ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

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2008年3月24日 (月)

今まで問題なかったのに。またもや。

こちらは、以前にもお伺いしたお客様。

「またフロッピーが読めなくなったんです。昨日までちゃんと読めてたのに」

…うーん、またですか?
こちらの客様は、3年ほど前の記事、

パソコントラブル出張修理・サポート日記: 今まで問題なかったのに。

この時にも同じことでお伺いしたことがありました。

ですので、電話で問い合わせがあったときも、

  • 別のフロッピーで読み込みやフォーマットはできるか
  • 同じフロッピーを使い続けていないか
  • 控えは作ってあるか
と聞いてみました。
しかし…ご年配という事もあり、あまり要領を得ません。
まぁ、こういう現象の場合は、いずれにしてもお伺いするしかないんですけどね。

実は先のフロッピーの件以来、何度かお呼びいただいていて、パソコンも買い替えられて外付けタイプのUSBフロッピーに替わっていることも知ってますので、ハード的に壊れてても差し替えれば済むか、ぐらいのつもりでお伺い。
しかし、そこに待ち受けていた現実は…。

-----

まずは現象確認から。

該当するフロッピーをドライブに差し込んで、読み込ませてみると…。

ああ、確かに、

ドライブAのディスクはフォーマットされていません。フォーマットしますか?

と聞いてきます。

で、一応、電話での問い合わせ時にも「他のフロッピーは使えますか?フォーマットしたり読み込んだりはできますか?」とお聞きしていたので、別のフロッピーディスクは用意してくれています。
ほぼ新品のフロッピーディスクを差し込んでみると…難なく読めます。
フォーマットもできますし、書き込み・読み出しも問題ありません。
うーむ、これは…。

問題のフロッピーディスクの表面を見てみました。

フロッピーディスクの表面にキズが…

…やっぱり。
ほら、こんなふうに同心円状にキズが付いてますよ。これでは読めませんよ…。

「ああホントだね。で、これ読めないの?」

…( ̄△ ̄;
い、いや、ですから読めませんってば。
キズがついたところは、磁性体が乱れていたり削げ落ちていたりしますので、もう二度と読めません。
これ、いつから使っているものですか?

「いや、前来てくれた時から」

…( ̄□ ̄;
って、3年以上ずっと使ってるって事じゃないですか…それはダメだって前も言ったのになぁ…。
じゃあ控えのフロッピーは…。

「ん?控えのフロッピーって何?」

…( ̄△ ̄;

こんな事もあろうかと、USBメモリを持ってきました。
こちらであれば、その程度の使い方で破損する事はまずありません。
しかし…。

一連の操作を手順で憶えているため、その手順をいちいちメモして憶えようとしているので、ご理解いただけるまでに一苦労です。

フロッピーの抜き差しの手順を、USBメモリ抜き差しの手順に「差し替える」だけなのに、全て憶えなおそうとされています…。
それじゃしんどいでしょうに…。
こういう「手順どおりの操作」をしていると、バックアップ(控え)を作るのは、毎回作るようにしないとダメでしょうねぇ。「週に1回」なんて、絶対無理でしょうね。

案の定、その後も何度か電話がかかってきました。
別のお客さんの対応をしていると言っても平気で「教えてくれ」と言われますので、正直しんどいです…。
こういうこともあるので、電話だけでの解決は受けていないんです。

「手順で覚える」というのは、

パソコントラブル出張修理・サポート日記: CD-Rへの印刷がしたいので説明してほしい。

こちらでも書いたように、覚え方としては、あまりやらない方がいいやり方です。

やってることの意味を理解せず、手順だけで覚えようとしていると、全く応用が利かないのです。

クルマで言えば、事故を起こしても「そんなことは教習所で習わなかった」と言っているようなものです。
パソコンもクルマも、目の前の状況は常に変化しています。
全てをメモ書きの手順通りにやればいいというものではありません。
目の前の状況を把握し、メモに頼らず適切な判断ができるようにならなければ、いざという時に何もできません。
パソコンもクルマも、あくまで人間が使う道具であり、人間が使われているわけでは決してありません。

とはいえ、だからといって、全てを理解しなければ何もできないわけではありません。
クルマでも、みんながみんな車検を通せるぐらいの整備が自分でできなければならないわけではありません。
パソコンも同じで、誰もが自分でパソコンが組み立てられる必要なんてどこにもなく、ある程度の操作がわかれば、普通に使えるわけです。

「100%の理解ができないから初心者」ということなら、自動車の整備ができない人はみんなクルマに初心者マークを貼ることになります。
パソコンでも、日常の操作を手順の意味を理解し、決まった手順以外でもメモに頼らず応用でできるようになったらもう初心者ではない、と思います。

2008年03月24日(月) データ救出・バックアップ, ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年3月19日 (水)

「神の手」チェーンメール、神の手どころか…。

みなさんは、こんな写真のついたチェーンメールを受け取った経験はないだろうか。

「神の手」

一緒についてる文面は、だいたいこんなことが書いてあるようです。

  • 沖縄の方で、何年かに一度現れる雲
  • 『神の手』と呼ばれている
  • 幸せになってほしい人、大切な人など7人に送ると願いが叶うと言われている
まぁ「7人に送ると」のくだりは、もう見飽きた感のある、チェーンメールの定型文です。
個人的にはこの手のは見飽きてますので、「ああ、またか」って感じなんですが、こういうのに免疫のない人は、素直に信じてせっせと転送しているのかもしれません。

実は、私が購読している CNET Japan メールマガジンにこれに関する記事があったので、書いてみました。

神の手のような雲は幸運を呼ばない--G DATA、チェーンメールに注意喚起 :ZDNet Japan/CNET Japan

これを見て、「ああ、やっぱりな」という感はありましたが、「チェーンメールで自分のサイトへ誘導」「リンク先がフィッシングサイトやスパイウェアを仕込んだサイトの可能性」というのはちょっと目新しいなと思い、自分の周りでもこういうメールが届いた人がいたのを思い出したので、ちょっと調べてみました。

しかし…結論を先に言えば、

神の手なんて大嘘もいいところ、おまけに元ネタはかなり下品

というショッキングなもの。
ちょっとまとめてみます。

というよりは、すでにきちんとまとめてくれた人がいるんですけど。( ̄▽ ̄;

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まずはこちらを。

「神の手」はどこから来たのか【加筆・修正あり】 :PSJ渋谷研究所X

ある悲喜劇。 :やぶいぬ日記

こちらをお読みいただければ、おそらくかなり明確になると思います。

かいつまんで言えば、

  • 元ネタは、臀部を両手で広げて見せてる下品な(というよりはグロな)画像
  • エスカレートして、とにかく穴を両手で広げる画像が列挙され始める
  • その中に、くだんの画像があった
  • 元ネタを知らずにくだんの画像を見た人が「すげー!」と思って転送した
  • エスカレートして、「伝言ゲーム」式に尾ひれが付いた
ってところです。はい。

実際、私も写真を見せられて、「スゴイ!」って思ったのは確かです…。( ̄▽ ̄;
なんか、英語では、あんな感じの雲を「神の手」と呼ぶのは確からしいのですが、それが話をややこしくしてる感じがないでもないですね。

調べていく過程で、元ネタの画像、エスカレートした画像を集めたページを見つけることができましたが…ほとんどはハッキリ言って本当にグロ画像です。
それにまぎれて、くだんの画像が存在してます。
私はそれほどダメージを食らうわけではありませんが、これを見て気分が悪くなる人、不愉快になる人はたくさんいるでしょう。見ないほうがきっと幸せかもしれません。
ということで、警告はしておきました。そういうものであることを理解した上で見たい人だけ、以下のURLから見てください。リンクは張りません。
警告はしておきましたよ。見るのは自己責任です。見てから苦情は言わないでくださいね。

http://sam.zoy.org/goatse/thumbs.html

重ねて言います。見るんであれば「見なきゃよかった」と言わないでくださいね。

実際、「神の手 チェーンメール」でぐぐってみたら、この手の解説ブログが出るわ出るわ。

ここまで見てしまうと、もうアレを「神の手」だなんて見れません。

「チェーンメールはダメだよ」なんて言う以前の問題です。

そんなものを転送しているということ自体が恥ずかしい!と思いません?
(今回の記事では、冒頭に出してしまってますけど、わかりやすくするためにあえて出してます)

