ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

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2007年11月30日 (金)

画面が半分しか見えません。

「画面が上半分しか見えなくて、操作がとてもやりづらいんです…」

というお電話をいただきました。
パソコンは日立のノートパソコン。
ノートで半分しか見えないって…それは液晶がダメになってるんじゃないでしょうかねぇ。

液晶のコントロール回路が壊れて上部数10ラインだけ表示しないトラブルに見舞われたパソコンを見たことがあります。
メニューバーが表示できなくて、操作しづらいことしづらいこと…。

そういう状況を想定してお伺いしてみましたが…そこにあったのは、なんとも意外な光景。

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「半分しか見えない」の意味がわかりました。

タスクバーがものすごく太くなっていました…。

なんだ、これならドラッグすれば元に戻るじゃないか…。
と思いきや。
なんだ、この違和感は??

太ったタスクバー
↑クリックで拡大します

なんと、文字という文字がほとんど表示されていません…!!

…いや、まったく表示できないわけではありません。
どうやら2バイト文字(日本語など)と一部の英語フォントが表示できなくなったようです。
上記の写真(スクリーンショット)は、「マイドキュメント」と「システムのプロパティ」を表示させたところです。
右クリックメニューはまったく文字が出ず、区切りの点線だけ。
メンテナンス用ノートと見比べながら、Altキーや矢印キーやTabキーを使って、マウスではなくキーボード操作であれこれやってようやくこのスクリーンショットを残せました。

とりあえずタスクバーをドラッグして縮めてログオフ、再度ログオンしてみましたが…元通りです。

うーむむむむ…。
フォントが表示できないところを見ると、どうも設定を保存するファイルが書き換え不可に陥っているのか何かでしょう。
別のユーザーが登録されていましたが、そちらでも同じでした。
画面のプロパティからデザインをいじって、表示フォントを替えるなどしてみましたが同じです。
セーフモードでも同じです。

うーん……、だめだこりゃ。

文字が表示できなければ、何もできません。
おそらく、レジストリレベルで壊れていることは間違いないんですが、文字が表示できなければお手上げです。
リカバリでもいいんですが、年数から考えてハードディスクのトラブルも充分に考えられます。
きちんと直すには、ハードディスク交換が一番なんですが…。

「あの、とりあえず必要なデータがマイドキュメントの中にあるんですけど…」

…うーむ。
まぁ文字が表示できない以外はとりあえず動いていますので、USBメモリにコピーは可能でしょう。
文字がないため、どれが必要なデータかわからないので、とりあえず全部コピーです。
お持ちのPCへ移してみたところ、なんとか必要なデータは出てきたようなので、そのまま引き取り修理となりました。

しかしまぁ、起動しても文字が表示できないと、ホントお手上げですね。

2007年11月30日(金) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, ソフトウェア不具合関連(設定不良), データ救出・バックアップ, ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月25日 (日)

Macでつながる無線がWindowsでつながらない。

こちらは以前お伺いしたことのあるお客様。
MacBookでの無線接続設定をしたお客様ですが、あらたにWindowsのノートパソコンを追加したい、とのことでお伺いです。
親機は、NTTのBフレッツのおまけでもらったのでしょう、NTTマークのついたコレガの無線ルーターです。

お伺いしてみて、まずはすでにつながっているMacで回線の確認。
まずは問題なくつながっているので、WindowsのノートPC内蔵の無線LANを接続設定することに。

…つ、つながらない…。

Macでは問題なくつながっているはずなのに、どうしたわけか、Windowsノートからでは、親機が見つかりません。
近所のアクセスポイントは見つかっているので、よくある「無線のスイッチが切れている」というわけではない。

うーむむむ…なんで??

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よく聞くのは、アクセスポイントの電波の種類が802.11gか802.11aかという違いなどがありますが、有線で親機につないで設定画面を開いてみたが、11g/bですので問題ありません。
で、MacではつながっててWindowsではつながらない…うーむむむむ。

無線LANの機器同士の相性、というところで逃げることは簡単ですが、それではこちらも技術屋としての立場がない。
それに、coregaとMacでつながってるのにWindowsではつながらないなんて、あまり聞いたことがない。
逆では聞いたことがないわけではないけれど。

いろいろやって、結局は…。

無線のチャンネルを12から6に変更してみたらつながるようになりました。

どうも親機の無線のチャンネルがWindowsノートの内蔵無線LANでは使えない範囲だったようです…。
うーむ、MacBookでつながっていたので混信とかではないとは思っていましたが…。
MacBookもWindowsノートも何度か再起動をして、つながることを確認して作業終了です。

やっぱり日々勉強ですねぇ…。

2007年11月25日(日) ソフトウェア不具合関連(設定不良), ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(無線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月24日 (土)

また起動しなくなりました…。

こちらは、前回の作業でハードディスク交換をして見事復活を果たしたお客様。

「また起動しなくなったんです…助けてください」

ま、またですか??

お話を伺っていると、黒い画面に英語のエラーメッセージで止まっているとか。
どうやらWindows読み込み前に動きが止まっているらしい。
エラーメッセージを読んでもらうと…。

NTLDR is missing
Ctrl+Alt+Delete to reboot

って…もしかして、アレですかね?
起動しなくなる前に、ナニしました?

「ああ、前回来ていただいた際に言われたとおり、外付けハードディスクから本体へファイルのコピーをしたんですけど…」

…( ̄△ ̄;
やっぱり。
この復旧作業は…お伺いしないとダメでしょうねぇ…。

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お伺いして現象確認。
やはり「NTLDR is missing」です。

…ファイルのコピーって、どうやりました??

「ええっと、外付けのハードディスクから、Cドライブへ」

…Cドライブのどこですか?

