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2005年9月26日 (月)

タッチタイプの必要性。

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「タッチタイプ」とは?
キーボードを見ずにキー入力を行うこと。

しかし、果たしてそれがどれぐらいの人が実行できているか?
言うまでもなく、ほとんどの人ができていません。
ちょっと慣れた人でも、せいぜい時々キーボードを見ながらの両手打ちが、それなりにスムーズにできている程度。
これを「サイトメソッド」と言うらしいのですが、私自身は、こうして日本語入力のことを調べていくうちに初めて見た言葉です。
私はそこそこ入力は速いほうですが、時々見ながら打っている「サイトメソッド」です。
でも、それで困っていませんし、問題であるとも思っていません。
本来、タッチタイプを要求されるのは、昔も今も、タイピストなど「キー入力そのものが職業」という人だけだと思います。
今では、著述業やらプログラマーやら、キーボードに慣れていないと厳しい職業も増えましたが、それでもタッチタイプが必須だと考える人は、まだそう多くないと思います。

好みの入力方法は人それぞれ、ならば好みの練習方法も人それぞれ。 :雑記/えもじならべあそび(飛鳥カナ配列で綴る、無変換な日記)

こちらの記事を受けての記事です。

本当にタッチタイプができないことが問題であれば、無刻印キーボードがもっと売れてもいいはずです。
サイトメソッドが問題であるなら、キーボードに刻印なんか要らないですからね。
極端な話、同じ「キーボード」でもピアノの鍵盤には刻印なんかありませんし、「ド」の位置は何かしらずれたりしますしね。

私は、タッチタイプなんてごく限られたユーザーにしか必要がないと考えています。
そう考えると、学習法ならともかく、万人に対しての、ローマ字だかなだという議論がいかに無駄だということがわかると思うのですが、どうでしょう。


この辺、あまり前向きな意見ではないので、実は書いてて気分はよろしくないのですが、得てして世の中のニーズと開発者の意識っていうのは、かなり差があるのは珍しい話ではありません。
音声認識なんかそうですよね。
キーボードは面倒だから音声でコントロールすれば、という発想。
でも、音声って、指ほど雄弁じゃないんですよね(笑)。
それに、パソコンに向かってずっとブツブツ言ってる姿って…。

まぁ、思考スピードにキー操作がついて来てくれたら、操作のストレスがたまりにくいと言えますが、キーボードに関して言えば、我流で時々サイトメソッドでも、そこそこ速く打てる人なら、「タッチタイプの領域に達するためだけに労力が必要」というのは、やはり躊躇します。
それに必要な労力を最低限にするべく、開発者の方々はいろいろ研究されているのでしょうけど、そういう考えがあるならまだしも、闇雲にタッチタイプやタイプスピードこだわったり、果てはローマ字入力を全面否定するってどうかと思います。
タッチタイプよりは遅い我流タイプでも、ローマ字入力でも、まわりに迷惑はかからないのですし、何よりも本人が不自由を感じていないなら、そこまでする必要なんてどこにもないのですから。

でも、キーボードの使い方が、いずれ箸や鉛筆の持ち方ぐらいに生活に溶け込んで一般化するようであれば、事情は変わってくるでしょうけど。
しかし、今の教育事情を考えると、これは「そういう教育を受けた人が親になる頃の話」ですから、まだまだ先の話でしょうね…。
その頃になれば、おそらく完成の域に達するでしょうから、ピアノの鍵盤と同じくキートップの刻印はなくなってしまうのではないかと思います。
またそれとは逆に、両手の指が満足に動かない人向けの入力方法も、当然確立されてくるだろうし。

つまり、キーボード入力というのは、まだまだ完成の域には程遠い、ということ。
しばらくは、キー入力方式は模索が続くことになるのでしょう。

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2005年09月26日(月) パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

 トラックバックいただきありがとうございます。

 「完全な」タッチタイプというのは難しいですね。
 私の場合、かな入力をやっていたときには「ひらがなのみ(英数記号は全て見ながら入力)」でしたし、ローマ字入力以降は「下から3段左から11列の33キー」しかタッチタイプできていません。
 私にとっては「これで完全に満足」ではありませんが、「十分納得できる範囲」かな、と感じています。
 現在の「十分納得できる範囲」にたどり着くまでに、およそ10年掛かりました…長かったです。

 ちなみに私、免許の類は「普通免許(MT)」「第四級アマチュア無線技士」のみを取得しています(民間資格の取得は一切なし)。興味がないとこんな感じになります。
 パソコンの操作方法に関することや、タッチタイプに関することも全く同じで、「本人自身に興味関心があるか否か」で、全てが決まってくるだろうと思います。

 私は、タッチタイプ絡みの件について「万人に対して」納得できうる方法論を提供する(or説得できうる理論を提供する)自信など、全く持ち合わせていません。
 単に、「一人でも良い…とにかく【タッチタイプを習得してみたい!】と自発的に考えている方に、より失敗しがたい方法を提供したい」…ただそれだけを考えています。

