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2009年5月28日 (木)

ConfigFreeとAOSSの微妙な関係。その2

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こちらは「自分でやってみたがどうしても無線がつながらない」とおっしゃるお客様。

お聞きすると、無線LANのメーカーとパソコンのメーカー、どちらにも聞いてみたけれど、どちらも「それはあちら」「それは向こうに確認して」とたらい回しで、その都度つながらない電話を待ち続ける羽目になるので、「来て解決してくれるところを」ということでウチを見つけたそうです。

周辺機器メーカーとパソコンメーカーのたらい回しは日常茶飯事です…。
それだけに、パソコンユーザーの大半を占める「自称初心者」の方々のご要望というのは、

「メーカー関係なく、パソコンの全体的な面倒を見てくれるところはないのか?」

というもの。
家電量販店でも見てくれなくはないですが、やはり権利関係や責任範囲などの問題で、一般の電気屋さんでは、なかなか「全体的に」というわけには行かないのが実情です。

まぁそれはそれ。

その辺の事情を踏まえた上でのお伺いです。

-----

お伺いしてみて現象確認。

…ああ、やっぱり。

東芝ダイナブックで、AOSS接続しようとして失敗しています。

これは何度も事例を経験しています。以下は一例です。

2008年5月23日 (金) ConfigFreeとAOSSの微妙な関係。
2006年7月23日 (日) AOSSのクライアントマネージャ3が使えません。

かと思えば、

2008年5月26日 (月) 無線LANアダプタが見つからない?

こんな具合に、AOSSが問題なく使える場合も。
でも、どちらかというと、今回のお客様のように、ダイナブックではつながらないことの方が多いので、

dynabookでは、AOSSは使えないと思っておいた方が幸せ

だと言えますね。

クライアントマネージャ3 対応確認済みパソコン 最終更新日:2007年01月19日 :株式会社バッファロー

更新日が古いんですが、バッファローの公式情報でも、

※1:Intel PRO/Wireless 3945ABG NetworkConnectionでは正常に動作しないことが確認されております。PC搭載の標準接続ツールをお使いください。
なんて書いてあったりで、ダイナブック以外でも使えないことがあることを正式表明されているような状態です。
まぁ、全ての機器での接続を保証しているわけではないのは確かですしね…。

お客様がメーカーに問い合わせた状況をお聞きすると、

  • 東芝:「クライアントマネージャはバッファローのソフトなので、バッファローに聞いてください
  • バッファロー:「ああ、ダイナブックですか…(ため息)インストールしてもダメだったということは、手動設定ですね。東芝さんに聞いてください
だそうです。あーあ。典型的なたらい回し…。

ということで、今回のお客様の状況では、クライアントマネージャはアンインストールして、ConfigFreeで暗号キーを手入力で接続設定、AOSSボタンはルーター側の設定で利用不可にしておきました。
実際、

2009年2月 5日 (木) 押してはいけないAOSSボタン。

こういうトラップになりかねませんので…。

AOSSというのは、WEPやらWPAやら、つなぐ機器によって暗号化形式が変更になっても、クライアント側が自動的に設定変更に追従できる仕様になってはいるんですが、残念ながら既存の機器がWEPにしか対応してないとかいう事情はきっちり無視してくれる、というトラップ。
機器が全て対応していれば、ボタン一発で設定変更の追従までしてくれる優れものではあるのですが、対応してない機器や手動設定の機器は、おいてけぼりとなります。
そんなことは一般の人は知らないですから、AOSSボタンでつながらなくなる、なんてこともあるわけです。
ですので、今回のような、

ダイナブック1台でしか使わず、しばらく無線機器の追加の予定もない

状態であれば、

AOSSは使わず手動設定が無難

ということになります。
とはいえ、その辺を説明しておかないと、知らずに「AOSS対応」の機器を買ってきて、「つながらない!!」「使えない!!」とクレームが入る可能性がありますので、一応は説明しておきますが…ご理解いただけますかねぇ…。

