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2005年9月15日 (木)

とっても難しい、ウイルス対策ソフトの更新。

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最近、似たような件で2件、それぞれ別のお客さんに呼ばれました。

それは、ウイルス対策ソフトの契約更新
ちょっと詳しい人なら、「なんだたったそれだけのことで??」とお思いでしょう。
でも、やったことのある人なら、それがいかに面倒な作業であるかおわかりだと思います。

一番の問題は何か?
え?コンピューターウィルスなんてものがあること?
いやまぁ確かに(笑)
…じゃなくってー。

契約更新なので、お金がかかるのは当然と言えば当然なのですが…これが、お金を払えば済む話ではないのです。

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まずはノートンアンチウィルス。

パソコンにバンドル(添付)されたものの更新だったんですが、実は前回も、バンドル版の90日の期限が切れていて、うるさく出るようになったのを押さえ込みに行ったんです。
更新のリンクをクリックして、メーカーサイトに行って、更新する製品を選んで、クレジットカードの番号を入れて…と、おそらく素人ではここまでたどり着くのはほぼ不可能かと思われるような手順を踏まなければなりません。
そして今回も、期限切れを知らせるメッセージがまたうるさく出るようになったので、更新手続きを代行しに行きました。
今回は、今まで使っていたものがノートンアンチウィルス2002だったので、更新用のサイトに行ったら、上位バージョンへの買い替えを促されました。
アンチウィルスの更新と、上位バージョンのノートンインターネットセキュリティ2005の買い替えでは、どうやら数百円程度の差しかない。
機能を考えると、買い替えの方がかなりお得です。
その旨をお客さんに伝えて、上位バージョンへの買い替えにしてもらいました。
で、購入方法として、ダウンロード版とパッケージ版があったのですが、よくわからんのがパッケージ版だとなぜか数10円安い。おいおい、それってどうよ(-_-;)
当然ながらパッケージ版は到着まで待たないと使えません。
ということで、お客さんの指示でダウンロード版に。
セットアップファイルをダウンロードして、自動的にアップグレードをしてくれたのはいいのですが、正直、素人にここまでやれと言われても、きっと無理です。

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次に別のお客さんのウィルスバスター。

こちらはご自身でご購入されたものだったんですが、これも最初は、ご自身でインストールを試みられて、どうにもうまくいかなくて呼ばれたんです。
そのときはWindowsMeだったので、いろいろとうまくいかない要因が重なっていたんですが、今回は更新手続きで手間取ったようです。
ご自身でメーカーに電話をして、振込みで更新料金を払い込んだのですが、「いつまでも更新のお知らせが消えないので何とかして欲しい」というご依頼。
まぁ、なにかやり方を間違ったんだろうと思い、行ってみて確認したら…手動でアップデートをかければ、あっさり通りました
有効期限を確認したら、きちんと来年の日付が出ます。問題ありません。
じゃあ何が問題だったのか…。

どうも接続方法に問題があったようです。
このお客さんのインターネット接続は、Bフレッツ・マンションタイプなのですが、これはマンションに一本の光ファイバを通して、そこから各部屋への電話線に分配し、各部屋ではVDSLモデムで受け取る形になります。
まぁ要するに、マンションまでは光、マンション内はADSLと同じ技術を使って接続しているわけです。
で、パソコン側の設定は…やっぱりPPPoE、つまり純正の接続は「フレッツ接続ツール」を使うわけです(^_^;
実際、このツールはかなりうっとうしいので、XPへのアップグレード作業をした時に、XP標準のPPPoE機能でつなぐように設定しておきました。
XPの起動時に自動接続するようにはしたのですが、どうやらPPPoE接続の確立よりウィルスバスターの起動が先のようです。
この手のソフトは、通常は起動時にインターネット接続を確認し、つながっていればアップデートの確認を行うのが常です。
この場合、起動時には接続されていないと判断されたのでしょう。
そして、起動後も定期的にアップデート情報がないかどうかを見に行くはずなんですが、確認してみたら、どうやら「3時間後」に見に行くようになっていたようです。
でも、そのお客さん、「長いこと使ってると肩が凝るんでねぇ」と、1時間程度しか電源を入れていないそうです…。
そりゃまぁ、肩が凝るのは仕方ないですが…。
で、設定をもっと短くしようとしたら…3時間より短い設定はありませんでした(-_-;

つまり、これでは自動アップデートは事実上不可能、ということになります!!

