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2006年3月 1日 (水)

海自データ流出 「ウイルスソフトで慢心」

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海自データ流出 「ウイルスソフトで慢心」 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 海上自衛隊の護衛艦の秘密文書も含む業務用データがインターネット上に流出していた問題で、自宅の私用パソコンが流出元となった海曹長(41)が、海自の事情聴取に対し、「自分のパソコンはウイルス対策ソフトを常に更新しており、自分は絶対にウイルスに感染しないと思っていた。慢心があった」と話していることが分かった。

 海曹長は、海自が実施したパソコンの情報保全に関する研修にも過去3回参加しており、ファイル交換ソフト「Winny」(ウィニー)がウイルスに感染した場合のデータ流出の危険性も認識していたという。

 ウィニーを私用パソコンに入れていた動機について、海曹長は、「音楽や映画のデータ交換のため」と話し、「自分の仕事の資料収集のために、安易な気持ちで業務用データを自宅に持ち帰った。保全意識が欠如していた」と深く反省しているという。

 海曹長は艦内ではベテラン格で、同じ分隊に所属する若手乗員の指導や教育などを担当する役割も担っていた。このため、自衛艦のコールサインなどの秘密情報のほかに、一部の乗員名簿や緊急連絡網などの個人情報も流出した。

(2006年2月28日 読売新聞)

要は「知ったかマニア」が「またやってしまってます」ということ。

でも、今回の事件では、他と違うところがある。

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どんなウイルス対策ソフトでも100%の安全性はあり得ない。
ウイルスなどの悪性ソフトは、それを上回る手を日々研究しています。
私は常々それを言い続けています。

この海曹長は、その意識が完全に欠如していたとしか言いようがない。
本当に保全意識があるのなら、Winnyなんて絶対に使わない。

今回の事件の重要ポイントは、やはり

「ウイルス対策ソフトを導入していても感染した」

というところ。
趣味で使ってる「知ったかマニア」が、「ウイルス対策は万全だぜ!!」なんて言いながらWinnyを使っている、という構図。
アホですね(笑)。

Winny利用の動機は、今回の海曹長もそうですが、ほとんどは「タダで音楽データや映画データをダウンロードできるから」といったバカバカしい下心だと聞きます。
というよりは、それ以外では、「情報流出に対して調査に入るため」ぐらいしかまともな利用方法なんて思いつかないでしょう。
「重要なデータのやり取り」にこんなものを使うバカはいない。

P2P技術そのものがダメだとは思わない。
Winnyの最も大きな罪は、匿名性を高めてしまったがゆえに、こうした意識の低い「知ったかマニア」が、したり顔でファイル交換ネットワークを使ってしまうような状況を作り出してしまったこと。

そもそも最初のコンピューターウィルスは、1980年代前半に、違法コピー利用者への仕返しにパキスタン人の兄弟が作った「Brain」というウイルスだと言われる。
この辺は諸説いろいろあるようで、どれが「世界初」とは特定しがたいですが、中にはこんな人が「自分が世界初のウイルス作者だ」と言ってたりします。

最初のウイルス作者が語る「未来社会とプログラマー」 :HOT WIRED JAPAN

グレゴリー・ベンフォードって…確かSF作家じゃなかったっけ?

まぁ、今回の情報流出を起こさせたウィルスは、「Brain」のように、こういったWinny利用者に鉄槌を下す目的で作った…のであれば、義賊的な行為と取れますが、やり方としてはあまり誉められたものではありませんね。
でも、「うかつにこんなソフトを使ったらこうなるでぇ~」という警鐘にはなり得るんですが…それでも甘い餌に釣られるバカは後を絶たないということでしょうかね。

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2006年03月01日(水) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ニュース, パソコン・インターネット, ファイル交換ソフト(Winny・WinMx)関連, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

問題の本質は、winnyを仕事のパソコンで利用した事です。テメエのパソコンで自宅でwinyをやりデタが漏洩しても大して問題無いでしょう。ウィニなどばかばかしいですね。エロ動画をdlするらしいですね。ある会社のクライアントでヤフー将棋しようとしたら、設定されていて出来なくなっていました。管理者が設定してるのでしょうね。

投稿: p | 2006/03/02 7:25:24

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