ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

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2009年1月25日 (日)

Downadup (Conficker) の猛威の裏付け。

こちらは前記事からの続き。

お客様がメーカーサポートにそそのかされてリカバリ、出荷時のSP1にしたのはいいが、セキュリティ修正もせずにいきなりPPPoE接続でインターネット接続したがために、ウイルスに感染してしまったお客様宅の作業から帰還して、ホッと一息ついた後に、その恐怖が私を襲った。

自宅のメンテ用PCに、客先で使ったUSBメモリを突っ込んだら…。

Downad03

…ん?
見慣れたダイアログのようだけど、なんかおかしい。
なんか違和感がある。
一体何が…。

ああっ!!! そうか、これだっ!!

-----

Downad031

そう、「フォルダを開いてファイルを表示する」は、こんな一番初めに来ないんだ!

Downad04

こんな具合に、最後の方に、しかも

「デバイスで提供されたプログラム使用」

じゃなく、

「エクスプローラ使用」

のはずなんだっ!!!
ということは、まさか…。

ウイルスバスターを入れてるし、持ち出しをしないメンテ用のパソコンだから、いっちょだまされたつもりで「デバイスで提供されたプログラム使用」の方をクリックしてみよう(よい子はゼッタイまねしちゃダメだよ!)

Downad05

…∑( ̄□ ̄;
はぅあぁっ!!! や、やっぱりっっっ!!!

でも、ログを見たところ、入り込んだウイルスは駆除したものの、USBメモリ内のautorun.inf自体は、どうも駆除されていないようだ。
んじゃ、ウイルスセキュリティZEROのインストールされている別のメンテ用パソコンに突っ込んでみましょう。

Downad011

…( ̄△ ̄;
やっぱり出ますね…。

こっちもあえてクリック(よい子はゼッタイまねしちゃダメだよ!)

Downad06

RUNDLL
.\RECYCLER\S-5-3-42-2819952290-8240758988-879315005-3665\jwgkvsq.vmx でエラーが発生しました。
エントリがありません: ahaezedrn

うーむむむ、ウイルスセキュリティZEROでは、反応して知らせてくれるのではなく、実行ファイルの動きを封じているようですね…。

USBメモリ内の感染状況は、

  • ドライブルートに
    • RECYCLER というフォルダ
      • S-5-3-42-2819952290-8240758988-879315005-3665 というフォルダ
        • jwgkvsq.vmx というファイル
    • autorun.inf というファイル

があるという状態。
それぞれ、読み取り専用属性とシステムファイル属性の付いた隠しファイル。

もし心配なUSBメモリがあったら、手動での確認・削除もできなくはないです。
※これは自己責任のもと直接ウイルスのファイルを操作するものですので、クリックでうっかり開かないような細心の注意が必要です。自信のない人はウイルス対策ソフトやプロに任せたほうが無難です。

  1. SHIFTキーを押したままPCに接続
  2. コンピュータ(XPならマイコンピュータ)を右クリックで「エクスプローラ(X)」
  3. アイコンのクリックではなく、左側のツリー表示から該当するリムーバブルディスクを[+]ボタンで開く
  4. 「ツール(T)」の「フォルダオプション(O)」「表示」タブから「全てのファイルとフォルダを表示する」をチェックし、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外してシステムファイルを表示させる
  5. さらに該当ファイル・フォルダを右クリックしてプロパティから「読み取り専用」のチェックを外す
これで該当ファイル・フォルダを削除すれば、USBメモリ自体の感染は駆除できます。
※繰り返しますが、これは自己責任の作業です。自信のない人はウイルス対策ソフトやプロに任せたほうが無難です。

念のため、トレンドマイクロのサイトで配布している「WORM_DOWNADウイルス専用駆除ツール」を使ってみました。
※古い機種やファイルの多いパソコンでは、かなり時間がかかります。それなりに心して実行しましょう。

  • ウイルスバスター2008インストールのパソコン(XP SP3):「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
    Services\vngka」のレジストリエントリを削除、「C:\DOWNAD.INI」を削除。
  • ウイルスセキュリティZEROインストールのパソコン(XP SP2):特に感染なし。ただし、MS06-048,MS06-058,MS07-015,MS-7-025のvulnerability(脆弱性)が見つかった(SP2なのでここは仕方ない部分か?)。
という結果でした…うーむむむむ、ウイルスバスター2008は、インストールされていても、クリックしてしまったらダメだという結果になりました。

ここで重要なのは、セキュリティ対策ソフトの性能をどうこう言うよりは、感染しないように用心することの方が重要だということ。
対策ソフトが入っているから、と安心していてはいけないですね。

とはいえ、自分だけが気をつければいいのかというと…。

WORM DOWNAD :家庭内単身赴任?オヤジの手酌日記

「人に勝手に使われて感染させられてしまう」というトホホな事態もあるわけで…企業でのこの手のUSBメモリの感染が減らないのがなぜかわかったような気がします。

それにしても、こうなってくるともうUSBメモリの autorun.inf は、セキュリティ上の観点から使えない、ということになってしまいますね。
USBメモリのドライブアイコンの書き換えとかで使っていましたが…。
となると…先日の記事で書いたU3メモリは「もう将来がない」ということになりかねないわけですが…。

それにしても、調べてみたら、

Conficker's autorun and social engineering (SANS ISC, 2009.01.15) :セキュリティホール memo 2009/01/20 20:00:00

こちらに書いてある英語のダイアログメッセージ「Open folder to view files」ではなかったのが気になりますね。
英語のメッセージだとクリックする率も減ると思われますが、アイコンが標準のフォルダアイコンですから、英語でも「うっかりクリック」は避けようがないでしょうね。
ましてや、今回のように日本語表示だと、ほとんどの人は引っかかります。
この記事の時点では、「すでに日本語対応になっている」ということが判明していなかったのでしょうか?