中には、「このチェーンメールを信じて、パソコンの壁紙にしたりして毎日眺めてた人もいるらしい」と書いてあるところも。
スピリチュアル的なものとして取り上げていたりしていた人まで…。
うーん、気の毒すぎる…。

結局、チェーンメールというものは、

  • 「幸せになれる」とか「不幸になる」とかインパクトのある文面や写真
  • 「xx人に転送して」という文面(「止めたら不幸になる」などとも書かれている場合も)
がワンセットになっているのですぐにわかります。
ワンセットになっている時点で

怪しい

と思わなければなりません。

プルタブの話にしてもそう。
よく考えれば、話としておかしいということがすぐにわかると思うんですが、「知人の話」だというだけで、途端に信じ込んでしまうという、

人間の持っているセキュリティホール

ですよね。
こちらもWindowsの修正パッチと同じく、そう簡単には浸透しないもの。
世の中そういうもんなんですよね。
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」というのは、江戸時代の石川五右衛門の辞世の句といわれます。
人間の持つセキュリティホールを見事に指摘した言葉だと思います。
そんな昔から(いや、もっと前から)、人間が持つセキュリティホールは、改善し切れていないまま、そしてこれからもそうだということです。

仲間内で「こんなおもしろいのあるよ(笑)」とネタでまわすのはありがちかも知れませんが、そういう冗談が通じる人限定で、文面にはちゃんと「ネタです」と書いていても、どこかで改変されてチェーンメール化することがあるものです。
だとしても、「xx人に転送すれば幸せが」だなんて、誰が付けるんですかねぇ…不思議です。

そういうのが広がっていくのが面白いだとか快感だとかいう気持ちが人間にある以上、コンピューターウイルスというものは決してなくならないのです。
根っこは同じです。

「xx人に転送して!」という言葉は、コンピューターウイルスに埋め込んである「自分自身をコピーする」というプログラムと同じです。

それに気付いている人は、決してチェーンメールの転送なんかに加担しないと思います。

2008年03月19日(水) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ニュース, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 携帯・デジカメ, 日記・コラム・つぶやき, 迷惑メール関連 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年3月18日 (火)

複数のパソコンで同じメールアドレスを使いたい。

意外とあちこちでご要望のあるご相談内容で、

「複数のパソコンでメールアドレスを送受信したい」

というものがあります。
事務所などで、多数のメールが届く「事務所宛メールアドレス」だと、なかなか1台のパソコンでは処理しきれないことも多いですからね。

話としては単純なんですが、これ、意外と難しいのです。
今回のお客様のところでこれをやったので書いておきます。

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受信だけなら、それぞれのパソコンで同じ受信設定をすればいいだけです。
ただ、通常の設定だと、受信した後メールボックスを空にしてしまうので、同じ設定のパソコンでそれをしない設定にしておく必要があります。

Pop01

同じメールアドレスを使うすべてのパソコンで、この「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを入れなければなりません。
あとは、持ち出しの発生するノートパソコンや、あまり起動しないパソコンなどの対策で、「サーバーから削除する」の日数を長めにしておく必要があります。
初期値では5日ですが、15~30日程度にしておいた方がいいでしょう。

受信はこれで問題ないとしても、問題は送信。
単に送信するだけなら、普通に送信しておけばいいんですが、複数の人が好き勝手にメール送信していては困るので、

「どんなメールを送信したかを他のパソコンででも把握できるように」

というのはかなり重要な問題になります。
これはなかなか難しいところなんですが…。

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単純な解決方法としては、

  • 送信の際に、BCCで自分宛に送信しておく

  • 自分宛のメールを自動振り分けで「送信控え」として別フォルダに保存
というのがよさそうなのですが、メールソフトとして圧倒的なシェアを持つOutlookExpressではそういった機能が存在しないため、この操作は、いちいち手動でやらなければなりませんし、単純に返信だけの場合だと、BCCにいちいち入れることなんて忘れてしまいます。
それではまずいので、何とかならないかと調べてみたところ、OEBccというソフトがありました。

OEBcc Outlook Express6 送信メールのBCCアドレスを自動的に入力 :Vector

これは、OutlookExpressのメール作成ウィンドウが開いたら、BCCに自動的に記入するもの。
メール作成画面で「ツール」→「すべてのヘッダー」にチェックを入れて、BCC欄を表示させるようにしておけば、きっちり自動でBCC欄に入力してくれます。
常駐するソフトなので、場合によっては嫌われたりしますが、なかなか便利です。

まぁMozilla Thunderbird みたいに、設定でBCCを常に追加できるようなソフトに乗り換えるというのもひとつの手ではあるんですけどね。
とりあえず、すでにお使いのOutlookExpressで、OEBccを追加して受信メールフィルタールールに自分宛メールを振り分けるルールを追加して完了です。

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「あと、この迷惑メールは何とかならないもんでしょうか?」

…うーむむむむ。
確かに、迷惑メールは、どこでも悩みの種です。
WindowsVista標準搭載のWindowsメールなら、かなり的確に振り落としてくれるんですけど、今回のお客様はまだXPです。
ふとタスクトレイを見てみると、ウイルスバスター2007のカプセルアイコンが。
ウイルスバスターは2008に無料アップグレードできますし、2008の方がメモリ占有量が少なくて快適ですし、なんと言っても迷惑メールフィルターがかなり強力で、受信トレイに受信済みのメールまでざくざく振り分けてくれます。
しかもかなり的確。
ということで、ウイルスバスターを2007から2008へアップグレードです。

いろいろ調べてみると、今まで個人登録じゃなければ3台インストールはダメでしたけど、2008からは法人登録でも3台インストールOKなんですね。知らなかった…。

インストールしてOutlookExpressを起動してみると…おおっ!受信トレイに残っていた英語のスパムメールがざくざく消えていきます!!

「す、すごい!!今まで英語のメールを消すのが毎日苦痛だったんですよ…助かりました!!」

いえいえ、すごいのは私ではないんですけど(笑)。
ウイルスバスター2008のフィルターも完璧だとはいえないんですが、充分に実用的です。
問題なくウイルスバスター2007が動作している環境なら、迷わず2008へ移行したほうがいいです。間違いない。

2008年03月18日(火) 定番トラブル, パソコン・インターネット, メール送受信関連, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月17日 (月)

なぜか共有できないプリンタ。

こちらはとある事務所での、新規パソコンのセットアップ作業。
作業の1つでプリンタ共有があったので、これもいつもどおりの手順で共有をかけました。
タイムリーなことに、この辺の手順を書いてくれてるサイトがあったのでご紹介。

デジタルナビ:1台のプリンターを複数のパソコンで使うには。 :毎日.jp

…でもこの記事、新聞記事の丸写しみたいですねぇ…「=画面<1>」とか書いてありますが、その画面写真がありません(苦笑)。

とりあえず、共有するプリンタをつないでいるパソコンを、これからつなごうとしているパソコンから「ネットワークコンピュータ」経由で表示させてみると、

Lbp111001

こんな感じで表示されてます。
共有のかかったプリンタが表示されているので、アイコンをクリックして、プリンタドライバを、すでにつながっているパソコンからダウンロードします。

Lbp111002

(共有プリンタのつながっているパソコン) 上のプリンタに接続しようとしています。お使いのコンピュータにプリンタ ドライバが自動的にインストールされます。コンピュータに問題を起こす可能性のあるウイルスやスクリプトがプリンタ ドライバに含まれている場合があるため、プリンタを共有しているコンピュータが信頼できるかどうか確認されていることが重要です。続行しますか?

…要するに「ウイルスにやられてるパソコンだったらやばいよ」と言ってくれてるわけですね。
今回は問題ないのでそのまま「はい」です。

これでインストールは完了です。
しかし…印刷できません。

共有プリンタとしてインストールはできても、テストプリントができません。つまりつながっていないのです。
うーむ…なんで??

