにも行かない、と考えています。
ある時期から突然、世に出るパソコンの日本語入力方式がすべてそれになる、ということなら、嫌も応もなくそちらに乗り換えることになるだろうけれど。

結局はメーカー側の力の論理でしかないのです。
Windowsがいい例。
もうWindows95を使っている人などほとんどいないし、世の中の主流はWindowsXPです。
Windows95から離れるのが嫌でも、離れる以外に道はなくなっていくのです。

キーボードを含めた日本語入力方式が、今のQWERTY配列のローマ字入力を脱却するとすれば、規格として策定され、Windowsと抱き合わせで売るぐらいの勢いがなければ、変わることもないし、また定着することもないだろう。
マウスのホイールも、マイクロソフトが自社のマウスに導入したからこそ、今や誰もがあたりまえに使っているという状態なのですから。

少数の技術者の意見など、多数の営業マンによる営業的判断で、いくらでも埋もれてしまう。
どんなにすばらしいものでも、踏むべき手順を間違えれば、世に出ることは決してない。

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私はこんな風に考えて、先の記事では

追記するならば、「スタンダードでない日本語入力方式・キーボードを提唱する」という行為は、「十人十色のこの世界で、キーボードだけは自分好みのものを世に広めたい」というかなり矛盾した行為となるので、今のスタンダードを押しのけてまでスタンダードには決してなりえず、道は平坦だとはいえません。

と書いたのです。
「平坦ではない」とは書いてますが、否定なんてしてないはずですけどね。
自分が売り歩くのでなければ、「踏むべき手順」を間違えないようにしないと、売るどころか、存在をもみ消されることになりかねない、ということです。

どうも含みがありすぎたようですね…。

2005年07月03日(日) 日記・コラム・つぶやき | | コメント (13) | トラックバック (1)

2005年7月 2日 (土)

インターネットにつながりません。ウィルスセキュリティ編

AH078_L先日、お客さんのところにWindowsMeからWindowsXPへのアップグレードでお伺いした時のこと。

今売っているWindowsXPは、すでにサービスパック2(SP2)適用済みですので、SP2へのアップグレードをしなくて済むので楽です。
ということで、メモリ増設などを済ませてアップグレードをかけました。
いつも通り、さして大きなトラブルもなくアップグレード完了。

そして、すでにインストール済みだった「ウィルス対策万全!ウィルスセキュリティ2005EX即答サポート付」を再度適用してみたところ…インターネットにつながらなくなった。

まぁこのソフトだとこういうのはよくある話だから…と、慌てず騒がずアンインストールして再インストール。
…やっぱりダメ。
な、なんで??

とりあえずウィルスセキュリティをアンインストールすれば、ホームページ表示などができることは確認できているので、これはどうやらウィルスセキュリティのアップグレードで何かあったに違いない。

こんなときはとりあえず、メーカーサポートページへ情報を探りに行くのが鉄則。
ソースネクスト・スタイル・セキュリティ
で、ここにある問題解決の手段として、まずある「手動アップデート」はもうやった。それをしてからおかしくなったのだから。
次に「アップデートができない場合や、問題が解決されない場合はダウンロードする」をやってみる。
手元にシリアル番号があれば、インストールCDと同じ内容のデータをダウンロードしてインストールできる。
やってみたが同じだった。

で、よくあるお問合せの中の「Q. アップデート後、インターネットに接続できない」 で「解決方法」をクリックしたが、「大変混み合っていてアクセスできません。後ほど再度アクセス願います」といったことが書いてあるページしか出ない。
どうも対策中らしい。

さぁ、これは弱ったぞ。

色々試してみていると、どうやらウィルスセキュリティのファイヤーウォール機能を無効にしたらうまく接続できることが確認できました。
アンインストールしないと使えないようではかなりまずい状態ですが、とりあえずファイヤーウォールに関しては、Windowsファイヤーウォールを有効にしておけば、当面はしのげます。
ということで、他のWindowsUpdateをかけてみたり、新しくなったCD-Rへの書き込み方法の説明をしていました。
一通りの作業が終わって、「じゃあウィルスセキュリティの不具合は、解決次第ご連絡ということで…」と、ダメもとでかけてみたアップデートで、なにやら更新ファイルをダウンロードしている。
お!?これはもしかして…。

