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2007年5月13日 (日)

とにかく動きが鈍いです。

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こちらは自社案件。
とは言っても、ご近所の、ムスメの同級生のお宅。

「娘のノートパソコンが、とにかく起動してからの動きが遅くて…何とかなりませんか?」

その日の私の仕事が終わった午後8時過ぎでもいいから来てほしい、とのこと。
たまたま最終枠が空いてたので早く終わる状態でよかったです。

お話を聞いたときは、いつもどおりの変なスパイウェアやウイルスの類(たぐい)だろうとたかをくくっていたんですが…なんとも意外な原因であることが判明しました。
しかも、実はモノスゴクたくさんの人が同じ症状に悩んでいたらしいのです。

-----

お伺いしてみてみたら…うん、起動後は各種アイコンのクリックなどでは全然反応がなく、まるでフリーズでもしているかのようです。
よくある、通信しまくりのスパイウェアやウイルスにやられた時の状態にそっくりです。
早速、いつも通りにCtrl+Shift+Escでタスクマネージャを起動。
うーん…。

いくつか起動している svchost.exe の一つが、モノスゴイCPU占有率です。
100%近くまで跳ね上がってふらふらしています。

svchost.exe って、いわゆるGeneric Host Process for WIN32 Servicesのことです。
ウチのブログ記事でも、最も多く検索でヒットする記事の中でも書いています。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: Generic Host Process for win32 services のエラー。
パソコントラブル出張修理・サポート日記: Generic Host Process for WIN32 Servicesのエラー いろいろ。

こちらは、まだエラーメッセージが出るのでわかりやすいわけですが、今回のトラブルは、こうしてタスクマネージャを起動しない限り、svchost.exeがおかしいということになかなか気がつきません。

他のプロセスがおかしいならまだしも、どうも起動しているプロセスを見る限りでは、それほど怪しいプロセスは見当たらない。
メモリが少ないせいかと思いましたが、光プレミアムで「セキュリティ対策ツール」が搭載されていたものの、実装は512MBなので、それが原因だとも思えません。
一応、メモリのトラブルの可能性を疑ってみましたが、memtest86ではエラーが出ません。
イベントビューアを見てみたら、どうもIPv6関連で変なエラーが出ているので、

パソコントラブル出張修理・サポート日記: 子機を交換したらつながらなくなりました。解決編

でもやった、IPv6 Helper Service の停止をやってみましたが、どうにも改善の兆しがありません。

なんでも、身内で「パソコンに詳しい方」がおられたそうで、私を呼ぶ前に見てもらったらしいのですが、

「うーん、わからん!!待ってられんし、帰るわ!!」

と放置されたそうです…ありがちですねぇ。

とはいえ、私もお客さんも、深夜までかかりそうな状態では困るわけで。
でも、同じセリフは吐けませんので(笑)、持ち帰り修理と相成りました。

持ち帰っていろいろ調べてみたんですが、イベントビューアのエラーから、Shlwapi.dll あたりが怪しいみたいなので、

Windows XP で Explorer.exe が繰り返し突然終了する
[MS04-025] Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム
Windows XP ベースのコンピュータで、ネットワーク共有にあるマイ ドキュメント フォルダをエクスプローラで表示するときに予想以上に時間がかかる
Internet Explorer 5.x および 6.0 の更新プログラムのロールアップ
いずれもマイクロソフトサポートオンライン

辺りかと思ったんですが、日付も古いし、どうも違うっぽい。
連日の深夜に及ぶ作業もあり、どうにもうまく勘が働きません。
翌日の作業もあるので、今日はここまで。

-----

…というのが、実は前日の話。
本日は、家を出がけにとった電話で同じような依頼が別のお客さんから。

「パソコンが最初の画面から起動しないんです。起動することもあったんですが、動きが鈍くて…」

こちらはお伺いしてみたら、確かに最初の起動画面から先に進まない状態。
つまり、BIOS画面でとまっているということ。
これはハードウェアに問題があるから止まっているわけですから、切り分けは、疑わしいモノを外していくことで、割とすぐにできます。
USB機器を外すと起動することから、いろいろチェックしてみると…どうもUSBマウスを抜けばOKという状態。
USBマウスのコネクタを見てみると…コネクタの「首根っこ」で配線が露出してます…。
こりゃダメでしょ…。捨てましょうよ。

マウスを別のものに差し替えて起動。
今度は問題なく起動しましたが…やっぱり動きが鈍いです。
うーん…前日の、ムスメの同級生のノートパソコンの症状と非常に似ています。
メモリを見ると、実装256MB。
WindowsXPでServicePack2搭載だと、こりゃきついでしょ。
とはいえ、例のsvchost.exeが100%近くの占有率になるのは同じ
これはメモリ実装が少ないせいだけだとは言い切れません。
うーむ、なんなんだ??