フレッツ接続ツールは、原則「自動起動不可」です(可能ですが)。
正直にフレッツ接続ツールを使っていると、さらに自動アップデートの成功率が下がります…。
基本的に、私のおすすめのウイルスセキュリティ2005EXも、同じ動作をします。
起動直後にインターネットへアップデートの確認をしに行きますが、PPPoE接続が確立されるのは、その後なんですよね…。

以前からこういう傾向にあることは知っていたので、お客さんへは「できれば毎日、無理なら週に1度ぐらいでもウイルスセキュリティ2005EXのアップデートをしておいてくださいね」と説明して帰ります。
もしくは、セキュリティの観点から、ブロードバンドルーターの導入を検討してもらっています。

パソコンでPPPoE接続の確立を行うと、パソコンに直接インターネットのIPアドレスが振り当てられるので、外部からの攻撃をもろに食らうのです。
実際、セキュリティ対策ソフトのファイヤーウォールのログを見ると、だいたい1時間で数十発~百数十発の外部からのアタックを受けています。
最近のインターネット接続は、こんな状態があたりまえなのです。
設置屋さんの人は、大体おわかりかと思いますが。
でも正直、セキュリティ対策ソフトもしくはブロードバンドルーターを入れずに使うなんて、ちょっと考えられません。

このお客さんの場合は、ウィルスバスターの自動アップデートがうまくいかない(今の使い方では自動アップデートがかからず危険です)のと、外部からの攻撃の状況も説明して、ブロードバンドルーターを導入していただくことになりました。

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この2つの事象の共通点は、「初心者にやさしくない」というところです。

1つ目は、初心者ではお手上げの契約更新手続き。
2つ目は、自動アップデートが行われないので手動で、という仕様の不備

ちょっと知った人なら、この程度は全く苦になりませんが、残念ながらそういう人と対照的にインターネットでの買い物をしたことがない人もまだまだ多いので、もし「どんなソフトがいいだろう?」って聞かれた場合は、そういう人たちにも問題ないものなのかどうかを考えてお勧めするべきだと思います。
とはいえ、ウイルスセキュリティ2005EXがそういうソフトに比べて簡単かどうかは、どちらかと言うと疑問の残るところです。

しかし、ノートンの手続きの面倒さは、何度か立ち会いましたが初心者には敷居が高すぎると感じました。
正直、これをお勧めしても、1年後には契約更新を促すメッセージが嫌ほど出てきて、更新手続きが面倒で延々と放置、ということになりかねません。
2年目には、結局元通りセキュリティソフトのない状態とかわらなくなります。
いくら高性能でも、初心者にはちょっとお勧めできません。

っていうか、各セキュリティ対策ソフトメーカーさん、もっと契約更新を簡単にできるようにしましょうよ。
これだと、インストールが最短で1分程度で終わってしまう上に起動時間も短くて動作の速いウイルスセキュリティ2005EXにどんどんユーザーを奪われても仕方ありませんよ?(笑)

まぁ実際、ノートンインターネットセキュリティもウイルスバスターも、お客さんのところで見かけるんですが、起動してデスクトップが出てきてから、最低でも3分程度はほとんど操作不能の状態に陥ることが多いです。
起動時からこんなに足を引っ張られてるのが当たり前だと思っておられるとしたら、不幸だとしか言いようがありません…。
起動が遅いのは当たり前だと思わないでくださいね!
ウィルスバスターやノートンを入れなければ、もっと速いはずのものなんですから!!

