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2008年3月15日 (土)

おたよりコーナー:メモリー交換の料金はいくら?

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えー、さて、おたよりコーナーです。

こちらはYさんからのお問い合わせ。

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ノートパソコンのメモリー交換(現在1G x 2 から2G x 2 への増設)で、パソコン持込して、交換用メモリーを持っていった場合、料金はいくらになりますか?
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はい、お問い合わせありがとうございました。
それではさっそく回答させていただきます。

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えー、基本的なお話をすると、

ノートパソコンのメモリ増設なら、メモリを販売している量販店へノートパソコンを持ち込んで、店頭でメモリ交換作業をしてもらうのがもっともお手軽で確実

です。

量販店では、店頭での取り付け手数料は、大体2000円程度が相場のようです。
基本的に、在庫があればいつ持ち込んでも対応してくれるのが一般的です。
事前に電話して、確認してから持ち込むのが確実ですね。


それに、

そもそもウチは持ち込み作業は受け付けておりません。

基本的には出張作業のみです。
現地での作業では時間がかかったり、持ち帰りでないとできない、といった感じで、必要があれば現地での判断の上で持ち帰ることもあります。
お客様にアポ無しで持ち込んでもらった場合、

  • リカバリが必要な場合でもリカバリディスクを持ってこられていない
  • 「ネットにつながらないんです」とLANカードまで抜いた本体だけを持ち込まれる
など、必要な部材が足りずに結局二度手間になることが非常に多いのです。

また、ウチでは持ち込みを受け付けるための常駐スタッフはいません。
持ち込みを受け付けるためには、私のスケジュールをあける必要がありますので、結局は出張作業と同じ料金をいただくことになります。
出張作業料金は、http://pcdoc.jp/をご参照願います。

それでもよろしければ、お持ち込みいただくスケジュールを調整させていただきます、という回答になります。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

-----

ちなみに、

2G x 2の構成では、XPでもVistaでも、32bit版だと通常は3GB程度までしか認識できません。

ノートパソコンの説明書にはその辺は書いてあるはずですので、ご確認願います。

事例は結構ありますので、こちらもご参照を。

なぜ4GBのメモリーを正しく認識しないのか :基礎から始める自作PC -PC&MOVIE-
1GB=2,000円時代のメモリ増設を考える(中) :元麻布春男の週刊PCホットライン
…どちらもかなり詳しい解説が書いてあります。一読の価値あり。
4GBのメモリを認識させると起動に失敗することがある&シャットダウン後に電源が落ちない :Microsoft TechNet Windows Vista フォーラム - Vista全般
…マザーボードの仕様が原因でした。
4GBなのに3GBしか認識しない・・・ :ほぼ日刊へろへろ管理人日記
…マザーボードは8GBまで対応しているものの、32bitOSでは3GBまでしか対応できない、というもの。
メモリが4GB以上認識しない :なみ通
…3GBを超えると再起動を繰り返す、という症状。BIOSのアップデートで解決。でも32bitOSの限界で結局…。
SC420 では物理メモリ 4GB はフルフルに使えない :daily dayflower
…PAE(物理アドレス拡張)やらチップセットの仕様などいろいろ書かれてますが、結局は32bitOSでは…。

マイクロソフトの技術情報によれば、

オペレーティング システムおよび PAE のサポート :Windows Hardware Developer Central

PAE モードは、ハードウェア強制の DEP をサポートする、Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1、およびそれ以降のバージョンの Windows で有効にできます。ただし、これらのシステム用に設計されたデバイス ドライバの多くは、PAE が有効なシステム構成でテストされていない可能性があります。影響をデバイス ドライバの互換性に制限するため、ハードウェア アブストラクション レイヤ (HAL) への変更を、Windows XP SP2 と Windows Server 2003 SP1 Standard Edition で行い、物理アドレス スペースを 4 GB に制限しました。
…32bitCPUでのPAE(Physical Address Extension)でも、結局はXPだと4GBに制限されてるから、XPでは4GB以上のメモリは何をやっても無駄、ってことですね…。

ごっちゃになりやすいのは、ソフトの制限である32bitOSという部分と、ハードの制限である32bitメモリバスという部分の違い。
うーん、ややこしいですね…。

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それと、個人的な意見を言わせていただければ、XPやVistaで、「メモリが2GBでは足りない」という環境は、かなり特殊ではないかと思われます。
特に、XPでは、2GBも積んでいて「重い」と感じるならば、動画のエンコード等よほど大きなデータを扱う用途なのか、ウイルス・スパイウェアにやられているか、のどちらかでしょう。
もしパフォーマンスの改善目的でのメモリ増設なら、メモリよりも、別のアプローチが必要かもしれません。
ハードウェア的な最大値の4GBにしても、32bitOSでは意味がありません。

特に、XPプリインストールでVistaへのアップグレードだとすれば、グラフィックボードのパフォーマンスがかなり効いてきます。
Vistaは、Aeroをオンにして、描画をグラフィックボードに振ることでCPUのパフォーマンスを稼いでいます。
Aeroをオフにしたり、Aeroがオンでもグラフィックボードの性能が低かったりすると、結局CPUの負担が増えて重くなります。
Vista以前の古い常識で「Aeroは重たいからオフにしちゃえ!」と言う人もいますが…それ、間違いです。(By唐沢寿明@eo光)

