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2006年2月26日 (日)

デジカメデータを救出せよ!

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今回は、先日交通事故で亡くなった甥の絡みの作業。

仕事で近くまで来ていたので、ちょっと立ち寄ってみた。
先日の葬式以来である。
実はその葬式の時に、頼まれていたことがあった。

「この前壊れた古いパソコンの中に、デジカメで撮ったあの子のデータが入っているから取り出して欲しい」

たまたま事故のちょっと前、ウチに兄一家が来た時に、お客さんから「使わなくなった」ということで引き取ってきていたWindows98のパソコンがあったので、それを譲ったのですが…図らずも甥と顔を合わせたのはそれが最後でした。
そのパソコンへデータを移して欲しい、ということです。

まぁ単純にハードディスクを取り出してUSBでつないで…と思っていましたが、甘かったようです。
とんでもない落とし穴がありました…。

-----

チャイムを鳴らして入ってみたら、線香の匂いが…。
なんだか嫌な実感を感じずにいられません。
焼香を済ませてしばし話し込んでいましたが、とにかく作業にかかることにしました。

ターゲットのPCは、IBMのデスクトップ機のAptivaで、Windows95プリインストールの、MMXペンティアム200MHzのパソコン。
よくよく聞くと、落雷があってから電源が入らなくなったんだそうな…。
うーむ、ハードディスクは大丈夫だろうか??

電源が入ればLANを使って転送しようかと思ったけど、電源が入らないなら仕方がない。
箱を開けてハードディスクを取り出して、持ってきた外付けUSBハードディスクケースをつないでみる。
すぐに終わる話だろうからと思い、ハードディスクを仮組みでつないで、先日譲り渡したWindows98パソコンに接続したところ…ドライバが要るらしい(--;
Meや2000/XPならドライバ要らないのになぁ。

あろうことか、ドライバが手元にない。
今の環境では、とりあえずダイヤルアップでしかつながらないんですが、無理してつなげばなんとかドライバはダウンロードできるはずなので、つながせてもらった。
そしたら…。

何やらエラーが出てインターネットエクスプローラーが閉じられてしまう。

「そうなんよ、もらってきてインターネットにつないだら、毎回これが出て、何回やっても同じ!そうそう、これも直してよ」

うーむむむむ。
そんなはずはない。ウチでつないでいた時は…って、そういやウチではLANだったなぁ。

とにかく、エラー報告をするボタンとIEを再起動するチェックとがある、例の「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」のダイアログの「エラー報告を送信する」ボタンをクリック。
解決の糸口のあるトラブルなら、これで対策が表示されることもあるんです。

「えー、そうなん?いつもペケで閉じてたよ(笑)」

まぁそうでしょうねぇ(笑)私もこないだまでそうでしたから。
お、なんか出た。

-----

Microsoft オンライン クラッシュ ダンプ解析サービス - response

回避策のある問題です:サポート技術情報の指示に従ってください

エラー レポートを送信していただき、ありがとうございます。
問題の説明
エラーは、an application using C Runtime (Msvcrt.dll) が原因で発生した可能性があります。
解決策
この問題のトラブルシューティングを行うには、下記の追加の技術情報の下の最も適切なリンクをクリックしてください。このリンクをクリックすると、マイクロソフト サポート情報に移動します。この技術情報の手順により、ご使用のコンピュータの問題のトラブルシューティングを実行してください。
: この手順を実行しないと、コンピュータで同じエラーが発生し続ける場合があります。
サポート技術情報
An application that uses Msvcrt.dll may unexpectedly quit on a computer that is running Windows Millennium Edition,... (895959)

ほほー、Msvcrt.dllが原因とな。実行しないと同じエラーが発生しつづけるとな。なるほど。
ではリンクを開いてみる、と。

-----

Windows Millennium Edition、Windows 98 または Windows 95 を実行しているコンピュータで、C ランタイム (Msvcrt.dll) を使用するカスタム アプリケーションが突然終了することがある :マイクロソフト サポートオンライン