追記:2009/02/12

言及先を間違えました。申し訳ありません。
ダイアログ偽装の「USBウイルス」、「実行」を「表示」に見せかける Windowsの脆弱性悪用ウイルスの亜種、自動再生機能を悪用 :日経 IT Pro
メッセージが英語か日本語か云々に関しては、こちらですね。

2009年01月25日(日) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ウェブログ・ココログ関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (15) | トラックバック (1)

2009年1月24日 (土)

安直なリカバリのツケは高かった。

こちらはメーカーサポートの言われるがままにリカバリをしてしまったお客様。

「ウイルス対策ソフトを入れたいのに、サービスパックが2じゃないからとかで入らないんです」

お聞きすると、WindowsはXPで、どうやらサービスパックは1のようです。
コレガなどの特定の無線LANアダプタだといろいろ面倒ですが、そうでないなら今はサービスパック2よりは3の方が作業的には圧倒的に早いので、SP3のCDイメージをダウンロードしてCD-Rに焼いたものを持ってお伺いしました。

そう、それだけで済んでいれば、ネタにはならないのです。
今回は超ド級の罠が待っておりました…。

-------

お伺いしてまずは現象確認。
システムのプロパティを見ると、確かにSP1です。

「起動が遅いのでメーカーに相談したらリカバリを薦められたんです」

…( ̄△ ̄;

いや、まぁ、その、リカバリすれば確かに、起動の遅さは改善されますけど…。

ふと目に付いたONU(光接続ユニット)のランプ。

なんだかひっきりなしにデータ伝送してるみたいですが…。

回線はeo光。
とってもいや~な予感…。

…も、もしかして、そのままつないじゃったとか?

「ええ、eoの接続ぐらいなら自分でできるので」

…ま、まさか…。

Yahoo!Japanは表示できました。
Googleも表示されました。

WindowsUpdateは「表示できませんでした」。
トレンドマイクロのサイトも「表示できませんでした」。
シマンテックのサイトも「表示できませんでした」。

WindowsUpdateに接続できないということは、意図しないアップデートをしているわけではない。
なのに、ひっきりなしの通信をしているということは…。

ま、まずい!!! これはウイルス感染だ!!!

とにかくLANケーブルを抜きました。

私はこういう挙動をするのがウイルスだと知っていますが、お客様にはわかりませんので、とりあえずウイルスであることを明確に示すようにしなければなりません。
この時点では、ずいぶん昔に流行していた「Blaster」「Sasser」だろうと思っていましたので、持ってきたメンテ用USBメモリでHijackThisを入れて、起動しているプロセスのチェックをしようと試みました。

私も不勉強で、この時点ではUSBメモリにまで感染するDownADウイルス(ワーム)であることにまで思い至らなかったため、うかつにもUSBメモリを感染PCに差し込んでしまいました。
あとでそれに気づいて、冷や汗をかくことになったわけですが…。

結果…見込んでいた「Blaster」「Sasser」どころか、ざっと見た限りでは怪しげな起動項目はほとんど見当たらず、ウイルス感染と示せる材料もなく、最新のトレンドマイクロシステムクリーナーを使っても何も反応しませんでした。
また、アクセスを制限する代表的な手法としてのhostsファイルの改変を疑ったのですが、hostsファイルはまったく手付かずでした…うーむ、サイト接続制限はhostsファイルじゃないってことですね…。

この時点では、このウイルス(ワーム)の恐ろしさには気づいてませんでした…後から考えると、SP1では本格的に手も足も出ない状態だったということですから、改めて恐ろしいと気づかされます…。

とりあえずWindowsUpdateやウイルス対策ソフトメーカーなどのセキュリティ対策関連のサイトにアクセスできないことを示し、SP1ではウイルス対策ソフトもインストールできないので、現状ではリカバリしかないことをお伝えしました。
実際には、お客様自身でリカバリをした直後でしたので、消えて困るデータも設定もなく、お客様にもご快諾いただき、とりあえずリカバリを実施。

今度はリカバリ直後にSP3適用をCD-Rから実施(幸いにもSP2化でアップグレード必須のドライバはなかった)して、念のため常備しているメンテ用ルーター経由でネットに接続して、WindowsUpdateに接続できることを確認、できるアップデートを全てかけた上で、eo月額版ウイルスバスターをインストール。
メンテ用ルーターを置いて行くわけにはいかないので、危険性をご説明した上でPPPoE接続設定をし、改めてルーターご購入の検討をしていただくようお願いをして完了です。

改めて安直なリカバリとPPPoE接続の恐ろしさを実感しました。

メーカーも、安直にリカバリを薦めるのではなく、

「リカバリでSP1状態になったらPPPoE接続はしてはならない」

となぜ言えないんでしょうかねぇ。
単に出荷時状態の再現をしただけでは、責任を果たしたとは言えないでしょうに…。

さて、今回のウイルスが実に恐ろしいモノだったということに気が付いたのは、仕事場に戻ってUSBメモリのチェックをした時のことでした。
これに関しては、次の記事にて。