Vistaを使うなら、できればVistaに最適化されたハードウェアにして、チューンナップするなら、システム評価のスコアを参考に、各部のバランスを考えながらチューンナップしないと、無駄な投資になる場合があります。


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追記(2008/03/22)

Vistaの場合、SP1と特定のマザーボードでは、きちんと4GBと表示するそうです。

Vistaの普及は進むのか:Windows Vista SP1を検証してみた (2/3) :ITmedia +D PC USER

ただし、あくまで表示だけのようです。

ちなみに、人気blogランキング参加中です。 よろしくお願いします。

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2008年03月15日(土) 定番トラブル, ハードウェアアップグレード関連, ハードウェア不具合関連(メモリ), パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき, 読者のおたよりコーナー, 起動しない・起動が遅い |

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コメント

ささもとさん、始めまして。
いつも参考になる記事をありがとうございます。

私は一量販店の店員をやっている者です。
確かに最近になって4GBKit(2GBx2)なるものがBuffaloなどのメーカーからも出ています。
私もずっと無駄だと思っていましたが、実際のところ、メーカー品の場合、基本的にスロットが二つしかないので、1.5GBx2(1GBと512MBという組み合わせ)というのができない関係上、限界まで増やすには2GBモジュールx2になってしまうみたいです。
一応2GBと1GBなんて組み合わせも可能なのですが、最近のものですとデュアルチャンネルがあるので、パフォーマンスを落としてしまうことになりますし。
これがデュアルコアですと結構命取りですし。
それに、2GBモジュールx2の方が、1GBモジュールx2+512MBモジュールx2よりも安いと言うのが現状ですし。
なのでメーカー品の場合、システムで3.25GBが限界なので、あまり分をオンチップグラフィックにまわすと良いと言う話を聞きますが、結構マザーボードに依存するらしいですし、私は実際にそこまでやったことが無いので断定はできません。

それでも普通の用途で2GB以上必要かと言われたら確かに疑問です。
ただ、実際にVistaHomePlemiumの2GB環境を使ってみると、XPと比べて全体的にもっさりした感じはするのですよ。
私が使った感じですと、XP1GB>VistaHomePlemium2GBみたいな操作感です。
なので、CPUにもよると言うところもあるのでしょうけど、Vistaに関して言えば、PhotoShopやデジカメのRAW現像をやる方、後はPCでネットゲーム(と言っても有名どころに限ってVista非対応だったりしますけど)などをする人はもしかしたら2GB以上あった方がベターと言う感じも少なからずします。
それもページキャッシングの操作でどうにかなりそうな気もしますけど、実際この操作はあまり一般的ではありませんからね・・・。

かく言う私は思いっきり動画編集をやる人間なので理解している上での、デュアルチャンネルの関係でXP環境下で1GBモジュールx4と言う構成にしていたりするのですが。
本当に値段が下がってしまっていて、最近は場合によっては本当に512MBx2よりも1GBx2の方が安い事もあるくらいです。
なので確かに無駄だとは思いますが、実際は思っているほど無駄では無いのかもしれませんよ。

・・・なんだか読みにくい文章ですみません。それでは、また機会があればお邪魔します。

投稿: とりー | 2008/03/17 22:52:32

初めまして。私は家電量販のパソコンサポート業務を行っています。「ショバ代」を取られる関係上、我々のようなPCサポートは異様に料金が高い(スキルは低い( ̄ー ̄))わけですが、それにしても安いですね。1時間程度の出張でデリヘル並の料金のかかるウチとじゃえらい違いです。現段階では悪徳商法まっしぐらですが、少しづつ自分をレベルアップしようとブログを読ませて頂いています。これからもがんばってください。

投稿: わら太 | 2008/03/22 8:19:00

とりー さん
Vistaの場合、実際にはグラフィックボードの性能がかなり左右されてくるのはご存知かと思われますが…。
また、CPUがデュアルコアかどうかでもかなり変わってくるのもご存知のとおりです。
「追記」に紹介した記事にもありますが、SP1でその「もっさり」の原因の一つ、ファイルコピーの遅さがある程度改善されているようです。
2GBを4GBにしなければならないかどうかを検討するのは、SP1適用後でもいいのかもしれません。
Vistaにはシステム評価機能がありますから、それを参考に、きちんとバランスをとる必要があると思います。メモリばかりに注目しても、他がボトルネックになる可能性があるでしょうから…。

わら太 さん
この仕事の適正価格って、あってなきがごとしです。
本来なら、わら太 さんのおっしゃる値段ぐらいでないと、こんなスキルでのサービスを提供できるはずもないんですが…。
自動車の修理屋さんのように、一般的な認知がまだまだないんですよね。
結局は世間一般のお客様に判断していただくより他にないんですけど、なかなかね。

投稿: ささもと | 2008/03/22 14:28:53

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