 そうそう、キートップの刻印に関する件ですが…これはたぶん無くならないだろうと予想しています。
 たとえば、日本よりも早くから「教育対象として」タイプライタを導入している欧米諸国であっても、英字刻印は鍵盤から排除されていません。
 事務用途の高速入力対応電卓なども同じですね。
 果ては日本語速記用の「スピードワープロ」も、タッチタイプが前提のはずが刻印を打っています。
 一方で、元から刻印が無いものもあります…例示のピアノや、速記入力用の「はやとくん」には刻印がありません。
 ピアノに関しては、電子ピアノの一部に「光ナビゲーション」機能の付いているものもありますが、これは例外中の例外ですね^^;
  歴史的に刻印が付されてきたものに関しては、そのままずっと刻印が残り続けるはずです…それが「インタフェースとしての要件」であり、おそらくはタッチタイプの有無とは無関係なのだと思います。

 うーん、練習なしに習得できる入力方法(習得方法ではなく、入力方法そのもの)って、どこかに転がっていませんかね…それがあれば万事解決なのですが^^;
 #ある種冗談めいて聞こえるかもしれませんが、結構本気で探しています。

投稿: かえで(yfi) | 2005/10/01 0:37:06

かえでさん、毎度どうもです。

インターフェースの要件、ですか…そうですねぇ。

ピアノにしてもそうですが、楽器というものは、すべからく刻印がありません。
ピアノの場合は、半音を含めて1オクターブで12の鍵盤があり、それの繰り返しになるわけですが、パソコンのキーボードのようにホームポジションがあるわけでもないのに、正確に自由自在に音楽を表現できるところがすごいと思います。
また、弦楽器に至っては、バイオリンなどは音階の刻みすらありません。

ところで、お客さんのところで作業をしているとき、マニュアル片手に、片手でキー入力をしなければならない状態になったんですが、そのときふと気がつきました。
こりゃ刻印なかったらつらいな、と(笑)

楽器とパソコンのキーボードの違いは、運指方法が確立されているかどうか、という違いなのでしょうね。
「両手で打たなければならない」となると、必然的に見ないで打てるようになることが目標となります。
ピアノなどの楽器はそうですよね。
すでに完成されたものであるだけに、「操作(運指)方法」も決まったものしかありません。
しかし、パソコンのキーボードの場合、「必ずしも両手で打つ必要もない」、また「片手で打たなければならないこともある」ということを考えると、刻印無しはつらいです。
つまり、「こうでなければならない」という「操作(運指)方法」は決まっていません。
そこが大きな違いなんでしょうね。

同じ結果を得るために、複数のアプローチがあり、どれでなければならない、と決まっていないので、どれでもいけるように刻印が必要になる。

ちょっと考えてみたら、意外と明快でしたね(笑)
この辺をとっかかりにすれば、かなvsローマ字も、結論が出そうな気がします。

投稿: ささもと | 2005/10/03 18:24:51

 あっ、なるほど。刻印にはそういう効果が。
 いや、「ささもとさんのコメントを見て」今更になって気付いたのですが、タッチタイプ出来る領域であっても「刻印を見ている」場合がありそうです。

 私の場合、必ず目視確認するのが「ホームポジションの確認」です(何となく「F・J」を見て手を置いています)…手探りでやるよりも確実かつ早いですし。
 それと、片手で見ながら入力・二本指で入力というのも意外と良くやります^^;。英字を打つ場合だけでなく、親指シフトでも無理矢理やってみたり。

 タッチタイプ時のホームポジションそのものについても、色々な置き位置が模索されているようです。
 普通は「ASDF・JKL;」ですが、他に「QWEF・JIOP」とか「WERT・IOP@」などがありますね…

 【かな VS ローマ字】の件は、「○○だから○○入力方式{で|の方が}良い」という発言自体が、発言者の主観(というか、むしろ好みの問題なのかも…)に基づいているだけに、刻印の問題とは違った解決方法を要するのかもしれません。
 「どちらかに統一すればいいという問題ではない」ということだけは確実そうなのですが、「ではどうすれば?」と聞かれてしまうと、現時点では何とも言えずな訳でして…この件に関しては、未だに No Idea なのです。

投稿: かえで(yfi) | 2005/10/04 0:10:00

うーん、そうですねぇ。

必ずしもローマ字入力の「1文字複数打鍵」が、方式として異常なものではないことだけは確かです。

というよりは、やむをえない事態である場合もかなりあります。
一番近いところで、お隣の韓国は、ハングル入力をするために、日本語入力でいうローマ字入力に相当する方式がほぼ必然的になります。
また、中国語も、日本語で言うローマ字とあまり変わらない入力方式になるようです。

日本語はたまたまなんとか英文方式のタイプライターの配列にひらがなを押し込むことができたからこういう議論が出ているだけです。
そこに「ローマ字入力が脳に良くない」とかいうこじつけなんかされたら、中国や朝鮮半島の人はどうしろと(笑)

