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2009年2月26日 (木)

VAIO PCV-W120の分解。

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こちらは「メモリを増設して欲しい」とおっしゃるお客様。
パソコンは、VAIOのデスクトップ。
うーん、VAIOですか…VAIOはいろいろ面倒な場合が多いからなぁ。

機種名を聞くと、「PCV-W120」だそうです。
2003年発売で、キーボード・モニタ一体型のXP SP1搭載機種です。
もう6年も前の機種になるんですね…。
メモリに関しては、仕様表から見るに、「標準256MB/最大1GB(DDR SDRAM DDR266(PC2100)対応)」らしい。

まぁXP搭載機種で、標準の256MBでは、今時はかなり厳しいのは確かですが、Celeron 1.80GHzだったら、最大容量の1GBにしておけば、まだまだ充分使える範囲です。

とはいえ、この不景気で売り上げが落ちている中では、パソコン屋さんの店員さんも、

「メモリを追加すればまだまだ使えますよ」とは言わず、「それはもう…そろそろ買い替え時ですよ!」と言ってしまうわけです。

いや、あながち間違いではありません。
XP搭載でも、SP1だとメモリ追加だけで済む話ではありません。
SP3にアップデートして、ドライバ関係を適正なものにして、仮想メモリ設定を適正化する必要があります。
ウイルス対策ソフトもきちんと入れておかなければなりません。
店員さんも、ちょこっと話をすれば、その程度の話をして通じるかどうか、理解できるかどうかはわかりますから、お客様があまりよくわかっていないようなら、変に古いのを使い続けるように薦めるよりは、すでに2年が経過したVistaを薦めておいた方が、先行き問題が少ない、という判断もありうるわけです。
決して「パソコンが売れればよい」と考えて売っているわけではなく、きちんとお客様のレベルなどを考慮して売っているのです。
知識レベルの差はある程度あるでしょうけど、ちょっと話をしてみて、安心できそうな話し方をしてくれる店員さんであれば、任せておいて損はないと思いますよ。

ですので、間違っても、身の回りの「ちょっと知ってそうな人」に相談はしない方がいいです。
そういう人は、普通の感覚を持っている人なら、パソコン屋さんの店員さんと同じなんですが、「オタク道まっしぐら」な人の場合、相談してきた人が「何も知らない」と分かるや否や、知らないと思って自分の趣味を押し付けてきます。
その人の使い方や知識レベルをきちんと考慮して、適切なパソコンを選定してくれるならまだしも、

どういう使い方をするのかろくに聞かず、保証やサポートのあるメーカー製をこき下ろした挙句、「ノートパソコンなんてダメだよ!!拡張性のある自作パソコンが一番だよ!!」とか言い出す人だけは絶対に信用してはいけません。

閑話休題。

今回のお客様は、ある程度分かっておられる方で、SP2へのアップデートは済ませてありましたので、その辺に関しては心配は要らなさそうです。

メモリに関しては、今時DDR266(PC2100)をわざわざ探す意味も無いので、DDR400(PC3200)を使うことになります。
同じDDR規格であれば、数字が大きいのは反応が早いだけですので、何の問題もありません。
(ただし、DDR2になると、規格が違うので使えません)

問題は、メモリを取り付けられるところまでの裏ブタの開け方。
VAIOのデスクトップって、ほとんどの場合、凝ったつくりですので…。

-----

分解方法は、機種名などで検索したら、一発で出ましたね。

メンテナンス :自動車あれこれ会議室

…うーむむむむ。
裏ブタのネジを一通り外してから、端から5センチぐらい奥のツメで止まっているところを、こじあけた隙間からドライバーなどで押してやらないと開かないんだそうな…。

そんなもんわかるか!!!って感じですね。

あらかじめ調べておいてホントによかった…。

-----

ということで、DDR400 512MBメモリを2本入手してお伺い。

メモリ換装前に、まずは正常に起動することを確認。
そして、仮想メモリの設定を「システム管理サイズ」にしておくことを忘れずに。
これをしておかないと、換装後の一発目の起動でイライラすることになりますので。
ハードディスクは2つに切られていて、Dドライブはあまり使っておられませんでしたので、ついでですので、仮想メモリもCドライブを0にしてDドライブへ変更しておきました。

あらかじめ調べておいたので、分解作業はわりとスムーズに行きました。
もちろん、隙間からツメを押す、という「知っている人しか知らないコツ」があったからこそ、ですね。

メモリを換装し、裏ブタを止め直して、電源をオン。

…おおっ!さっき起動した時より、明らかに起動が速くなってます!!