2009年01月24日(土) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連(リカバリ), ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(有線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (11) | トラックバック (1)

2009年1月17日 (土)

なぜかクラシック表示になってしまったXP。

こちらは別件でお伺いしたお客様宅で遭遇したもの。

パソコンはWindowsXPだったわけですが、作業をしていて、画面下部のタスクバーが、あの特徴的な丸みを帯びた緑のスタートボタンに青いタスクバーではなく、灰色地の角ばった平面的なスタートボタンとタスクバーになっていた。

Xp_taskbar_classic
(こちらは私のメンテ用PCのスクリーンショットです)

よく雑誌などで「XPを軽量化する!」とかいう、何も知らない初心者に変な偏った入れ知恵をする記事をちょくちょく見かけますが、そういうのを見て軽量化したのかな…と思っていたら。

「あのー、最後にちょっといいですか? いつの間にかスタートボタンあたりが地味になってしまってて、気になるんですが…何か異常なんですかね??」

…へ?
も、もしかして、ご自身でいじったんじゃないんですか??

-----

私のメンテ用パソコンではそういう軽量化を施してありますので、やり方は心得ています。
その辺のチェックをして、戻してやれば済むはずです。

Windows XP スタイル (Luna) を完全に無効化するには? :WinFAQ

こちらにあるとおりで、

  • 表示テーマを「Windows クラシック」にする
  • サービスの「Themes」を停止する
ことにより、XPの特徴的な表示である「Luna」を外して、Windows2000に近い「クラシック表示」にして、基本動作の負荷を軽くすることができます。

しかし…表示テーマは、

Xp_classicstyle

この通り「Windows クラシック スタイル」しか選べませんし、「Themes」サービスも停止していませんでした。

…うーむむむむむむ。
こりゃ困ったな。

さらにぐぐって出てきたのは…。

テーマに「クラシックスタイル」しか選択できない / デザインのウィンドウとボタンで「Windows クラシックスタイル」しか選択できない :パソコンFAQ

Themes サービスが開始しているのに「Windows XP」が選択できない場合、テーマのデータファイルが破損した可能性があります。 C:\WINDOWS\Resources\Themes\Luna というフォルダに luna.msstyles というファイルがあるので、これを削除します。再度画面のプロパティを表示させると、削除したファイルは自動的に復活します。
…だそうで、やってみましたがダメ。
それでも復活しない場合は、そのファイルを正常に表示されている PC からコピーしましょう。
ということで、持ち込んでいたXPノートPCの中から、「luna.msstyles」をコピーして持ってきたところ、なんとか復活しました。

まぁ、事例としてすでにあるぐらいですので、まるっきりない話ではないんでしょうね。
改めて、動作確認用の機材を用意しておく必要性を確認させられましたね。

2009年01月17日(土) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月15日 (木)

WZR2-G300Nの調子は?

BUFFALO AirStation NFINITI Draft11n対応 11g&b 無線LANブロードバンドルータ WZR2-G300N

BUFFALO AirStation NFINITI Draft11n対応 11g&b 無線LANブロードバンドルータ WZR2-G300N
バッファロー 2007-09-25
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この機種、やたらと「つながらない」「つながっても切れる」が多発してました(過去形)。
返品交換も珍しくないぐらいでした。

最近店頭に並んでいる「iPhone3G対応」というステッカーの貼られているものは、さすがに落ち着いてます。

バッファローは、今や無線LANにおいては、誰はばかることなくトップメーカーと言ってもおかしくない状態です。
なので、あんまりバッファローのことを悪く言うと、いろいろ言う人がいるのですが…。

-------

委託案件での事例も多いので、あまり具体的には書けないのですが、

  • 全然つながらない
  • つながってもしばらくすると切れてしまう
  • つながったりつながらなかったり
といった現象がほとんどです。
最近売られている新品に関して言えば、ほぼ不具合は解消されているようですが、一時期はかなりひどい状態でした(過去形)。

WZR2-G300N 繋がらない - Google 検索

この中で最初に出てきたこんな記事。

『不安定です。』 バッファロー AirStation NFINITI WZR2-G300N のクチコミ掲示板 :価格.com

もうボロボロですね。
製品といわずメーカー対応といわず。

要するところ、どんなルーターでも共通ですが、ファームウェアのアップグレードがポイントになるわけです。
しかし、なかなかすぐに対応できているとは言い切れず、結局返品という事例も珍しくありません。
ファームウェアのアップグレードでよくなった事例も当然あるわけです。
とはいえ、自称初心者の方では、ファームウェアのアップグレードという作業は、そこそこ敷居の高い作業です。

以前遭遇した別メーカーのルーターの事例では、

2008年5月29日 (木) それは不良品ではありません。

やはりファームウェアのアップグレードで何とかなりました。
でも、我々のように仕事でやっていると、ファームウェアの書き換えって、必要以上に気を使います…。

これらの事例でもあるとおりで、この手の周辺機器メーカーの対応は、トラブルの際に、感心するような対応をしてくれたことがほとんどありません。
私が聞く限りでは、トラブルに遭遇したお客様の話をいろいろ総合してみても、バッファローだけが突出してダメだという話ではありません。
コレガがダメだという人もいれば、プラネックスがダメだという人、NECがダメだという人、富士通がダメだという人、ソニーがダメだという人、本当にいろいろです。