「Cドライブに直接ドラッグ&ドロップしました」

…( ̄△ ̄; やっぱり…。

つまり、Cドライブ直下に、モノスゴイ量のファイルを直接コピーしたようです…。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: NTLDR is missing。

つまり、この記事の、

Cドライブ直下に大量のファイル(あるいは著しい断片化)があることによる起動不良

という症状そのものです。

ということで、以下の作業を実施。

  • 「オリジナルセットアップCD-ROM(市販品パッケージのWindowsXPのCD-ROM、メーカー製PCの「再セットアップCD-ROM」にあらず)」を使って起動し、回復コンソールを起動
  • FIXMBRコマンドでMBRの修復
  • CD-ROMドライブの\i386ディレクトリから、ntldr と ntdetect.com と bootfont.bin と boot.ini を、 C:\ にコピー
  • Cドライブにある余分なファイルを適当なフォルダに移動(ここではcopyコマンドを活用する事になります)
  • Cドライブのファイルが必要最低限になったところで再起動

今回大量にコピーされたファイルは、特定の拡張子のファイルでしたので、一気にファイル操作できて楽でした。
たとえば、こんなcopyコマンド文。

copy c:\*.DAT c:\DATA\*.DAT

てな感じです。

これでいともあっさり起動できました。修復完了です。

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まぁ、こんなことは説明書に書いてあるわけでもなく、「なぁ~にぃ~??やっちまったなぁ、オイ!(byクールポコ)」てな事態になってから泣きを見ることになるわけです…。

「男は黙って、サポートに電話。 (byクールポコ)」

…黙ってたら電話になりませんが。


※書きかけのまま放置してました…今更ながら公開します。(2008/09/21)

2007年11月24日(土) ソフトウェア不具合関連, データ救出・バックアップ, ハードウェア不具合関連(ハードディスク), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月22日 (木)

こんなソフトは買いたくない。

もう、忙しすぎて更新に当てる時間がぜんぜんありません。
年末年始でちょっとは時間が取れれば…。

「スパイウェアにやられている」とのことでお伺いさせていただいたお客様。

お伺いして、現象確認で起動させてみると…ずいぶん時間がかかります。
お話を聞く限りでは、買ってからメモリ増設はしていないご様子。どうやらメモリ不足も関係しているようです。
ようやく起動したところで、とりあえずブラウザを起動してみる。

うわっちゃ~…出た出たほらほら。

Antivirgear01
↑クリックすると拡大します

有無を言わさぬ露骨な宣伝です。
アドウェアの典型的な症状ですよねぇ…。
ツールバーには「Security Toolbar7.1」とか怪しげなものまでありますし…。

こんな押し売りみたいなソフトは買いたくないですよねぇ~なんて言ってたら、突然開いたポップアップ画面…お客さんには悪いのですが、大爆笑してしまいました。

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開いたのはこんな画面。

Doraibuhogo01
↑クリックすると拡大します

ど、ドライブホゴって…!!(笑)

要するに「ドライブ保護」ってことでしょうけど…こんな名前のソフトって、誰が買うんでしょうねぇ。
おまけに、この手のソフトにありがちな、中国製品のようないい加減な日本語訳っぽい紹介文。
パソコンに詳しくなくても、こんな製品を買う事なんてありえないでしょう。
あまりにも怪しさ爆発過ぎ。もう笑うしかありません…。
そうこうしているうちに、またポップアップ画面が開いた。

Security Help Center
↑クリックすると拡大します

とたんに、インストールしてあるウイルス対策ソフトの「Avast!」がこんな警告を。

Zlob-afu01
↑クリックすると拡大します

うーむむむ…。
Win32:Zlob-AFU[Trj] 、だそうな…。
で、その「C:\Program Files\Online Add-on\icun.exe」を確認してみると、

Zlob-afu02

…うーむ。

とりあえず、「プログラムの追加と削除」を開いてみたら、

Applist01

やはり見慣れないものが。

  • IE Custom Tools
  • IE Safety Features
  • Vista Transformation Pack 6.0
  • Windows Safety Alert
とりあえずアンインストールしてみるものの、出てくるポップアップなどに変化はあるものの、あまり芳しくありません。

ということで、Spybot - Search & Destroy version: 1.5 にご登場願い、一通りの掃除をしておきました。

しかし、サービスパック2が当たっていないので、また再発は必至でしょう。
ご承認いただけましたので、ServicePack2適用です。

IBM製のPCでしたので、検索してSP2対応のチェックをして、SP2のCD-ROMで適用してみたら…。

Microsoftga

正規のMicrosoftソフトウェア
このWindowsは正規品の確認プロセスに合格しませんでした。このコンピュータで検出されたプロダクトキーは、ブロックされているボリュームライセンスキー(VLK)です。

∑( ̄□ ̄;
うわ…やっちまったよ。
以前のあの記事と同じです。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: つながらなかったパソコンの正体は…。

どこで買ったパソコンか、とお話を聞いていくうちに、どうも神戸市北区・三田方面の業者が売りつけた中古パソコンらしいことが判明。
そこに連絡してみたら、電話がつながらなくなってしまっていたのでこちらに話が回ってきたようです。
ここは、以前にお伺いしたお客さんのところでも、「中古パソコンを売りつけようとしたので断ったら捨て台詞を吐かれた」と最悪の対応を取る、ほとんど素人の業者でした。潰れて当然です。

それにしても、知らなかったとは言え、こんな形でライセンス料金を請求されても、納得して払えないですよね…。

そういえば、近所の週末片手間起業の同業者のホームページが、気が付いたらアクセスできなくなっていた。
タウンページの掲載もなくなっていたし、おそらく廃業したんだろう。
こういった、片手間や対人スキル最悪の業者が潰れるのはいいことである。
パソコンオタクが片手間/趣味半分でできるほど、こういう商売は甘くない。
価格設定も異常に安かったので、基本的な反響率を考えると、どう考えても平日夜間と休日のみではタウンページ掲載料すらペイできるはずもない。
彼らは本業が別にあるので、そこで利益を取ろうとしない、ということだ。
でも、そんな「商売上のそろばん勘定」を知らない一般の人は、結局は値段だけで比較し、安いところへ流れる。
過度の価格競争は、結局は潰し合いになるだけ。
世間の適正価格の認識が崩れ、サービス品質の維持ができなくなり、下がった品質での評判を食い止めるべく、さらに価格を下げることになる。
結局は自分の首を絞めるだけなんですが、そうやって商圏を荒らすだけ荒らして、無責任に姿を消す。
本当にいい迷惑です。

こんなところでもデフレスパイラルがあるわけですが、結局のところ、最終的には基本的なサービス品質が物を言うことになります。
片手間や低スキルの業者はどんどん潰れていっているようです。
おかげさまで、ウチはかなり依頼が立て込んでおりまして、ご希望の日時が合わずにお待ちいただいてしまう場合が増えています。

閑話休題。正規ライセンスのないWindowsXPが判明したところでしたね。

お客さんに聞いても、リカバリCDも何も持っておられないですし、業者も潰れてた。
さて困った。どうする?

