ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

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2006年9月12日 (火)

LDAPディレクトリは利用できません。

こちらは知り合いからの紹介。
メールがうまく使えない、とのこと。
話を聞いている範囲では、メールの宛先の指定ができないらしいのですが、なんだかよくわからない状態なので、とにかく見に行くことになりました。

お伺いして、症状を見せてもらうことに。

どうしたわけか、お使いのメールソフトは、Outlook2003。
基本的に、業務利用でもなければ、個人でOutlook2003である必要はあまりないはずです。
うーむ、なぜにOutlookExpressではなくOutlook2003??

「ああ、こないだ買って、メールの設定をしたんだよね。アウトルックエクスプレスを使いたかったんだけど、どーしたわけかこれになってたんだよね」

…うーむむむ。
基本的に、Office2003をインストールすると、意図的に外さない限り、標準のメールソフトはOutlook2003になってしまいます。
Office2003プリインストールのパソコンは、まず間違いなく、出荷時の標準のメールソフトがOutlook2003になっています。
メーカー独自のワンタッチボタンで起動するメールソフトも、ほとんどは「標準のメールソフト」ではなく明確にOutlook2003を指定してあります。
メーカーもなんでそんなことをするのか、さっぱりわからんですね…。
まぁそれはそれとして。

メールを新規作成してみました。
宛先を指定しようとしたら…んんん???

Ldap_error

LDAP ディレクトリは利用できません (52)

へ?

-----

このエラーメッセージは、正直、私の経験の範囲では見たこともないメッセージです。
とりあえずぐぐってみましたが、どうもそのものズバリのメッセージに対する解決方法は出てきません。

まずは「LDAPとは何か」を知る必要があります。
比較的わかりやすいところで、こんなサイトがありました。

1.2.2 LDAPとは :Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド 富士通株式会社

私も対象顧客が「個人のお客さん」になってから長いので、あまり大規模ネットワークに触れる機会がありませんでしたので、こういった部分でのスキルは、時代から置いていかれる一方です…。
まぁ、法人向けは法人向け、個人向けは個人向け、と2極分化してきているので、今の仕事を圧迫してまで法人向けの知識まで持つ必要はないとは思っているんですけどね。
昔(といってもたかだか10年ほど前)と違って、今はインターネットが物凄く進化していますので、こんな具合に情報を探し出すことはかなり容易になっている、ということもありますし。
まぁそれはそれ。

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こちらのお客さんは、個人経営のお店なので、どう考えてもサーバーを立ててLDAPのお世話になる運用をしているわけではなさそうです。
おそらく、Outlook2003を使っている弊害なんだろうと思うんですが…。

「でも一応アドレス帳はちゃんとあるから、どこか変な設定をいじってしまったんだと思うんだけど…」

うーむむむ。

お客さんも、本来はOutlook2003なんて使うつもりはなかったらしいんですが、

スタートメニューに出てきた既定のメールソフトがOutlook2003になっていたので、そちらを設定してしまった

とのこと。
まぁ、OutlookExpressを使っていればこんなことにはならなかったのでは?というのが正直なところ。
でも、そうするにはどうすればいいのか?を、自称初心者の方が自分でどうにかすることは難しいでしょう。
全く迷惑な仕様です。

こういう変なエラーは放って置いてOutlookExpressへ移行してもらうのは簡単なんですが、アドレス帳に大量に入っているメールアドレスの移行ができないと話にならないようです。
アドレス帳のエクスポートをするべくアドレス帳を開こうにも、同じエラーで引っかかって開けませんし…。
とりあえずエラーダイアログを閉じると、

Ldap_address

「名前を表示するアドレス一覧」という項目が「ActiveDirectory」になっています。
プルダウンメニューを表示させると、「連絡先」という項目が2番目に来ています。
どうもこの辺がまずいんじゃないかという気がします。

こういう時は、「ツール」メニューから「オプション」と相場は決まっています(笑)。
開いてみると…。

Ldap_address_tool_option

「最初に表示するアドレス一覧」「ActiveDirectory」ですので、これを「連絡先」にすればいいようです。

…読みは当たりました。
全く問題なくアドレス帳表示ができるようになりました。

Outlook2003というのは、メールだけでなく、予定表などの管理ができるので、確かに便利なんでしょうけど、それは必要ない/メールだけで充分、と言う人も当然多数おられるわけです。
Office2003をインストールした/してあるからといって、Outlook2003を強制的に既定のメールソフトにされてしまうのはちょっと考え物です。
今回は、アドレス帳やメッセージファイルをエクスポートして、OutlookExpressへ移行しておきました。
既定のメールソフトも変更しておきました。

