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2005年9月 6日 (火)

六角レンチが必要です。

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今回のトラブルは、突然動かなくなったパソコンの復旧。
お客さんのほうですでにリカバリーをかけられていたのですが、途中で再起動がかかったところで止まってしまう、とのこと。

どうもお話を聞いている限りでは、ハードディスクが壊れてしまったとしか思えません。
単純にハードディスクを交換すれば、おそらくまともにリカバリーはできるだろうと思われます。

しかし、行ってみてびっくり。
こ、このパソコンの筐体(きょうたい)は…。

くだんのパソコンは、SOTECのAVパソコン。

ソーテックが新コンセプトのAVパソコン『AFiNA』を発表 :ASCII24.com
※なぜかメーカーであるSOTECのサイトには紹介ページがありません。どないなっとりまんねんな。

リンク先の記事を見てもらえばわかるとおりで、17インチCRTの隣にあるのが本体。
かなりコンパクトにできています。

で、電源を入れてみると…確かに「Invalid system disk.」と出ています。
フロッピーを入れていると、ちょくちょく見かけるメッセージではありますが、そもそもフロッピーは使っていないらしく、それにすでにリカバリーをかけているわけですから、それはないと判断できます。
こうなるともうハードディスク自体の問題である可能性が相当高くなっています。

ここでいつもどおりのハードディスク診断ツールpowermaxのFDを使うことになります。
FDをセットして起動。
ハードディスク自体は認識しているようです。
Maxtor製の60ギガバイトのハードディスクです。
とにかく認識はするので、チェック開始です。
まずは「Basic Quick (90 Second) Test」から。

途中からカッコン、カコカコ、と怪しい音がし始めました。
「そうそう、こういう音がして、反応が止まるんよ」
うーむ。こりゃやっぱりダメかな。

実はハードディスクは、最も重要な部品の1つなのに、機械部品であるがゆえに、非常にトラブルに見舞われやすいという宿命にあります。
ハードディスクは、諸説いろいろありますが、基本的には3年程度しか持たないと考えていいと思います。
経験から言えば、3年目あたりから故障率がどんどん上がっていき、5年目あたりはもう、いつ壊れてもおかしくない状態になります。
とは言っても、中にはWindows95の機械が現役で動いているようなところもあったりしますが…。

ですので、WindowsMeあたりのパソコンは、そろそろハードディスクが壊れてしまっても、なんら不思議ではありません。

そんな話をしているうちに、ようやくテストが止まった。
やっぱり「Advanced Testを推奨します」とかなんとか英語で書いてあります。
ダメっぽいのですが、とにかく「Advanced Test」を実行。

かなり強烈に時間がかかりましたが、何とか終了。
結果は…やっぱり「Failed」でした。
まぁ実際、こういうチェックをお客さんの目の前でやるのはそれなりの意義があります。
本当にハードディスクが壊れているかどうか、お客さんと確認できるのですから。

ここまでは実際にはよくある話。
問題はここから。
(長い前振りやな~…)

配線を一通り外し、本体だけを広いところに出してきて、いざ開腹手術開始!
…と言いたいところでしたが、メーカー製の特殊な筐体だけに、あちこち開けなければならない。
一通りプラスドライバーでネジを外してみたが…どうにも開いてくれない。
よく見たら、ケースを縦型で立てるためのスタンドが、蓋をはさむようにネジ止めしてある。
そのネジが…なんと六角穴のネジで止まっています!
これは六角レンチでないと外せません。

出してもらった説明書を見てみても、付属品に六角レンチはない。
うーむむむ…。
産業機械のサービスマン時代は、六角レンチは必須工具でしたが、パソコンの工具では六角レンチなんて使うことは皆無に等しい。
持っていても、工具として持ち歩くことなんてありません。
残念ながら、その場では開腹手術は不可能となりました。
持ち帰りで、ハードディスク交換とリカバリをセットで行うことに。

仕事場で六角レンチを使って筐体を開けていきましたが…普通のデスクトップのように通気のためにゆとりを持たせたものではなく、ギュウギュウに詰め込んだ形でしたので、あちこちネジを外すために作業は難航しましたが、なんとかハードディスクを取り外すところまで行きました。
パーツ手配の関係で80ギガバイトのハードディスクに交換。
リカバリは、元と違う容量のディスクだったので、パーティションを設定しなければなりませんでしたが、それ以外はすんなり完了。
あとはWindowsUpdateをかけておしまい。

ちなみに、不良と診断されたハードディスクは、場合によっては「物理フォーマット」をかければ使える可能性もあります。
実は一応試してみました。
別のメンテナンス用のパソコンにつないで、先ほどのpowermaxを使って「Low Level Format(Quick)」をかけてみました。
これはディスクスペースの最初と最後にゼロを上書きすることにより、簡易フォーマットを行うもの。
起動領域をウィルスなどに破壊されたなどの場合に有効です。
カッコカッコカッコ…コッキン、カッコカッコ…と、いやーな音を立てながらしばらくして…やっぱりFailed。
うーむ、やっぱり壊れてるってことですね。

お客さんのところへセットアップの完了したものを持っていき、各種配線を接続し、作業完了。

しかしまぁ、世の中にはいろんなパソコンがあるもんです。
ノートならともかく、デスクトップまで…。

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2005年09月06日(火) ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット |

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