ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

« クライアントマネージャ2のアンインストールができません。 | トップページ | 同じVistaなのにつながらない。 »

2009年2月 9日 (月)

写真をメールで送れません。

このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

こちらは「写真をメールで送ろうとしているんですけど送れないんです」というお客様。
パソコンは、NECのVista搭載デスクトップ。Vistaでも比較的初期のものです。
電話だけではちょっと要領を得なかったので、どんな感じなんだ?と不安になりながらお伺い。

いつもどおり現象確認。
エラーが出る状況を再現していただきました。
電話などで要領を得ない時って、大体は思いもよらぬ操作をされています。
ですので、どんな状況でどうおかしくなるのかを、実際に操作してもらうと、問題解決に早く到達できる場合が多いのです。
ということで、お客様の操作を見ていると…。

まずはピクチャフォルダを開き、送信する写真を選んで右クリック、「送る」から「メール受信者」。

…いやまぁ、確かにそれでも送れますが…。
普通にどこかの教室でパソコンを習うと、メール作成画面から添付する操作を習うと思います。
確かにまどろっこしいので、そういう形で送信画面を開くこともできますけど…。

ここで、「新規メールの作成から写真ファイルを添付してもいいんじゃないの?」と思ったんですが、画像の右クリックからなら、

Attachfile

こんな感じで、大きすぎるデジカメ写真のサイズを、何枚あっても一発で縮小して送信できますから、実を言えば、こちらを使うのも充分理にかなったやり方です。
送信の都度、いちいち送信用に縮小した写真を用意するのは、それほど枚数がなくてもめんどうですから。
ということで、エラー原因の解決が必要です…。

で、出たのがこのエラー。

プロファイルが作成されていません。コントロールパネルの[メール]アイコンを選択して、新しいプロファイルを作成してください。

プロファイルが作成されていません。コントロールパネルの[メール]アイコンを選択して、新しいプロファイルを作成してください。

…は???

とりあえずエラーメッセージどおりにコントロールパネルを開いてみました。

Controlpanel_home

「ほら、エラーメッセージどおりにコントロールパネルを開いても、『メール』なんて項目ないんですけど」

…( ̄△ ̄;
うーむむむむむ、確かに…。

せっかくエラーメッセージを出しても、これでは「何のことだかわからない」と言われても仕方ないですね。
はてさて…。

-----

ちなみに、

Controlpanel_classic

クラシック表示にすれば出るんですよね…。
んまー、なんて不親切なエラーメッセージなんざぁましょ。

この状況に至る経緯を聞いてみたら、このエラーになる前に、お客様ご自身でリカバリをしたらしいのです。
なかなか起動しないなどの不具合がいろいろあり、NECのサポートに問い合わせたら、例によってリカバリ宣告…。
で、そのとおりリカバリして、いろいろ環境を整えてから、このエラーメッセージの状態になったんだとか。

それにしても、NECにこの手の問い合わせをしたら、何でもかんでもリカバリですね。
特に初期不良の問い合わせの場合はひどい。
どんな症状であっても、必ずリカバリをさせる。

リカバリしないと初期不良だと認定しないのだ。

NECには、初期不良の判断基準が「リカバリしてもダメかどうか」しかないのだ。

「5分や10分でリカバリできて、ダメならすぐに戻せる」というならやってもいいけど、30分や1時間だなんて、確実に治るならやってもいいけど、単なる「現象切り分けの手段」なら、現地では正直なところやってられない。
以前ありましたが、メモリ不良だとかで数秒で終わる、なんて話ならまだ早いですが、一通り終わってから症状変わらず、無駄に時間がかかっただけ、ってこともない話ではないですので。
いつになったら「NEC純正の診断ディスク」を作ってくれるんでしょうねぇ…。

まぁそれはそれ。

今回はお客様にてリカバリ済みだったわけですが、どうもそのリカバリで初期状態に戻ってからの環境調整でいろいろ手違いがあったようですね。
メールの設定に問題があるような気が…。

「メールはちゃんと設定してますよ。ほら、ちゃんと使ってますし」

と、お客様はWindowsメールを開いてくれた。
新しいメールが数通届き、受信音も出た。
昨日もメールでやり取りをしていたそうなので、なんら問題はなさそうだ。
じゃ、なぜ…。

もう一度やってみて、エラーメッセージを見てみると…。

おっと!このエラーメッセージは「Microsoft Office Outlook」のものだ!!