Taskbar_propaty01

タスクバー上で右クリックしてプロパティを選択し、「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」を表示させ、「[スタート]メニュー」の「カスタマイズ」ボタンをクリック。

Taskbar_propaty02

「[スタート]メニューでの表示」のところで「電子メール」を「OutlookExpress」にしておきました。
この絵では私のメンテ用パソコンの状態を出していますけど、いろんなメールソフトを入れているのはご愛嬌ということで(笑)。
厳密には、インターネットオプションの項目での設定をいじる必要もあるかもしれませんが、実はOutlookExpressの起動時に、既定のメールソフトにしていいか?と聞いてきてくれるので、そこで「はい」にしておけば、インターネットオプションをあえていじる必要はありません。
なんて便利なんだ(笑)。
でも、「既定のメールソフト」の設定をいじったとしても、スタートメニューの表示までリンクするとは限らないところがなんとも…。

とりあえずこれで、同じようなトラブルに悩まされることもなくなるでしょう。

それにしても、ActiveDirectoryなんて使っていないのに、どうしてありもしないActiveDirectoryを参照しようとするんでしょうかねぇ。
まったく謎な仕様です。

2006年09月12日(火) ソフトウェア不具合関連, ソフトウェア不具合関連(設定不良), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月10日 (日)

CTUのバージョンアップ。

こちらはインターネットに繋がらなくなったとの事です。
回線は、フレッツ光プレミアムとのことなので、電話が使えているということは…。

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お伺いしてみました。
確かにつながりません。
でも、IPアドレスは取れています。

もう迷いません。
以前と同じく、CTUの再接続ができていないだけでしょう。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: つながらないのは無線LANだけ?
パソコントラブル出張修理・サポート日記: つながらないのは無線LANだけ?その2

ということで、スタートアップツールでCTU設定画面を開き…って、あれ??

なにやらCTUが再起動を求めてきました。
うーん、再起動って…。

後で調べてみたら、CTUのバージョンアップがリモートであったようです。

フレッツ・光プレミアム | 加入者網終端装置(CTU)の最新ファームウェアの提供について :NTT西日本

設定画面に用意されていたボタンでCTUの再起動を行い、改めてCTU設定画面からプロバイダへの接続で「接続」ボタンをクリックして完了。
ちなみに、プロバイダはOCN。
やっぱりOCNっすか…前回もOCNでつながらなくなってたんですよねぇ。

先のNTTの情報では、バージョンアップだけではつながらない状態にはならないみたいですけど…。
以前の記事でもありましたが、どうもOCN+光プレミアムは、こういう現象に陥りやすいのかも知れません。
何かのはずみでCTUから先の接続が切れると、設定画面を開いての再接続をしないとつながらない、という現象。
ちゃんと電源再投入で再接続するようにしておいてもらいたいものです…。

2006年09月10日(日) ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連, ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(有線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年9月 9日 (土)

人体認証。

こちらはいつもどおりのパソコンの調整だったんですが…とっても変わったマンションにお伺いしました。

オートロックのマンションでした。
オートロック自体は珍しくもなんともないのですが…
なんと、建物のロックは全て指の静脈認証なんだそうです。
従来の鍵は、駐車場などの部分だけで、扉は正面玄関から裏口から各戸の玄関に至るまで、全て静脈認証だとのこと。
正面玄関から入れていただいてあちこち見ていましたが、ホントに鍵穴がありません。
見慣れない静脈認証の機械があちこちにありました。

なんか未来的だなぁ(笑)。
前日に引き続き、セキュリティネタですね。

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お客さんの指で各扉を開けてもらって、お客さん宅に入室です。

そして今回設置するパソコンは…やっぱり指紋認証つきの富士通のノートパソコン(笑)。
そこまで人体認証に凝っておられるんですかねぇ?

「ああ、いや、これはたまたまだよ。基本的にこういうのはあんまり好きじゃないんだよね」

…へ?好きじゃないと言いますと?