「どちらかに統一すればいいという問題ではない」ということに関しては、そう難しい話ではなく、
・いろんな入力方式、キー配列がある
・自分がなぜそれを使っているか
その程度が伝えられれば充分でしょう。
少なくとも現行方式では、統一するにはどちらとも欠点がありすぎるのは事実です。
しかし、小学校では50音配列に伴うローマ字教育が入る関係上、ローマ字入力を教えることになるのは仕方のないことでしょう。
そこで他の方式も教えろ、というのは、現行ではやはり難しいと思います。
学校の先生は「教えることのプロ」ではあっても、「パソコンのエキスパート」では決してない、というのと、ローマ字入力を教える必然性はあっても、「タッチタイプのためのかな入力」は教える必然性がないからです。

今どちらがいいのか、と問うとすれば、もう好みの問題以外の何物でもないですね。
東京だから巨人、大阪だから阪神、と同じようなもので、多数派の中に身を置くことは不自然でもなんでもなく、逆に、東京にいて阪神、大阪にいて巨人を主張するとどうなるか、というのを想像すればすぐにわかる話です。
たとえその主張が正しいとしても、わめけばわめくほど滑稽に見えるだけ。
滑稽なのは、主張のしかたと方向性を勘違いしている、ということですね。
ローマ字入力を敵視している人は、ほとんどこれです。まことに滑稽です。

また、見ながら打ち(いわゆるサイトメソッド)を卑下するのは方向性としておかしなことです。
卑下される立場にいる人はごく少数であり、無刻印キーボードがごくごく一部の人にしか使えないことを考えれば、その辺は明確です。

結局は、楽器のように完成されたものではないだけに、まだまだ錯誤は続くことでしょう。

この辺はまた別記事で考えをまとめたいと思います。

投稿: ささもと | 2005/10/04 10:13:49

 了解です。次の記事を楽しみに待たせていただきます。
 #ただし、教育絡みに関しては「先生方にお任せ」というスタンスを取ることにしましたので、言及は出来かねます…

 あっ、一つ重要なことが。
 冒頭で取り上げていらした中国と韓国の件ですが、韓国にはハングルを・中国には漢字部首を表記したキーボードが使われています。
 (日本国内でも、これらのキーボードはAT互換機用のパーツを扱うお店で見かけることが多いです…何の為に展示しているのかは不明ですが^^;)
 ハングルの場合(後半に記載さています)。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%93%E6%B0%91%E6%AD%A3%E9%9F%B3
 中国語の場合。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E9%9F%B3%E8%BC%B8%E5%85%A5%E6%B3%95
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E9%A0%A1%E8%BC%B8%E5%85%A5%E6%B3%95
 日本と同じ「英字を用いたローマ字入力」の需要もある気はするのですが、それらしき資料を見つけることが出来ませんでした…すみません。

投稿: かえで(yfi) | 2005/10/05 1:18:16

 たびたびすみません。
 中国語については、英字鍵盤で入力する「ピンイン」があります。
http://homepage2.nifty.com/inpaku-chinese/mandarin/f04/0411.htm
http://www.yamanashi-ken.ac.jp/~yohnishi/pcinfo/windows_tips/international/win-cn-kr.html#D
 ついでに、色々な言語用のキーボード表記も見つけてしまい、頭が痛くなってきました…orz
 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9011/

投稿: かえで(yfi) | 2005/10/05 1:32:14

かえでさん、いろいろ調べていただいたんですね。お疲れ様です。
調べていただいたサイトを見ると、改めて他の言語に対する理解があまり無いことに気づかされます。

私のコメントの中で書いたのは、ハングルは2ボル、中国語はピンインのことです。
ただ、ハングルと中国語は、他のいずれにしても1文字2打鍵が必須になり、「ローマ字入力は脳によくない」というくだらない理屈を切り捨てることができると考えています。

1文字1打鍵が効率がいいのは当然のことです。
しかし、原稿からのデータ入力ばかりしているわけではなのですから、文章を考えながら入力している場合は、絶え間なく指が動いているわけではありませんし、漢字変換でその都度思考中断・運指中断が発生することを考えると、全体としては、ローマ字打ちでもサイトメソッドでも、そこそこ速ければ(具体的に言えば、漢字を含めて自分自身の手書きと同等のスピードであれば)打っている本人のストレスも少なく、なんら支障は出ません。
もちろん運指効率が高いに越したことはありませんが。
要は「ボトルネックは運指方法ではない」ということです。

その辺を考えると、ローマ字入力否定派の言う「本当に脳にいいといえるもの」は、突き詰めれば「変換後の漢字も含めての1文字1打鍵」となります。
でも、そこまで来ると、「文字入力のために1文字1打鍵できるように日本語を変えてしまおう」とかバカな話になりかねません(笑)

脳にいいとか悪いとか言うのであれば、手書き原稿を書いてアルバイトに入力させればいい、と思います。


あと、サイトメソッドに関して言えば、それを強烈に卑下するかな入力派の人の意見に、「子供に教えるときもかな入力でいい、見ればわかるキーボードなんだから」と矛盾したことを強烈に打ち出している人がいます。
見るのか見ないのかどっちやねん?みたいな(笑)

投稿: ささもと | 2005/10/05 9:57:13

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