-----

これは後で気づいたのですが、先ほどのクラシック表示のコントロールパネルの「メール」を開いてみたら、

Controlpanel_mail

プロファイルが設定されていません。
そりゃ、ああいうエラーメッセージになるのはわかります。でも、ああいうエラーメッセージではわからんですよ…。
後になってようやく「ああ、なるほどね」と言えますけど…。

-----

要するに、Windowsメールを起動しないといけないところを、Outlook2007を起動してしまっているわけです。
これは「既定のプログラム」設定のズレでしょう。

スタートメニューから「既定のプログラム」 → 「既定のプログラムの設定」を開いて確認。
設定済みのWindowsメールの状況を確認するためです。

このプログラムは、3個のうち1個を既定として開くように設定しています。

Windows メールは、電子メール管理のための次世代ソフトウェアです。
このプログラムは、3個のうち1個を既定として開くように設定しています。
…次世代っすか…。
それはいいとして、「3個のうち1個」ねぇ…。
ということで、
このプログラムの規定を選択する(C)
選択したプログラムが既定として開くファイルの種類とプロトコルを選択できます。
をクリックします。

プログラムの関連付けを設定します

「プロトコル MAILTO(URL:MailTo Protocol)」と、「スタートメニュー 電子メール リンク(スタートメニューリンク)」が、「Microsoft Office Outlook」になってます…。

この2つにチェックを入れ、3つとも「既定」としておきました。

このプログラムはすべて既定として設定しています。

さて、これでもう一度やってもらいました。

「おっ、ちゃんと開くようになったね!」

おそらく、リカバリしてすぐにネット接続とメールの設定をされて、あとからOffice2007をインストールしたのでしょう。
Office2007はリカバリしただけでは入りません。
リカバリが完了したら、添付のCD-ROMを使ってインストールする必要があるのです。
で、その中にあるOutlook2007がインストールされると、自動的にWindowsメールから「既定の設定」を奪い取ってしまいます。
それで右クリックから送った場合にWindowsメールが起動しなくなり、初期状態で設定されていないOutlook2007が呼び出され、くだんのエラーになったわけです。
しかし、Windowsメールはデスクトップ上のショートカットからは問題なく使えるため、その変更には全く気付かなかった、ということ。

原因ははっきりしましたので、これで完了です。

-----

今回の件を、後で調べてみたら、この右クリックから送る場合は、どうやら「プロトコル MAILTO(URL:MailTo Protocol)」の問題ではなく、「スタートメニュー 電子メール リンク(スタートメニューリンク)」の設定が利いているようです。

「MAILTO」だけをOutlook2007にしても、右クリックから送ったらWindowsメールが起動しましたし、「MAILTO」を戻して「電子メール リンク」だけをOutlook2007にしたら、先のエラーになりました。

ということは、「既定のプログラムの設定」を使わなくても、スタートメニューのプロパティの設定で回避できる、ということになります。

Profile06

スタートボタンを右クリックで「プロパティ」、「スタートメニュー」タブの「カスタマイズ」ボタンをクリック、ここで「電子メールリンク」を設定変更すればいいことになります。
おそらく、スタートメニュー上の「電子メール」の変更が、「送る(SendTo)」内の「メール受信者」にも影響するんですね…。

まぁ、こんな言い方をするとアレですが、おそらく圧倒的多数であろう「メールソフトを起動して新規メールを開くやり方の人」からすれば、「だからどうした」ってレベルの話ではありますが…。