「静脈認証って言っても、なんかイマイチなんだよねぇ。この指紋認証って大丈夫なの?」

どうやら、このマンションの静脈認証では、意外とトラブルが多いらしい。
銀行の静脈認証は「手のひら」なので、それなりの精度はあるようなんですが、こちらは指先だけです。
なんでも、他人の指で開いてしまったり、子供やお年寄りでは精度が落ちたりと、結構トラブルが多いらしいです。
どうやらこのタイプの認証を使うマンションはまだほとんどないらしく、半分「実験段階」らしいです。
精度を落とすと他人の指でも開くし、精度を上げすぎると、成長著しい子供の指ではしょっちゅう認証ではじかれることになるしで、結構大変みたいです。
でも、これなら鍵をなくすこともないので便利っちゃー便利ではあるんですけどね。

パソコンの指紋認証がどれだけの実用性があるかは…なんともいえませんねぇ。

なんだか、Windowsのセキュリティホール対策のように「対策しては破られ」という部分とは、また違った苦労があるのを目の当たりにしたようです。
まぁ、住んでいる人にとっては「日常」なんでしょうけどね…。

2006年09月09日(土) ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 8日 (金)

xx日でパスワード変更。

こちらは法人案件で、某銀行にパソコンの設置に行きました。
機密保持の観点から、どこのどんな案件で行ったかは言えませんが。

要は単純にパソコンのリプレースで、古いパソコンが撤去されたところへ新しいパソコンを設置してきただけですが、一応それなりの手順を踏んで、手順書どおりの設定をすることになります。
それ自体はたいした作業ではありませんが、その中で一つあったのが…。

ログオンパスワードはxx日で変更するように設定

というもの。
セキュリティの厳しい銀行なら当然と言えますかね。
今回の作業での「変更までの期間」は伏せておきますけど、この設定自体は珍しいことでもない(以前いた会社では、確か半年に一度ログインパスワードの変更を強要されていました)ので、ちょっとやり方を書いてみます。

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注:これはWindowsXP ProfessionalEditionにおいてのローカルログオンのものです。

まずはコントロールパネルの「管理ツール」から「ローカルセキュリティーポリシー」を開く。

Localsecurity01

「アカウントポリシー」から「パスワードのポリシー」を開き、「パスワードの有効期間」を開けば設定できます。
この絵の場合は、「42日」となっていますね。

そして、まずはユーザーにパスワードを変更させるために、次回ログオン時にパスワードを変更させます。
コントロールパネルの「管理ツール」から「コンピュータの管理」を開く。

Localsecurity02

「システムツール」 → 「ローカルユーザーとグループ」 → 「ユーザー」 を開き、パスワードを変更させるユーザーを開く。

Localsecurity03

「全般」タブから、「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」にチェックを入れます。

これでユーザーへは一定期間ごとにパスワードの変更をさせることができます。
利用ユーザーの多い、サーバー単位でドメインで管理しているところは、サーバーでの設定があるんですが、今回のはあくまでパソコン単位の管理です。

まぁ、個人ではあまり関係ない設定ですけどね…。

2006年09月08日(金) パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 7日 (木)

ADSLが遅い。

こちらはインターネット接続の障害復旧、ということで呼ばれました。
お伺いしてみたら…。

「インターネット接続が遅くて、つながってはいるようですけど、時々『ページが表示できません』になります」

同業者の方なら、だいたいピンときますよね。

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結果を書いてしまえば、

ADSLモデムの電源を一旦OFFにして、再度電源をON。

これで復旧です。
ちゃんちゃん。

ADSLというのは、本来は音声信号程度しか送れないぐらいの、銅線2本でシールドもかましていない、非常にしょぼいケーブルに、ムリヤリ高速伝送を行なわせているものです。
でも、基本的には「より線(ねじり合わせた線)」ですので、ある程度の伝送性能はあります。
そこに目をつけたのがxDSLです。
DSLとはDigital Subscriber Line(ディジタル加入者回線)の略になります。
それの頭にAとかVとか付くので、xDSLと言っています。

この場合のAとは、Asymmetric(非対称型)のAです。
データの上り(アップロード)と下り(ダウンロード)のスピードを一致させていないものなので「非対称」です。
通常は下りを速くしてあります。
その下りのスピードが最高12Mとか47Mとか言っているわけです。