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2005年09月15日(木) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

maru と申します。

同業者です(^^)。ブログはいつも参考にさせて頂いております。

ウィルス対策ソフトの毎年更新はうるさいと思っています。ソフトの販売価格が安価になってしまった弊害なんでしょうか、ちなみにお勧めの「ウイルスセキュリティ2005EX」も毎年更新が必要になるのでしょうか。

ノートンに関しては、ネットでアップデートし支払いがクレジットカード以外の場合、振込後の確認のメールを頂き、メール到着後2週間以内にアップデートキーを入力しないと無効になるのは驚きでした。最近では価格も違わないので新規にパッケージ版を購入しています。

個人的には、ウィルスバスターの方が優しいと思います。
以前のバージョンはアップデートの間隔が設定出来たのに、2005年版位からは有無も言わさず3時間毎になったのは驚きでした。

今後の益々のご活躍期に待しております。

投稿: maru | 2005/09/17 11:47:56

maruさんコメントありがとうございます。
ウイルスセキュリティも当然ながら1年の期限があり、その都度の更新が必要です。
ただ、他社のように年次で買い換えではなく、期限内は常に最新ソフトに更新されますので、名前の古さによる不安(笑)がありません。
また、2年とか3年とかの長期契約もありますので、他社よりお得かもしれません。
それにしても、どのメーカーもやりかたがまちまちなので、おそらくどのメーカーでも的確に電話で指示できる、なんて人はほとんどいないでしょう。
期限切れで更新せずに放置している人が多いのもうなずけます。

確かにセキュリティ対策機能がしっかりしていることの方が大事かもしれませんが、だからといって起動時に毎回、何分も待たされたり処理が重たくなったりでは、お客さんの満足度も下がってしまうでしょう。
ウイルスセキュリティについては、他のメジャーどころとの明確な差だとか、はじけなかったウィルスによる被害だとかの話は聞いたことがありません。
だったら安くて軽い方が、と思うのは仕方のないことです。
確かにウイルスセキュリティは一時期ひどかったのですが、最近はかなりマシですよ。ほとんど問題らしい問題に遭遇しません。
まぁ、感染ファイルは隔離せず有無を言わさず削除、というのは困ることがあるかもしれませんが…。

投稿: ささもと | 2005/09/18 9:42:34

ウィルス対策は大事ですが、ガードがきつくなるほど、パソコンが重くなるし、ネットでできないこともあるしで、大変になりますね。
といって、対策を甘くすると、すぐにウィルスに
やられるし、、、
ブロバンルータ入れるだけで 全然違うと思うのですがね、、ブロバンルータでかつウィルス対策ソフトなしでは、やっぱりマズイですか?

投稿: いっぴ | 2005/09/18 13:16:24

maru と申します。

ささもと様、アドバイスありがとうございました。
個人的には販売している会社に良い印象が無かったもので、一度「ウイルスセキュリティ2005EX」を購入して試してみたいと思います。

>>いっぴ様へ
最近の、スパイウェア系に関しては、ブロードバンドルータだけでは対処しきれないと思います。まずは Windows のアップデートをちゃんと行い、常に最新の状態にしておき、危ないサイトには近づかない、意図しないソフトのダウンロードはしないとして、ブロードバンドルータを併用すれば大丈夫かも知れん.
ただし職場や家族が使う場合、やはり何らかのセキュリティソフトは必要かと思います。

投稿: maru | 2005/09/20 2:11:57

http://software.computer.msn.co.jp/campaign/onemonthfree/
http://security.biglobe.ne.jp/mcafee/
一度申し込めば、更新手続きが不要なタイプのものもちゃんとあります。