-----

ちなみに、Vistaの「SendTo」フォルダの場所は、

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo

ということで、XPとは微妙に違います。XPの場合は、

C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\SendTo

です。
私はこの「SendTo」フォルダに、「Notepad.exe(メモ帳)」のショートカットを置いて、「メモ帳で開く」と名前を変えて置いてあります。
こうすると、メモ帳で開きたいファイルを右クリックして「送る」から「メモ帳で開く」にすればすぐに開くことができて便利です。
Windows95の頃から愛用している小技ですが、意外と使っている人は少ないような気がします。

ちなみに、人気blogランキング参加中です。 よろしくお願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

2009年02月09日(月) ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, メール送受信関連, 基本操作・便利技関連, 携帯・デジカメ, 日記・コラム・つぶやき |

« クライアントマネージャ2のアンインストールができません。 | トップページ | 同じVistaなのにつながらない。 »

ソフトウェア不具合関連」カテゴリの記事

パソコントラブル」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

メール送受信関連」カテゴリの記事

基本操作・便利技関連」カテゴリの記事

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13757/44083252/void
↑トラックバックをいただく際は、最後の「/void」を抜いてください。お手数ですがよろしくお願いいたします。

※あまりにも無関係なトラックバックが多いため、当面はトラックバックの公開は承認制にしました。トラックバックを送っていただいてもすぐには反映されません。ご了承願います。

※トラックバックをいただく際は、この記事のURLを記事中に記載(もしくはリンク挿入)願います。
この記事と無関係な内容であったり、明らかな宣伝もしくは宣伝活動目的と判断されるもの、トラックバック元がトップページへのリンクであるもの、もしくは当方が不適切と判断されたものは、公開の承認はなされません。あらかじめご了承願います。

この記事へのトラックバック一覧です: 写真をメールで送れません。:

コメント

私もこれは何度か経験しました。同じようにリカバリされたり、WindowsMailを使っているものの既定の設定がOutlook2007のままになっていたりといったパターンで、画像を送ろうとしたり、ウェブページの「メールはこちら」などというリンクをクリックしたりしてこのメッセージに出くわすようです。

まったく、Outlookはややこしいですねえ。だいたい、ワードやエクセルならまだしも、必要としている人は圧倒的に少ないと思われるOutlookをいつまで同梱し続けるつもりなのやら。

しかもプリインストールモデルや、この件のようにあとからデフォルトの設定のままインストールを行うと強制的に既定のメールソフトがOutlookになってしまうのは、ホンマ不親切以外の何もんでもないです。それほどWindowsMailを使わせたくないんかい、と。

ただ、もっと厄介なのは、XPマシンでOutlook2003が入ってて、なおかつMicrosoft Updateを設定している場合ですな。OutlookExpressを既定で使っていても、Outlook関連のアップデートがインストールされると、既定の設定がOutlook2003に切り替わってしまう場合があるようです。

「なんか急にメールの画面が変わってしまったんです・・・」という依頼が結構ありました。

ですから初期設定の時など、お客様に確認してOutlookは削除しておく場合も多いです。こんなんで再訪問になるんもアホらしいですから。

投稿: う~ | 2009/02/19 0:50:36

いつも楽しく拝見しております。
一度ご質問してみたかったのですが、このNECは起動してソフトウェアの問題であればリカバリをさせて、なかなか「初期交換」してくれないとのことですが、購入して間もないパソコンで、ソフトウェアか、ハードウェアの切り分けもわからないまま「必ず」電話したら「修理」でもなく「初期交換」してくれるメーカーがあったら今後、購入の参考にするためうかがいたいです。
また「初期交換」された場合に、モジュールのアップデート等もされてくるのかお伺いしたいです。

投稿: わっつ | 2009/04/05 22:59:26

わっつ さん
>このNECは起動してソフトウェアの問題であればリカバリをさせて、なかなか「初期交換」してくれないとのことですが、

NECの場合、最終的に「とにかくリカバリをさせる」というだけのこと。
初期不良の認定には、それなりの基準が必要です。
これはNECに限った話ではありません。
ウイルス感染でも、後からインストールしたソフトの不具合でも、極端な話「ユーザーの差込み方が甘くて、コンセントの差込が緩んでいただけ」でも、「初期不良だ!」とクレームを入れられる場合もない話ではないからです。
ですので、