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今回のプリンタは、キヤノンのLBP-1110。

いろいろ調べていると、どうやらこのプリンタは、CAPT(Canon Advaned Printing Technology)と呼ばれるキヤノン独自のプリントエンジンを使うようです。

PCのCPUを活用し、プリンタの負荷を軽減 カラーCAPT(Canon Advaned Printing Technology) :Canon 製品技術

通常は、PDLという言語で、パソコン側で記述された画像情報を、プリンタ側で受け取って画像に変換して印刷されています。
しかし、CAPTは、プリンタ側でするはずの描画を、パソコン側でさせようというもの。
これにより、プリンタのエンジンを簡略化できるわけです。
要はプリンタのコストダウンの一環ってことですね。

しかし、その副作用として、プリンタ共有が非常に厄介になったようです。

LBP-1110のドライバダウンロードサイトにあった説明書(PDF)によれば、どうやら、WindowsXPのSP2以降にネットワーク接続に標準装備された「Windowsファイヤーウォール」が引っかかるらしいのです。
今回は、ウイルス対策ソフトが入っていて、似たような操作とはいえ、別の操作が必要になります。
いずれにせよ、ファイヤーウォール対策の修正はしないとダメみたいですけど。

説明書にしたがって、いろいろやってみましたが、やはりまったく印刷できません…。

よくよく考えてみると、クライアント(共有で利用しようとしているパソコン)側でいくらドライバをインストールしても、共有で接続する段階で、プリンタドライバをダウンロードしてきます。
これって…クライアント側だけ新しくしただけじゃダメってこと?

ということで、プリンタ共有を提供しているパソコンのプリンタドライバを新しいものに入れなおしてみたら、あっさり使えるようになりました。

く~…この程度のことに気づかずに、2時間弱の時間を無駄に過ごしました…。
な、情けない…。

実際、この方式では、

【有線/USB】 プラネックスコミュニケーションズ IPv6対応 USBプリントサーバ [USB2.0] (Mini-101U6)

こういった一般的なプリントサーバーでは、明記されていないものの、使えない可能性が高いと思われます。
まぁ、この手の製品は、まだ双方向に対応してないことも珍しくないので、用紙切れ・インク切れ検知ができなくて困ることも多く、ちゃんと確認しないとダメなんですけどね。

ってか、キヤノンもこんな特殊なことせんでほしいですね…。

2008年03月17日(月) ソフトウェア不具合関連, ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(プリンタ), ハードウェア不具合関連(有線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 印刷できない・印刷不良, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月16日 (日)

メールが2度送信される。

「メールを送信したら、どうしたわけか必ず2度送信されるんです…」

とのご相談でお伺いしました。
メールソフトはOutlookExpress6。
うーん、「メール設定が重複していて2度受信される」ってのは何度もありますが、送信が2度、それも必ず、って…。

お伺いして確認してみたら…確かに2度送信されます。
自分宛でも、他人宛でも。
しかもこんなエラーまで発生してます。

0x800420c8

[送信トレイ]からフォルダからメッセージを開けませんでした。アカウント:'xxxxxxx', サーバー:'xxxxxxx', プロトコル:SMTP, ポート:587, セキュリティ(SSL):なし, エラー番号:0x800420C8
…うーん、なんじゃこりゃ?

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まぁ単純にエラーだけで検索してみたら…

Outlook Express の送信トレイに保存したメールを送信する際、エラー番号 0x800420C8 が発生する :マイクロソフトサポートオンライン

「Microsoft Outlook Express で作成したメールを [ファイル] メニューの [後で送信する] を使用して一度送信トレイに保存した後に、送信トレイ内のメールを送信すると以下のエラーが表示される場合がある」んだそうな。
「送信トレイに保存したメールを送信し、再度送信トレイを開く際に発生する場合がある」らしくて、「[メッセージの送信] もしくは [送信] にて直接メールを送信」すればいいらしい。

…いや、「後で送信する」なんて設定ではないし、送信トレイを開いてもいない。
なんなんだこれは。

さらに検索してみたら…

Outlook Expressのエラーについて教えてください。送受信はできるのですが、送信の際にエラーメッセージが出たり同じメールが2度送られたりします。 :Yahoo!知恵袋

…まさしくほぼ同じ現象。でも、ウイルス対策はウイルスバスターではありませんし、特に触ってません。また、別のエラーも出てません。

うーん、いきなり行き詰ったか?

それらしい設定はないかといろいろオプション項目を探っていると…。

OutlookExpress - オプション - メンテナンス

「[整理する] をクリックすると、ダウンロード済みのメッセージを整理します。」ってなボタンがあります。
ここでちょっとピンときたことがあります。

このお客さんの受信トレイ、フォルダ分けをしてあって、モノスゴイ数のメールが置いてあります。

OutlookExpressの場合、フォルダごとに「メッセージファイル」という形で、たくさんあるメッセージをひとつのファイルで管理しています。
そのメッセージファイルが大きすぎると、書き換えなどがうまくいっていない場合があります。

ということで、整理してみましょう。
[整理する]ボタンをポチッとな。

ローカル ファイルの整理

「ローカル ファイルの整理」ウィンドウが開くので、[最適化する(C)]ボタンをポチッとな。

…治りました。
エラーも出なくなったし、メール送信も重複しなくなりました。

要するに、メールのためすぎだったわけですね。

古いメールマガジンなどもありましたので、読まないのがわかっているメールなどは思い切って削除するなどしないと、また同じようなトラブルになる可能性がある、ということをお伝えしておしまいです。

パソコンはどんどん性能がよくなってきていますが、やはり無駄は少ないに越したことはないわけです。
最近のWindowsXPプリインストールのパソコンだと、基本的にファイルシステムはNTFSのはずですが、まれにFAT32のものがあります。
FAT32の場合は、ファイルサイズ4GB以上のファイルは扱えません。
添付ファイルがたくさんあるメールを保存していると、4GBなんてすぐに超えてしまいます。
この手のトラブルは、おそらく今後もあるでしょうね…。

2008年03月16日(日) ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, メール送受信関連, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月15日 (土)

おたよりコーナー:メモリー交換の料金はいくら?

えー、さて、おたよりコーナーです。

こちらはYさんからのお問い合わせ。

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ノートパソコンのメモリー交換(現在1G x 2 から2G x 2 への増設)で、パソコン持込して、交換用メモリーを持っていった場合、料金はいくらになりますか?
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はい、お問い合わせありがとうございました。
それではさっそく回答させていただきます。

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えー、基本的なお話をすると、

ノートパソコンのメモリ増設なら、メモリを販売している量販店へノートパソコンを持ち込んで、店頭でメモリ交換作業をしてもらうのがもっともお手軽で確実

です。

量販店では、店頭での取り付け手数料は、大体2000円程度が相場のようです。
基本的に、在庫があればいつ持ち込んでも対応してくれるのが一般的です。
事前に電話して、確認してから持ち込むのが確実ですね。


それに、

そもそもウチは持ち込み作業は受け付けておりません。

基本的には出張作業のみです。
現地での作業では時間がかかったり、持ち帰りでないとできない、といった感じで、必要があれば現地での判断の上で持ち帰ることもあります。
お客様にアポ無しで持ち込んでもらった場合、

  • リカバリが必要な場合でもリカバリディスクを持ってこられていない
  • 「ネットにつながらないんです」とLANカードまで抜いた本体だけを持ち込まれる
など、必要な部材が足りずに結局二度手間になることが非常に多いのです。

また、ウチでは持ち込みを受け付けるための常駐スタッフはいません。
持ち込みを受け付けるためには、私のスケジュールをあける必要がありますので、結局は出張作業と同じ料金をいただくことになります。
出張作業料金は、http://pcdoc.jp/をご参照願います。

それでもよろしければ、お持ち込みいただくスケジュールを調整させていただきます、という回答になります。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