そしてVは、Very High-Bit Rate(超高速)のVです。
何の比較をもって超高速というのかよくわかりませんが(笑)、この方式は、光ファイバーを導入したマンションでよく使われます。
でも、所詮は電話線なので、現実にはどこまで高速にできるか…。

で、家庭でよくあるADSLはというと、遅くなったらモデムの電源のOFF/ONで対処するというやり方が一般的です。
これは、時間が経つと、接続速度が遅くなってくるからです。
なぜそうなるかというと…

  • 最初は最高速度でつながっている
  • ノイズなどで時々リンクが切れる
  • 再接続する時は、最初よりやや遅めでつなぐ(スピードを落とした方がつながりやすいので)
  • ちょっと遅めでつながった
  • またノイズなどでリンクが切れる
  • またちょっと遅めでつなぐ
  • …以下繰り返し
  • ついには我慢できない遅さになる
…というのが、回線速度が遅くなるまでのざっくりした経緯です。

Yahoo!BBのBBフォンを使っている人なんかだと、よくあるのは、通話中に「ブビッ、ビビビッ」っていうノイズが乗るようになること。
これは、音声をデジタルデータに変えてADSL回線に乗せて送るので、そのデータの送受信が追いつかなくなるぐらいに遅くなった時の現象なのです。
ご家庭でお使いのBBフォンでこんな現象が出始めたら、一度モデム電源のOFF/ONを試してみてください。
電源ONからBBフォンが使えるようになるまでには3分程度かかりますので、ONしてからは、しばらく待ちましょう。

まぁ、ADSLが普及し始めてからずいぶん経ちますので、この程度のことは知っている人の方が多いかと思っていましたが、そうでもないってことで。

2006年09月07日(木) ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(有線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年9月 5日 (火)

ブラザー・マイミーオとウイルス対策ソフトの微妙な関係。

こちらは、以前訪問したお客様です。
前回は、YBB無線LANパックでパソコンを接続して、白いトリオモデムにつながっているLAN端子につながっているブラザーの複合機マイミーオを無線LAN経由で印刷できるようにしておきました。
個人的には、マイミーオでは以前ひどい目にあったことがあるので、あまり関わりたくはないのですが、きちんと動く場合においては、この価格でネットワークプリント・ネットワークスキャンにも対応しているという、非常にコストパフォーマンスの高い機器です。
あくまで「きちんと動く場合においては」ですが…。

先日、ウイルス対策ソフトの期限が切れたので、店舗にPCを持ち込んで設定してもらったところ、プリンタが使えなくなってしまったらしいのです。

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お伺いしてみて、事情をお聞きしてみたら、どうも前回の作業で有効にしたノートンインターネットセキュリティ(バンドル版・90日版)が「そろそろ切れまっせー」と警告が出たので、店頭でBBセキュリティに入れ直してもらったんだそうです。
で、自宅に持って帰ってみたら、インターネットはつながるけど、プリンタがつながらなくなったそうです。
電話で店舗の担当者と対応していたんだそうですが、埒が明かなくなって呼ばれたようです。

うーむむむ。
最初から呼んでいただいていれば…。

いろいろ診てみた症状から総合して考えるに、こりゃBBセキュリティ(ノートン)が引っかかったとしか思えない。
「入れ直した」とすれば、おそらく設定は引き継がれていないのでしょう。
とりあえず、前回の作業を思い出しながら、プリンタドライバの再インストールから。

ブラザーのマイミーオは、ネットワーク経由の接続の場合、きちんと設定できればそれなりに使えるんですが、きちんと設定できるまでが大変なんです…。
USB接続は、設定はたいしたことはありませんが、USBケーブルがつながっていないと印刷できませんので、設置場所の制限を受けます。
今回のように、YBB+マイミーオという組み合わせならば、トリオモデム(ルーター内蔵)に電話回線とLANの接続をしておいて通常使う電話としての場所へ設置、印刷やFAX送信は、無線で接続しているPCででも使えるようになるので、かなり便利です。
…繰り返しますが、あくまで「きちんと動く場合においては」ですが…。