ふと気が付いて、パソコンの筐体を調べてみた。
…あったあった。IBMのライセンスシールが。
そこにはプロダクトIDが書いてあります。
それを慎重にメモし、先ほどの「正規のMicrosoftソフトウェア」のサイトからプロダクトIDを入力してみると…。

無事ライセンス認証が通りました…。

これでとりあえず一安心です…。

しかしひどい業者だ。
違法コピーのOSで中古パソコンを素人に売りつけるなんて…。

2007年11月22日(木) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (1) | トラックバック (1)

2007年11月21日 (水)

元のハードディスクからファイルが取り出せない。

前回の続き。
なんとかリカバリまでこぎつけたので、今度は交換前のハードディスクからデータの流し込みです。

ということで、今付いているハードディスクを抜いて、こちらに差し替え、抜いたハードディスクをシリアルATA→USB変換ケーブルにつないで、中のデータを書き戻せばOK。
持ってて良かったシリアルATA→USB変換ケーブル。
…と前回書いた通りで、変換ケーブルでハードディスクをパソコンへつないでみました。

ハードディスク不良で交換したわけですから、認識できるかどうかは一抹の不安はありましたが、とりあえず無事認識したので一安心。

目的のファイルはマイドキュメント内なので、外付けドライブの「Documents and Settings」フォルダ内のユーザー名フォルダの中、ということになります。
「Documents and Settings」フォルダまでは無事アクセスできたので、ユーザー名フォルダをダブルクリックしてみたら…。

(ユーザー名フォルダ) にアクセスできません。
アクセスが拒否されました。
…うーむ、やっぱり拒否られましたか。

そりゃまぁ、「人には見せられない」データ満載とおっしゃっておられましたから、きっちりパスワードをかけておられたことでしょう。
こうなるのはある程度予測はしていました。

これは以前にもやったことはあります。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: ハードディスクの耐久性。

つまり、パスワードがわかるとかわからないとかの問題ではなく、アクセス権の問題。
この時は、引き取り作業でしたので、メンテ用PC(ProfessionalバージョンのOS)で作業しましたので、それなりの事はできましたが、今回はお客様宅での作業(Homeバージョンのみ)です。
はてさてどうしたもんか…。

-----

XPの場合、最近ではファイルシステムは、ほとんどNTFSです。

従来(WindowsMe/98/95)のようにFAT16/32というファイルシステムでは、フォルダの所有権を、OSレベルでは管理ができないのです。
この場合、パスワードによるユーザー分けはできても、エクスプローラーなどでフォルダを開けば、いともあっさり別ユーザーのファイルを開く事ができてしまいます。
それをできなくする、つまりユーザー別のアクセス権をフォルダで管理できるようになったのがNTFSというファイルシステムです。

しかし、厳密に管理できるようになったがゆえに、今回のように万が一の事態には対処が難しくなります。

まぁ、その方がセキュリティ的には、いい傾向だとは言えるわけですが、管理者権限においてアクセス権を奪取すればいいだけです。ちょっと面倒なのは確かなんですけど。
パスワードがわからないと何もできないような暗号化ディスクになってしまうと、私のレベルでは手も足も出ませんので、暗号化ディスクが増えると、困ったことになるでしょうねぇ。

ということで、ハードディスク接続の次のミッションはXP HomeEditionだけでデータフォルダのアクセス権を奪取せよ!です。

以前やった作業では、

パソコントラブル出張修理・サポート日記: 本当に重いのはそれではありません。

回復コンソールでアクセスできないSystem Volume Informationフォルダを、caclsコマンドでアクセス権を奪取する、というものをやったことはあります。
でも、今回のように、ユーザー側でパスワードをかけたフォルダの場合、WindowsXP上での操作をするためには、これでは不充分です。
動作検証用のノートPCはまだ回線につながれていますので、とにかくググってみます。

「アクセスが拒否されました」とエラーが出てファイルやフォルダへアクセスできない問題への対処 - reroの日記

Windows の再インストール後,個人のファイルやフォルダ(例えば,C:\Documents and Settings\ユーザ名 以下のフォルダ)のバックアップにアクセスしようとすると「アクセスが拒否されました」とエラーが出てアクセスできない問題への対処.
…はい。もうそのものズバリですね。
ありがたく参考にさせていただきました。

でも、ここではWindows2000/XP Proの場合で書かれていますので、XP Homeのやり方に書き換えておきます。

  • まず、目的のデータが入ったUSB外付けハードディスクを接続したまま、セーフモードで起動して Administrator でログインする。
    これは、通常モードではファイルやフォルダのプロパティに「セキュリティ」タブが表示されないから。
    また、USB外付けハードディスクを認識させるには起動前につないでおくのが確実だから。
  • 開こうとしてアクセスが拒否されるフォルダ(あるいはそのフォルダより上の階層のフォルダ)を右クリックし、プロパティを表示、セキュリティ→詳細設定→所有者→所有者の変更 で Administrator を選択。
    同時に「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックして OK ボタンを押す。
  • すると、
    ディレクトリ .....\Documents and Settings\....(目的のフォルダの位置) の内容を読み取るのに必要なアクセス許可がありません。ディレクトリのアクセス許可を変更して、フル コントロールで利用できるようにしますか?
    [はい] をクリックすると、すべてのアクセス許可が変更されます。
    ということで、「はい」をクリック。
  • ここで指定したフォルダ以下全てにアクセス権を設定します。ファイル数が多いと結構時間がかかります。
  • いったんプロパティを閉じた後、再度そのフォルダのプロパティを開き、詳細設定→アクセス許可から、「子オブジェクトすべてのアクセス許可エントリを、ここに表示されているエントリで子オブジェクトに適用するもので置換する」にチェックして OK ボタンを押す。
  • すると、
    すべての子オブジェクトに対して明示的に定義されたアクセス許可を削除して、その子オブジェクトに継承可能なアクセス許可を伝達できるようにします。Templates から伝達された継承可能なアクセス許可だけが有効になります。
    続行しますか?
    ということで、「はい」をクリック。
  • ここで指定したフォルダ以下全てにアクセス権を設定します。ファイル数が多いと結構時間がかかります。
以上。