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ちなみに、

2G x 2の構成では、XPでもVistaでも、32bit版だと通常は3GB程度までしか認識できません。

ノートパソコンの説明書にはその辺は書いてあるはずですので、ご確認願います。

事例は結構ありますので、こちらもご参照を。

なぜ4GBのメモリーを正しく認識しないのか :基礎から始める自作PC -PC&MOVIE-
1GB=2,000円時代のメモリ増設を考える(中) :元麻布春男の週刊PCホットライン
…どちらもかなり詳しい解説が書いてあります。一読の価値あり。
4GBのメモリを認識させると起動に失敗することがある&シャットダウン後に電源が落ちない :Microsoft TechNet Windows Vista フォーラム - Vista全般
…マザーボードの仕様が原因でした。
4GBなのに3GBしか認識しない・・・ :ほぼ日刊へろへろ管理人日記
…マザーボードは8GBまで対応しているものの、32bitOSでは3GBまでしか対応できない、というもの。
メモリが4GB以上認識しない :なみ通
…3GBを超えると再起動を繰り返す、という症状。BIOSのアップデートで解決。でも32bitOSの限界で結局…。
SC420 では物理メモリ 4GB はフルフルに使えない :daily dayflower
…PAE(物理アドレス拡張)やらチップセットの仕様などいろいろ書かれてますが、結局は32bitOSでは…。

マイクロソフトの技術情報によれば、

オペレーティング システムおよび PAE のサポート :Windows Hardware Developer Central

PAE モードは、ハードウェア強制の DEP をサポートする、Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、およびそれ以降のバージョンの Windows で有効にできます。ただし、これらのシステム用に設計されたデバイス ドライバの多くは、PAE が有効なシステム構成でテストされていない可能性があります。影響をデバイス ドライバの互換性に制限するため、ハードウェア アブストラクション レイヤ (HAL) への変更を、Windows XP SP2 と Windows Server 2003 SP1 Standard Edition で行い、物理アドレス スペースを 4 GB に制限しました。
…32bitCPUでのPAE(Physical Address Extension)でも、結局はXPだと4GBに制限されてるから、XPでは4GB以上のメモリは何をやっても無駄、ってことですね…。

ごっちゃになりやすいのは、ソフトの制限である32bitOSという部分と、ハードの制限である32bitメモリバスという部分の違い。
うーん、ややこしいですね…。

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それと、個人的な意見を言わせていただければ、XPやVistaで、「メモリが2GBでは足りない」という環境は、かなり特殊ではないかと思われます。
特に、XPでは、2GBも積んでいて「重い」と感じるならば、動画のエンコード等よほど大きなデータを扱う用途なのか、ウイルス・スパイウェアにやられているか、のどちらかでしょう。
もしパフォーマンスの改善目的でのメモリ増設なら、メモリよりも、別のアプローチが必要かもしれません。
ハードウェア的な最大値の4GBにしても、32bitOSでは意味がありません。

特に、XPプリインストールでVistaへのアップグレードだとすれば、グラフィックボードのパフォーマンスがかなり効いてきます。
Vistaは、Aeroをオンにして、描画をグラフィックボードに振ることでCPUのパフォーマンスを稼いでいます。
Aeroをオフにしたり、Aeroがオンでもグラフィックボードの性能が低かったりすると、結局CPUの負担が増えて重くなります。
Vista以前の古い常識で「Aeroは重たいからオフにしちゃえ!」と言う人もいますが…それ、間違いです。(By唐沢寿明@eo光)

Vistaを使うなら、できればVistaに最適化されたハードウェアにして、チューンナップするなら、システム評価のスコアを参考に、各部のバランスを考えながらチューンナップしないと、無駄な投資になる場合があります。


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追記(2008/03/22)

Vistaの場合、SP1と特定のマザーボードでは、きちんと4GBと表示するそうです。

Vistaの普及は進むのか:Windows Vista SP1を検証してみた (2/3) :ITmedia +D PC USER

ただし、あくまで表示だけのようです。

2008年03月15日(土) 定番トラブル, ハードウェアアップグレード関連, ハードウェア不具合関連(メモリ), パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき, 読者のおたよりコーナー, 起動しない・起動が遅い | | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年3月14日 (金)

モニターが映りません。

こちらはタイトルどおり「モニタが映らない」とのこと。

この手の話でよくあるのは、

  • コンセントが抜けている
  • 電源スイッチが入っていない
  • モニターケーブルが抜けている
というところ。
でも、お客様は「その辺は確認した」とのこと。

よくよくお聞きすると、パソコンはソーテックのデスクトップで、モニタは三菱だそうだ。
本体の電源は入って、ハードディスクのランプが点滅するのは確認しているそうなので、起動していることだけは間違いなさそうです。

で、モニタは、電源ランプが点いていないんだとか。

うーむ、こりゃモニタ不良かなぁ。

動作確認用の液晶モニタを用意してお伺いです。

-----

お伺いして、まずはモニタの確認。

三菱の液晶モニタです。

確かに電源ランプは点灯していません。

正面の下のほうに、モニタ設定用のボタンが7~8個並んでいますが、その一番右端にある電源ボタンをプチッと押すと…ランプが点きました。

ん?
電源は入りますよね…。

それを見たお客様、

「あれ?ランプ点いたんですか?どうやりました??」

…いや、どうもこうも、電源ボタンを押しただけですけど。

「え~!!それが電源ボタンだったんですか??」

…( ̄△ ̄:
じゃ、電源が入ってるとおっしゃってたのは、どこで確認されたんですか?

「ここですよ、ほら、右横のスイッチ」

モニタの横を見てみると…うん、確かにスイッチはONだ。
でもこれは主電源のスイッチですよ…。
このスイッチが入ってても、正面の電源スイッチを押して電源を切ってたら、モニタは映りません。

「え~!そんなの知らないですよ…今まで本体の電源ボタンでしか電源入れてないのに…」

どうやら、モニタの電源を切る習慣がなかったようで、モニタの電源ランプも、今回改めてその存在を知ったようです…。
以前は、間違って主電源のほうを切ってしまったことがあり、その時は主電源を入れたら復帰したそうなので、今回は主電源がONだと確認しただけで触りもしなかったようです。
意外な盲点でしたね…。

その時点で本体の電源を入れてみると、きちんと表示が出て問題なく起動しました。

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それにしてもずいぶん起動に時間がかかります…。

「ああ、そうでしょ。光にしたら速くなるって言うから光にしたのに、なんで遅くなるの?

出た…また光幻想です。
今回も、NTTの営業にだまされたようです…。
誇大広告に踊らされて光にしたけれど、必ずしも速くなるわけではなく、逆に遅くなった、という話には枚挙にいとまがありません。

光に変えたら遅くなりました。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記
XP初期型。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記
メモリの追加。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記

こういった過去の事例をかいつまんでご説明しました。
その上で、メモリ増設までの当面の間は、

Vistaの電源の切り方。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記

こちらの記事に書いてあるように

「休止状態」での電源OFF

の設定をしておきました。

記事ではVistaのやり方が書いてありますが、XPもこれと同様に、電源ボタンに休止状態を割り当てできます。
256MBだと、保存するデータが少ないので、あっという間に休止状態に移行できます。
休止状態からの再開=電源ONも、シャットダウンからの起動とは比較にならないぐらい速くなりました。

「電源ボタンを押して電源を切る」というのに関しては、かなり驚いておられましたが、電源ONから操作可能になるまでの時間が劇的に改善されたのを見て、さらに驚かれました。
とはいえ、電源ボタンを押してからほとんど待たされないことは歓迎されましたので、こちらを使っていただくことになりました。

メモリ増設に関しては、XPが出始めの頃のパソコンですから、DDRのPC2700なので、意外と割高になります。
最大容量の512MBx2にするには、作業費を含めると1万円台後半になるでしょう。

「とりあえずは表示が遅いことでそんなに困ってませんので…」

とのことで、またご予算があるときにご連絡いただくようにお願いして退出です。
256MBから1GBですから、かなり劇的な改善が見られますが、こればっかりは、体感されなければわかりません。
次からDDRメモリを在庫として持っておこうかな…。

2008年03月14日(金) ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (8) | トラックバック (0)

2008年3月13日 (木)

おたよりコーナー:シリアルマウスが欲しい。

えー、突然ですが、おたよりコーナーです。

このブログの読者とおっしゃるAさんから。

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笹本様

いつもブログを見ています\(≧▽≦)丿

ある前の記事を見たのですが、シリアルマウスはまだ持っていますでしょうか?よく分からないですけどシリアルマウスが欲しくて…(´・ω・`)

お譲りできますでしょうか?