ウイルス対策ソフトにしてもそうですね。
ソースネクストがダメだという人、シマンテックがダメだという人、トレンドマイクロがダメだという人、マカフィーがダメだという人、いろいろです。

パソコンの周辺機器やソフトウェアって、単価が安い割に、利用者のスキルを要求されるものも少なくないだけに、サポートする側も、電話サポートでは限界があるのは仕方のないことではありますが。

そして、ユーザーの皆さんはそれぞれの体験談をされるわけで、誰が圧倒的に間違っているということではないはずですので、それを聞いた上で、使う本人がそれなりの判断をし、選択する以外にありません。
使ってみたところで、結果的に、誰かの意見を裏付ける形になることになるわけです。
結果的にトラブルに遭遇して「ほらやっぱり!」と言われることもあれば、何のトラブルもなく快適な場合もありますが、こればっかりは保証のしようがありません。

まぁ、否定的な意見に関して言えば、「感情だけで言っているのかどうか」を見極められるようになるしかないですね。

最初の話に立ち返ると…。

このバッファローの3本ツノのルーターは、基本的に新しく入荷したものだけにしましょう。
店頭販売で買うならともかく、通販やオークションなどで、中古品だとか、新品でもいつのロットかわからないようなモノは買わないことですね。
返品もサポートもままならず、もめたり無駄金になるだけになる可能性が高いです。
というよりは、本来は、通販もオークションも、何か問題があっても自分で対処できるぐらいの心づもりをしている人が利用するもので、盲目的に「信用してたのに!」とか「初心者だから」を楯にクレームをつけるぐらいなら、利用しないことです。

今回の機種も、11n対応の新品としてはかなり安い部類です。
また、無線LAN対応のゲーム機でほぼ標準装備のAOSSに対応していることを考えると、かなりお買い得と言えます。
でも、安いものにはそれなりのリスクがある、ということを考える必要もあります。
「なぜ安いのか」を見極められるようになりたいものです。
買ってみて「安くていい機種」となることもあれば、「安かろう悪かろうを地で行く機種」となることもあります。
賢い消費者となりたいものです。

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2009年01月15日(木) 定番トラブル, ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(無線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年1月13日 (火)

IE7が起動しない、とてもありがちな理由。

「インターネットがつながらない」
「ブラウザを起動しても表示しない」

という定番トラブルですが、最近、その定番のひとつとして、

Internet Explorer 7を入れてからつながらなくなった・表示しなくなった・固まる・フリーズする」

というのが多くなりました。
ひどいのになると、新品のVistaパソコンで、初めてインターネット接続してブラウザを起動したというのに、

「Internet Explorer は動作を停止しました
問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。」

と出て、まったく起動させてくれない、という初期不良と言われても仕方のないものまで。

こういうIE7の不具合、真っ先にやってみるべきことがひとつあります。それは…

-----

Yahoo!ツールバーをアンインストールすること!!

冗談抜きに、真っ先にやりましょう。
ブラウザ関連でおかしな動作をする場合は、ほとんどがツールバーです。
それも、かなり高い確率で「Yahoo!ツールバー」。

特に、ソニーのVAIOは、頼みもしないのにあらかじめYahoo!ツールバーがインストールされています。
これのせいで、箱から出して一発目だというのにブラウザが起動しなくて、何度いやな汗をかいたことか…。

XPでIE7にアップグレードして一発目の場合は、ほぼ間違いなくツールバーだと思っていいようです。
IE7は、最初の起動時に、必ずrunonceなんたらという文字の含まれたURLへつなごうとします。
どうも初期設定をするためのページのようですが、ネットにつながらなかったり、そもそもそのURLのサーバーで異常があったりで、そのページを開くことができないと、いろいろ支障が出るようです。
しかも、ツールバーのおせっかいなポップアップブロック機能がそれをブロックしてしまうようで、さらに事態をややこしくしています。

ツールバーにやられたのは過去にも何度もあります。

2008年1月11日 (金) Microsoft Internet Explorer が原因で発生した問題。

2008年2月 3日 (日) Internet Explorer が起動しない。

こんな具合に、代表的なのはツールバーなのですが、他にもブラウザの動作にちょっかいを出すのはいろいろあります。
ブラウザの機能拡張という意味合いでの「アドオン」というものがあります。ツールバーはそのひとつです。
IE7の場合、それが非常に顕著に効いてくるようで、動作がおかしいときは、これをチェックしましょう。
アドオンなしオプションでIE7を起動すればわかります。
VistaのIE7の場合、

Ie7noaddon

スタートボタン → 「すべてのプログラム」 → アクセサリ → システムツール → Internet Explorer (アドオンなし)

これでアドオンなしで起動しますので、すんなり起動するようならアドオンが問題、ということです。

参考:
Internet Explorer 7のアドオン :Windows ヘルプと使い方

アドオンを外すには、Vistaの場合はコントロールパネル → ネットワークとインターネット → ブラウザのアドオンの管理(XPの場合は、コントロールパネル → ネットワークとインターネット接続 → インターネットオプション → 「プログラム」タブ → 「アドオンの管理」ボタン)でアドオン管理の画面が出せますので、怪しげなものを外していけばいいわけですが、正直めんどうですし、普通の人にはどれがどれだかうかつに触れないことがほとんどです。ということで、この辺は「ある程度わかる人」向けの対処です。