>購入して間もないパソコンで、ソフトウェアか、ハードウェアの切り分けもわからないまま「必ず」電話したら「修理」でもなく「初期交換」してくれるメーカーがあったら

これはないでしょうね。
少なくとも、「なんの切り分けもせず」ということは絶対にないですね。
その確約が欲しければ、販売店に対して、購入時に念押ししておくべきでしょう。
ウイルス感染であろうと、後からインストールしたソフトの不具合であろうと、コンセントの差込の緩みを直せば済むものでも、初期不良として交換してくれるかどうか、と。

>また「初期交換」された場合に、モジュールのアップデート等もされてくるのかお伺いしたいです。

メーカーの初期不良交換では、リコールやロット不良以外では、これはありえないですね。
あくまで「出荷時状態」が、メーカーの責任範囲ですから。
そうして欲しいなら、交換の際にメーカーや販売店にそう言うべきでしょう。

パソコンというものは「ユーザーが自分でネットを使ってアップデート・不具合修正ができる」という、他の家電製品にない大きな特徴を備えています。
現に、マイクロソフトから「緊急」のアップデートが出ていたとしても、リコール交換ではありません。
普通の家電製品と同じ感覚でいてはいけないものだ、と私は考えています。

投稿: ささもと | 2009/04/06 7:11:23

ささもと様
お返事ありがとうございます。

正直申しますと、大きな声で言えませんが、中の人です。
私も、初期起動ができない、購入間もない機種であって起動や動作がおかしい場合の最終的な判断に迷うようになりました。

再セットアップさせるのはどの場合でも正直「負け」と思っています。
特に、量販店で購入の場合には初期設定を有償でさせているため、正直案内しづらいです。
しかし、再セットアップさせる理由としては、初期交換にしても、電話して即交換というわけには行かず、その時間と再セットアップの両てんびんにかけた場合に再セットアップを案内せざるを得なくなります。

http://121ware.com/navigate/support/repair/stipulation/index.htmlにも記載があるのですが、引き取った場合に、ソフトウェア的な問題は料金がかかります。

ただそれに了承をいただいた上でお預かり…を提案するように私はしています。ただ交換はできないと案内いたします。

再セットアップの案内しかしないというのは、このあたりに原因があるのではないかと思います。

本当に電話対応の難しさ、実際にパソコンの状態を見ることのできない歯がゆさを覚えてしまいます。

このようなコメントを載せて、NECの評価を上げようとかそういった意図はありません。むしろ貴重なご意見を忌憚無くサポートに上げていただきたいと思います。

診断ツールは・・・http://121ware.com/psp/PA121/NECS_SUPPORT_SITE/ENTP/h/?tab=SUP_Z_REP_CHK
こんなんが最近作られましたが、インターネットでさせるというのが正直意味不明ですw
これをローカルで行えるようなツールを作らせるように要望はあげてますが・・・

投稿: わっつ | 2009/04/08 22:14:27

わっつ さん
あら、中の人でしたか…。
でもまぁ、複数の人(というか全員)が言ってましたよ。
「いろいろチェック作業をしていただきますが、最終的にはリカバリをしないと初期不良とは認められません」
って。
あれこれやっても改善しなければ、リカバリで直ればそれまで、直らなければ初期不良。
チェック用ツールがあればリカバリしなくてもわかるはず、との主張は毎回してますけどね。
いつぞやは、メモリ不良が明らかなのにリカバリさせられましたが。

いずれにせよ、初期不良かどうかは、何らかの基準で特定する必要があり、NECは「不明確なものは最終的に必ずリカバリ」というだけ。

NECに限らず、初期不良かどうかをリカバリせずに判定できるツールを用意しておいて欲しいことに変わりはありません。

投稿: ささもと | 2009/04/10 20:33:58

コメントを書く




※Spam対策のため、コメント公開時E-Mailは非表示となります。









※当面コメントは承認後の公開となります

« クライアントマネージャ2のアンインストールができません。 | トップページ | 同じVistaなのにつながらない。 »