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2006年4月22日 (土)

Macでつながりません。

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01_AD22こちらはブログをご覧いただいてお電話いただいた女性のお客さん。

「どうしたわけか、Macだとインターネットにつながらないんです…実は一度リカバリをかけたので、その辺の設定を含めて、まとめて見直しをして欲しいんですが」

お聞きすると、どうも同じルーターにつながっているWindowsでは問題ないのに、Macではつながらないそうです。
うーむ、妙な現象ですね…。

「ベージュのG3Macだからでしょうか、それともバッファローのルーターがおかしいんでしょうか?」

出たバッファロー(笑)。
それに、G3Mac辺りなら、私でもなんとかわかる範囲です。

とにかくお伺いして状況を確認しないことには解決できませんのでお伺いです。

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お伺いして早速電源を入れてもらいました。

今回のパソコンは、Power Macintosh G3 DT266。
こりゃなんとも懐かしいMacです…。
Appleのサイトでも、もうすでにPDFカタログ程度しか情報がありません…。
OSはMacOS9.2が入っています。
起動は1分程度で完了。速いの何の(笑)。

私にとっても慣れ親しんだデスクトップが出てきました。
今のMacで言えばClassic環境。

安定性は別としても、この時期のMacは、とても扱いやすかった記憶があります。
今のWindowsのように、たかがソフトのインストール程度で、あちこち不規則にファイルをばら撒いたりシステムの奥深くに入りこんだり、というヤヤコシイことはほとんどなく、IEのインストールですら、CDにあるフォルダを、ハードディスク内の適当なフォルダへドラッグ&ドロップでインストール完了、というシンプルさでした。
それに比べると、今のWindowsのなんともヤヤコシイこと…。

さて、「WWWブラウザ」のエイリアスアイコンからIEを起動して現象確認です。

しばらく真っ白な画面で…ダメです。ページが表示できません。

まずはIPアドレスが取れているかどうかの確認です。

アップルメニュー → コントロールパネル → TCP/IPをクリック。

…うーむ、接続先が「PPP」です…。
これは「リモートアクセス」経由、いわゆるダイヤルアップの設定です。
これでは当然ながら、IPアドレスは取得できません。

まずは接続先を「Ethernet」へ変更です。
あとは、AppleTalkを切っておいた方がいいでしょう。
このMacが出たばかりの頃、Mac同士のネットワークを組むのにとても有益だったAppleTalkも、今となっては、もう無駄なパケットを吐き出しつづける存在でしかありません。

アップルメニュー → セレクタをクリック。

ここで「AppleTalk不使用」にラジオボタンを合わせておきます。

この時期のMacは、ネットワーク利用の技術として、OpenTranceportという技術を使っていました。
再起動をしなくても、ネットワークの切り替えがすぐにできるという、かなり使い勝手のよいものでしたが、環境によっては不安定なこともありました。
でも、ブラウザでTCP/IPしか使わないなら、大きな問題はありません。

基本的にはこれでつながるはずです。

もう一度、コントロールパネルのTCP/IPを確認してみたら、きちんと 192.168.11.xx のIPアドレスが取れています。
これなら大丈夫でしょう、ということで再度ブラウザを起動。

…やっぱり同じ。表示できません。
うーん、そんなバカな?

それでは、ということで http://192.168.11.1/ をタイプしてルーターの設定ページへ接続。
…どうしたわけかこちらも表示できません。
念のためMacを再起動させましたが同じ。

うーむむむむ。

ルーターのランプを見ると、Macのつながっているポートのインジケーターは、オレンジで点灯です。
説明書を見ると、これは10Base-Tでの接続状態を示しています。ちなみに100Base-Tは緑です。
10Base-Tだと、スイッチングハブでの自動切換えがうまくいかないってこともないではないような気がしないでもないですが…ポートごとに10Base-T固定とかできるハブも珍しいと思いますので、そちらの線はとりあえずあとまわし。

どうもこれはルーターの動作が怪しい。

ルーターの電源を切ってみます。
念のため、WAN側のケーブルは外してMacだけLAN側につないだ状態で、再度ルーターの電源を入れてみました。

…今度は設定ページを表示できました。

はい、ルーターの問題ということで確定です(笑)。

以前の記事の記事のトラックバック先、

2年経ちました。 :パソコンのサポートやってます。

こちらの記事でも、バッファローのルーターはACアダプタの電圧に原因があるとかないとかいう話がありましたので、今回はちょっと測ってみました。

D1000100

へ?
定格5.5Vのところで、なんで10Vも出てるの??