アドオンの種類がよくわからない人は、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」(XPの場合は「プログラムの追加と削除」)から、以下のツールバーをすべて外してしまいましょう。

正直、私の経験の範囲では、自称初心者の方で、これらのツールバーを「便利に使っていて必需品だから外すと困る」とおっしゃる方にお目にかかったことがありません。
もちろん、必需品だとおっしゃる方もおられるでしょうけど、異常が出ているとしたら、この際、背に腹は代えられませんので、とりあえず外してみてください。
ほとんどの場合、それで異常は回避できます。
しかし、

「Internet Explorer は動作を停止しました」んんん・・・・。 :SONYSHOP SEIWA 仕事日記

こんな具合に、Norton Confidential Browserっちゅーのがひっかかることも。
またもやノートン先生ですか…。
まぁ、ウイルスバスター2009でもかなり強烈なアドオンを突っ込んでくれますし…。

ということで、ダラダラ書きましたが、結論はひとつ。

IEの余分なツールバーは外しましょう。

インストールされているプログラムのアイコンがデスクトップに並んでいるのを見て「余分なのがいっぱい入ってる!」「メーカー製のパソコンは何でこう余分なものを…」と言う人ほど、IEのツールバーは完全にスルーしていることがほとんどです。
アイコンほど存在を主張しないように見えるからなんでしょうけど、だからこそ始末が悪いとも言えますね…。

2009年01月13日(火) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連, ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (7) | トラックバック (1)

2009年1月 9日 (金)

VAIOでiTunesのライブラリが消えてしまう。

こちらは事情があって最後までお世話できなかったお客様の事例ですが、どうやら同様の現象に悩まされている人が多いようなので、まとめてみたいと思います。

現象は、

「iTunes起動したら、ライブラリが消えてしまった。どうしたわけか、ライブラリのファイルはゴミ箱に放り込まれていた」

というもの。
パソコンは、ソニーのVAIO、WindowsVista。

経緯は諸般の事情で省略しますが、改めて調べてみたら、他の事例でも同じ現象が出ているようなので、ちょっとまとめてみます。

-----

この現象が出るのは、Vista搭載のVAIOで、iTunesを使った場合。
起動ごとに、あるいは気まぐれに、iTunesのライブラリが消去されてしまう。
よく見たら、ライブラリのファイル( iTunes Library.itl 他)がゴミ箱に放り込まれている、というひどい状態。

誰がそんなことを?
…そうなんです。VAIO君が勝手にやってるのです。

要は「VAIOでiPodなんか使うな!ウォークマンを使え!」ということ…いやいや、そういうわけではなく(汗)

どうやら、「クロスメディアバー」という、PSX以降のプレイステーションシリーズでおなじみの、ゲーム機用十字キーで直感的に操作できるメニューを実現する「VAIO Media plus」というソフトの管理方法とぶつかっているようなのです。
「VAIO Media plus」に関してはこちら↓を参照。

VAIO Media plus 店員の声 :ソニースタイル専門店 カラーテック

「WindowsMediaCenter」はこれをパクッたのか?と言いたくなりますが(笑)。
まぁ要するところ、ソニーの独自ソフトで、主に音楽や写真などのファイルを使いやすくするためのソフトということですね。

この「VAIO Media plus」が、iTunesのライブラリにちょっかいを出してくれるようなのです。

最初はまったくわからなかったんですが、どうやら同じことで悩んでいるVAIOユーザーは多いらしく、回避手段が提示されております。

iTunes8を開くとライブラリの中身が消える :Apple Support Discussions

この問題について、アップルサポートに電話をして私の環境では問題が解決をしました。
【原因】
やはりVAIOに入っている機能との競合で、VAIOサービスの一つの
「VAIO content Folder Watcher」というものが原因でした。
【解決方法(VISTAの場合)】
スタートメニュー⇒アクセサリー⇒ファイル名を指定して実行⇒msconfigを実行⇒システム構成画面にてサービスタブを選択⇒その中にある「VAIO content Folder Watcher」のチェックを外す。
以上で今回の問題は発生しなくなりました。

これは「VAIO Media plus」の要(かなめ)の機能を止めてしまう、という解決方法。
まぁiTunesだけあればいい、ということであればこれでもいいんでしょうけど…。

itunesのライブラリが起動時毎に消えてしまいます(AppleComputer itunes) :Sony VAIO Hot Street
itunesでつくったライブラリが何度も消える(AppleComputer itunes8) :Sony VAIO Hot Street
こちらの書き込みから提示された「他のサイトの情報」はこちら↓。

『iTunesで・・・』 SONY VAIO type A VGN-AW50DB/H のクチコミ掲示板 :価格.com

VAIO Medio plus -> 設定 -> 通信設定 -> 詳細設定 -> 共有設定 -> コンテンツを共有するフォルダの設定 -> 選択されたコンテンツフォルダ一覧

にデフォルトで設定してある物をすべて削除する。
その後PCを再起動する。
iTunesとVAIO Medio plusの参照するフォルダが重なる?といけない感じですかね。