他には、フレッツセーフティ、Trend Micro GateLockを利用する等でしょうか。

XPSP2にNIS2005の環境は、256MBではキツイので、併せてメモリ増設も必要ですが。

投稿: とり | 2005/09/20 16:17:08

いっぴさん、いつもどうもです。

ブロードバンドルーターの守備範囲は、あくまでも「外部からのアタック」ですので、ウィルス対策とは意味合いが違います。
SasserやBlasterなどのワーム系ウィルスには有効でしょうけど、Netskyなどのメール添付型ウィルスには全く効き目がありません。
また、ホームページに仕込まれるスパイウェアやアドウェアも同様に、全く対策になりません。

maruさんのおっしゃるように、常にWindowsを最新の状態に更新しておくと、それだけでもかなり違いますが、スパイウェアやアドウェアは既知のセキュリティホールばかりを突いてくるわけではないので、メインマシンとして使うなら、セキュリティ対策ソフトは必須と考えるべきですね。
もしくは、ほとんど標的にされていないMac、それもOS8~9ぐらいを使うとか。
MacOS8の頃は、アメリカ国防相が実際にそれが理由で導入されたこともあるんですから。

とりさんのおっしゃるように、月次更新自動継続のものも確かにあります。
以前お伺いしたお客さんでも、ウィルスバスターのそのタイプを導入されていた方もおられました。
しかし、そこにたどり着ける初心者がそもそもそうたくさんいない、というジレンマもあるわけです。
それに、そのお客さんはXPでしたが、SP2未適用のために(かどうかは不明ですが)スパイウェアにやられていました。
やかましいウィルスバスターの「削除できませんでした」メッセージの嵐で、何もできなくなっていました。
こういうのも考え物ですよね。
結局は更新を気にしなくてもいいから、と過信して、まかせっきりにしてしまっていたわけです。
結局は更新がネックで不勉強な初心者がやられる事態に変わりはないわけです。
ソースネクストセキュリティアドバイザー 2005
http://sec.sourcenext.info/products/sec_ad/
といったソフトがセキュリティ対策ソフトに標準装備されればいいんですけどねぇ。

いずれにせよ、ノートンやウィルスバスターみたいに、メモリ増設が必要になると初心者にはお手上げですよね…。

投稿: ささもと | 2005/09/21 5:58:08

笹本様

丁寧な回答恐れ入ります。
ソスネクストのソフトが標準で入れば軽いし使いやすいしでいいですね。ノトンかバスタがほとんどですから、初心者が更新時にトラぶってますね。普通ならごく簡単で当たり前の更新にトラブル訳ですから、おかしな話ですね。

投稿: いっぴ | 2005/09/23 19:17:42

ノトンとバスタのせいで3分は食ってるのではないでしょうか??常駐するまで待つってことですよね。

投稿: prtwqq | 2005/09/23 23:55:15

4年ほど前の記事にコメント
2009年版はウィルスバスターの自動更新の問題は改善していますか?
自分が知る限り、キングソフトのウィルスセキュリティは
この記事の問題には引っかからないような気がします。
更新を見に行くのが5分ぐらい後なので。
AVG8.5もちょっと遅めに見に行きます。

投稿: | 2009/04/13 2:58:58

谷 さん
うーん…どうなんでしょうね。
PPPoE接続の場合、設定や利用状況によっては、起動直後にすぐにつなぎに行かない場合もないわけではありませんので、時間でやってるとしたら、どこのウイルス対策ソフトでも同じでしょうね。
ただ、いろいろ見ている範囲では、ウイルスバスター2008や2009は、どうもインターネット接続が確立されたことを確認できたら、いきなり更新を見に行くような感じではあります。
ウイルスバスター2008・2009のプリインストールされているパソコンの新規セットアップをしていたら、ネット接続の設定が終わった途端にウイルスバスターのアイコンが更新中表示になり、「再起動しますか?」とか言ってきます。
そういう意味では、改善されたと考えていいのかもしれません。
4年前とは世の中の回線事情もかなり変わりましたしね。

投稿: ささもと | 2009/04/14 6:21:51

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