まずは無線LANでつながっているトリオモデムに接続されたマイミーオを見つけるべく、ドライバCD-ROMからウィザード形式でLAN接続のドライバをインストールです。
この際には、ノートンは一旦終了しておきます。
でなければ、ノートンのファイヤーウォールがLAN上のマイミーオを見えなくしてしまうからです。

ここまでは、すんなり行きました。
店舗との電話のやり取りでも、ここまではOKだったようです。
問題はここから。

ここで再起動して、BBセキュリティがONの状態だと…つながらないのです。

うーむ。
他のプリンタとかでは、インストール時にウイルス対策ソフトを止めて設定しておけば、あとはすんなりいくんですけどねぇ。

しばし悩んで、ふとひらめいた。
もしかしたら、双方向通信を利用して、向こうからの信号も受けているのでは?
安いプリントサーバーの場合は、双方向通信はしていないことが多いのです。
でも、よく考えたら、マイミーオはネットワークスキャンもできるようになっています。
双方向通信をしていることはおそらく間違いないはずです。
であれば、同じセグメントのIPアドレスを、ファイヤーウォールの許可リストに入れてやれば??

ということで、192.168.0.0から192.168.255.255の範囲を、ファイヤーウォールの設定を通信許可にしてみました。

…見事につながりました。

うーむ、こりゃパソコンを持ち込んだだけの店頭での設定では対応しきれない部分ですよねぇ。
あらかじめわかっていれば、作業項目としてできる話ではありますが、わからなければ、現地で症状を確認しながら判断するしかありませんから。

まぁとりあえずつながるようになってめでたしめでたし、です。

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それにしても、この辺の設定方法って、必ず引っかかる部分なんじゃないかと思うんですけどねぇ。
マイミーオの説明書には、UDPポートの特定の番号を開けておけ、みたいなことが書いてありましたけど…。

まぁ、ネットワークプリンタなどというモノに手を出そうとしている時点で、本来ならIPアドレスやらセグメントの概念をおぼろげながらでも理解している人がいじるもの、「素人さん立入禁止」の領域だろうと思うんで、素人さんにわかるような説明書にすることもできないでしょうねぇ。

無線LANは、AOSSやららくらく無線スタートEXやら、簡単な設定方法がどんどん確立されつつあるわけですが、有線LANの場合はどうなんでしょうか。
10年ほど前のMacだと、AppleTalkというプロトコルがありまして、プリンタでもコンピューターでも、つなげばとりあえず使えるという、結構便利なプロトコルがあったんですけどねぇ。

パソコンはどんどん高性能になっていくのは時代の流れであり、それはそれでいいんですが、MacもWindowsも、進化の割にはあまり「簡単に使えるようになった」という印象がないのは私だけでしょうか?
特に初期設定だとかいった部分は、複雑化する一方という気がします…。

2006年09月05日(火) ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ハードウェア不具合関連(プリンタ), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 印刷できない・印刷不良, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年9月 4日 (月)

修理が完了したのはいいのですが…。

こちらは単純にダイヤルアップのインターネット接続設定、という話で行ってみたのですが…。

お伺いしてみたら、Windows98のノートパソコン。
修理に出して、ハードディスク交換の修理上がりで戻ってきたのはいいのですが、インターネットにつながらない、とのこと。
そりゃそうだ。
完全にリカバリされてしまったんですから、設定は全て購入時の状態です。
インターネット接続の設定は、ちゃんとしないとつながりませんよね。

…で、接続する回線はどこにつなぐんでしょう?

「ああ、はい、こちらです」

と指差した先にあったのは…。

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あろうことか、ADSLモデムがそこにありました…。

あうあう~…ダイヤルアップと違うやん…。
おそらく「電話線につないでインターネット」というのが、本体なのかモデムなのかで見解の相違があったのでしょう。
できないわけではないので、まぁこれはこれで作業的には問題はないんですが…。

で、そのADSLモデムとの接続は、当然ながらLANケーブルですが…。
バッファロー製LANアダプタはPCカードスロットに刺さっていますが、ネットワークアダプタとして認識していません。
お客さんは、刺しただけで使えると思っていたようです。
あきませんて、バッファロー製のこのタイプは、WindowxXPが出現してからの製品だから、Windows98で自動認識なんかしませんがな…。
ということで、ドライバCDを出してもらうようにお願いしましたが…あろうことか、箱と説明書はあるのに、CD-ROMだけない。
なんでこう、毎度毎度「CD-ROMだけない」って事象に遭遇するかなぁ。

