ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

« 電源を入れ直しても無線LANがつながりません。 | トップページ | ノートン先生の亡霊。またまた。 »

2008年4月16日 (水)

身体的暴力と言葉の暴力。 - 学校裏サイトを考える -

このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

これは以前からある問題ですが、改めて数字として出てきました。

「学校裏サイト」3万8,000件、半数のサイトに「キモイ」「うざい」など中傷 :マイコミジャーナル
最初はYahoo!ニュースで見かけたんですが、Yahoo!ニュースはすぐにリンク切れになるので元記事のリンクを参照願います。

文部科学省はこのほど、学校の公式ホームページとは異なる、児童や生徒が管理する学校関連のブログや掲示板、いわゆる「学校裏サイト」が全国に約3万8,000件あったとの調査結果を公表した。2チャンネルなどの掲示板に掲載される「スレッド型」が最多であることや、抽出したサイトの半数に「キモイ」などの中傷が書き込まれていることが分かった。

同調査は、"ネットいじめ"の温床となっているとされる学校裏サイトの数や誹謗(ひぼう)中傷などの内容の実態について、NPO法人や大学教授の協力も得て文部科学省が今年1月から3月まで実施した。

単純に数から言えば、ほとんどの生徒が何らかの形で身近にかかわっていることになります。
小中学生の子供を持つ親として、そしてパソコンにかかわる仕事をしている者として、ちょっと考えてみました。

-----

「パソコン通信」と呼ばれていた昔のネット環境を経験している人からすれば、おそらくこうなるのは簡単に予想できたことでしょう。
当時も、大人から高校生まで、いろんな年齢層の人間が関わっていました。
やはり、若年層を中心に、「荒らし」と呼ばれ無作法な振る舞いが目立つ者がいたのは確かです。

実際には、そんな無作法を容認できない人のほうが多いのが普通ですので、感情的に攻撃したり、理論的にやり込めようと議論に持ち込んだり、無視したり、といった「自浄作用」が働いていました。

しかし、通信の主役がインターネットにとって代わり、ADSLが出現し、高速通信が使い放題になった時期から、ネットは急速に身近になっていきました。
それまではせいぜい高校生が最年少だったものが、中学生や小学生がどんどん使うようになってきました。
学校の授業ででも導入されるぐらいですから、当たり前といえば当たり前なのですが。
それはそれで仕方ないのですが、小中学生が情報機器を自由に扱えるようになるとどういうことが起こるのか?
現状を見ればわかりますよね。
そう、急激に普及しすぎて、歯止めとなるものがない状態なのです。

以前は、発言力があり常識のある人がコミュニティにいたので自浄作用もありました。
今のように、誰もがインターネットを使っている時代になると、無作法者だけのコミュニティが普通にできてしまいます。
当然ながら、子供だけのコミュニティもできるわけで、こそこそやってたり、親や教師が「わからないから」と無関心だと、自浄作用なんてあるわけがないのです。

-----

子供というのは時に残酷な一面を持っています。
いとも簡単に生き物を殺してみたり、暴力的な言葉を他人に浴びせてみたり。
本来は、そういう残酷な行為の後に、行為の結果や周りの反応から、「やってはいけないこと」を学習していくものです。

まぁ、いきなり一般社会に放り込んで、身をもって学習させるということもあってもいいかもしれません。
中学生は、最近ではトライやるウィークという制度があり、社会に出て行き実地体験をする、ということもありますが、小学生にはまだまだ早いでしょう。
一般社会に出て行く前に、基本的なことをちゃんと教わらないまま出て行ってしまうと、周囲にとんでもない迷惑をかけることになります。

一般社会へ出て行く際に、周囲に迷惑をかけないように「しつけ」をするのが、親であり学校であるのです。

小中学校の先生というのは、算数や国語といった「教科」を教えるだけでなく、こういった基本的な人格形成にも関わっていく、結構重要な役割を担っているわけです。

-----

しかし、ことがインターネットとなると、少し事情が違います。

掲示板の文字だけでは、子供かどうかなんて誰も判断できません。
ひどいことを書けば、傷つく人だっているわけですし、ものすごい反撃を食らうこともあります。
「子供だから」と許されないことだって多いわけです。

