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2005年11月 9日 (水)

CD-ROMが取り出せません。

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今回の話は、トラブルというわけではありませんが…。

「CD-ROMが取り出せなくなることがあるんです」

まぁ話としてはよくある話です。
実際何度か質問されたことがありました。
でもこれって、意外とパソコンの歴史に根ざしたもののようです。

まずはCD-ROMが取り出せない要因を考えてみます。

1)CD-ROMが使用中で、ソフト的にロックがかかっている。
2)CD-ROMドライブが壊れている。
3)電源が入っていない。

時々あるのは1)の現象。
特定のソフトで、CD-ROMドライブのロックをかけるものがあります。
でもこれは、使っていなければ取り出しはできるので、そう問題になることはありません。

ウチのぼろいCD-ROMドライブで、2)の症状を持っているものがあります。
いくらイジェクトボタンをプチプチ押しても、「ガポッ」と言って一瞬開きかけて、閉まったまんまです(笑)。
読み込みが速くて重宝してますが、時々こうなるのが玉に瑕。

最も多いのは3)でしょうね…。
当たり前といえば当たり前なのですが、そう言うと決まって返ってくる言葉が、

「でも、フロッピーは電源切れてても取り出せるでしょ?どうしてCD-ROMはダメなの?」

ごもっとも。

電源が切れてても、CD-ROMのドライブはふたを開けることはできます。説明書にも書いてます。
1~2ミリ程度の細い穴がCD-ROMドライブの正面にありますので、そこをクリップを伸ばした針金を突っ込んでグッと押してやると開きます。
本来ならば、これもフロッピーみたいに機械的な取り出しボタン(イジェクトボタン)をつけてやればいいんでしょうけど…。
それをやると、光学式の読み取りヘッドを壊す恐れがあるからなんでしょうね。
でも、フロッピーでも、読み取り/書き込み中のランプがついている間は、イジェクトボタンで取り出しをしようとすると壊れるんですけどねぇ…。


ここから先は、一部は私の推測ですが、ちょっと書いてみます。

3.5インチフロッピーは、インターネットが普及する前、MS-DOSの頃からすでに一般的な存在でした。
その頃は、フロッピーは「ガシャン」と突っ込んで、機械的な取り出しボタンで「ガシュッ」と取り出すのが当たり前でした(というよりは、いまだにそうなんですが)。
これが、Windows以前の話で、Macintoshが世の中に出現した時に少し変わりました。
「ガシャン」と突っ込んだフロッピーは、取り出す時はデスクトップ上の操作によってのみ取出しができるように変わりました。
つまり、機械的な取り出しボタンがなくなったのです。
あることはあるのですが、今のCD-ROMドライブのように、細い穴の奥に引っ込んでしまったので、電源を切ったらCD-ROM同様、針金でないと取出しができません。
実はCD-ROMにはイジェクトボタンがあるのですが、これはディスクを入れるときにトレイを開くためのものです。取り出しの時は、いくらボタンを押しても開かないようになっています。
(一時期、CD-ROMを専用のジャケットに入れてフロッピーと同じように突っ込むドライブもありましたが、廃れてしまいました)
フロッピーを出す時は、中でイジェクトボタンをモーター制御で動かして吐き出されていました。
(ちなみに、MacのノートタイプのPCカードスロットも、一部の機種を除き同じ仕様で、取り出すときは、機械的なイジェクトボタンを使わず、ソフト上の操作で吐き出しをする構造でした)
これはMacにフロッピードライブがなくなってしまうまでほぼ一貫していました。
Macのほかにも、キヤノンの「NAVI」というワープロ(複合機?)でもそういう仕様になっていましたが、ご存知の方はおられるでしょうかねぇ…私は欲しくて仕方がなかったんですが、下手なパソコンよりも高かったので買うのは断念しました。

しかし、Windowsは、この動きを仕様に盛り込みませんでした。
おそらくコスト的な問題だったのでしょう。
でも、フロッピーもイジェクトボタンを廃止していれば、この辺で迷うことも少なかったのではないかと思います。
まぁ、前述のとおり、フロッピーは全廃方向で流れていますので、いまさらどうこう言っても仕方ないのですが。


パソコンの歴史は短いですが、他の業界になく劇的な進化をしているのは確かです。
でも、ことWindowsパソコンに関して言えば、ハード構成の基本には、進化がないともいえます。
フロッピードライブさえあれば、どのWindowsパソコンでも、MS-DOSフロッピーで起動ができることに変わりはない、ということ。
ちなみに、Macintoshは、そのハードウェアが出た以前のOSでは起動できません。
メンテナンス性から言えば、どちらがいいかはなんとも言えませんが、フロッピー起動の利くWindowsパソコンの方が、何とかなる確率が高くなるのは確かだといえます。
でも、それに縛られているだけに、Windowsパソコンは基本構造に進化がないのも確かです。
クルマで言えば、エンジン性能が上がったり、ミッションがオートマになったりはしていますが、シャーシにタイヤが乗っかって、機械的にハンドルを動かして、機械的にブレーキをかける、この構造が脈々と変わっていないのと同じと言えましょう。
それだけに、私もこうしてパソコンの修理屋さんができているんですけどね(笑)。

クルマは、タイヤ駆動であり続ける限り劇的な変化はないと思われますが、パソコンは、おそらくここ数年はこのまま進むことになるのでしょうけど、ここ10年ぐらいのどこかで、ある程度の劇的な改革がなされると考えています。
パソコンの家電化、専用機化が進むと思うのですが…。

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2005年11月09日(水) ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

10年も経てばパソコンはどうなってるんでしょうね?2015年富士通夏モデルのスペックは?想像も出来ません。

投稿: prtwqq | 2005/11/14 20:26:09

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