と書かれている通りで、どうやらファイル管理がかち合っているようです。

こちらで確認できたやり方としては、以下の通り。

  1. コントロールパネルを開き、「システムとメンテナンス」 → 「VAIO コンテンツフォルダの設定」を開く(この時点でVAIO特有というニオイがプンプンしているんですが)。
  2. ここで管理するフォルダにチェックが付いている画面になるのですが、Cドライブの「ユーザー名フォルダ」内の、「ミュージック」フォルダ内の、「iTunes」フォルダに付いているチェックを外す。
  3. 「VAIO Media plus」にiTunesで取り込んだ曲の演奏を許可する場合は、「iTunes Music」フォルダにチェックを入れ直す。
通常は「ミュージック」フォルダ以下のすべてのフォルダにもチェックが付いている状態ですが、普通にiTunesをインストールしてあると、「iTunes」フォルダ及びそれ以下のフォルダにチェックが付いていることが今回のトラブルの原因のようです。

通常、iTunesの音楽データは、「iTunes」フォルダではなく、「iTunes Music」フォルダに入っているのですが、「iTunes」フォルダにはライブラリのデータファイル( iTunes Library.itl 他)があり、「VAIO Media plus」はなぜかこれを勝手にゴミ箱に放り込むらしいのです。
なんと極悪な…。

要するに、iTunesライブラリのデータファイルのあるフォルダを、「VAIO content Folder Watcher」サービスの管理下から外せばいい、ということ。
でも、いくらなんでもゴミ箱に放り込むことないでしょうに…。

このたびのお客様は、iTunesで数万曲の膨大な曲データから、数千曲単位のプレイリストを作成しておられたため、かなりショックは大きかったのですが、単純にライブラリデータを元に戻せば復旧できるので、音楽データをすべて取り込み直しとなるよりははるかにマシだったと言えます。
しかし、これだけの膨大なデータと、作成に数時間はかかると思われるプレイリストを、何のバックアップもせずに利用されていること自体が問題ですので、一応、iTunesのバックアップの方法は提示しておきました。

iTunes for Windows:“iTunes Music”フォルダの移動 :Apple Support

準備:
  1. iTunes を起動します。

  2. 「編集」メニューから「設定」を選択します。

  3. 設定ウインドウの「詳細」タブをクリックし、「一般」タブをクリックします。

  4. 「[iTunes Music] フォルダを整理する」チェックボックスを選択します。

  5. 「OK」をクリックします。
移動作業:
  1. iTunes を起動します。

  2. 「編集」メニューから「設定」を選択します。

  3. 設定ウインドウの「詳細」タブをクリックし、「一般」タブをクリックします。

  4. 「[iTunes Music] フォルダの場所」セクションの「変更」ボタンをクリックします。

  5. 表示される「音楽フォルダの場所を変更」ウインドウで、新しい音楽フォルダを作成する場所を指定します。

  6. 「音楽フォルダの場所を変更」ウインドウで「新しいフォルダの作成」ボタンをクリックします。

  7. 新しい“iTunes Music”フォルダの名前を入力します。

  8. 「音楽フォルダの場所を変更」ウインドウで「OK」をクリックします。「詳細」ウインドウで「OK」をクリックします。

  9. 「詳細」メニューから「ライブラリを統合」を選択します。

  10. 表示されるメッセージで「統合」をクリックします。

  11. フォルダのコピーが完了した後、元の“iTunes Music”フォルダを「ごみ箱」にドラッグします。
    注意:“iTunes Music”フォルダと同じ場所にある可能性がある iTunes ライブラリのファイルは、削除しないでください。

  12. ごみ箱を空にします。

こちらは単純に音楽データの「iTunes Music」フォルダの移動のみです。
ライブラリ関連のファイルは、元の場所にあるので、今回のようにライブラリやプレイリストのバックアップにはなりません。

iTunes ライブラリファイルとは? :Apple Support

こちらにあるとおり、ライブラリやプレイリストは、

  • iTunes Library.itl
  • iTunes Music Library.xml
というファイルで管理しているので、これも移動する必要があります。

iTunes Musicの曲をフォルダごと外付けハードディスクに移動する :SOHO見聞録 by SEO塾

さらに高度なテクニックとしては、iTunesフォルダの中を空にすることもできる。
  • iTunes Library.itl (ファイル)
  • iTunes Music Library.xml (ファイル)
  • Album Artwork (フォルダ)
上記3つを、外付けのiTunesフォルダにコピーする。
続いて、Shiftを押しながらiTunesを起動する。
下図のダイアログが現れるので、「ライブラリを選択」をクリック。
ここで、先ほどコピーした外付けのiTunesフォルダの中の「iTunes Library.itl」を選択する。
うまくiTunesが起動するはずである。

ポイントは、「Shiftを押しながらiTunesを起動」ですね。

正直なところ、iTunesの曲データは増える一方ですから、パソコンが壊れて起動しなくなった程度で音楽データまで共倒れ、とならないように、起動ドライブとは物理的に別のドライブ(内蔵の別のHDDか外付けハードディスク)に保存するべきだと思います。
お客様のパソコンで、「起動しなくなった」でもっともお困りなのは、やはり
音楽やデジカメ写真のデータが取り出せなくなった
ということ。
こういうのは、中途半端に「同じハードディスクドライブの別パーティション」では、万が一の際に手間がかかるだけなので、同じやるなら必ず物理的に別ドライブにしておくことが重要です。

これができれば、パソコンの起動トラブルの際の復旧が飛躍的に楽になります。
でも、普通のユーザーさんではなかなかここまでやらない(できない)のですが…。
お困りでしたら、作業をご用命ください。
さすがにコメント欄や電話のみではサポートいたしかねますので…。

