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2007年2月 8日 (木)

Vistaでダイヤルアップ。

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こちらはVistaパソコンのISDN接続です。

もういわゆるブロードバンド回線が一般的になって久しくなり、パソコンはブロードバンド回線とほぼワンセットとなってきました。
それでもまだナローバンドで何とかしようとする人は、依然おられます。

実を言えば、ADSLでも月額987円(税込)の回線もあるぐらいですから、遅い回線でダラダラと表示されるホームページをイライラしながら待ってみたり、分単位で電話代を気にしながらだったりするぐらいなら、これぐらいの出費でそれらから開放されるわけですから、高いものではないと思うんですけどねぇ。
中には、ダイヤルアップ接続をするためだけに月額2000円弱の会費を支払っていることを忘れている人もおられますし…。

いつのまにか、ISDNもナローバンド回線と呼ばれるようになり、電話番号を2つ取るため以外に使われることが少なくなりました。

今回は、お客さんが光ファイバーの申し込みで3週間ほどかかる工事期間限定で、ということで設定にお伺いしたんですが…。

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お伺いしてまず、ダイヤルアップ接続に必要なプロバイダの書類を出してもらうようにお願いしたところ、古いBiglobeの書類が出てきました。
最近よくある貼り合わせの葉書で送られてくるものではなく、それ以前の、A4にプリントされた書類です。
うーん、古いですねぇ…とか思いながら接続設定をしていたんですが、どーにもつながらない。
ダイヤルアップなので、よくある話として、各地番号を統廃合して全国共通アクセスポイントに変更された、とかいうのもあり、こちらもそれに沿って変更してみたんですが…認証の段階ではねられます。

失礼を承知で聞いてみた。
…これ、有効なんですか?

「ああ、休止にしてたけど有効だよ」

…( ̄△ ̄;
休止って…。
有効ちゃいますやん…。

「休止だから電話で言えばすぐ開通できるよ。ちょっと待ってて」

…あ、いや、それは…。
と止める間もなくBiglobeに電話してます。

当然ながら、電話連絡では開通するはずがありません。

そう言おうと思ったのに…。
Biglobeいわく、これから書類を送って、サインして返送してもらって、受理したら開通のお知らせが届くんだそうです。

お客さん、電話の向こうの担当者に文句を言ってましたが、通るはずもなく…。

仕方がない、とりあえずパソコンにプリインストールの、登録無しでダイヤルアップ接続ができる申し込みソフトがあったんですが、利用料金が1分10.5円という金額が「高い」と却下されました…。
…それだと再訪問なんですけどねぇ、再訪問分の追加料金を払うことを考えたら、5時間ほど使えると思うんですが…。
とりあえず、Biglobeに開通申請を出して、開通したら連絡いただけるそうです。
お客さんがそうおっしゃるなら…。
ということで接続できずに退出です。

こういうトラブルの場合、電話をもらった段階で、お客さんが「電話で言えば開通する」という思い込みをしていたところまで推測するのは難しいですよねぇ。

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今回のお客さんは、光の開通までの短期間のものですので仕方ないのですが…。

中には、「そんなに使わないから…」といまだにダイヤルアップを常用している人が、意外といたりします。

「eo光」の唐沢寿明風にそれ、間違い、です。

正直なところ、パソコンを取り巻く現状を踏まえると、パソコンを使う際にユーザーが取るべき姿は以下のどちらか。

  • 最低でも1Mbps以上のブロードバンド回線に接続し、ウイルス対策ソフトを導入し、OSを最新の状態に更新しておく
  • 一切インターネット回線につながずに、フロッピー・CD-R・USBメモリなどで他人とのデータのやり取りをせず、デジカメや文書のプリントアウト用途のみで利用する
インターネットは、使うならきっちり使う・使わないなら一切使わない。これぐらい割り切らなければ、ウイルスにやられてしまうでしょう。

もっとも危ういのは、

  • 光ファイバーなどのブロードバンド回線につないでおきながら、OSの更新をほとんど行わず、ウイルス対策ソフトも入れていない
  • 「ちょっとしか使わないから」とダイヤルアップで使っている
というもの。
前者が危ういのはもうわかりますよね。
光の速さで(笑)ウィルスにやられて終わりです。
後者が危ういのはわかりますか?
  • ナローバンドではOSやウイルス対策のアップデートがほぼ不可能
  • ウイルス本体のファイルサイズはそれほど大きくないので、Yahoo!のトップページを読みこむのを待っているぐらいのわずかな接続時間でも入りこんでしまう
ということ。
たとえば、勝手に入ってくるタイプの草分け、ブラスターウイルスのサイズは200KBにも満たないので、ナローバンドでもウイルスの感染しやすさは変わらないのです。
そこに加えて、セキュリティ対策をしていない穴だらけの状態で接続していたら…お分かりですよね。

つまり、そういう感覚というのは、たとえて言えば、
玄関まで10メートルほど坂道を上ってこないと入れないような不便な家なら、戸締りしなくてもドロボーには入られない
と考えているようなものです。

私は、家庭や事務所など、屋内固定での利用においては、ダイヤルアップ接続はあくまで緊急手段であり、常用するべきではないと考えています。

※もちろん、ブロードバンドが使える地域でなら、ということになりますが。

ということで、光ファイバーの申し込みはこちら(笑)。

宣伝はいいとして、ホントのところ、つなぐならきっちりセキュリティ対策をした上で、高速な回線を使いましょう。

とはいえ、ちょっと古めのパソコンの場合だとか、回線環境(マンションタイプなど)によっては、光に替えたからってADSLより速くなるとは限らないんです…。

「ADSLより光の方が絶対速い!」と思い込んでいる人も意外と多いですよね。
これこそ、「それ、間違い、です」ですね。

私は、そういう思い込みを「光幻想」と呼んでます(苦笑)。

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2007年02月08日(木) ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

はじめまして。
いつも参考にさせていただいています。
私も同じようなお仕事させていただいてます。
ただこちらは地方なのでそれほど件数も多くないのですが。
まだこの辺りはナローバンドで接続するお客様結構いらっしゃいます。
場所によってはISDNが最高というところが少なくありません。
ADSLも『やってみなきゃどれだけ速度が出るがわからない』状態です。
光はある程度まとまった件数が集まれば、NTTさんが検討する、そうです。
すごく、都市部との格差を感じますよ。

もちろん、私はナローバンドでもセキュリティソフトはお薦めではなく、
当然必要なものとしてパソコンと一緒にお買い上げいただいています。

投稿: ran | 2007/02/16 15:34:55

ran さん
そうですねぇ…こちらでも、NTTですら対応していても1年待ち、みたいな場所が多々あります。
関西電力が電柱使用許可を与えないのでそれぐらい時間がかかるとか言ってましたが。

こちらの記事では、「ブロードバンドに移行できるのにやらない」という人向けの記事になります。
ですので、ナローバンドしか手段がない方には、ちょっとどうしようもないので、その点、追記させていただきます。

それにしても、正直なところ、お客さんの環境がナローバンドだと、SP2以前のパソコンのサポートはかなりきついものとなります。
自社案件なら引取修理ですね。

ウイルス対策ソフトは、インストールして最初の修正ファイルが10数MBもあったりするのがほとんどで、もうブロードバンド利用者しか対象にされていない感があります。
これもどうかなと思いますよね。
だからこそ、記事にある通りのつなぐか・つながないか2つに1つという状態なわけです。

NTTもかなり厳しい状況ですから、地方までなかなかすぐにというわけにも行かないんでしょうねぇ。

投稿: ささもと | 2007/02/16 17:48:53

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