ウィルスセキュリティのファイヤーウォール機能を有効にして、ホームページを表示させてみた。
表示できました!!よかった~。

Q. 【ウイルスセキュリティ】アップデート後、インターネットに接続できない
今は表示できるようになっています。
更新日がまさにその作業日。
やっぱり対策中だったんですね…。


以前にもウィルスバスターででも似たようなことがありましたが、やはりセキュリティ対策ソフトというのは、こういう問題を抱えやすいのは仕方ないですね。
でも、困ったことに、セキュリティ対策ソフトというのは、多重インストールが出来ません。
さらに困ったことに、あまりお安くもないので、2つも買えるほどゆとりのある人はあまりいません。
台数のまとまった企業ともなると、完全に1社のセキュリティ対策ソフトに依存せざるを得ないので、実はセキュリティ対策ソフトというのは、守りの要(かなめ)であると同時に、「アキレス腱」でもあるわけです。

まぁ、覚悟を決めて、どこかに決めてインストールして使うしかないですね。

2005年07月02日(土) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

「たこの日」を検索。

AZ159_L今日は7月2日。
何の日かご存知ですか?

たこの日

だそうです。
地元明石はたこで有名だというのに、今朝の新聞で特集を組まれているのを読むまで、私は知りませんでした…。

ちなみに、日本記念日協会が認定しているものですので、一応公式なもののようです。

じゃあどれぐらい有名か?
やはりインターネットに絡んで仕事をしている以上、ここは一発、ネットで検索!

と、グーグルで検索をかけてみたら…え??

まぁとりあえず見てやってください(笑)

「たこの日」検索結果 :google

ちなみに、ヤフーで検索すると…

「たこの日」検索結果 :Yahoo!Japan

なにげにヤフーの方が精度のいい検索をしてくれていますねぇ(笑)

グーグル出現以前は、検索エンジンといえばヤフーかグーかインフォシークか、という時期がありましたが、その頃は「外道釣り」と称して、爆笑モノの「意図しない検索結果」を集めてネタにしていたサイトがありました。
今から考えると、検索精度が今ほど的確じゃなかった、と言うことなんでしょうけど。
で、そこへ出現したのがグーグル。
かなり的確な検索を、圧倒的なスピードで結果を出してくれるその実力に、誰もが目を見張り、「インターネット検索といえばグーグル」という感覚があっという間に広まり、「ググる」という俗語まで現れる始末。

でも、「的確な検索が出てきて当たり前」という感覚でグーグルを利用していたので、今回の検索結果は笑わせていただきました。

ちなみに、今回の検索キーワードとして的確だと言えるのは、「蛸の日」もしくは「タコの日」です。

「蛸の日」検索結果 :google
「蛸の日」検索結果 :Yahoo!Japan

「タコの日」検索結果 :google
「タコの日」検索結果 :Yahoo!Japan

こうして検索してみると、8月8日の方が「たこの日」として認知されやすいような感じもしますね…。
たとえば、
「タコの日」 8月8日 有明町議会、町商工会などの陳情採択 :くまにち.コム(熊本日日新聞)
こんな感じで。

-----SW182_L

でも、商魂たくましいところは、そういうのをきちんと利用しています。

佐藤浩市主演でおなじみキリン一番搾りのCMで、今日からCMが流れるそうですが、それに合わせてタコを売り出しするのが西友。
西友、関東の西友・LIVIN150店舗で明石産の「真だこ」を発売 :日経プレスリリース
なかなかやりますなぁ。

2005年07月02日(土) 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月 1日 (金)

勉強という言葉を考える。(実に辛辣(しんらつ)な意見をいただきました。 その後)

前の記事「実に辛辣(しんらつ)な意見をいただきました。」にて書かせていただいた件のその後です。

正直なところ、こちらもかなり辛辣な書き方をしていたので、私以上にかっとなりやすい人だとか、インターネットのネガティブな広がりを利用しようとするような人だったりすると、完全に泥仕合になってしまう可能性をはらんでいたので、書こうかどうしようか、かなり迷いました。

結果的には、書いてトラックバックしたことで、相手にもこちらの気持ちが伝わり、いい方向で収めていただいたので、よかったのではないでしょうか。
あちらの「大人の対応」に感謝している次第です。