ただ遠くに住んでいるので送料は負担します。ですのでお譲りできたらしてもらいたいです。

できたら何円かを教えて下さい。

よろしくおねがいいたします。

-----

…ということで、おたよりありがとうございました。
(一応、色以外は原文のままです)

うーん…「ある前の記事」というのは、きっと、

持っててよかったシリアルマウス。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記
お願いですから電話だけで済ますのは勘弁してください。その4 :パソコントラブル出張修理・サポート日記

…あたりですかね。
それでは早速回答してみたいと思います。

-----

結論から言えば…お譲りできません。

私の持っているシリアルマウスは、

MicrosoftBallPointMouse

MicrosoftBallPointMouseという、今となってはかなり珍しい一品です。

内部のボールと接触しているローラーは金属製で、軸受けはベアリングでかなりしっかりしたつくりです。
元のコネクタはシリアルで、変換コネクタでPS/2に変換するタイプです。

B000BGQ87W
SANWA SUPPLY USB-PS2コンバータケーブル USB-CVPS1

こういったPS/2→USB変換コネクタでUSBにつなげば、PS/2すらない最近のパソコンでも立派に使えます。
シリアル→PS/2→USBというわけのわからん変換ですが…。

出番は少ないながら、やはりまだ何かの際には必要になるかもしれません。
今のところ、手持ちの部品の中での、唯一のシリアルマウスです。
やはり私もプロである以上、そこは押さえておきたいですね。

完全に不要になっているわけではないのと、もう二度と手に入るような品物ではありませんので、残念ながらお譲りするわけにはいきません。

それに、何よりも、あのおたよりの文面からは、

私の気持ちを揺さぶってくれるような情熱を感じられない

ので…。( ̄▽ ̄;

ただ、どーしてもシリアルマウスが欲しい!とおっしゃる向きには、こういうものがあります。

B00008BBB8
SANWA SUPPLY MA-401PS コンフォートマウス(ライトグレー)

PS/2マウスなんですが、アダプタでシリアル接続にも対応しています。
シリアル接続対応ということで、ホイールも無ければ、光学センサーでもありません。
もしよろしければ、こちらをどうぞ。

-----

また何か楽しいおたよりがありましたらご紹介したいと思います。
以上、おたよりコーナーでした~。

2008年03月13日(木) お知らせなど, パソコン・インターネット, マウス・キーボード関連, 日記・コラム・つぶやき, 読者のおたよりコーナー | | コメント (8) | トラックバック (0)

2008年3月12日 (水)

ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。またまた。

こちらは古い付き合いの友人から。

「お客さんのパソコンなんだけど、ちょっと診てあげてほしい」

ということで、状況を聞いてみると…出た。

「ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。」とか出て、選択肢のどれを選んでも、しばらくすると一瞬の青画面から再起動がかかり、同じ画面の繰り返し。

もうすっかり聞き飽きた現象です。
パソコンは2年ほど前に購入のWindowsXPのノートパソコン。

これは、このブログででも何度も書いてきた定番トラブルです。

今回もきっとハードディスク交換になるんだろうな…と思いながら話を聞いていたら、

「中に入っているデータは救出できる?」

と聞いてくるので、

  • 症状が軽ければ、ある程度は救出できる可能性はある
  • 重症だと、ハードディスク自体が認識しなくてまったく救出できないかもしれない
  • 仮に救出できたとしても、大量のデータコピーはいかなる場合でも100%確実な移動の保証はできない
ということを伝えた上で、とりあえず預かって現象をチェックしてみました。

おそらくハードディスクのエラーなんだろうな、とほとんど決め込んでいたんですが…。

んんんんっ??

-----

とにかく現象の確認で電源を入れると…。

ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。

ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。 最近のハードウェアまたはソフトウェアの更新が原因の可能性があります。

コンピュータが応答しない場合、予期せず再開始した場合、ファイルとフォルダを保護のため自動的にシャットダウンした場合、前回正常起動時の構成を選択して、正しく機能した最新の設定に戻してください。

前回の試みが電源障害、あるいは電源ボタンやリセットボタンを押して中断された場合、または原因不明の場合は、通常起動を選択してください。

  セーフモード
  セーフモードとネットワーク
  セーフモードとコマンドプロンプト

  前回正常起動時の構成 (正しく動作した最新の設定)

  Windows を通常起動する

上矢印キーと下矢印キーを使って項目を選択し、Enter キーを押してください。

うーむむむむ。
見飽きた画面とはいえ、何度見ても嫌なもんです。

たとえば「Windows を通常起動する」とかを選んで再起動すると…一瞬のブルーバック画面の後に暗転、メーカーロゴ表示のあと、同じ画面。

…まぁとりあえず、ブルーバックで何が書いてあるかぐらいは見ておきましょう。
勝手に再起動するのをとりあえず抑えてやれば、ブルーバックが何のメッセージを出しているのかを見ることはできるようになります。
それにはどうするかというと…XPでセーフモード起動をするときのように、メーカーロゴ表示直後に「F8」キーを連打します。
すると、「ご迷惑をおかけしております」画面ではなく、

Windows拡張オプションメニュー

「Windows拡張オプションメニュー」が出ますので、ここで

システム障害時の自動的な再起動を無効にする

を選んで起動します。すると…

STOP:0x00000050

A problem has been detected and windows has been shut down to prevent damage to your computer.

The problem seems to be caused by the following file: pcmcia.sys

PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA

- 中略 -

Technical information:

*** STOP: 0x00000050 (以下略)

*** pcmcia.sys (以下略)

うーん、STOPエラーの0x00000050か…。

だめだこりゃ。

でも「pcmcia.sys」って…PCカードスロット関連だよな。
何でこれが…ま、そこまで突っ込んでも仕方ない。

ということで、一応ハードディスクのエラーをチェックするために、「Ultimate Boot CD」でハードディスクのチェックをしてみよう。

…ん?
あれれれ?
起動しない…???

いや、「Ultimate Boot CD」のメニュー画面までは起動するけど、チェックツールを起動しようとしたら、なにやらエラーで止まってしまう。
どのハードディスクチェックツールも同じ。

うーむむむむ…どういうことだ?

とりあえずできることを、と思って、memtest86でメモリのテストをしてみたら…。

2008031204

…( ̄△ ̄;
メモリーエラーのオンパレードです…。

GoodとBadの値の違いを見てみると、

Good: 3e7dfd47
Bad: 3c7dfd47
どうやら特定範囲のメモリで、上位7ビット目がおかしいようです。

うーむ…どおりで、ちょっと大き目のチェックツールが起動しないわけだ。

そういえば、先ほどの青画面のエラーは、

「STOP:0x00000050」で止まります。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記

この時もメモリでしたねぇ…。

とりあえずメモリを抜き差ししてやるか…。
と、裏ブタを空けてみたら、あろうことか、メモリスロットは空っぽです。外せるメモリはどこにもありません。

ということで、今回のトラブル原因は

オンボードメモリの不良

で決定です。

でも、これじゃマザーボード交換でしか治せません…。

おそらく、時節柄静電気かなんかでやられたんでしょうねぇ…。
かなり熱を持つCPUからは離れているし、エアフロー的にメモリの方が風上ですので、熱で壊れたとは考えにくそうです。

いずれにせよ、これだと、まことにお気の毒ですが、メーカー修理でマザーボード交換ですので、相当高くつきそうです…。

とりあえず、ハードディスクは簡単に取り出せるところにありましたので、USB変換ケーブルでつないでみたら、難なく認識されましたので、データのバックアップはできそうです。
まぁ、バックアップもいろいろありますから、