また、小中学校の先生では、まだまだパソコンに弱い先生も多く、どちらかというと教わる立場になる人のほうが多いぐらいです。
高学年になってくると、どっちかというと、子供のほうが詳しいぐらいだったりすることも珍しくありません。
特に、掲示板やブログなどでの、匿名性の高いインターネット独特の反応に関しては、まるでノウハウがありません。
知っているとしても、「座学」で資料やニュースでわかる程度の、一般人でも知っている程度の知識が関の山です。
教育現場の先生は、

  • 土日は何もできない(組合などのしがらみで「してはならない」ことも多い)
  • ゆとり教育で子供にゆとりを持たせるために先生の忙しさにしわ寄せがきている
  • インターネットやパソコンなどの全く新しいジャンルの知識を仕入れるゆとりがない
というのが現状です。
わかっていても結局は及び腰で、何もできないのです。
はっきり言って、現状では、先生だけでは裏サイトのことにまで突っ込んでいくことは不可能です。
だからといって、何もしないでいいわけではありません。

先に書きましたが、学校の先生の仕事には、基本的な人格形成に関わる部分もあるのです。
いいことは「いい」、悪いことは「悪い」と教える立場にもあるのです。
インターネットという新しいメディアだから、と言ってなんら違いはありません。

単純な話、

名を名乗らず、便所の落書きで誹謗中傷をする

などということは

卑怯な行為であり、恥ずべき行為である

と教えるのが筋なのです。

もちろん、先生だけに頼るのも間違いです。
親も「インターネットなんてわからん」と逃げているから、こういう「本質的なところは何の違いもない」ということに気づかず、ほったらかしにしているから、自分の子供が被害にあったり、また

自分の子供が卑怯な加害者に成り下がっているということにすら目をつぶってしまう

あるいは

「自分の子供が被害者になるよりマシだ」と開き直る

など、自分の子供さえ被害者にならなければよくて、

親としての責任すら果たせていないくせに、先生・学校の不備ばかり責め立てるモンスターペアレント

が増えたのも一因でしょう。

モンスターペアレント :フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

-----

また、もうひとつの要因として、インターネット上の掲示板というのは、実名を書くわけではありません。
そして、書いたことに対しての直接の反応が全く見えないのです。
これは、先のニュース記事にもありますが、

さらに、「『陰でコソコソやる』『匿名だと凶暴になる』といった傾向もあるようで、これらの要因が重なって子どもが暴走している。これに歯止めをかけるには、大人たちが本気になって裏サイトの問題に取り組み、適切な対処をすることが求められる」と述べ、本格的な対策の必要性を訴えている。
という部分です。
匿名になれば、普段なら怖くて絶対に言わないようなことでも、びっくりするほど過激な発言を平気でする傾向にあります。
その例の一つを出してみましょう。

-----

私は、数年前に、地元の教育委員会の募集で「IT教育指導補助員」というのがあり、それに1年間関わっていました。
実際には補助員とは名ばかりで、ほとんどの授業で、授業の主役として教壇に立ってましたが…。
授業をしていて思ったことですが、これは昔からほぼ同じではありますが、ほとんどの生徒は、小学校低学年までは子供らしい無邪気な態度で授業を受けてくれます。
しかし、高学年、特に5年生になると、ほとんどの子供は、いろんな学習や生活体験から得た知識によって、「知恵」がついてきますので、ちょっと(いや、かなり)生意気になります。
でも、精神的には低学年と大して変わらない場合がほとんどです。

高学年の授業で、キーボードでそれなりに文字が打てるようになった頃に、ためしにチャット機能を使わせてみたときのことです。

ガチャガチャガチャッと乱暴にキーを叩く音が響いたと思ったら、画面に意味不明の文字列が…。
音のするほうを見たら、そこにはキャッキャと言いながら大喜びでキーを叩きまくる生徒の姿がありました。

まぁ5年生なんてこの程度か、とため息をつきましたけど、事件は別のクラスで発生しました。

こちらのクラスは、まだおとなしく画面上での会話を楽しんでいました。
私もそこでいろんな質問をしてみたりして、一見楽しそうに進んでいました。
ここで私が「○○先生のこと好きかな?」と私ではなく担任の先生の名前を出して質問しました。
「うん」「好きだよー」と、好意的な反応が返ってきたので安心していたら…