2009年01月09日(金) 定番トラブル, ソフトウェア不具合関連, データ救出・バックアップ, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (7) | トラックバック (1)

2009年1月 7日 (水)

U3メモリをVistaで使いたい。

みなさんはU3というUSBメモリをご存知だろうか。

U3準拠のUSBメモリ「サンディスク クルーザー マイクロ」レビュー :PC Watch
U3についてのFAQ :SanDisk

私の持っているU3のUSBメモリのひとつはこれ。

Cruzer® タイタニウム

Cruzer® タイタニウム」ですが、見かけ上は普通のUSBメモリと同じ。
でも、これをパソコンに刺すと、中にインストールされているソフトを、パソコンにインストールすることなく使うことができるのです。
たとえば、FireFoxというブラウザはこのU3対応版があるのですが、これを使えば、FireFoxがインストールされていないパソコンでもFireFoxが起動でき、ブックマークをそのまま利用でき、しかもパソコン本体に履歴などを残すことがありません。
ポイントは、使いたいソフトを、使うパソコンにインストールする必要がないこと。
ゲーム機のカートリッジやディスクと同じ感覚で使うことができる、というわけですね。

なかなかの優れものなのですが、惜しむらくは、対応OSは、Windows 2000(SP4以降)およびXPのみ。
どうしたわけかVistaには対応していません。
実際、そのままVistaパソコンに突っ込むと、

オーディオCDとして誤認識

U3として使うためのU3 Launchpadを収めた擬似CD-ROMドライブが、オーディオCDとして誤認識されてしまいます。
データ保存領域は普通のUSBメモリとして残っていますが、誤認識されるドライブが残っているため、このままではかなり使い勝手が悪い状態です。

今回は別件でのお伺いでしたが、お客様が同じU3のUSBメモリをお持ちで、「どうにかVistaで使えないものか」とのご相談を受けました。

単純なところでは、LaunchpadをUSBメモリからアンインストールすれば済むのですが、XPか2000のパソコンに刺さないと、うまくアンインストールできなさそうですし、それではお客様のご要望にはそぐわない。
ということで、改めてぐぐってみたところ…。

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こちらにそのものズバリの記事がありました。

VistaでU3を使う :Cerfes weblog
(トラックバックを送ろうと思いましたが、受け付けておられないようで…)

要するところ、販売元のサンディスクではなく、開発元のU3のサイト(英語サイト)から、Launchpadの1.6をダウンロードしてアップグレードをかけてやればいいようです。

早速ダウンロードして適用して差し上げたところ…10分程度かかってアップデートが完了、無事にVistaでもU3 Launchpadが起動するようになりました。
とはいえ、

U3_vista02

最初はこのような起動確認メッセージが出ます。
人のパソコンに突っ込むと、Vistaなら必ずこれが出るわけで、なかなかスパッと自動起動、とはいきません。
まぁ、昨今のUSBメモリ感染型のウイルスの大流行という世相を考えると、自動起動も考え物ですけどね。

ただ、うまく使えば、ブラウザ環境をすべてのパソコンで使いまわせたり、送信・受信トレイごとメール送受信環境を持ち歩けたりするので、使い方によってはかなり便利です。

お客様はそれなりの使い方をしていたのでしょう、Vistaででも使えるようになって喜んでいただけました。

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USBメモリの話になったので、ちょっとだけSSDについて。

最近はSSDが入手しやすくなってきたり、2GBのMicroSDカードが1000円以下で手に入ったりで、急速に身近になってきているフラッシュメモリなのですが、個人的には、あまり信頼はしていません。

フラッシュメモリは、書き込み方式の関係で、物理的な寿命が存在します。
30ボルトほどの電圧を利用して、ミクロン単位の絶縁膜(SiO2)を突き破って、フローティングゲートと呼ばれる部分に電子を注入したり抜いたりして書き込みと消去を行うので、そのたびに絶縁膜にダメージが出ます。
繰り返し書き込みするによる物理的疲労で絶縁膜が破壊されたら、もう書き込みができなくなります。これがフラッシュメモリ素子の寿命です。
この場合、基本的には、ハードディスクの「不良クラスタ」のように回避手段がありません。
まぁ、ハードディスクでもクラッシュで不良クラスタが発生したら、遅かれ早かれペケですが。
私も仕事で半導体(フラッシュメモリも含む)の製造ラインに出入りしていた時期があるので、やはりその辺は気になってしまいます。

回数から言えば、モノによっては公称10万回だとかいった数字がありますし、私が見てきた時期と比べれば製造技術も向上しているでしょうから、それほど気にしなくてもいいのかも知れません。
しかし、そこそこ使っていたUSBメモリが、2年弱でいともあっさり使えなくなった経験もありますし、正直なところ、まだ信頼しきるのは時期尚早と思えます。
世間では、ハードディスクに比べての読み出しの速さや耐衝撃性ばかり目が行ってますが、頻繁に書き換えをしていると、ハードディスク以上にあっさり寿命を迎える(しかも意外と早い)ことを考えると、まだ様子見だと考えます。

