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2007年7月26日 (木)

Vistaの電源の切り方。

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最近は委託案件などでもVistaのセットアップに行くことが非常に多いのですが…毎回思うのが起動の遅さ。
何とかならんもんかいな?と思ってたんですが…。

セットアップに行く度によく出る質問。

「Vistaって使いにくいらしいですね?立ち上がりが遅いとかいろいろ…」

…半分は正解ですが、半分は勘違い。

Vistaが使いにくいと感じるのは、単に慣れの問題。
きちんと理解して使う分には、モノスゴク使いやすくなっている部分も多いのです。
それのひとつが、電源管理機能。

確かにVistaの起動は遅いです。
でも、それは今までどおりの電源の切り方だから。

ちゃんと使いやすい「電源の切り方」があるのです。

-----

それは、「スリープ」「休止状態」

これを活用すると、電源のON/OFFでストレスがたまりにくくなります。

通常、電源ボタンを押してから3~5分程度かかっていたものが、「休止状態」だと1分程度、「スリープ」にいたってはものの数秒で使える状態になります。

やり方は簡単。
まずはコントロールパネルを開いて…。

Vista_power_01
↑クリックすると拡大します。

「システムとメンテナンス」をクリック。
そして次に…。

Vista_power_02
↑クリックすると拡大します。

「電源ボタンの動作の変更」をクリック。
そして次に…。

Vista_power_03
↑クリックすると拡大します。

「電源ボタンを押したときの動作」「休止状態」にしておくのがオススメです。

ちなみに、このコントロールパネルはデスクトップ用です。
ノート用はバッテリ利用時の設定やパネルを閉じたときの設定などで表示が違いますが、基本は同じです。

さて、この設定が完了したら、「変更の保存」ボタンを押して(押せない場合もありますが、その際は単純に右上のペケボタンで閉じてOKです)、

おもむろに電源ボタンをプチッと押します。

え?おしちゃっていいんですかって?
スタートボタンから終了しなくてもいいんですかって?

いいんですいいんです。
「電源ボタンを押したらパソコンが壊れる」という常識は、すでに5年以上古いのです。

以前にも書きましたが、

パソコントラブル出張修理・サポート日記: 電源ボタンは押してはダメです。

ほとんどのXPパソコンは、Windows起動済み状態で電源ボタンを押せば「シャットダウン」を実行します。
XPプリインストールのメーカー製パソコンが出荷された頃から、基本的に「押したらいきなり電源の切れる電源ボタン」は絶滅しています。
とはいえ、4~5秒ほど長押ししたら、今までどおり強制終了になってしまいますが、プチッと押すだけなら、何ら問題はありません。
ということで、いまだに「電源ボタンを押してはダメです!!!」などと教えている人は、そろそろ常識をアップデートする時期に差し掛かっています(笑)。

たとえばこういうの。

会話集 > VAIO の電源を切る方法は? :VAIO | 初心者コーナー

VAIOのXPパソコンは、電源ボタンを押してシャットダウンさせたら故障の原因になるらしい(笑)。長押しで強制終了ならまだしも…ねぇ。

前置きが長くなりましたが、先の設定で電源ボタンを押したら、すぐに画面が消え、しばらくハードディスクが動作しますが、放っておけばそのまま電源が切れます。
メモリ容量やCPUスピードなどにもよりますが、電源が切れるまでは、だいたい1~2分程度。
電源ランプが消えれば、休止状態となっています。
見かけ上はシャットダウンとまったく同じく電源が切れていますので、この状態でコンセントを抜いても問題ありません。

そして電源を入れるのは、通常どおり電源ボタンをプチッと押せばOK。

ただし、いつもと違うのは、「Windowsを再開しています…」という表示が出ること。

ひとしきり再開処理を終えれば、電源ボタンを押して切った時の状態に戻ってきます。
(たとえばWordの編集途中の画面であっても、その状態に戻ってきます)
その間、パソコンにもよりますが、電源ボタンを押してから、だいたい1分程度。
これなら、いままでよりも快適に使えますよね。

まぁ、パソコンの状態を作業机にたとえてみれば、作業机の上を、作業終了時にすべて片付けて何もない状態にするのが「シャットダウン」だとすれば、机の上の状態を、そのまま根こそぎ別の場所に置いておくのが「休止状態」だと言えましょう。
きれいに何もない状態の机に、引き出しにしまいこんだ道具をもう一度並べなおすのに比べれば、作業終了時の状態をそのまま残しておけば、作業環境を再現するのは非常に早いですよね。
それとかなり似ています。

とはいえ、マイクロソフトの推奨は、どうやら「スリープ」らしいです。

Microsoft Windows Vista | 『体験プレビュー 』 | ポイント 1 起動が素早くなって待たされない! :マイクロソフト

「Vistaではシャットダウンよりもスリープを使ってほしい」---マイクロソフト :ITpro

先の作業机のたとえで言えば、スリープは、机の上を片付けてしまわずに、布か何かで上からかぶせて見えなくしているようなものです。

確かに、スリープからの復帰は、ものの数秒です。
しかし、電源ランプが消えているわけではなく、電源は(かなり省電力状態ではあるものの)入ったままです。
(ちなみに、この状態で何らかの理由で電源が切れてしまっても、「ハイブリッドスリープ」という機能がオンになっていれば、休止状態で電源を切ったのと同じになります)

この辺の説明をしたら、ほとんどのお客さんは、数秒で復帰する「スリープ」より、ちゃんと電源の切れる「休止状態」をチョイスされます。
数秒で使える利便性より、やはり「電源が切れていない」という状態に抵抗があるようですし、1分程度なら待てる許容範囲なんでしょうね。

ということで、Vistaのセットアップをした時は、私はこの「休止状態」を説明しています。
ほとんどの方は、

電源ボタンで電源を入れて、電源ボタンで電源を切る、という当たり前の操作ができるようになった!

と、たいそう喜んでいただいてます。はい。

ただし、ユーザー登録を複数していて、ユーザー切り替えを行う方は、ちょっと注意が必要ですね。
休止状態から戻ってくる際にパスワードを要求する設定に、必ずしておかなければなりません。

また、ウイルス対策ソフトやVistaそのものの更新がかかった際は、再起動を促す表示が出ます。
その際は、いわゆる「普通の再起動」がかかってしまいますので、その場合は、起動にはやっぱりそこそこ時間がかかってしまいます。
これは仕方のないことですが。

あと、注意が必要なのは、内部に手を入れる、たとえばメモリ増設などを行う場合は、電源を切る際に、必ずシャットダウンにしなければなりません。

-----

ということで、Vistaの起動は決して遅くないのです。
ただし、前回作業終了時の状態(「シャットダウン」したかどうか)によるわけですね。

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