「きらい」

という一言が。
しまった、と思ったがもう遅かった。
それを見た担任の先生の表情が見る見る曇り、教室を飛び出していってしまいました…。
まだ若い、それも女性の先生でしたから、ショックはさぞかし大きかったでしょう。
先生が戻ってこられるまで、単に「犯人」を責めるのではなく、文字でそういうことを書くと冗談ではすまなくなる、といった教訓につなげながらも、フォローが大変でした…。

でもこれは子供に限らず、

人間というものは、すぐに「自分がやったことだ」とバレないならば、どんな恐ろしいことでも平気でやってしまうもの

なのです。
そして、最も重要なのは、

言葉の暴力は、得てして身体的な暴力よりも、相手に与えるダメージが大きい

ということ。

自分の手で相手を殴れば、自分の手も痛いのです。
道具で殴るにしても、殴った感触は必ず手に残ります。
でも、言葉の暴力は、相手の負った傷がどれだけ深くても、言った口が痛くなるわけではありません。
直接、面と向かって言えば、相手が傷ついている反応を目の当たりにするのでまだ心が痛むということがあるかもしれません。
しかし、インターネットであれば、自分が直接相手にしているのは単なる機械でしかなく、相手が傷ついているなんてかけらも思うことなく、相手を傷つけることができるのです。

先生が生徒にビンタを食らわせて黙らせる、ということがなくなって久しいですが、それがなくなってから、こういう陰湿ないじめが増えているように思えてなりません。
まぁ決して先生の暴力を容認しているわけではありませんが、生徒に「先生の言うこと」を聞かせることができなくなってきているのは事実です。

その要因のひとつとして、一部の「親としての責任を果たしていない」親が、「先生は信用がならない」と学校を恫喝する行為が横行しているがために、学校はどんどん「事なかれ主義」になり、ますます弱腰になっていき、生徒には「厳しく言われないし先生の言うことなんて聞かなくてもいい」と思わせてしまう結果になるわけです。
そうやって学校を恫喝する親が、それを悪いこととは少しも思っていないのが一番の問題なんですけどね。

「昔に比べて先生のレベルが下がった」という意見も少なからずあります。
そう言われても仕方のない先生が目立つのも事実ではありますが、モンスターペアレントの台頭など、生徒の親のレベルはそれ以上に下がっています。

「モンスターペアレント」なんて言葉があるうちは、「学校裏サイト」による陰湿ないじめなんてなくならないでしょう。

少なくとも、私はそう思います。

とりあえず今できることは、

  • 親自身が「自分はモンスターペアレントではないか?」という自問自答を常にしてみる
  • インターネットだからと特別視せず、陰湿で卑怯な手段でのいじめはいけないことだと教える
  • パケット通信使い放題の携帯電話や個室でのインターネット端末など、好き勝手に使えるインターネット環境を安易に与えない
そして何よりも、
  • インターネットやパソコンがわからない、と逃げ腰にならない
ということが重要です。
子供より以上に知ろう、と力む必要はないのです。
とりあえず検索などの調べ物程度でも一緒に使ってみる、というところからはじめてみましょう。
それだけでもかなり違うはずです。

ちなみに、人気blogランキング参加中です。 よろしくお願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

2008年04月16日(水) ウェブログ・ココログ関連, ニュース, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき |

« 電源を入れ直しても無線LANがつながりません。 | トップページ | ノートン先生の亡霊。またまた。 »

ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13757/40907029/void
↑トラックバックをいただく際は、最後の「/void」を抜いてください。お手数ですがよろしくお願いいたします。

※あまりにも無関係なトラックバックが多いため、当面はトラックバックの公開は承認制にしました。トラックバックを送っていただいてもすぐには反映されません。ご了承願います。

※トラックバックをいただく際は、この記事のURLを記事中に記載(もしくはリンク挿入)願います。
この記事と無関係な内容であったり、明らかな宣伝もしくは宣伝活動目的と判断されるもの、トラックバック元がトップページへのリンクであるもの、もしくは当方が不適切と判断されたものは、公開の承認はなされません。あらかじめご了承願います。

この記事へのトラックバック一覧です: 身体的暴力と言葉の暴力。 - 学校裏サイトを考える -:

コメント

全くそのとおりだと思います。ちょっと違うところが気になったので。
「学校裏サイト」の定義って「学校の公式ホームページとは異なる、児童や生徒が管理する学校関連のブログや掲示板」なんでしょうかね?
だとすると学校や友達関係は子どもにとっての知りうる世界のほぼすべてだから、子どもの作るホームページはほとんどが学校裏サイトってことになってしまうんじゃないかなと思います。
これから取られるであろう対策が公式サイトじゃないから駄目というわけじゃなく、人を誹謗中傷することが駄目なんだという方向に進んでほしいものですね

投稿: いわな | 2008/04/19 2:31:18

いわな さん
コメントありがとうございます。
要は生徒の「勝手サイト」が全て裏サイト、という定義ではないと思います。
文科省の定義がどうかまではわかりませんが、なぜ「裏」と呼ばれるか、が問題なんだと思います。
先生や親に堂々と見せることができるなら、「裏」とは言わないでしょう。
「裏サイト」がその真価を発揮するのは、

学校生活などの表面上では何も言わず、裏サイトへの書き込みで盛り上がってうさを晴らす→「友達同士のサイト(裏サイト)で噂になってる」と本人にケータイで見せる→全て匿名で発言者が誰だかわからない→でも文字で残っている事に大きなショックを受ける

推測でしかありませんが、こんな流れだと思います。
タイトルにもしましたが、言葉の暴力と、身体的暴力を比べてみたら、言葉の暴力の方が、加害者と被害者のダメージの差が比較にならないぐらい大きいんですよね。
「それは殴るより非道なことなんだ」と教えなければならないと思います。

まぁ、有名どころのイケメンの芸能人が何人も「裏サイト?そんなもんに書き込むバカがいるんだ(失笑)」とか素で言ってるCMが毎日流れるとか、イメージ誘導で減りそうな感じもするんですけどね。

投稿: ささもと | 2008/04/19 8:40:01

我が家は子供がいないので、それだけに甥っ子姪っ子たちにはネットでやってはいけないこと、注意することをしっかりと教えています。
急速なネットの普及により、その親たちも十分な知識がないのは確かです。
子供たちはそのすばらしい吸収力でテクノロジーを会得し、そして応用していきます。
その過程で親のチェックが入る余地はまずありません。
親と同じ世代の先生たちも同様です。
昔から親や先生の目を盗んで何かをする工夫は子供の得意技です。
自分もそうでしたからw
ネットの世界は顔をつき合わせて話をしませんから、書き込みが暴走したり、受け取り方の違いでケンカもはじまります。
パソコン通信の時代から「ネットケンカは暴走する」でしたからね。
学校側っていいますか文部科学省の対応の遅れはあるでしょうね。
小学校低学年からネットのマナー、いわゆるネチケットを教え込む必要はあるんじゃないでしょうか。
あとは時には罰則も必要だと思います。
まずは大人の社会で罰則を強化するべきだと思います。
情報漏えいにたいする罰則は最たるものです。
イージス艦問題など国防レベルの、しかも他国まで巻き込みかねないトップシークレットの情報が漏れること自体、この国がネットに対していかに無策かということです。
大人への厳しい罰則は、子供たちにも影響があると思うのですが・・・

投稿: ぶいち | 2008/04/19 9:31:54

ぶいち さん
コメントありがとうございます。

親のチェックは、パソコンに関しては子供部屋など目の届かないところでパソコンを使わせない、といった工夫である程度はなんとかなりますが、ケータイになるとどうにもなりません。鍵のついた子供部屋を持ち歩いているようなものです。

書き込みの暴走というのは、文章表現・読み取り能力の稚拙さ・粗雑さからくるものですので、学習途上の小中学生ならなおの事です。
子供たちは安直に乱暴な言葉を使います。また最近は2chを筆頭に1行で吐き捨てるような言葉で片付けようとする傾向が大きいです。
たとえば、「ってゆーか、それって△△じゃなくね?」といった具合に、人の言う事を聞かず自分の主張にムリヤリ切り替える表現を多用することが目立ったり。
「言葉は生きている」とはいえ、こういう荒れ方は、ネットが浸透した世相に目を向けず放置してしまった結果ではないかと思います。
私は、ネチケットというのは、パソコンの基本が理解できて、相手を思いやる気持ちがあれば自然と理解できるものであり、ネットだからと特別視する必要なんてないものだと思っています。