「ありがとうございます。これで安心してSP3に上げられます」

お客様も大満足のうちに作業は完了です。

お話を聞いてみると、パソコンの操作に関してはある程度自信はあったそうですが、こういった込み入った筐体の分解は自信が無かったんだそうです。
そうですね、操作が堪能だからと言って、コツのいる分解まで出来るかどうかというと、なかなかそういうわけにはいきませんからね。
一応、分解前にとりあえず説明書を見せてもらったんですが、やはり「メモリの増設は販売店かサービスセンターにお願いしてね~」とかなんとか書いてありました。
ノートパソコンならまだしも、そこそこの重量のあるデスクトップでそういうことを言われても…ねぇ。
こういうのは店頭で相談しても分からない部分とはいえ…メモリ交換ぐらい、ユーザーででも出来るようにしておいて欲しいものです。

-----

で、改めて記事を書くにあたって調べなおしてみたら…。

『超初心者のためのVAIOメモリ増設』

∑( ̄△ ̄; おおっ!
裏ブタは全部外さなくても良かったんですね…なーんだ…。

それにしても、きれいに作ってあるサイトですね。
私もよく「ホームページの制作とかされないんですか?」とか聞かれますが、こういうパシッとしたデザインって、修理とは別の技術なんですよねぇ…絵心がないとダメです。はい。

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コメント

いつもHP拝見させていただいております。

仮想メモリの設定について質問があるのですが、「カスタム設定」で推奨量を設定するのと、「システム管理サイズ」で設定するのとどちらがよいのでしょうか?

自分のイメージでは「システム管理サイズ」だと必要に応じて容量が変化して、ファイルの断片化が起こりそうな気がしてしまい、「カスタム設定」で推奨量を設定したほうがファイルサイズが固定されて断片化が起こらないので、「カスタム設定」のほうがよい気がしています。

お忙しいとは存じますが、アドバイスをお願いします。

投稿: にょろにょろ | 2009/03/02 9:32:38

横から失礼します。

仮想メモリの断片化に対する認識はにょろにょろさんの認識で合っていると思います。

笹本さんが今回、システム管理サイズに変更されたのは、例えば
 メモリ256MB、仮想メモリ512MB(固定)
のまま、メモリを1GBに増設すると
 メモリ1GB、仮想メモリ512MB
となり
仮想メモリが物理メモリの半分の容量しかないため、システムが不安定になるためです。

仮想メモリの推奨値は、物理メモリの1.5倍ですので
次の起動時に仮想メモリを1.5GBに増やすなり、無効化するなりしてもいいのですが
「換装後の一発目の起動でイライラすることになりますので」システムにお任せさせることにした
ということだと思います。
事前に仮想メモリを1.5GB(固定)に設定してからでも結果はそんなに変わらないはずです。

なのでメモリ交換時以外はカスタム設定で最小・最大値を同じ値にして固定化するのがベストではないでしょうか。
ただし、推奨値ギリギリに設定するのはあまり好ましくないと個人的には思っています。
余裕を持たせて、物理メモリの2倍くらいに設定することを「個人的には」オススメします。

以上、笹本さんの毛嫌いする『身の回りの「ちょっと知ってそうな人」』の発言でした。

投稿: yui | 2009/03/02 13:15:34

にょろにょろ さん
正解とおぼしきところはyui さんが書いてくれたので、あまり書くことはありません。
ただし、起動ドライブにすでにページファイルが存在する場合、サイズを増やす方向であれば、サイズ固定にしても断片化したままになってしまいます。
本当に断片化を何とかしたいなら、充分な空き領域が確保された状態でデフラグした後に、仮想メモリをゼロにし、改めて仮想メモリの設定をし直す必要があります。
できれば、空き領域の断片化を解消してくれるデフラグソフトがあれば完璧ですね。
今回は、ほとんど使っていなかった別ドライブへの書き出しに変更しましたので、断片化の影響は受けづらくなるはずです。

yui さん
代理回答ありがとうございました。
あらかじめ固定にした方が、確かに理想的ですが、前述通り別ドライブに新たに作り直す設定にしましたので、大きな影響は出ないはずです。
断片化を問題視するなら、そのまま単純に起動ドライブにサイズ変更で設定すると、結局断片化したままですので、効果は疑問です。