さて、これでフォルダが開けるようになるはずですので、開ける事を確認したら、再起動して通常モードでの起動です。

しかし…。
アクセス権奪取の過程で、どうしてもファイル名は表示されてしまいますので、パラパラと次々に表示されては消えていくファイル名を眺めていると…うーむむむ…中身までは見えるわけではないのですが、ファイル名から想像するに、これはちょっとヤバいですね。
どういったものであるかは伏せますが、確かに、いくらなんでも持ち出して作業できる性格のものではないようです…。

とりあえず、通常モードでのアクセスは無事できる様になりました。
外付けハードディスクから内蔵ハードディスクへ、問題なくコピーできることを確認して今回の作業は終了です。
データ量はかなり膨大でしたので、外付けハードディスクのケースを別途ご購入いただいて、コピーはご自身でやっていただくようお願いして退出です。

ということで、無事ハードディスク交換作業は完了したわけですが…後日談があります。
また起動しなくなった、とご連絡を頂いた時は心臓が止まりそうでしたが(汗)。
ということで、続きはこちら。

2007年11月21日(水) 定番トラブル, データ救出・バックアップ, ハードウェア不具合関連(ハードディスク), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (2)

ハードディスクが認識されません。

「ハードディスク交換を手伝ってほしいんです」

という、一風変わった依頼を受けました。
パソコンは、DELLのDIMENSION8400。
Windowsが起動しなくなったそうで、あれこれチェックしていくと、どうやらハードディスクが壊れていると判明したんだそうです。
症状としては、もう定番と化した感のある

ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。

のアレ。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。
パソコントラブル出張修理・サポート日記: またご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。
パソコントラブル出張修理・サポート日記: Windowsが起動しません。でもこれでは直りません。

基本的には、何もしてないのにこのメッセージが出た時点で、ハードディスク交換がほぼ確定ですね。

で、ハードディスクに入っているデータが「人に見せられないモノ」なんだそうで、とてもじゃないけどメーカー修理には出せないそうです。

まぁ、機密情報などが入っていたら、自分の目の届かないところに送るわけにはいかないですよねぇ。
特に、メーカー修理は、ハードディスク交換の場合、有無を言わさず、不良品だったハードディスクは返却してくれません。
昨今の個人情報がどうとかいう事情から言っても、これはないんじゃないかなぁ…。
そろそろメーカーもその辺を考えるべきじゃないでしょうか。

とりあえず、ハードディスクが手に入ったところでご連絡を頂きましたので交換作業でお伺いです。

…とまぁハードディスク交換ぐらいならよくある話。
お伺いしてみて、DELLから届いたハードディスクを開けてみた。

DELLから届いたハードディスク
なかなか厳重に梱包されていました。
まぁ、これぐらいきっちりしていないと、振動厳禁のハードディスクなんて配送できませんから。

ということで、早速交換作業にかかったわけですが…そこに待ち受けていたのは、とんでもない事態でした。

なんと、つないだハードディスクを、Windowsセットアップが認識しないのです!

一体何があったのか?
まぁ順を追ってお伝えしていきます。

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とりあえず、筐体を開ける前に症状の確認。
電源を入れると、この見飽きたメッセージが。

ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。最近のハードウェアまたはソフトウェアの更新が原因の可能性があります。
コンピュータが応答しない場合、予期せず再開始した場合、ファイルとフォルダを保護のため自動的にシャットダウンした場合、前回正常起動時の構成を選択して、正しく機能した最新の設定に戻してください。

前回の試みが電源障害、あるいは電源ボタンやリセットボタンを押して中断された場合、または原因不明の場合は、通常起動を選択してください。

  セーフモード
  セーフモードとネットワーク
  セーフモードとコマンドプロンプト

  前回正常起動時の構成 (正しく動作した最新の設定)

  Windows を通常起動する

上矢印キーと下矢印キーを使って項目を選択し、Enter キーを押してください。

これで、どの項目を選んでも、起動ロゴの後に勝手に再起動、またこの画面、の繰り返し。
もういいです。おなかいっぱいです…。
いや、お客さん自身は初めて見る画面かもしれませんけどね…。

DELLに連絡して、内蔵ツールなどであれこれチェックした結果、やっぱりハードディスク障害なんだそうです。
やっぱりそうでしょうねぇ。

で、DELLの場合は、交換用の純正ハードディスクを送ってくれるんです。
メーカーが指定したものに交換するわけですから、相性問題がきっちりクリアできているので、安心して使えます。
これは他のメーカーも見習ってほしいところですね。
まぁ、大きな企業などで、PCメンテナンス部門があるところなんかは、こういうことは日常茶飯事ですから、もともと企業向けで展開していたDELLならではなのかもしれませんが。

で、ハードディスクの袋を開けてみると…シリアルATAです。

うーん、世の中はちょっとずつウルトラATAからシリアルATAへシフトして行っているんでしょうか?
でも、プリンタのシリアルポート→USB化と比べると、かなりゆっくりですよね。
とはいえ、着実にシリアルATAは増えつつあります。

ということで、今付いているハードディスクを抜いて、こちらに差し替え、抜いたハードディスクをシリアルATA→USB変換ケーブルにつないで、中のデータを書き戻せばOK。
持ってて良かったシリアルATA→USB変換ケーブル。

で、筐体を開けてみると…うわ~またホコリだらけです…。

ホコリだらけのCPUクーラー

うーむ、こりゃひどい。
またもや掃除機をお借りして大掃除です。

ホコリの取れたCPUクーラー

これでキレイになりました。
でも、掃除の過程で気になったのはコレ。

コンデンサがパンクしかかっています

コンデンサがパンクしかかっています…。

コンデンサとは、写真内の黒い円筒状の部品です。頭頂部が膨れ上がっているのがわかるでしょうか?
いずれそのうちなかなか電源が入らなくなるなどといった症状がでてくることでしょう。
ハードディスクも壊れたわけですし、耐用年数に近づいているということでしょうかねぇ。

さて、ハードディスクを新品に交換して、さっそくシステムの再インストールです。

ここから先は、説明書どおりに進めていくことになります。
とにかく書いてある通りにやること。これ重要。

で、その結果がコレ。

コンピュータにハードディスクドライブがインストールされていませんでした。

Windows XP Home Edition セットアップ
------------------------------------

コンピュータにハードディスクドライブがインストールされていませんでした。

ハードディスクドライブの電源が入っていて、コンピュータに正しく接続されていることを確認してください。ハードディスクに関連するハードウェア構成が正しいことも確認してください。必要に応じて、製造元の診断プログラムまたはセットアッププログラムを実行してください。

セットアップを続行できません。セットアップを終了するには、F3キーを押してください。

なんだとコラー!!ふざけんな!!ε=( ̄皿 ̄ )
先にBIOSの診断プログラムで、きっちり認識してる事を確認したぞ!!