電圧が下がってて不具合を起こしてるならまだしも、電圧が高すぎて、ってのは…ちょっと…。
以前の記事で紹介した記事を読んでいると、

BBR-4MGとは :びんずめ堂

BBR-4MGは、今回のBBR-4HGの下位機種です。電源周りなどの基本構造はおそらく同じはず。

どうやら中にスイッチング電源の回路があって、この程度の電圧上昇は問題なさげです。
とはいえ、これでは定格電圧とは言えんぞ…。
そんなんでええんか?バッファロー…。

-----

戻ってきて、ちょっと調べてみたら…

有線BroadBandルータ BroadStation ハイエンドセキュリティモデル|BBR-4HG :バッファロー 製品情報

BBR-4HG :ダウンロードサービス|マニュアル|

なにやらファームウェアが変わって、内容が違っているらしい…。

ドライバ ダウンロード BBR-4HG :バッファロー サポート&サービス

ここで見る限りでは、今回のお客さんの回線(EOホームファイバー)では、不具合を起こす可能性があるらしい。
でも、Windowsではつながるということだから…。
ファームウェアが原因というのはちょっと違うんじゃないかという気はしますが、もしかしたらファームウェアのアップグレードで改善する可能性が、なくはないようです。
まぁでも、そこまでしてバッファローを使う義理もないような気もしますが(笑)。

-----

ACアダプタの電源電圧はともかく、動作はするようなので、そのまま配線を元に戻して、WAN側も接続して、ページが表示できるかどうかの確認です。

今度はきちんと表示できます。
Macの方も何度か再起動や電源OFFからの起動を繰り返して、問題ないことを確認。

とりあえず、時間の許す限り様子見をかけてみました。

その間、お客さんとMac談義です(笑)。

正直なところ、最近のMac(いわゆるOS X以降)は、手元に実機がないため、ほとんど知識の蓄積がありません。
昔のMac(いわゆるOS XのClassic環境、MacOS9以前)なら、10年程度は使った実績があるので、かなり馴染みがあるんですが…。
お客さんも似たような状態だったようで、すっかり話が合い、話し込んでました(笑)。
妙齢の女性とお見受けしたのに、こんな古い話でナニヤラやたらと話が合うので、もしかしたら同年代?とお聞きしたら…見かけ通り、思いっきり私より若かったです(汗)。失礼いたしました…。
まぁ、Classic環境の基礎が確立したのは漢字Talk7の頃ですから、その頃に学生もしくは新社会人であれば、こういう話もできる妙齢の女性でもおかしくはないですね…。

とりあえず、様子見の段階では全く問題なさそうなので、それで使っていただくことにしました。

お客さんが言うには、以前から調子がおかしかったことは確かだったようで、このMacもそのうち買い換えるから、そのタイミングでこのルーターも買い換える、とのことです。
お客さんも「やっぱり安物はダメだね~」との認識(笑)。
私もそう思います…。

-----

しかし、今回改めてわかったのは、単純にブラウザとメール程度なら、今回のMacのように、5年以上前のパソコンで、それも10BaseのLANでも何ら問題がないわけですから、今後はリースアップのWindowsXPのリサイクルPCが幅を利かせることでしょうね。
なんと言ってもWindowsXPは、5年以上もメジャーアップデートのなかった、実績あるOSなのですから。

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2006年04月22日(土) ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(有線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

maru です。

お久しぶりです。
コメント欄が上に来ていますが、Mac OS X 10.46 の safari(2.0.3) で見ると、コメント欄の右側が切れています(^^;;;。

さて、本題ですがバッファローのルーターは、感覚で申し訳ないのですが2年以上、3年目に入ると DHCP 周りがおかしくなり、ちゃんと IP の発行が出来なくある場合があると思います。
固定 IP にすると使えたりしますが、基本的に買い替えをお勧めします。