とりあえず、私はWindowsの内蔵ドライバが自動的に適用されるLANアダプタで3comのEtherLinkIIIと富士通のFMV-J181Aがありますので、そちらを使えばとりあえずはつながります。
ADSLモデムも、ルータータイプなので、まさしく「刺せば使える」状態。
こちらでバッファローのサイトへ接続し、ドライバをダウンロードし、差し替えてインストールすることになりました。
まぁ、本当にダイヤルアップでやってもいいんですが、ダウンロードが遅いので、今回は私のLANアダプタを使ってダウンロードすることにしました。

ということで、ドライバをダウンロードしてインストールして、ようやく使えるようになりました。

それにしても、パソコンの年数から考えて、ハードディスク交換ということになると、そこそこの修理金額にはなっていたかと思われますが、こんな具合に出張設定も必要になるところを考えると、トータルでは結構な金額になっていると思います。

店舗からすれば、修理の手数料と、新品販売の利益と、どっちがいいのでしょうねぇ。
こればっかりは聞いてみたことはありませんけどね。

2006年09月04日(月) ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(有線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年9月 3日 (日)

このソフトは使えますか?

こちらは新品パソコンのセットアップ中に受けた質問。

「こちらのソフトは使えますか?前に別のパソコンで使っていたんですが、そのパソコンは壊れたので捨ててしまったんですが…」

うーん、基本的には以前インストールしたパソコンがもうないのであれば、インストールは可能だとは思うんですけどね。
技術的には「インストール作業」自体は実行可能ですけど、それがいいものなのかどうかは、ソフトウェアの場合は利用契約がありますので、その規約を読まなければ、はっきりしたことは言えませんが。

「こちらなんですけど…」

と出てきたのはウイルスバスター2003

…うーむむむ。
どうも確かにインストールした跡はあるんですが…。
添付書類も一部欠品があります。

お聞きしてみると、インストールをしたのは、どうも1年以上も前の話。
普通にその辺の店で数千円で買ったものらしいので、とっくに期限切れになっているでしょう。

…えーっと、登録ハガキとかはないんでしょうか??
トレンドマイクロから届いているんじゃないかと思われますが。

「え~っと、そういうのはなかったと思うんですけど…」

…どうもなぁ~。
ヤバそうなニオイがプンプンします。

とりあえず、

  • 1年の有効期限のソフトであろうこと
  • インストールしたのが1年以上前であるらしいこと
  • これからインストールするなら最新版の方がいい
ということを説明して、新規にソフトを買ってもらうことにしました。
さすがに、
  • インストールしたパソコンは本当にもう廃棄したのか
というのはお聞きしませんでしたが、いずれにせよ、こういうのは、ちょっと商売としてはお受けできかねますねぇ…。

2006年09月03日(日) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェアアップグレード関連, パソコン・インターネット, 初期セットアップ関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 2日 (土)

確かにプリンタはありますが…。

こちらは新品パソコンのセッティングではあるのですが、今回は既存のプリンタがあったので、それを接続するという作業が入っています。

一応ドライバCDなどがあることは確認済みなので、それほど問題はなかろうと思って行ってみたのですが…。

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お客様宅で新品パソコンのセッティングを済ませたところで、さてプリンタをつなごうか、というところで問題発生。

なんとプリンタケーブルはパラレルポート用です…。

まぁまだプリンタ自体にUSBポートがないわけではなかったのでまだマシですが。

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私の記憶が正しければ、プリンタがUSB対応になり始めたのは、だいたい1998年ごろ、Windows95で一部機種がUSBを導入し始めて、iMacの登場とWindows98がUSBに正式対応したことで、一気にUSBがブレイクし始めた頃のこと。
その時期のプリンタであれば、USBが搭載されていないものも珍しくありません。

たとえば、私の所有するBJC-430J
こちらは、1997年の末に買ったものですが、USBインターフェースは未装備です。
もう9年前の機種ということになりますが、2年ほど前にノズルヘッドが壊れて交換が必要になったんですが、
B00005OEBM
Canon BJカートリッジ BC-21e ブラック・カラー ヘッド・インクセット