…とは叫びませんでしたが、そんな心情でした…。

さて困った。
説明書は、あらかじめ取り付け済みのハードディスクに関する事は書いてあっても、交換した時の手順までは書いていない。
はてさて…。

持ってきていた検証用のPCを使って、ネット回線をお借りして、とにかく対処方法の検索です。
で、出てきたのがコレ。

Dimensionシリーズ 「再インストール用CD」 Windows XP Home Edition 再インストールガイド (ハードディスクの領域を変更する場合)

ほう~なになに、「AHCIコントローラドライバFD」が必要なんね。
で、それは「Dell Dimension ResourceCD」で作れるってか。
お客さんはFDの余りをお持ちでなかったので、とりあえず手持ちのFDをフォーマットして作ってみました。

で、Windowsセットアップを始めて、ブルーの画面になるところで、F6を押す、と。
…ああ、なるほど。
マザーボードの標準のIDEドライバを使わずに後付のハードディスクコントローラーを使う場合は、こうしてドライバを組み込むわけですね。
で、手順どおりにFDをセットして、読み込ませてみたら…

コンピュータにハードディスクドライブがインストールされていませんでした。

とまた同じ画面が。

なんだとコラー!!なめとんか!!ε=( ̄皿 ̄ )
ちゃんとドライバ読み込ませたったやんけ!!

…とは叫びませんでしたが、そんな心情でした…。

さて困った。どうしたもんか…。

さらに検索してみると、こんな情報が。

Dimensionシリーズ 「再インストール用CD」 Windows XP Home Edition 再インストールガイド (ハードディスクの領域を変更する場合 / FDドライブの無いお客様専用)

FDドライブのあるお客様だけど、こっちも試してみるか。
なになに…

インストールを開始する前に下記設定を行って下さい。
  • コンピュータの電源を入れ、DELLロゴ画面の右上に[F2 = Setup]および[F12 = Boot Menu]と表示されたら、[F2]キーを押します。
  • 青色のセットアップユーティリティ(BIOS)画面が表示されますので、左側のウィンドウに表示されたツリーの[Drives]に緑色のハイライトを合わせた上で[Enter]キーを押します。
    ※ ハイライトの移動にはキーボードの[↓]矢印キーを使用します。
  • [Drives]ツリー内にいくつかの項目が展開されるので、その内の[SATA Operation]にハイライトを合わせ[Enter]を押します。
  • 右側のウィンドウ内に表示された緑色のハイライトを[RAID Autodetect / ATA]にあわせて[Enter]キーを押します。
  • [ESC]キーを押します
  • 右側のウィンドウ内に表示された緑色のハイライトを[Save/Exit]にあわせて[Enter]キーを押します。

なるほど。
ということでその通りやってみた。

BIOS設定画面

ということで、設定を保存して再起動。
WindowsセットアップCD-ROMから起動するようにして…

やっと「セットアップの開始」となりました…。

つ、疲れました…。

まずは出荷時の状態にセットアップ、SP2適用とWindowsUpdateを適用、なんとか使える状態にはなりました。
今度はデータの流し込みです。
そこでもまた、一波乱ありました…。
そちらは次回の講釈で。

2007年11月21日(水) 定番トラブル, ソフトウェア不具合関連(設定不良), データ救出・バックアップ, ハードウェア不具合関連(ハードディスク), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月16日 (金)

作業途中で止まります。

「ファイルを開こうとすると止まってしまうんです」

…と問い合わせを頂いた、歩いて10分ほどのところにある、とある事務所。
電話だけで何とかなるものでもない(何とかなったらこちらは商売になりませんし(^_^;))ので、とにかくお伺いです。

お聞きしていると、3年ほど使い込んでいる機種で、メインの処理は、とあるデータベース。
顧客管理などで使っているので、止まるのはとても困る、とのこと。

3年ほどお使い、とのことでかなりピンと来る症状はあるのですが…。

とりあえず起動してもらい、症状を見せていただきました。
最初は確かに起動します。
で、そのメインの「データベース」を起動してもらいました。

…確かに、ずいぶん起動に時間がかかりますねぇ。

「ああ、そうです。いつもこれぐらいかかります。で、3回ほど起動すると止まってしまうんです」

メモリを確認してみたら…ああ、やっぱり。

メインメモリが256MBしかありません。

データベース処理をするのに、このメモリは少なすぎますよ…と説明しながら何回か起動していると。

マウスカーソルが動かなくなりました。
キーボードも、NumLockを連打してもランプが点滅しません。

こりゃ明確にフリーズですね。

じゃあ、まずはアレを見てみますか。

-----

スリム筐体の本体を立てて使っておられますが、後ろと上に排熱ファンがあります。
手をかざすと…かなり暖かいです。
まるでファンヒーターです。
こりゃ確定ですね。

筐体を開けてみました。

Before
↑クリックで拡大します

うーん…こりゃひどいな…。
各ファンの周りだけじゃなく、マザーボード周りもホコリだらけです…。

CPUクーラーは特にひどい。
放熱フィンの隙間という隙間にホコリがびっしりです。

こりゃ放熱不良の典型ですね。
おそらくこんなことだろうと思って、エアーダスター(エアスプレー)を用意してて正解でした。
さっそく掃除機をお借りしてホコリの除去です。

この時に注意しなければならないのは、

  • 決してブラシを使わないこと
  • 吸い口をボードに当てないこと

これを守らないと、静電気でボードを壊してしまいます。
知らずに掃除機の吸い口をブラシにわざわざ替えて持ってきてくれる人や、何万ボルトも帯電した静電気モップを持ってくる人の多いこと多いこと。
また、ブラシでなくても、掃除機の吸い口は、常に静電気発生源となっているので、電気回路に触れるのは厳禁なのです。
集積度の高いICの場合は、内部のトランジスタはMOS構造といって、
  • M=メタル(配線)
  • O=オキサイド(酸化膜=絶縁体)
  • S=セミコンダクター(半導体)
というサンドイッチ構造で、電流ではなく電圧で半導体の電子を呼び寄せたり突き放したりでON/OFFを行う構造です。
こういった構造で、静電気が回路に触れると、電流の行き場所がなくなり、絶縁体である酸化膜を突き破り、トランジスタを破壊します。
ですので、こういうホコリを除去する際は、