  • 必要なファイルだけ最小限
  • とりあえずできるだけ全部
  • マザーボード交換で戻ってきても差し替えれば起動できるように丸ごとイメージバックアップ
などなど、今後はお客さんと詰めていく必要があります。

それにしても、今までは、「ご迷惑をおかけしております」はハードディスクだけだと思ってましたが、今後は認識を改める必要があるようですね。

2008年03月12日(水) 定番トラブル, データ救出・バックアップ, ハードウェア不具合関連, ハードウェア不具合関連(ハードディスク), ハードウェア不具合関連(メモリ), パソコントラブル, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月11日 (火)

メールに添付された図面が開かない。& DVDが再生できない。

こちらは「メールの添付ファイルが開かない」とおっしゃるお客様。
他にもいくつか相談したいことがある、とのことで、お伺いさせていただきました。

実は、なかなか連絡が取れないのと時間が合わないので、お伺いが遅くなってしまいました。
最近は、おかげさまでかなりスケジュールが詰まってきて、即日対応が難しい状況です。
人を増やせばいいんですが、技術レベルが同じ程度の人は、そうはいませんし、一から育てるゆとりもありません…。

さて、お伺いしてみて現象確認。

OutlookExpressの添付ファイルとして、JW-CADのファイルが添付されています。
それを開いてみましたが…。

問題が発生したため、Jw_win.exe を終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません。

問題が発生したため、Jw_win.exe を終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません。

作業途中であった場合、その情報は失われた可能性があります。

この問題を Microsoft に報告してください。
弊社に送信するためのエラー報告が作成されました。弊社では、この報告を匿名の機密情報として扱います。

…うーむ。

このメッセージを見て、反射的に

「誰がMSなんかに報告してやるもんか!!」

と反発する人もいるでしょう。
でも、

それ、間違いです。(By唐沢寿明@eo光)

すでにマイクロソフトが把握しているトラブルの場合、結構的確な対処方法を教えてくれたりします。
私はこれが出たら、ネットにつながっている状態ならば、必ず報告しています。

とはいえ、今回はナシのつぶてでしたが…。( ̄▽ ̄; あかんがな。

さてどうするね??

-----

今回はJW-CADの実行ファイルである「Jw_win.exe」がエラーを起こしている。

素直に考えると、「JW-CADが壊れている」というところに行き着くわけですが…。

デスクトップやクイックランチのアイコンで起動すると、ちゃんと起動します。
そして、JW-CADを起動した状態で、そこへファイルをドラッグ&ドロップしてみたら…ちゃんと開きます。
うーむむむむ。

とりあえず、

  • 添付ファイルを保存する
  • JW-CADを起動させる
  • JW-CADから「開く」で、保存済みファイルを開く
としてもらえば開くわけですが…。

いくらなんでも、それはメンドクサすぎる。

本来、OutlookExpressの添付ファイルの状態からでも開くものなのだから、そうできるようにしましょう。

-----

要するに、単純な話、「jww」という拡張子のファイルを開こうとしているわけです。
「jww」という拡張子のファイルは、JW-CADで作ったファイル。
しかし、今回はそれを直接開くことができない、という現象。

その原因としては、「ファイル・タイプの関連付けがうまくできていない」ということが最も考えられます。

ところが、JW-CADが起動して、エラーが発生しているわけですから…関連付けは問題ないはず。

おかしいなぁ…。

首をかしげながら、デスクトップアイコンのプロパティから、実行ファイルの場所を確認すると…「C:\jww」となっている。

んんん????

「C:\Program Files\jww」じゃないの?

よくよく見たら、どっちにも「Jw_win.exe」は存在します。
それぞれのプロパティをチェックしてみたら…

  • 「C:\jww」は6.01
  • 「C:\Program Files\jww」は5.xx
です…。

で、ファイル・タイプの関連付けをチェックしてみたら、拡張子「jww」は…「C:\Program Files\jww」に関連付けられていました。
つまり、古いほうです…。

これは関連付けを変えなければなりません。

ファイル・タイプの関連付けを変更する2つの方法 :@IT Windows TIPS

エクスプローラの[ツール]-[フォルダ オプション]の[ファイルの種類]タブを開いて操作すればできるはず。
「C:\Program Files\jww」から「C:\jww」に変えた。

…やっぱりエラー出ます…。
なんで…。

どうもうまく関連付けの変更ができないようなので、いったん拡張子「jww」の関連付けを削除して、再度「C:\jww」の「Jw_win.exe」へ関連付けをやり直した。

今度はうまくいきました。

本当なら、古いバージョンをアンインストールしてもよかったんですが、下手にアンインストールしてヤヤコシイことになるのも嫌だったので、その辺は触らずにおきました。

「おお~うまくいったうまくいった。じゃ、もうひとつ診てほしいのが…」

最初に「他にもある」と言われてましたので、お聞きすることに。

-----

「DVDが観れないんです」

DVDをドライブに入れると…。

DVD ビデオを再生できません。

DVD ビデオを再生できません。コントロール パネルの [画面] を開いて、画面の解像度と色の設定をより低くしてください。DVD のトラブルシューティングを表示するには、[詳細情報]をクリックしてください。

( ̄△ ̄;
こ、これは…。

「詳細情報」をクリックすると…。

C00D116A: DVD ビデオを再生できません

C00D116A: DVD ビデオを再生できません

この問題の解決には、トラブルシューティングを利用できます。この問題を解決するには、Windows のヘルプの「DVDに関するトラブルシューティング」を参照してください。
注:

  • 情報が表示されないDVD もあります。
  • DVD を再生するには、DVD-ROM ドライブと、ソフトウェアまたはハードウェアの DVD デコーダがコンピュータにインストールされている必要があります。互換性のある DVD デコーダがインストールされていない場合は、 Windows Media Player に DVD 関連のコマンド、オプション、タブ、およびコントロールなどは表示されず、DVD を再生できません。DVD デコーダの詳細については、マイクロソフトの Web サイトで Windows XP での DVD サポートの Web ページを参照してください。
Error ID = 0xC00D116A, Condition ID = 0x00000000

なんじゃいそら。

エラー C00D116D (互換性のない DVD デコーダ) またはエラー C00D116A (DVD ビデオを再生できない) が表示されるのはなぜですか? :Windows Media Player マイクロソフト

これらのエラーは、必要な DVD デコーダ ソフトウェアがコンピュータにインストールされていないか、またはインストールされていても破損していることを示しています。

…( ̄△ ̄;

このお客様のパソコンは、某自作ショップのショップブランドPC。
確かに余分なソフトは入っていませんが、こういう必要なソフトも入っていない
のです…。

要するに、WindowsXPは、DVDドライブがあれば、DVDデータディスクを読み込むことはできますが、再生用ソフトを何もインストールしていなければ、コーデックがないため、DVDの再生はできないのです。

Q. コーデックとは何ですか。 :Windows Media Player FAQ マイクロソフト
Q. コーデックが見つからないというメッセージが表示されました。なぜですか。 :Windows Media Player FAQ マイクロソフト

…わかりづらいっちゅーねん。
要はDVD再生にはMPEG-2コーデックが必要だけど、WindowsXPだけだと、最初からそれは入っとらん、ってこと。

もっとはっきりと、「ごめんなさい、WindowsXPだけではDVDは再生できません」って書けや!っちゅーねん。

…ということで、フリーのMPEG-2コーデックを探してもいいんですが、とりあえず、GOM Playerをインストールしておきました。

とりあえずこれで解決ですね…。

しかし、誰ですか?
初心者に「余分なソフトが入ってないから」と言って「必要なソフトの入ってないパソコン」を押し付けたのは…。

2008年03月11日(火) ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, メール送受信関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 6日 (木)

spoolsv.exe が100%に?