少なくとも、SSDは、書き込みが頻繁に起こる一時ファイル用ドライブには使うべきではありません。

この辺の致命的な欠点が改善されない限り、SSDは主流とはなりきれず、ハードディスクは残り続けるでしょう。
おそらく、耐衝撃性の観点からモバイル用途が主流で、デスクトップ用途としては、「起動用システム」のドライブとして使われることはあっても、頻繁に書き換えが必要な一時ファイルやデータベース用には、信頼性の面から言って、使えないと思われます。
SSDの欠点を補うためにRAMディスクの追加、という方法もあるのでしょうけど、価格や環境設定の微妙さから言うと、まだまだ速度最重視用途か、ベンチマークマニアのオモチャぐらいでしょう。

正直なところ、普通の人には「ハードディスクでは遅くて話にならん」という人はいないでしょうから、

「モバイル用途以外では、SSDはまだまだ時期尚早だ」と考えるのが正しい

と思われます。

2009年01月07日(水) ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連, ハードウェアアップグレード関連, ハードウェア不具合関連, ハードウェア不具合関連(メモリ), パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (10) | トラックバック (1)

2009年1月 5日 (月)

DVDでスライドショーを。

こちらは「写真を次々表示するようなDVDを作りたいのですが、うまくいかなくて…」とおっしゃるお客様。
パソコンはWindowsVista。

うーん、それってトラブルなのかなぁ…。
まぁ、そういう操作指導もしなくはないんですけどね。

お伺いしてみて、まずは状況確認。

「これをDVDプレイヤーに入れても反応しないんですよ」

とりあえず作ったDVDを見せてもらったら…。

20枚程度の表示させたい画像データを、単にDVDへ書き込んだだけ。

…( ̄△ ̄;

そ、それではDVDプレイヤーが認識するわけないじゃないですか…。
普通のDVDプレイヤーが認識するのは、あくまでも動画ファイルを所定の形式で記録してある場合だけ。
写真データだけ入れても表示しませんよ…。

「そうなんですか? やっぱり? じゃどうすればいいですか?」

…そうですねぇ、単純なところでは、パワーポイントだとかで表示するようにスライドを作ればいいんですけど。

「えとですね、プロジェクタで投影するんですけど、パソコンがつながるかどうかがわからないんですよね。DVDプレイヤーはつながるので、DVDでと思いまして」

…うーむむむむむむ。

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今回は幸いにもVistaでしたので、ムービーメーカーを使えば、ご希望のスライドショービデオは作れます。

Windows ムービー メーカーとムービー メーカー HD :Microsoft
機能の説明 : DVD メーカー :Microsoft

一から作成手順を作ってもいいんですけど、かなりな分量になるのと、すでに作ってあるサイトがあるので、そちらの紹介をしておきます。

「Windows ムービー メーカー」でスライドショーを作成しよう|PCスタジオ|インターネットAQUOS活用スタジオ|デジタルメディア :シャープ

BGMつきのスライドショームービーが、とっても簡単に出来上がります。
Vistaって、いろいろ地味に便利になっていますけど、見かけが派手な割に、こういうのが目立たないんですよねぇ。

さて、ムービーができたので、DVDに焼こう!と思ったら…あれ?

どこにムービーを発行しますか?

どこにムービーを発行しますか?って…DVDなんですけど…DVDがない…???

ま、まさか…と思ってVistaのエディションを調べたら…

∑( ̄◇ ̄;

なんとHomeBasic!!!
HomeBasicには、ムービーをDVDへ発行する機能はありません…。あちゃー。

でも、お客様のお持ちのパソコンはこれだけ。
うーむむむむむむ…。

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パソコン内のプリインストールソフトを探ってみると…ありました。
Adobe Photoshop Elements 4.0が。

Adobe Photoshop Elements 4.0 - [CG・画像加工] :All About

Windowsムービーメーカーとほぼ同じ手順で作れます。DVDへの書き出しも問題ありません。
ためしにBGMを付けてみましたが、簡単にループ再生ができるなど、こちらの方がやや表現力が上ですね。

ということで、20枚程度の写真に、切り替え効果を適当につけて、BGMまで付いたスライドショーDVDができました。
ためしに、お持ちのDVDプレイヤーにセットしたら…問題なく再生されます。
個人的には画質がどうかな?と心配していたんですが、まったく問題なし。

「ありがとうございます!これでパソコンを持っていかなくてもみんなに見せることができます!」

HomeBasicというトラップはあったものの、なんとか完了です。
しかし、HomePremiumやUltimateなら、標準の機能のみでスライドショーDVDが作れるんですよね。
なかなかやるじゃない、Vistaも。

2009年01月05日(月) パソコン・インターネット, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 2日 (金)

初詣で見た虹。

引越しの荷物の片付けや、あれやこれやで年明けから忙殺されております…。
ブログが更新されてないのは、廃業したわけではありませんので(汗)。

さて、この日は近所の神社へ家族で初詣に行ったわけですが、出発と同時に、バラバラバラッと「あられ」が降ってきました。
日差しも出ているのに変な天気だな、と思っていたら…。

D1000264

なんと虹が!

移動中に見ていたら、2重に出るぐらいにはっきり見えるタイミングも。
ここまでくっきり見える虹も珍しいですね。
どうしてもデジカメでは目で見た感覚よりも薄く写ってしまうんですが…。
人間の目で見た感覚とカメラの写り方って、どうしてこうも違うものなんでしょうかね。

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で、おみくじを引いてみました。

中吉でした。

D1000265 D1000266

…うーむ、なんとも微妙な言いまわしだ…。

2009年01月02日(金) 携帯・デジカメ, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)