現象
Microsoft Windows Millennium Edition (Me)、Microsoft Windows 98 または Microsoft Windows 95 を実行しているコンピュータで C ランタイム (Msvcrt.dll) を使用するカスタム アプリケーションを実行すると、アプリケーションが突然終了する (クラッシュする) ことがあります。
原因
この問題は、C:\Windows\System フォルダに不適切なバージョンの Msvcrt.dll ファイルが存在する場合に発生することがあります。ベータ版のプログラムやサードパーティのプログラムにより、不適切なバージョンの Msvcrt.dll ファイルがインストールされている可能性があります。

ほーほーなるほど。
でも、IEがそのカスタムアプリケーションとやらになるんスかね?よーわかりませんが。
で、解決方法は、っと。
このパソコンはWindows98SEだから…

Windows 98 または Windows 95 を実行しているコンピュータで Msvcrt.dll のバージョンを元に戻すには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに SFC と入力し、[OK] をクリックします。
  2. [システム ファイル チェッカー] ダイアログ ボックスで、[インストール ディスクからファイルを 1 つ抽出する] をクリックします。
  3. [修復したいシステム ファイルを指定してください] ボックスに Msvcrt.dll と入力し、[開始] をクリックします。
  4. [復元元] ボックスで、Windows 98 または Windows 95 のインストール CD を参照します。
    : 使用している Windows 98 または Windows 95 が OEM (Original Equipment Manufacturer) のインストールである場合、インストール ファイルは次の場所に格納されていることがあります。
      C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS
  5. [ファイルの保存先] ボックスに C:\ と入力し、[OK] をクリックします。次のメッセージが表示されます。
      ファイルの抽出
      ファイルの抽出が完了しました。
  6. [OK] をクリックします。
  7. [システム ファイル チェッカー] ダイアログ ボックスを閉じます。
  8. MS-DOS モードでコンピュータを再起動します。これを行うには、[Windows の終了] ダイアログ ボックスで、[MS-DOS モードで再起動する] をクリックし、[OK] をクリックします。
  9. コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
      Rename C:\Windows\System\Msvcrt.dll Msvcrt.old
  10. コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
      Copy C:\Msvcrt.dll C:\Windows\System
  11. コンピュータを再起動します。

要は、システムファイルチェッカー(SFC)を起動して Msvcrt.dll を抽出しなおす、ということ。
一応メーカー製パソコンなので、インストールファイルは C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS にありますのでその場所を指定して抽出です。
SFCは、今使っているファイルをそのまま置き換えることもできますので、私はこの手順ではなくそのまま置き換えてしまいました。

さてこれで直ってくれれば…。

-----

おおっ!!エラー出なくなったよ!すごいなぁ~やるじゃんマイクロソフト!

ということで、USB外付けケース用ドライバをダウンロードです。
ほどなくダウンロードできてインストールまで完了。
ってか、ドライバぐらいちゃんと持っとけって?はい。反省…。

さて、あらためてUSBケーブルをつなぎ、Windows98パソコンに認識させました。
USBのプラグアンドプレイで、大容量記憶デバイスとして認識されて………あれ?
ドライブ出てこないよ??

デバイスマネージャで確認したら、ドライブとしては認識してるけど、ドライブ番号が割り当ててもらえてません。
再起動してつなぎなおして…を繰り返しても同じ。
うーむむむむ。
どうもこのUSB外付けドライブ、勝率が低いぞ。最近こういうのが多すぎる。

仕方がないので、持って帰ってメンテナンス用PCでの確認と相成りました。

持って帰ろうとして改めてケースに収めようとしたら…入らない。
なんとこのハードディスク、日立と合併前のIBM製なんですけど、IDEコネクタの位置が、今の一般的なものと違って、1センチほど真ん中よりに付いてます。
なんとまぁ…天下のIBM製がこれですか…。
もうこんなハードディスクはないでしょうけど、今回のように古いハードディスクからのデータ取り出しの際には、こういうのに遭遇するかもしれません。

-----

持ち帰ってから、いつも通り、メンテナンス用PCへリムーバブルケースで取り付けてデータ取出しを行います。
RATOC IDE リムーバブルケース IDE-MDK1NSシルバー
こういう作業が多いと、リムーバブルケースは本当に役に立ちます。
さて、ケースを取り付けてから本体のスイッチオン!

