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2006年11月24日 (金)

HDDを破壊せよ!

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こちらは廃棄するパソコンに個人情報のデータがあるため、ハードディスクの取り出しと破壊(!!)をご希望とのこと。

ハードディスクには、いろんな情報が保存されています。
よく言われるのは、

「私は初心者だから、そんなに使ってないし、盗まれるようなデータなんてないよ」

という声。

それ、まちがいです。
(関西だけのCMですが、最近、唐沢寿明がCMでそういうセリフ言ってますので…(笑))

メーカー製パソコンなら、いろんなソフトが入っていますので、それぞれのシリアル番号・プロダクトIDなどがありますので、それを抜かれると、違法コピー利用者にタダで使わせることになる場合があるのです。
それに、年賀状印刷で使っていたら、少なからず住所氏名などの個人情報を抜かれることにもなるのです。
とまぁ、見えないところで著作権者の権利を侵害する片棒を担ぐことになったり、ご自身の信頼を失墜させる原因にもなりかねません。
ですので、パソコンを廃棄する場合には、必ずハードディスクを何らかの形で処分しなければなりません。

買い取りに出すなどのことを考えないのであれば、今回のように「ハードディスクを破壊する」というのがもっともお手軽で現実的な選択となるでしょう。

…前置きが長くなりました。
作業開始です。

-------

まずはパソコンの筐体を開けて、ハードディスクを取り出します。

今回のパソコンは富士通のWindowsMe機ですので、素直なつくりの箱で、開けるのにそれほど苦労はしませんでした。
問題のハードディスクを取り出し、いよいよ破壊作業です。

単純なところでは、ハードディスクの外側からハンマーでガンガン叩いておけば、それだけで壊れてしまいますから、それでもいいんですが、やはり相手は初心者ですので、わかりやすくアクセス不能になったことをお見せしなければなりません。

ということで、ハードディスクのフタを開けることに。

しかし、ハードディスクのフタのネジの頭は、ほとんどの場合は星型のトルクスネジです。
一応、精密ドライバーのマイナスドライバーで回せなくはないのですが…隅のネジを外したところで、ドライバーの端が欠けてしまいました。
やっぱり100円ショップの安物じゃダメですね…。

3.5インチのハードディスクドライブの場合、ディスクのシャフト部分とアクセスヘッドの支点部分にもフタに固定されているネジがあります。
手持ちの工具では、どうしてもこれらが外せなかったので、仕方なく、フタをひん曲げてディスク部分を露出させました。

ハードディスクを開けたところ

ここまでひん曲げるのに、半端じゃない力が要りました…。
ハードディスクの原理的には、こうして通常の家庭環境で開けてしまった時点で修復不能な状態に陥ってしまうわけですが、きちんとわかりやすくするために、ディスク自体を破壊する必要があります。

最近は、プラッタ(ディスクそのもの)がガラスでできているものもある、と聞いたことがあるので、もしかしたら単純に叩けば壊れてくれるかな?と思ったんですが…。

叩いたぐらいでは破壊されませんでした。
どうやら母材はアルミ合金か何かでしょうね。

しかたない、とにかくフタと同様、ひん曲げておけばいいか。
ミクロン単位で読み書きするディスクですから、ちょっとでもゆがみが出たら終わりのはずです。
ということで、フタをひん曲げるのに使ったペンチをまた使って、ディスクをひん曲げることにしました。

ディスクをひん曲げたところ

フタと同様、半端じゃなく固かったです…。
まぁ、ミクロン単位の精度を維持する必要がある部分ですから、これぐらい固くなければダメなんでしょうけどね。
さて、これでもうこのディスクに書かれたデータは読み出し不可能になりました。
作業的には、あんまりかっこよくないですけどね。

次から、こういう時のためのトルクスドライバーを用意しておこうかなぁ。
「ハードディスクの破壊をします」と言いながら、フタをちゃっちゃか手際よく外し、プラッタを取り外し、サンドペーパーなどで表面をこすりまくって、ハイ完了。
ってな感じで…。

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コメント

某官公庁関係の案件では、「電動ドリル」を持参して、取り外したHDDに「穴を空ける」というものがありました。
電動ドリル購入費用は、請求できるそうで。。
(電動ドリルを持っている他の者が担当したので、実際に請求はしませんでしたが。。)

また別の案件では、「完全削除ソフト」で削除した後、取り出したHDDの裏面にある「チップ」をハンマーで「破壊」するというものも。。こちらは、お客様に対する「パフォーマンス」的な要素が大きいような気がしました。

いずれにしても、お客様に「安心」していただくには、「物理的破壊」も必要なのでしょうね。
私などは貧乏性なので、「壊すなんてもったいない」という意識の方が先に立ってしまいますが。。

投稿: 児島の仙人 | 2007/01/12 13:32:43

児島の仙人 さん
たしかにもったいないと思います。
ちゃんと消すからもらっていい?って言いたくなります(笑)。
でもおっしゃるとおりで、記事にも書きましたけど、お客さんのご希望はあくまで「漏洩防止」なのですから、目の前での破壊が最も確実なんですよね。
全く気にもされずにそのまま引き取りに出す人が多いのもまた事実ですが…。

投稿: ささもと | 2007/01/21 6:52:31

我が社では、巨大なハンマーで粉砕して破壊したことがあります。
機械屋だからそんなものがあるんですが、そんなハンマーですら何度となくたたきつけないと壊れませんでした。
意外と頑丈だなぁ、と思った次第。

投稿: Areb | 2007/03/12 17:17:16

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