あちらの記事を読んで、こちらもいろいろ考えさせられました。
その内容をもう少し書いてみようと思います。

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くだんの「ブラザー最悪。」の記事を簡単にまとめると…

今回メーカーに問い合わせをするに至った理由は、記事を読んでいただければわかりますが、そもそもあったドライバーの不具合があったからこそなのです。
不具合に関する件であれば、メーカーに問い合わせをするのは筋として当然ですし、それで「お金を出して買っていただいたお客様」が困っているのであれば、それこそブラザーさん自ら主張するat your sideで親身になって対処方法を考える、というのがあるべき姿。
それが、みごとに裏切られたわけです。
それも担当者レベルではなく、対応してくれた社員ことごとく。
つまり、これは批判ではなく指摘なのです。

とはいえ、「辛辣な意見」として私がご指摘をいただいた部分は、こちらの勉強不足という部分なのは確かです。
経験不足から、WindowsMeのロールバック機能のトラブル情報を持っていなかった。そのために、トラブルを長引かせた、ということです。
(ただ、これは繰り返しますが、メーカーのドライバーに不具合があったからこそ、メーカーを巻き込まずに話は終わらなかったと考えています。すでに買ってしまった機械のことなので、フレッツ接続ツールのように代替手段があるわけではないのです。)

「勉強します」という慣用句があります。
価格交渉をする際に、「値引きします」という意味で使われることがありますよね。
今回のトラブルの件は、まさしく「勉強させていただきました」ということで、お代をいただきませんでした。
これでお金を取っていたら、お客さまの立場で考えれば、満足してくれないでしょう。

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ところで、「値引き=勉強」って、ちょっと変だと思いませんか?

そもそも勉強って意味を調べてみると…

勉強 :インフォシーク マルチ辞書 大辞林 国語辞典

ここの3番目に

(3)(商人が)商品の値段を安くして売ること。
「―しますのでお買い下さい」

とあります。

また、ちょっと検索してみると、
べんきょお :ワンポイント関西弁
おしえて№766 投稿者 のんきさん 勉強させていただきます とは? :おしえてねドットコム!

といった具合に、世の中では、売る側が「勉強します=値引きします」という意味で使う、という単純な図式らしいです。

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しかし、そもそもの意味を考えると、売る側が言う言葉ではなく、買う側が売る側に「勉強しなさいよ」というものではないかと私は考えています。

あくまで私の推測ですが、この場合の「勉強」とは、「マーケティング」のことで、「マーケティング不足による価格設定ミス」で高めの価格設定であることをお客から指摘されて、買う側が売る側に「もっと勉強しなさいよ~」と言うことである、と考えるのが自然ではないかと思います。
つまり、それが繰り返されて、「勉強しなさい=値引きしなさい」から、前述の「勉強します=値引きします」という慣用句になったのではないかと考えています。

つまり、売る側が勉強をするのは当たり前の話であり、買う側がより勉強をしているので、売る側の勉強不足を指摘することにより、安くさせるということ。

最近よくある「他店のチラシをお持ちください!!さらに値引きします!!」という、いわゆる低価格保証は、まさしくその部分。
買う側が売る側以上に勉強をしているから、安くさせることができる。
でも、逆に言えば、買う側が勉強してないと安く買えない、ということ。

こう考える方が自然ではなかろうか。

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パソコンのサポートをしていても、まさしくそうだと思います。
依頼される方は、パソコンを詳しく勉強しているわけではないので、詳しく勉強している人に依頼をする。
そして、知識・技術の差を、料金として支払う、という構図です。
つまり、それなりに知識があれば、依頼する必要はない、料金を支払う必要もない、ということ。
また、依頼を受ける側も、勉強をしていないのが明白だと、値切られてしまうことになる。

勉強すればお金になる。…とまぁこういう考え方もできますよね。

だから、売る側も「勉強させてもらいまっさ」と「勉強」すると、その場では値引きで損をするけれど、その「勉強」で、さらに売れるべく改善をしていく。

うーん、結局、最初の「勉強します」と売る側が言う、というところに戻っちゃいました…。
でも、売る側に勉強することを求めるならば、買う側も勉強するべき、ということでもありますよね。
そういう意味では、「ハズレの業者を呼んでしまうことも勉強」ということでもあります。
何も勉強していないと、ハズレの業者を何度も呼んで、食い物にされることになりかねないわけですから。

つまり…
だまされやすい人を特記、各社で回覧…リフォーム詐欺 :読売新聞 YOMIURI ONLINE

こういう勉強をしている業者に引っかからないように勉強しないと…ってことです。はい。

2005年07月01日(金) 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)