エアーダスターなどでホコリを吹き飛ばし、それを掃除機で吸い取る

という形がベストといえます。

ということで、

ぶしゅしゅしゅ~!!
ぶいぃぃぃ~~ん
ぶしゅしゅしゅ~!!
ぶいぃぃぃ~~ん……

をくりかえして、こんな感じです。

After
↑クリックで拡大します

まさしくビフォー・アフターって感じですね…。

特にCPU放熱フィンは念入りにやっておきましたので、かなりキレイになってます。
ということで、フタを閉めて電源ON。

排熱ファンからの風は、意外とひんやりです。
これなら問題なさそうですね。

で、問題のデータベースを何度も何度も起動・終了を繰り返し、問題ない事を確認。
放熱ファンからの風は、生ぬるくはなっても、先ほどのようにファンヒーターみたいに暖かい風にはなっていません。
ということで、

原因は、明らかにホコリによる放熱不良

ということで解決です。

一応、データベースの起動と終了でどれぐらいメモリ状況の変動があるかを、タスクマネージャのグラフでお客さんにお見せしましたが、メモリ増設は見送られました。
業務で使っているPCに、数千円程度でできる劇的なチューンナップですから、ケチらないほうがいいんですけどねぇ…。

それにしても、前回と同じくホコリによる放熱不良です。
実は書いてませんが、他にも似たようなトラブルの問い合わせや対処をやってます。
今年の夏のように暑い最中ならともかく、どうしてこう冷え込んだ時期に放熱不良のトラブルが重なりますかねぇ…。
不思議です。

追記(2008/10/19)
PC"落ちる"…原因はホコリ?! :夕刊フジBLOG
こんな具合に、似たような話はどこにでもあるようで…。

2007年11月16日(金) 定番トラブル, ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

常に縦書きで起動させたい。

ワープロからVistaへ乗り換えのお客様からの質問。

「このワードとかいうの、縦書きで使えるかいな?」

はいはい、お安い御用ですよ~ってあれ?
Office2003とぜんぜん違うよ…。
これってどこをどうやりゃいいんだ??

すでにVistaパソコンをお使いの方ならわかるでしょう。
そう、Word2007やExcel2007は、今までのものに比べると、著しく「変身」してしまっているので、同じことをやるにも、どこを開けばいいのやら、さっぱりわからなくなっています。

あれこれ開いてやっと出ました。

「ページレイアウト」→「文字列の方向」→「縦書き」

「ページレイアウト」から「文字列の方向」、で「縦書き」ですね。

「おー、できたできた。で、こうやっとけば、このまま次も縦書きで起動するんやね?

…( ̄△ ̄;

たぶん「毎回これをやれ」と言っても通じるわけないですから、直さなきゃですよね。

これは、先日の記事と同じく、

既定のテンプレート(Normal.dot)を書き換えればOK

ってことなんですが…

あろうことか、Normal.dotが、検索しても出てこないのです。

な、なんで???

-----

こういうのはインターネットで調べるのがもっとも手っ取り早いわけですが、不幸なことに、ワープロ代わりのつもりで買ったパソコンなので、インターネットは引いてくれていない。
おいおい、どうするよ…。

そこでひらめいたのは、ヘルプファイル。
MS-Officeのヘルプって、かなり充実してるはず…と期待したけど、

Office2007にはイルカのカイル君はいません。

また、大変革されたメニューバーにも、「ヘルプ」の文字はなくなりました。

「ヘルプ」はどこ?
↑クリックすると拡大します

…んじゃ、ヘルプってどこにあるの?

はい、ここです。

「ヘルプ」はここ!

小さっっっ!!
使こて欲しないんかい?!

ついこないだまで、カイル君がウザいぐらいにでしゃばっとったやんけ??

…とりあえずクリック。

Wordhelp01
↑クリックすると拡大します

うーむむむむ…。
どの項目だか皆目わからん…。

仕方ない、検索するか。
上のほうの検索欄に「テンプレート」と入力すると、答えはあっさり出た。

標準テンプレート (Normal.dotm) を変更する
ヘルプ > 特定の文書を作成する > テンプレート

∑( ̄□ ̄;
Normal.dotmかよっ!!!

そうだよな~、2007だと拡張子は4文字になって、「Word文書」の拡張子は「*.docx」だもんな~。
Wordテンプレートも「*.dotm」だよな~…ってわかるかそんなもん!!

しかも、指示通り「開く」から「テンプレート」(実際には「Templates」)フォルダを開いても、開くファイルの種類として「Wordテンプレート」では見つからず、「すべてのWordテンプレート」でないと開けないときたもんだ。

Opentemplates

ちなみに、「dotm」のmは、「マクロ有効テンプレート」のmみたいです。
だから「Wordテンプレート(*.dotx)」では見つからないってことね。
「名前をつけて保存」では拡張子が書いてあるのに、「開く」では拡張子が書いてない。
なんじゃそら。

で、最初にやった「ページレイアウト」から「文字列の方向」、で「縦書き」にして、Normal.dotmに上書き保存して完了。
これで毎回縦書きで起動するようになりました。
めでたしめでたし。

…あ~疲れた……。

2007年11月15日(木) パソコン・インターネット, 初期セットアップ関連, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月13日 (火)

画面に数行の英語が出て起動しません。

こちらはクルマで高速込みで1時間ほどの、ちょっと離れた地域からのご依頼。
なんでも、関東方面のご友人からのアドバイスでご依頼くださったとか。
このブログを見かけて、「ここなら」ということで。ありがたいことです。
でも、基本的には、移動時間がもったいないので、あまり遠くのご依頼は受けられません。
片道1時間は、ご依頼をお受けするかどうかのギリギリですね。