また、Macintosh の環境ですが、流石がに Mac 0S 8.x 〜 9.x の環境で、Mac の IE だとちゃんと見れないサイトも多いと思います。インターネットの基本的な利用なら、この世代のハードウェアでもなんら問題はないと思いますが、最近はソフト面で厳しいのではと思っています。

やはり、最新の Mac OS X の方が良いです。
どうですか?Mac mini でも一台、最悪 Windows XP も起動しますので(^^)。

投稿: maru | 2006/05/09 11:44:26

ささもとさんこんばんは。

infrastructure(略してinfra.)です。
私もBBR-4MGでDHCPからのIP取得が出来ないというトラブルに遭遇したことがあります。
maruさんの言われるように固定IPだと通信可能でした。
しかもこのBBR-4MGは新品でしたので初期不良と判断し交換してもらったのですが、交換品も同様の症状でした。

それからこれも過去の経験なのですが、MacintoshのLANポートは接続するHUBとの相性が悪いことがあります。
通信できない訳ではないのですが速度が極端に落ちたりします。
HUBがオートネゴのタイプで症状が顕著なようで、今でもMacがらみのネットワークトラブルの場合はポート毎に10M/100M、Full/Half-Duplexが手動切換できるタイプのHUB(Buffalo LSW10/100-8HW など)を持ち込むことがあります。

投稿: infra. | 2006/05/09 23:41:02

BBR-4MGでは同じくDHCPの不具合を見たことがあります。
私も交換してもらいましたが同様の症状でした。

そのときはファームウェアのアップデートでなおったんだったか、結局IP固定して済ませたか・・・
それ以来、最安ルーターは納品しないようにしてます^^;

投稿: teltel | 2006/05/10 12:31:46

初めて書き込みしましたkebinと申します。
自作をする程度でPCオタクの私ですが、ひょんな事から笹本さんのこのブログに辿り着きました。

それと、BBR-4MGは姉に物々交換で新品をあげたので、気になります。姉が使用するPCはwinですが、  先日ネットに接続しないとの事でよく見た所、
ネットワークのプロパティで無効の設定になっていただけでした。
再び接続出来なければ私も同じ様な状況に陥る可能性がありそうです。

笹本さんが色々とお客様のPCを修理されてる過程が見れるので、
私としても大変勉強させてもらっています。

投稿: kebin | 2006/05/10 20:11:57

maru さん

そうなんですよね、ハード的には問題なくても、ソフトや周辺機器のドライバが対応しなければ、事実上は「使えない」んですよねぇ。
極端な話、i386や68030でも「パソコン通信」する分には充分ですが(笑)、パソコン通信のサービスそのものが…。
最近は外でブログの下書きするのにSigmarionIIなんぞ使ってますが、最近どうもバッテリのへたりが早いです…ACアダプタ付きなら使えますが、ほとんど意味ないですし(^^;
新しいMacは…どうしようかなぁ。WindowsVista対応もしないといけないから…うーむ。

infra. さん

今回はIPが取れないわけではなかったので、ちょっと症状が違うようですが…突き詰めて探ったら同じようなところなのかもしれませんね。
オートネゴに関しては、AppleTalkパケットの影響もあるのかもしれません。
Windowsマシンとは違う反応をしているでしょうから。
本格的にパケットモニターなどを使えばよくわかるんでしょうけど…本当ならそこまでやってみてもいいんでしょうけど、なかなか…。

teltel さん

この手のルーターのトラブルって、交換してもらっても現象が変わらない場合って多いんですよねぇ。
でも、メーカーと直のやり取りなら、ファームウェアは最新にアップグレードされててもおかしくないんですが…。
ルーターに関しては、販売店対応での「店頭在庫と交換」ではダメっぽいですね。
どうもバッファローは、他メーカーとの出荷台数比以上に、不良品率が高いように感じます。
「安いから不良品を出してもいい」という考え方は、単純にブランドイメージが「安かろう悪かろう」となるだけなんですけどねぇ…。

kebin さん

はじめまして。今後ともよろしくお願いします。
職業柄、いろんなルーターに接してますが、バッファロー・コレガ・エレコムのルーターは当たり外れが激しいように思います。
NECなどちょっと高いルーターでの、製品そのものの問題によるトラブルは、聞いたことがありません。
出荷台数が少ないせいだけではないと感じます。

投稿: ささもと | 2006/05/11 6:37:25

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