もう一台、正常に起動しているパソコンがあったので、そちらをお借りしてネット検索。
「svchost.exe 100%」のキーワードでぐぐってみたら、すぐに出てきたのはこちら。

svchost.exe (cpu使用率 100%) まとめ :トラブログ

うーん…同じ症状じゃないですか…それも、同じWindowsUpdateでも、どうも前日に調べてたものとは違うWindowsUpdateが原因らしい。

Microsoft Update または Windows Update が終了しない :マイクロソフトサポートオンライン

これにしたがって作業してみました。

  • 起動直後に、セキュリティセンターなどから自動更新を停める。
  • 更新プログラム 927891 をインストールする。
  • Windows Update Agent 3.0 をインストールする。
  • 自動更新を再度使えるようにする。

おお~直りましたよ…。

実装256MBでは、やはり動きがやや鈍いものの、適用前に比べれば、明らかに改善された状態です。
これで解決ですね。
帰ってから、前日に引き取っていた、ムスメの同級生のノートパソコンも見てみましたが、同様の作業で復旧しました。

ご同業のpts.さんのところででも、同じ症状の記事がありました。

高負荷。 :パソコンのサポートやってます。

忙しさにかまけて、ちょっと情報が遅れていたのは私だけのようです…反省。

でも…

うかつなWindowsUpdateはできないだなんて、なんて世知辛いんだ!

まぁ確かに、WindowsXPのセキュリティポリシーには、「ユーザーにWindowsUpdateをさせない」という項目があります。
大きな企業では、WindowsUpdateを盲目的に信用せず、システム管理部門でUpdateを検証してから、社内にリリースする体制をとっているところもあり、WindowsXPもそれに対応している、ということです。
でもそれは、企業内システムとの相性のためだけかと思ってましたが…やっぱり自衛が必要なんだということですよね。
でも、そんなの個人では無理じゃないですか…はぁ~。

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受信: 2007/06/24 2:10:16

コメント

お邪魔します、pts.です。
トラックバックありがとうございました。私のところではまだ遭遇していないんですよね。以前あったやつはWindowsUpdateの当て直しで治りましたし…。
実際にこれで治った症例は参考になります。またよろしくお願いします。

投稿: pts. | 2007/05/15 9:35:10

こんばんは、いつも拝見させて頂いてます。
で、頻繁に出てくる自称「パソコンに詳しい人」というのは他人のPCを見てはいけないのでしょうか?

投稿: 笹木 | 2007/05/15 18:34:05

最近更新が頻繁に行われてしますね。楽しみに読んでいます(^^)
私もsvchostの問題は週末から遭遇しました。
きっかけは姪っ子のパソコンがおかしいと連絡があったことからです。
散々調べて笹本さんとほぼ同じ道をたどり解決しました(笑)
で、日曜にこの問題で4台の依頼があり治しました(^^;
日曜の朝、マイクロソフトからこの問題に関して追加の修正があったとニュースで読みまして、修正プログラムをUSBメモリに
突っ込こみ、CDにも焼いて走り回りましたよ~
でもこれって普通の人っていうか、一般の人っていうかそういう人にはちゃちゃっとは治せないですよね(^^;;;
マイクロソフト困ったもんだ。

その後ウイルスバスターでも100%問題が発生しまして・・・
ウイルスバスター2007とSpyBotが相性悪いそうで・・・
まぁ治りましたけど週末は100%問題づいてましたなぁ

投稿: ぶいち | 2007/05/15 21:38:13

pts. さん
こちらもいつもpts. さんのブログを参考にさせてもらってたんですが、今回の件はすっかり見落としていました。
またよろしくです。

笹木 さん
文字通り「自称『パソコンに詳しい人』というのは他人のPCを見てはいけない」のであれば、われわれプロは仕事が成り立ちませんが…何か読み違いをされていませんか?

ぶいち さん
そうですね、Spybotはウイルスバスター2007のインストール時にその存在をチェックされます。
入っていたら「外してください」と怒られます。
ウイルスバスターもその辺の機能が充実してきているからなんでしょうけど、HijackThisを起動したらチェックが入るのはちょっとご勘弁願いたいところです…。

投稿: ささもと | 2007/05/16 5:54:11

maru です。

私の所でも3月下旬頃から複数のお客様の所で、パソコン起動直後の動作が重くなる件が発生していました。これと言う問題も無く、発生するパソコン、発生しないパソコンと有り悩んでおりました。

色々調べてみた所、自動更新が怪しいと言う情報を得て、自動更新を止めて取りあえず止めた事で、現象は止まりましたので、今まで対処していました。

先週末に、マイクロソフトからコメントがだれましたので、今週は対処にてんやわんやしいます。いったい何台のパソコンに対策をする事か・・・。

この問題は、パソコンは少し使っていると動作が重くなると言う認識が一般かしており、少し位動作が重くなっても中々気が付かない。こんな物なんでしょ?と言う認識の人も多いように思います。
また、結構パソコンの電源を落とさない人も多く気が付かない人も多いのではないでしょうか。

少し調べてみると、起動時だけで無く利用中に突如重くなる事も有るとの事ですのです。余りにも頻繁に発生するので有れば、気が付くとは思うのですが・・・。

事前に対策を行っておかないと結構、後を引きずる案件ではないでしょうか。

投稿: maru | 2007/05/16 10:21:07

さっき「パソコンが壊れた」とお電話がありまして、症状を聞いたらどうやらsvchostくさいです(^^;
今から行ってきます(T_T)
ウイルス関係のソフトも機能の充実は操作のと知識の複雑化をもたらしますからねぇ・・・ファイアーウォールなんていい例ですよね・・・「どれを許可したらいいですか?」なんて聞かれても全部言えませんて(^^;

投稿: ぶいち | 2007/05/16 19:21:33

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