また、ページファイルに余裕がないと、yui さんのおっしゃる通り、高負荷時にページファイルの作り直し(ダイアログでお知らせは出る)が発生し、長時間にわたりとんでもなくパフォーマンスが低下する状態になります。
余裕を持ってページファイルの設定をしたいところですが、大きくても無駄にディスクスペースを消費します。
今回の場合はyui さんのおっしゃる通りだと1.5GB~2.0GB。
500MBのディスクスペースが気にならなければ2.0GBでも問題ないでしょう。
XPで1GBだと、場合によってはページファイルなしでもいいぐらいですが、使用状況によってはパフォーマンスが落ちることもあり、最適なページファイルサイズは、なかなか算定しにくいものです。

ところで、

>以上、笹本さんの毛嫌いする『身の回りの「ちょっと知ってそうな人」』の発言でした。

ということは、yui さんは、「普通の感覚を持っている人」ではなく、「オタク道まっしぐら」な人ということでしょうか?
人の使い方を聞きもせず「ノートパソコンなんてダメだよ!!拡張性のある自作パソコンが一番だよ!!」とか言い出す人なのでしょうか?
違うような気がしますが、私の勝手な推測でしょうか。

投稿: ささもと | 2009/03/02 17:07:37

こんにちは。件のVAIOのオーナーです.その節は大変お世話になりました。快適に動作しております。笹本さんの作業を横から見ていて,「専門家にお願いして良かった.」と思っています。私自身、アキバの某ショップのサポセンに勤務経験のある「ちょっと知ってそうな人」なのですが・・・。また、別の自作機のhdd要領がヤバクなってきてます。期末手当でも出たら即交換をお願いしたいと考えています。

投稿: ta-yan | 2009/03/02 17:29:15

yui さん、ささもとさん、ご返答ありがとうございます。

お二方のコメントからすると、メモリ増設時はとりあえず増設前に「システム管理サイズ」で設定しておいて、増設後空き容量のあるドライブに「カスタム設定」という方法がよさそうですね。

今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

投稿: にょろにょろ | 2009/03/02 17:36:25

確かに数GBの話だと、500MBをあっという間に消費しちゃいますねー・・・。
自分が256MB(マザボの限界なんです。。。)のノートPCを使ってるせいでそういう感覚が皆無でした。すみません>にょろにょろさん

>ささもとさん
断片化しない十分な容量のあるドライブに作ることが適切と...〆(。。)メモメモ

なんでそんな嫌味っぽい一文を付けたのか、あとになって首を捻りたくなってます。
自分の精神状態が不安定なせいだと思うので見逃してください(汗

投稿: yui | 2009/03/02 20:59:34

ta-yan さん
先日はありがとうございました。
快適に動作しているようでよかったです(^^)
次のご用命をお待ちしております。

にょろにょろ さん
前述しましたが、容量的に問題なければ、もちろん少し大き目の固定サイズにした方がいいでしょうけど、極端に大きすぎて動作に支障がどれほど出るかは、まだ試してないのでわかりません。どうなんでしょうね?
ちなみに、使用中のページファイルは、Windowsのデフラグでは最適化されません。これの解消は、なかなか面倒です。

yui さん
私も上限256MBのノートを数ヶ月前までメインで使ってました。
なんだかんだでまだまだ使えるものですね。
とはいえ、ウチの娘に触らせると、起動の遅さにブチ切れでした(笑)初心者にはお勧めじゃないです。はい。
ちなみに、こちらはページファイル再作成の憂き目に何度も遭ったので、1.0GB固定です。なんと4倍(笑)とりあえずメモリ的な不具合は…ないんですかねぇ。

例の一文は…まぁそういうことですね。よかったです。

投稿: ささもと | 2009/03/03 6:03:40

PCV-W120ユーザーなのですがちょいと質問があります。現在 DDR266(PC2100)512MB + DDR266(PC2100)256MB という仕様で使っていますが、 DDR266(PC2100)256MB を外して DDR266(PC2100)512MB + DDR400(PC3200)512MB という仕様に変更しても平気でしょうか?DDR266で揃えたほうが無難ですかね? 後、vistaの導入も考えているんですが、ちゃんと動くのか心配で導入に踏み込めません。CPUの交換もおそらく無理っぽいので^^; ご意見やアドバイス等お伺いできればありがたいです。

投稿: shogo | 2009/05/21 20:40:07

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