実売価格が4000円台なので、迷った末、買い替えに踏み切りました。
7年も使ったら寿命ですよねぇ(笑)。

それにしても、いまだに消耗品が手に入らないわけではないというところがスゴイです…。
これがエプソンだと、嫌が応にも高額なメーカー修理で、修理を断られると買い替えしかありません。

とはいえ、買い換えてわかったのは、プリントエンジンの速度と画質の飛躍的な改善。
そりゃ7年も経ってたら段違いでしょうけど(笑)。
とてもじゃないですが、もう前のプリンタは使えたもんじゃありません…。

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要はUSBケーブルさえあればつながるわけですが…。

結局、手持ちのメンテナンス用USBケーブルを使って設定だけは完了させて、後日ケーブルを買っていただくことになりました。
いちいち在庫を持っておくわけにも行きませんので、仕方ないんですけどね。

2006年09月02日(土) ハードウェア不具合関連(プリンタ), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 印刷できない・印刷不良, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 1日 (金)

マウスカーソルが動きません。

こちらはタウンページ経由のお客様。

「自作機なんですが、Windowsを起動したら、マウスカーソルが動かないんです」

うーむむむむ。
それって単純に、マウスのコネクタが抜けてるだけじゃ??

「いいえ、コネクタは見てみましたけど、抜けてませんし、きちんと奥まで刺し直しても同じです」

となると…マウスが壊れてるんですかねぇ。
ない話じゃないですし、とりあえず動作確認用のマウスを持ってお伺いです。

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お伺いしてみて、まずはいつもどおり動作確認です。

電源を入れて、起動して…ようこそ画面が出てきたところでマウスカーソルは出ますので、マウスを動かしてみると…動きます。

…動くじゃないですか。

「いえ、動かなくなるのはこのあとなんです」

Windowsの起動音がして、デスクトップが表示されたので、スタートボタンをクリックしてみたら…止まりました。

…はいぃ??
なんじゃこりゃ?

「ほら、こんな感じで止まるんです」

うーむむむむ。
こりゃマウスの問題じゃないぞ。
要はWindows起動直後で止まるわけだから、例によってウイルスかスパイウェアか…。

とにかくフリーズした状態では何もできないので、電源ボタンを長押しして電源を切ります。
そして再度電源を入れてみたら…起動しません。
今度はBIOSのPOST処理の部分で止まります。

ん~~…。
なんか変だぞ。

「そうなんですよ、何度かやってると、電源も入らなくなるんです」

マウスカーソルが動かないってことより、そっちの方が問題ですやん…。
それを先に言ってくださいよぉ…。

ということで、電源がかなり怪しいです。
箱を開けて、電源ユニットのコネクタを外し、例によって治具を使ってチェックです。
以前にも同じ冶具を使ってチェックしたことがあります。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: なかなか電源が入りません。
パソコントラブル出張修理・サポート日記: ブログを拝見してましたので…。

今回もチェックしてみたら…電源が入りません。
どうも、時間が経つと電源が入るようになるようです。
わかりづらいなぁ~…。

ということで、持参した予備の電源ユニットで接続してみました。
今回の電源は、ちゃんとPentium4対応の電源ユニットに買い換えてあります。
元の電源の配線を全て外し、予備の電源ユニットへつなぎ替えてみると…問題なく起動します。

はい、電源ユニットの不良で確定です。

時間的に、何とか電源ユニットを買いに走ることのできる時間でしたので、早速電源ユニットを調達して戻ってきました。
単に安く上げただけの自作機(ショップブランド機)でしたから、電源を食うグラフィックボードなどは付いていませんでしたので、元の電源は300W程度のしょぼい電源でしたが、今回は余裕を持たせて450Wの電源を用意しました。
電源に余裕があれば、より壊れにくいと勝手に思ってます(笑)。

新品の電源ユニットに差し替えて、起動することを確認して、きちんと筐体に収めてふたをして、正常に動作することを確認できました。

やっぱり電源関係のトラブルって多いみたいです。
こういう仕事をするなら、Pentium4対応のATX電源は用意しておいて損はなさそうですね。

2006年09月01日(金) ハードウェア不具合関連(電源), パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (1) | トラックバック (0)