パソコンは、NECの一体モノデスクトップのVR500。
とりあえず、内容をお聞きしてみました。

「電源を入れたら、画面に数行の英語が出て起動しないんです」

うーん、それってどうかなぁ、それなりに人に相談された結果みたいなので、フロッピーやCD-ROMの抜き忘れじゃ無いですよね。
メーカーロゴが出る前の、比較的初期の段階で出るということは、おそらくハードウェアに近い部分でのトラブルですよねぇ。
メーカー製の一体モノですので、マザーボードや電源の不良で修復不能ってのも、距離を考えると、どうもなぁ。

一応、

  • 修理不能の可能性もある
  • 現象の改善ができなくても出張診断料金はかかる
  • リカバリの可能性もあるのでデータのバックアップとリカバリCDが必要
とお伝えして出動です。

お伺いして、まずは現象のチェックです。
電源ボタンをポチッとな。

…ってあれ?
ちゃんと起動しますけど。

「えーと、おかしいなぁ、起動しなかったのになぁ…」

ちゃんと起動するならするで問題ないんですが、症状が今出ないってのも…。
症状が出るのも困りますが、出ないのもこまるんですけど…。

ということでしばらく使って再起動をかけたら…出ました出ました。

画面に数行の英語が出て起動しない現象

Intel(r)Grantsdale-G PCI Accelerated SVGA BIOS
Build Number: 3329 PC Dev 04/12/2004 17:02:24
DECOMPILATION OR DISASSEMBLY PROHIBITED
Copyright (C) 2000-2003 Intel Corp. All Rights Reserved
…で止まってしまいました。 NECのロゴすら出ません。

はてさて…。

-----

お客さんいわく、

「ここでF8を押したら起動するようになってたんですが」

…うーん、どうなんだろう。
とりあえず押してみましたが、全く起動しません。

さっきは何もしなくても起動したのになぁ…。

経時変化で起動したりしなかったり、というのは、基本的には設定ではなく、電源の不安定や熱の影響が高いと思われます。

この機種は一体ものの筐体で、モニター上部から排熱されます。
電源を入れた状態で、周りに手をかざしても、どこからも風は出ていません。上からだけのようです。
それほど長い時間電源を入れていたわけでもないのに、上部からの排熱は、意外と暖かい風が出ています。

うーむ、もしかしたら…。

筐体をばらしてみました。
本体内部には、あまりホコリは入っていませんでしたが、外した裏ブタのスリットを見てみると…。

外した裏ブタのスリットに注目
↑クリックすると拡大します

おわかりでしょうか?
真ん中辺に、かなりのホコリが付着していて、向こう側が見えません。
ここは、CPUクーラーが外気を直接吸い込む部分で、この状態ではほとんど空気が通りません。
これは明らかに異常ですので、とにかく掃除機でホコリを取り除きました。

スリット部分のホコリを取り除きました
↑クリックすると拡大します

まさしくビフォー・アフターって感じです。
もう全然違いますよね。

実際、フタを開けた状態でなら、起動不良は発生しなくなりました。
上部に手をかざしてみると、全く暖かくありません。
つまり、通気状態を改善しただけで、現象が出なくなった、ということです。
どうやら、ほこりが原因と見て間違いなさそうな感じです。

もう一度裏ブタを取り付けて現象確認です。

…最初は良かったんですが、再起動すると再発します。

うーむむむむ…。
以前にも似たようなトラブル、それも同じNECでありました。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: 起動ディスクで起動できません。

この時は、BIOSのデフォルト値のロード(BIOSの初期化)で直りました。
今回はそれもやりましたが現象は同じ。

3年程という使用年数とホコリの状態から考えるに、電源ユニットとかマザーボードなどの熱劣化が考えられます。
この筐体の特徴としては、CPUが液晶画面裏のマザーボードに付いていて、電源ユニットは画面下の土台部分に入っていて、電源ユニットが吸い込んだ外気を、マザーボードに吹き込んで、画面上部の放熱スリットから吐き出す構造となっています。
CPUは前述のように背面スリットから直接外気を吸い込み、上部へ抜ける形になっています。
要するところ、設計的にあまりいい放熱であるとはいえません。
ちょっとホコリが詰まると、たちまち放熱不良に陥ることになります。

とりあえず、背面パネルを開いて、余っている12Vコネクタで12Vの電圧をテスターで測ってみると、11.9~11.8Vと、ちょっと低めで推移しています。
こうなると、電源ユニットの劣化が疑いとして濃厚です。

とりあえず、裏ブタを外しておくとまともに起動するところを考えるに、マザーボードや電源ユニットの問題であるということでしょう。

当面は、裏ブタを外すなり電源ユニット部分に扇風機などで風を当てるなりでごまかしながら使えるとしても、根本的な解決としてはメーカー修理ということになるでしょう。

ということで、今回は診断のみです。

場所が近ければ、また何かあってもフォローを気軽にできますが、往復2時間ではさすがに…。
やはり近いところのお客さんに絞った方が、質の高いサービスを提供できると言えます。

2007年11月13日(火) 定番トラブル, ハードウェア不具合関連, ハードウェア不具合関連(電源), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年11月12日 (月)

つながらない→モデム・ルーター電源入れ直しの謎。

案件の種類に関わらず、多いトラブルコール。

「ネットにつながらない」

これ自体は、よくあるトラブルです。
以前にも記事にしましたが、パソコンの設定をあれこれ疑う前に、回線やプロバイダやモデム・ルーターを疑う方がいいですね。

で、よくやるのは、モデムやルーターの電源の入れ直し。

それで直る事ももちろん多いんですが、またしばらく(何日~何週間)したら、また切れてしまう。

特に無線ルーターの場合は多いです。
電源の入れなおしでつながるようになった、なんて日常茶飯事。

まぁ、よくある話でもあるし、それで直るので「ルーターもパソコンと同じくフリーズすることもあるよな」って思ってましたが…。

設定で回避できるものも意外と多いようです。

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ウチの有線のルーターでも、ワームウイルスとおぼしき外部からの侵入を、毎日数百回「ブロックしました」という記録が残るぐらいですので、外部アタックのはずみでルーターが止まる、というのは無い話じゃないな、と思っていました。

でも、ルーターも、メーカーによっては

  • 一定時間後に自動的に切断してしまう(オンデマンド接続・自動切断機能)
  • プロバイダ側から(IPアドレス振り当て変更などで)切断を食らった場合に再接続(PPPキープアライブ)をしない
ような設定になっている場合があります。
いずれも電源の入れなおしや、単純に接続要求をするだけで直ってしまうので、気づきにくい設定です。
ルーターによってその性質・表現はやや違うんですが、
  • 自動切断「しない」
  • 再接続などで「接続を維持する(キープアライブ)」
がポイントのようです。