情報漏えいの件は…ちょっと問題が別ですね。

投稿: ささもと | 2008/04/20 8:37:06

以前TBさせていただいたぱそこん修理屋イナバです。
かなり気になっている問題なので、つたないですがコメントさせてください。

今回の記事と直接の関係はないかもしれませんが、常々思うところがあります。
お客様でよくあるのが、親御さんが依頼だけして、「私はわからないから、説明はこの子に」と、子どもさんに回して、作業が終わったら親御さんから代金をいただく。

これはまさに、「親も「インターネットなんてわからん」と逃げている」状態だと思うのです。
さらに言えば、パソコンを売る側だとか、私を始めとした大人たちの無関心さ加減も問題なのでしょう。
これはネットだけの問題ではないですね。現実世界でも、叱ってくれる近所の大人がいないこと、これが子どもたちの(大人から見た)暴走につながっていることは否めません。

かといって、フィルタリングソフトやセキュリティソフトのペアレントコントロールのような仕組みに頼るのは、私は好みません。
ネットというのは誰もが情報を享受でき、そして何よりも情報を知る権利というのは子どもであろうと誰にでもあると信じていますから。

インターネットリテラシーを高める仕組みづくりが必要です。
資格とか試験ではなく、もっと感覚的なもの。
「罰せられるから万引きしちゃいけないんじゃない」ですからね。

投稿: イナバ | 2008/04/20 17:52:10

ささもと さん。こんばんわ
確かに難しい問題ですね。イナバさんが書かれている「罰せられるから万引きしちゃいけないんじゃない」と同じような命題で「なぜ人を殺してはならないか」というのがあります。これまでも刑法面とか、権利面からいろいろと議論されてきましたが、私自身は「ダメなものはダメ」でいいんじゃないか、小難しい理屈ではなく、自らが持っているモラルに照らし合わせて判断すべき問題だと思うのです。
もうひとつ、子供の主体性を尊重する、だから子供の判断に任せると。でも子供は圧倒的に経験が少なく、知識も偏っています。小学校高学年になれば話は変わってきますが、まだ小学校低学年やそれ以下の子供たちには、まず親がしっかりした規範を示してやる必要があると思うのです。

などと立派なことを言っていますが、私もこの「規範を示す」ことに失敗した口です。だからこそ同じ失敗をいつまでも続けていてはよくないな、と思う今日この頃です。

投稿: まく☆彡 | 2008/04/20 22:17:32

イナバ さん
コメントありがとうございます。
ペアレントコントロールのソフトですが、知り合いからも相談されてまして、「エッチサイトばかり見に行って勉強しないから制限したい」とのこと(苦笑)。
で、親がそれなりに管理する、というパターン。
こういうのはアリだと思うんですよね。
でも、ペアレントコントロールソフトを「入れさえすればもう大丈夫」というとんでもない勘違いの人も少なからずおられるのは確かです。
そういうソフトを入れるということは、それなりの知識を持って管理をしなければならない、ということに気づいている人は少ないようです。これはウイルス対策ソフトにも言えることなんですけどね。
まぁ、私も、罰せられるから制限する、というのはちょっと順番として違うと思います。
危ないから遊具を撤去、という安直さに似ています。

まく☆彡 さん
最近の風潮としては「ダメなものはダメ」ではなかなか通用しないのが常ですね。
ずいぶん前に「なぜ自殺してはいけないのか。」というタイトルで意見を述べさせてもらいました。
http://orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2005/10/post_0da9.html
要は「言葉遊び」ですので、あいまいさにだまされていては答えを出せずにツッコミを入れられるだけとなります。
また、規範を示すのも親の大事な役目ではありますが、同時に不条理さを教えるのも親の役目ではないかと思います。
上下関係には必ず不条理が存在します。その不条理を正論で突破しようとすると、正論の通じないさらなる不条理を生み出すことになり、免疫がなければ心が折れてしまうことになりかねません。
親子関係はあくまで親子関係であり、それをすべて友達関係にしてしまうのはどうかと思います。
かといって、あまり「お前が言うな」と言われそうなことをごり押ししない方がいいのはいいんですけどね(笑)。

投稿: ささもと | 2008/04/24 16:30:11

コメントを書く




※Spam対策のため、コメント公開時E-Mailは非表示となります。









※当面コメントは承認後の公開となります

« 電源を入れ直しても無線LANがつながりません。 | トップページ | ノートン先生の亡霊。またまた。 »