こちらは、

「こないだからパソコンがものすごく遅いんです。ウイルスでしょうか?」

とのご質問のお客様。
お聞きした範囲では、ウイルス対策ソフトはそれなりに入っているようですし、WindowsXPでメモリは512MBですので、嫌になるほど遅くなるはずもなさそう。
とにかくお伺いです。

お伺いしてみて、状況を見てみると…うーん、たしかに動作がいちいちもたつきますねぇ。

メモリ容量は確かに512MB、仮想メモリ設定も不適切ではありません。
だったら何だろう?とタスクマネージャを起動してみると…

spoolsv.exe というプロセスが、CPU占有率99%という異常な表示です…。

うーむ、これは…。

-----

spoolsv.exe とは、Print Spoolerというサービス名で、「遅延印刷をするために、ファイルを読み込んでメモリに格納します。」という説明がついている。
要するに、アプリケーションから印刷をかけた際に、プリンタが印刷を完了するまで待たせることなく、データを受け取ってしまい、アプリケーションを印刷処理から開放して印刷は印刷で別に処理をさせる、いわゆる「遅延印刷」をするためのもの。
これが異常にCPUを占拠することって、あまりないと思うんですけどねぇ…。
やっぱりウィルスかなぁ。

ということで、ぐぐってみました。

真っ先に出たのは、

CPU利用率100%で激重いっす・・・ :パソコン困りごと相談

症状からすればぴったりですが…解決になっとらん。
いかにも質問サイト的なオチですねぇ。

spoolsv.exeについて :教えて!goo

ウイルスねぇ…一応、改変されていないかプロパティを見てみたものの、特に怪しい改変はなし。

CPU使用率100%は、spoolsv.exeが問題でした :sorarium
spoolsv.exeがCPU100%使用する~激重~ :ネットワークとプログラム

なるほど、とりあえずspoolsv.exeを止めてみて、スプールファイルを削除。なるほどなるほど。

ということでspoolsv.exeを止めてみたら…。

ひゅうぅぅぅん…。

「おっ、静かになった!!」

…うん、確かに、CPU負荷率が数パーセントに減った瞬間、冷却ファンの音が急に静かになった。
よほどCPUに負荷がかかってたんでしょうねぇ。

しばらくすると、またspoolsv.exeが復活。また冷却ファンがうるさくなった。

うーむ。

とりあえず、ホントに印刷の仕掛かりがないかとプリンタフォルダを開いてみたら…。

プリンタフォルダ

…印刷の仕掛かりがありますねぇ。
アイコンをダブルクリックで開いてみたら、

プリントジョブ一覧

印刷中のままのジョブがひとつ。
一応、印刷をした日付が明確に出てますので、お聞きしてみると、「確かにその頃からおかしくなった」とのこと。

どうもコレが犯人のようですね。

スプールファイルの手動削除でもいいんですが、とりあえず正規の手順でプリントジョブの取り消しを実行。

ひゅうぅぅぅん…。

冷却ファンが静かになりました。どうやらコレで間違いなかったようです。

でも、よくよくプリントフォルダを見てみると、同じプリンタ名が並んでいて、既定のプリンタでの印刷ではなく、既定でないほうで印刷がかかっていたようです。
プロパティを開いてみました。

プリンタのプロパティ

うーむむむ…。
LocalPortに向かって印刷してたようですねぇ…。

パソコンの後ろを見てみたんですが、LocalPort、いわゆるレガシーポートのひとつ、パラレルポートは存在していません。
つまり、存在しないポートに向かって、せっせと印刷処理をしていたわけです。
そんなことでCPUを占拠せんで欲しかとです…。

USB接続のプリンタですので、おそらく、USBケーブルの差し替えか何かでプリンタアイコンが増えてしまったんでしょう。
で、何かのはずみで、そっちを使って印刷してしまったんでしょうね。プリンタ名も「(2)」が付いただけですので、間違えても仕方ないでしょう。
ということで、二度と同じことが起こらないように、プリンタアイコンを削除しておきました。

ぐぐった結果では、意外と似たような現象で悩んでおられる人は多いようです。
今回の現象は、偶然が重なったレアケースだとは思うんですが、何かのはずみでプリントジョブが異常終了して、ジョブが残っていないのに同じような状況に陥ることもあるようです。
その際は、spoolsv.exeのプロセスをとめた後、「C:\WINDOWS\system32\spool\PRINTERS」の中のファイルを削除すればいいようです。

それにしても、

印刷できません。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記
プリンタジョブの削除。 :パソコントラブル出張修理・サポート日記

プリンタのトラブルって、どうしてこうもわけのわからない状況になるんでしょうねぇ…。

2008年03月06日(木) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, ソフトウェア不具合関連(設定不良), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 印刷できない・印刷不良, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年3月 4日 (火)

セキュリティ対策ツールVer.15が起動しない。

こちらは別件でのお伺いだったんですが…。

新しくVistaパソコンを買ったばかりだのことで、ウイルス対策の話をしていたら、まだ何もそれらしい事はしていないとのこと。
回線はフレッツ光プレミアムをご利用なので、料金に組み込まれている「セキュリティ対策ツール」をお勧めしたら、1も2もなく「お願いします」ということで導入作業をしてみました。

…もうおわかりですよね。

すんなり行ったのであれば、記事にはならないのです。

どうしてこうもウイルスバスターってヤツは、そこここに地雷を埋めていてくれるんでしょうか???

-------

とりあえず、プリインストールで中途半端に動いている90日限定版の「ウイルスバスター2008」をアンインストールです。
NTTの「セキュリティ対策ツール」は、基本的にウイルスバスターではありますが、IPV6対応とか期限なし月次更新とかで仕様が違いますので、プリインストール版などはアンインストールしなければなりません。
同じウイルスバスターでも、古いバージョンから新しいバージョンへアップグレードの際は、きちんとアンインストールしてからの方が安全なようです。

さて、アンインストールして再起動をかけたので、さっそくインストールしましょう。
お手持ちのNTTの光プレミアムのCD-ROMは2006年のものでしたので、Vistaには非対応。
フレッツ・光プレミアムサイトの各種ダウンロードから、最新バージョンのファイルをダウンロード。
140MBほどありますが、光回線なのであっという間です。
こういう時は、光でよかったと思いますが。

スタートアップツールなど、いろいろインストールして、最後にセキュリティ対策ツールのインストール。
指示通り再起動して、お客様番号などのユーザー登録をしましたが…。
どうしたわけか、メイン画面ではユーザー登録状況が「登録済み」にならない。
うーむむむむ。

こういう時は、アップデートをかけると反映されたりしますので、アップデートボタンを押してみたら…。

初期化を実行中です。しばらく経ってから再度実行してください。

初期化を実行中です。しばらく経ってから再度実行してください。

…なんじゃそら。

でも、待ってみても、ハードディスクの動きはほぼない状態。
仕方ない、再起動してみるか。
再起動で表示が反映される事もあるし。
ということで再起動。

…うーん、タスクトレイに青いカプセルの常駐アイコンが出てこないんですけど…。

スタートメニューから起動させてはみたものの、なぜかさっき登録したはずのシリアル番号を再度要求してくる。
3度目を打ち込んで再起動してもまた聞いてきたのには半分ブチ切れそうになりました。

こうなったら、アンインストールして再インストールしてやる!
…同じでした。

これ以上無駄な時間をかけても仕方ない。
24時間対応のIPカスタマーセンター(0120-248-995)へ電話してみた。

なに?「セキュリティ対策ツール」はここじゃない?

…ああ、確かに、パンフレットにも「セキュリティ対策ツール」の問い合わせ番号が別に書いてある。
0120-248-303だと。でも、受付時間は午前9時~午後6時。
まだ午後6時前でよかったよ…。
ということで早速電話。

「あのー、もしかして…Vistaの春モデルで、ウイルスバスター2008がプリインストールされてませんでしたか?」

…はい、そうですよ。ちゃんとアンインストールしましたけど。

「誠に申し上げにくいのですが、その機種の場合はそうなってしまうようので、それ用の修正プログラムをご用意しております。お手数ですがダウンロードしてみてもらえないでしょうか?」

セキュリティ対策ツールを起動しようとするとシリアル番号の登録を求められる事象の解消について :NTT西日本 | フレッツ | セキュリティ機能

…∑( ̄△ ̄;
な、なんだとー?!