ん??
いきなりチェックディスクが始まったよ…。

…ああ!!そうかっ!!
いままでUSB外付けケースが勝率低かったのは、このためか!!
ハードディスクにエラーがあると、このUSBタイプの外付けケースは対処できないんだな…。
そういうことか。
妙に納得。

チェックディスクが完了したら、普通にアクセスできるようになりました。
「完全に壊れてて読めませんでした」という最悪の事態は避けられたようです。
とにかく、MyDocumentsフォルダやメールの添付書類などのフォルダからJPEG画像を探し出して、CD-Rに書いて完了です。
メールの添付ファイルは、ポストペットを使われていたので、全く面倒もなく取り出せました。
ポストペットは、添付ファイルだけフォルダにまとめて保存されているからです。
で、その添付ファイルのフォルダを見ていて、ちょっと気になるファイルが。
prettypark_whatever
なんかこの2つのファイル、名前が微妙に変わっていくつも置いてあるんですよね。
怪しいなぁ~~。
ということで調べてみました。

まずはPrettyPark.exeから。

W32/PrettyParkに関する情報 :情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)
WORM_PRETTYPARK - 詳 細 :トレンドマイクロ ウイルスデータベース
PrettyPark.Worm :Symantec Security Response

1999年発見のウイルスなのに、

WORM_PRETTYPARK - 感染状況 :トレンドマイクロ ウイルスデータベース

ここ1年で見てもそこそこ発見されてるんですねぇ。
使ってたメールソフトがOutlookExpressじゃなくポストペットだったから、感染はしてもメールを撒き散らすには至らなかったようです。
でも、C:\Windows\System ディレクトリに「FILES32.VxD」というファイルがあったということは、実行してしまっていたんでしょうねぇ…。

次にwhatever.exe

WORM_ALIZ.A - 概 要 :トレンドマイクロ ウイルスデータベース
W32.Aliz.Worm :Symantec Security Response

こちらは2001年発見のALIZというウイルス。
このウィルスは、その直前に流行していたNimdaウイルスと同じく、OutlookExpressでのメールプレビュー機能の欠陥が原因で発病するもの。
やはりポストペットなので発病はしていないでしょうし、発病していても、Windowsアドレス帳には何もなかったのでメールの撒き散らしはなかったでしょうけど…。

WORM_ALIZ.A - 感染状況 :トレンドマイクロ ウイルスデータベース

ここ1年で見てもPrettyPark以上に見つかっています。
PrettyParkと違い、OutlookExpressの欠陥で実行されてしまうので仕方ないのでしょうけど、いまだにこんな古い欠陥を修正しないまま使っている人も多いんですねぇ…。

どちらのウィルスも、発病するのにOutlookExpress依存はあっても、発病した人が身近にいると飛んでくるのは同じですし、OutlookExpressでなくても添付ファイルを開いてしまうと感染してしまうのは同じです。
今はほとんどのプロバイダが、(有料のところもありますが)メール添付型のウイルスの対策をしています。
でも、今回のPrettyParkのように、6年以上も前のウイルスでこれなんですから、メールだけでなくチャットサーバーなど別の方法でも広げるようにしているのは珍しくありません。
BlasterやSasserなどは、メールではなくネットを通じて直接別のPCを叩きに行きますから。

とりあえず、CD-Rに焼いておいたファイルの中にこれがあるのはまずいので、これらのファイルをCD-Rから削除しました。
正確には「見えなくした」ということになります。
いったん書きこんだファイルは、削除はできませんので、追加修正としてそれらのファイルを見えなくするような情報を書きこんでいるだけ、となります。

…うーん、ここまで書いてて不安になった。やっぱり新しいCD-Rに焼きなおそう。

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コメント

どうもこのUSB外付けドライブ、勝率が低いぞ。

勝負強いカープの前田くらい?3割有る無しかなあ?なんででしょうねえ。。

なるほど。報告して解決に至った良い事例の内の一つですね。。

投稿: p | 2006/03/20 6:15:49

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