ルーターによっては、この辺がデフォルトで積極的に接続しない方向に設定されている場合がありますので、もし頻繁にルーター電源の入れ直しが必要になるのであれば、この辺の設定の見直しをする必要があるかもしれません。

2007年11月12日(月) 定番トラブル, ソフトウェア不具合関連(設定不良), ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(有線LAN), ハードウェア不具合関連(無線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年11月 5日 (月)

録音された音声認識入力や、修正候補のようなデータなしで文書が保存されました。

お得意様宅で、ワード2002での文書作成のお手伝いをしていた時のこと。
突然こんな画面が。

録音された音声認識入力や、修正候補のようなデータなしで文書が保存されました。

…( ̄△ ̄;
なんじゃこりゃ。

「そうそう、こういう画面がしょっちゅう出てくるんだよね。鬱陶しいったらないよね」

確かに。
おそらく自動保存がかかっているんでしょう。
で、文書以外の情報が単に保存されないだけ、というメッセージでしょうね。
とはいえ、

正直、このメッセージ、意味わかりませんよねぇ。

ということで、これを出ないようにしました。

-----

単純なところ、保存する項目に、音声などの余計なデータを保存させなければいいだけです。

ツール → オプションから、

Word_error_02

保存タブをクリックし、「言語データを埋め込む」のチェックを外せばいいだけ。

種を明かせば単純ですが、ワードのオプションって、山のようにこういったチェックボックスが存在するので、症状から適切なチェックボックスを探し当てるのって、一苦労なんですよね。
タブだけでも3列で13個もあるわけですし…。

詳しい解説サイトはこちら。

Word 2002 の作業時に "録音された..." や "文書は保存..." メッセージが表示される :マイクロソフト サポートオンライン

Word に関する問い合わせランキング第 1 位『作業中に「音声認識データを保存する十分な空き領域がない」と表示されるのですが』 :Microsoft Users | Office お役立ち情報 | 「マイクロソフトが答える Microsoft Office Q & A 集」大特集!

どうやら2000の文書などを開いた際に出るようになってしまうようですが、新規文書でも出ないようにするためには、

  • あらかじめ、フォルダオプションから「すべてのファイルとフォルダを表示する」という設定にしておく
  • Ctrlキーを押したままWordを新規起動
  • 「開く」から文書の種類を「文書テンプレート」にし、「<ドライブ名>\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Microsoft\Templates\」にある「Normal.dot」ファイルを開く
  • ツール → オプションから、前述の「言語データを埋め込む」のチェックを外す
  • 上書き保存し、Wordを終了する
  • 必要に応じて、フォルダオプションから「すべてのファイルとフォルダを表示する」という設定を外しておく
これでいいらしいです。
早速やっておきました。

でも、このチェックが付いた状態で保存された文書までは直せないらしいです。
ワードファイルは結構たくさん保存されているので、しばらくはメッセージが出るたびにこのチェックを外す事になるでしょうね。

2007年11月05日(月) 定番トラブル, ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年11月 1日 (木)

11nとの付き合い方。

最近、本当に無線LANの設定案件が増えてきました。
ノートパソコンは、新品を買うと、とりあえず無線LAN内蔵の機種がほとんどで、デスクトップもディスプレイ一体モノなどは、無線LAN内蔵のものが珍しくなくなりました。
とはいえ、まだほとんどは11b/g。
中には11a対応のものもあるけれど、親機(無線ルーター)が11b/g対応がお手ごろなので、あえて11aにする必要もないんでしょうけどね。

そんな中で、少しずつ浸透し始めているのが11n。
たとえばこんなの。

B000KGGFD0
corega Draft IEEE802.11n 130Mbps 無線ルータ+PCカード

3本アンテナが目印です(笑)。

障害物に強い、転送速度が速い、というのがウリの11n。
ただ、これもなかなか曲者なんですよねぇ。

-----

まだ11nという規格自体はドラフトで、きちんと規格として決まっているわけではないんですよね。
MIMO(Multiple Input Multiple Output)という技術は、無線通信で昔からあったらしいのですが、無線LANの規格として組み込まれるのは今回が初めてということ。

単純にいえば、3本あるアンテナを使って効率よく通信をする、ということなんですけど。

その「効率のいい通信」をするためには、親機はもちろん、子機も、両方それに対応している必要があります。
従来の「ハイパワー無線LAN」というものもそうですが、よくあるのは、親機だけをハイパワー対応のものを購入されて、子機は通常のノートパソコン内蔵のもの、という組み合わせを見かけます。

つまり、親機をハイパワーにするだけで「飛び」がよくなる、という勘違い。

意味が無いとは言いませんが、子機が通常のパワーしかないのであれば、結局は子機の電波が届く範囲でなければ通信ができないんですよね。

ということで、最近は少ないながら11n対応の子機を内蔵したノートパソコンも出始めました。

しかし…11nは、やはりドラフトだけに、親機のメーカーによってはつながらない場合もあります。
子機が11nに対応してるから、と油断してると、「全然つながらない!!」ということもあります。

そんな場合は、子機側もしくは親機側で11nを使わない設定にする必要があります。

せっかく11n対応の高い機械を買っているのに使わない設定に…というトホホな事態は、意外と多く発生します。
また、親機が11nで、子機が11b/g/a、という組み合わせでもつながらない状況が発生することもあります。
やはり無線ルーターのメーカーとの相性があるようで、そういう場合は、親機の11nを無効にすることになります。
しかし、場合によっては、11nを無効にしてもつながらない事もあります。
そうなると、無線LANが内蔵されているはずのパソコンに、11nの子機を追加する事になります。

どうも11nは、11bのWi-Fi規格のように、違うメーカー同士での組み合わせでつながる事を保証できていないので、メーカーの違う機器同士の接続は、よく確認してから買う、もしくは親子セットの機器を買うのが吉、と言えそうですね。

つながれば、たとえば1階と2階に離れていても、光回線利用で実測で30Mbps以上出ることもあるので、かなり有効と言えそうなんですが、組み合わせには要注意、ですね。

2007年11月01日(木) 定番トラブル, ソフトウェア不具合関連, ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(無線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (9) | トラックバック (0)