つまり、何度もシリアル番号を入れなおしたのは既定の事実
まぁでも、修正プログラムが出た後の話でよかったよ…第一発見者だと泣きを見ることになってたからなぁ…。
サイトには、シリアル番号を求められる画面が。
そうそう、コレと同じの出てたよ…。

修正パッチを実行して再起動したら…。

なんとか無事にタスクトレイにカプセルアイコンが出ました…。

全く…ウイルスバスターってヤツは、どこまで地雷を埋め込んでくれたら気が済むんだ?

-----

ウイルス対策ソフトに関しては、今回のように回線業者が「月額版」などで400円程度もしくは無償で提供してくれるものがあればそちらをお勧めしています。
そういったものがないお客さんで、特に搭載メモりに充分な余裕がないパソコンをお使いのお客さんに関しては、

ウイルスセキュリティZERO (新パッケージ版)
ウイルスセキュリティZERO (新パッケージ版)

をお勧めしています。

検出率がどうとか言われる方もおられるようですが、要は、

  • ウイルス対策ソフトはとにかく入っていないと話にならない
  • 毎年の更新手続き作業は、初心者にとってインストール作業以上にものすごいハードルとなっている
  • 入っていても期限切れではどんなウイルス対策ソフトでも無駄
  • 検出率を気にする必要があるのはパワーユーザーだけ
  • 他のソフトの方が検出率が高いからといっても、それが「感染しない保証」にはならない
ということ。
そして、

パソコンユーザーの大多数を占める「初心者」の方が、検出率測定対象全てのウイルスにまんべんなく遭遇するような使い方をするか?

というと、

決してそうではありません。

正直なところ、ほとんどの方は、ファイル交換ソフトや、違法情報サイトや、怪しげな海外サイトなどには無縁です。
日常的な普通の使用であれば、ウイルスセキュリティZEROで充分と言えます。

とはいえ、全てのウイルスに遭遇する確率を否定するものではありません。

逆に、

高価なセキュリティ対策ソフトを入れていれば大丈夫なのか?

というと、

高い検出率のわずかなすきを突いて入られることは否定できません。

つまり、

どんなセキュリティ対策ソフトを入れていても常に用心をしておかなければならないという事が最も重要

なのです。


逆に、

  • 検出率が100%に近い老舗ソフトを使っているから大丈夫
  • WinnyやWinMXじゃないCabosやLimewireだから大丈夫
  • 身の回りでは誰も感染していないから大丈夫
などと

過信している事の方がよほど危険

なのです。

ファイル交換ソフトだとか、その手の違法情報を垂れ流すサイト、そういうものに手を出すのであれば、何があっても不思議ではありません。
対策ソフトに過信して、自ら感染する危険を冒しに行くようでは、どんなセキュリティ対策ソフトが入っていても同じで、論外です。

海自データ流出 「ウイルスソフトで慢心」 :パソコントラブル出張修理・サポート日記

これは2年も前の記事ですが、いまだに同じ感覚でいる人は多いんじゃないでしょうか…。

もしウイルスセキュリティZEROをお使いの方で、「ちょっと詳しい知人」から「そんな検出率の低いものを…」とか言われたら、まずはその人がファイル交換ソフトを使っているかどうかを聞いてみましょう。

もしファイル交換ソフトを使っているならば、そういう人の方が、高い検出率のソフトをくぐり抜けた、とんでもないウイルスやスパイウェアを飼っていたりして、思いもよらぬ凶悪なウィルスをもらいかねません。
そういう人は、ある意味、下手なウイルスよりも怖い存在かもしれません…。

2008年03月04日(火) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), パソコントラブル, パソコン・インターネット, ファイル交換ソフト(Winny・WinMx)関連, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (12) | トラックバック (0)

2008年3月 1日 (土)

User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません。対処編。

こちらは、先日の記事で問い合わせをいただいたお客様。

パソコントラブル出張修理・サポート日記: User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません。

前回は「DELLへ聞いてください」で返してしまったんですが、今回は、

「デルへ聞いたんですが、どうにも復旧しなさそうですので、中のデータだけでも助けてください」

とのこと。
うーむ、デルにさじを投げられましたか。仕方ないですね…。

お伺いしてみると、

User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません。

うーん、見事に。
データ取り出しはハードディスクを取り出せばできるんですけど、その前に、デルからの指示や対処をヒヤリングしておかないといけませんね。

-----

お客様がDELLのサポートに聞いたところでは、どうやら

WindowsUpdateの不具合による現象

らしいのです。
アップデートをかけた後に、こんな具合にユーザープロファイルが読み込めなくなり、起動できなくなるらしいのです。
とりあえず、デルのサポートからは、「システム復元をやれ」とのことで、復元を何度かかけてみたらしいのですが、結局ダメ。

「ああ、もうそれだとリカバリしかありませんね。データに関しては、どなたか詳しい方にハードディスクを取り出してもらってコピーしてもらう以外にありません」

要はハードディスク取り出しでの作業をやってもいい、ということ。
メーカーの指示ならやってもいいですけど、とりあえずできることをやってみましょう。

セーフモードでは起動ができるようなので、

破損したユーザー プロファイルを修復する :Windows Vista ヘルプ
ログオンの処理に失敗しました :Microsoft TechNet フォーラム

前回にも書いておいた参考情報を元にやってみましょう。

まずはセーフモードから、コントロールパネルを開いて、新しいユーザーアカウントを作ってみる。
1つ目の参考サイトにあるとおり、[ユーザー アカウント] コントロールパネルで、[別のアカウントの管理] をクリック。

…できません。 クリックしても何の反応もないのです。

な、なんで???

じゃ、2つ目の参考サイトにあるとおり、コマンドプロンプトから。

net user test1 /add
net localgroup administrators test1 /add

と打ち込んで新しく「test1」というユーザーアカウントを作成。
再起動すると、お客様のアカウントと、「test1」というアカウントが出てきました。
「test1」をポチッとな。

User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません。

∑( ̄□ ̄;)
だ、ダメっすか…。

新しいアカウントでも同じ症状が出るということは、ユーザープロファイルの破損によるものではない、ということですよね。
この辺はあくまで推測でしかありませんが、

「User Profile Service サービス」が壊れてしまったか何かのトラブルで、ユーザープロファイルがうまく読み込みができなくなってしまった

のではないかと思われます。

ネットで調べた事例のほとんどは、セーフモードからシステムの復元で復旧、あるいは新しいユーザーアカウントを作って復旧しています。
今回はどうもそれではダメらしい。

ここでもう少し粘ってもいいのですが、お客様は、データの取り出しさえできればリカバリでも構わない、とのことですし、遅い時間のお伺いですので、とりあえずデータ取り出しを行いました。

作業自体は、機材さえ揃っていれば、難しい作業ではありません。
ハードディスクを取り出して、ハードディスクの電源供給を行って、USB変換のケーブルをつなぎ、データを流し込むための別のパソコンへ接続、ハードディスクが認識したらデータをコピーすればいいだけ。
今回は幸いにも、以前の作業のように、フォルダの所有権によるアクセス拒否が起こりませんでしたので、いともあっさりコピーできました。

ハードディスク自体の障害があるとまずいので、リカバリの前に、DELLパソコンに標準装備の診断ツールを使って調べてみましたが、ハードウェア的には何の問題もないようです。
これなら、リカバリすれば元通り起動する確率はかなり高いです。

リカバリはお客様が「自分でやってみる」とのことでしたので、私の作業はここまでです。

記事を書くにあたって、いろいろ調べてみたら、「User Profile Service」というのは、

サービス名 Profsvc このサービスにより、ユーザー プロファイルのロードとアンロードが行われます。このサービスが停止または無効になると、ユーザーは正常にログオンまたはログオフできなくなり、アプリケーションからユーザーのデータにアクセスできなくなる可能性があります。また、プロファイルのイベント通知を受信するよう登録したコンポーネントで、通知を受信できなくなります。
というものなので、もしかしたら、このサービスが停止していた、もしくは開始できないような状態に陥ってしまった、ということだったかもしれません。
自分のPCならば、もっと粘ってたんですけどねぇ…。

2008年03月01日(土) ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連, データ救出・バックアップ, パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (5) | トラックバック (0)