ということで、前回の記事にもあるように、手動設定ではすぐにつながらなくなったりする場合もあるので、何度も再起動をして確認してから引き上げです。

-----

でもまぁ、AOSSルーターであれば、本来はきちんとAOSSでの設定をするのが筋だと考えています。
やはり、お客様のほとんどは、私を呼ぶぐらいですので、皆さん「自称初心者」なので、

簡単に設定できるようにお膳立てしておくことが重要

だということ。
しかし、必ずしもAOSSが確実かというと、前例にもあるとおりそうでもないこともないわけでもないので、この辺は賛否両論ありますが、状況を見て判断するのがいいと思います。

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コメント

私が4月から5月にかけて3回クレーム訪問したのも新しめのダイナブックでした。私の扱ったケースではその場は繋がるけど3日~2週間ぐらい経過すると繋がらなくなるというものでしたから、ささもとさんのケースとは違うかも知れません。しかも、NEC製の4~5年前のノートパソコンが安定して繋がっているのに買ったばかりのダイナブックが繋がらない(繋がらなくなる)という難題でした。3回目の訪問でAOSSを疑い、5文字WEPに変更してからは、今のところ電話が来ません。しかし、今までもダイナブックをAOSSで設定して特に不具合に悩まされたこともなかったので、「dynabookでは、AOSSは使えないと思っておいた方が幸せ」というのは個人的には衝撃的事実です。

投稿: わら太 | 2009/06/05 18:49:08

わら太 さん
お客様も、バッファローに問い合わせて「ダイナブック」と言ったら、あちらも「ああ、やっぱり」みたいな反応だったそうです。おそらく問い合わせが多いのでしょう。
私は何度もやられてますので、「やっぱりそうでしょ」といった感想でしかないですけどね…。
わら太 さんは、たまたま使える機種ばかりにあたってたのかも知れません。
でも、記事中にもあるとおり、AOSSルーターを手動設定する場合は、AOSSボタンを殺しておかないと、機器追加でAOSSボタンを押すと、一発で設定が飛んでしまう場合もあり、要注意です。

投稿: ささもと | 2009/06/06 5:47:31

私が以前勤めていたサポート会社では、

「AOSSなどはPCにソフトをインストールする必要があり、既存ユーティリティなどとの相性問題が出る恐れがあるので使わず、WEP・Windows標準ユーティリティで手動設定。もちろんAOSSボタンはルーター設定で切っておくこと」

というルールでした。


それで、後日繋がらなくなったとの連絡があって、なおかつルーター電源入れ直しでも解決せずに再訪問になったのは1件もありませんでした。

実際、他の業者やお客様ご自身で設定されたAOSSで繋がらなくなっているパターンによく遭遇した(ダイナブックもありました・・・)のもあり、独立した現在でもAOSSは何となく信頼がおけず手動設定を続けています。
もちろんWEPでは心許ないので非対応機器が無いor買われる予定がない限りはWPA-AESで設定しますが。

まあ、これからはWPSも台頭してくるでしょうから、信頼性が高い&相性問題の可能性が低いのなら使いたいところです。

投稿: う~ | 2009/06/06 14:27:19

う~ さん
AOSSって今でも「独自形式」とのことで、らくらく無線スタート同様、使わせてもらえないサポート会社はありますよね。

なんだかんだ言っても、Windows標準機能で暗号キー手入力に勝るものはないと思うんですが、古い機種だとWPA-PSKが使えなかったりとかで結局ソフト入れなければならないとか、いろいろありますけどね…。
ダメな場合は手入力でもダメだったりしますし、チャンネル設定や再起動確認など基本を押さえてないと、「やっぱりつながらない」は付きまとう羽目になります。
私の経験の範囲では、AOSSだから・手入力だからという差はあまり感じません。どちらかと言うとAOSSの方が「オカルト現象」は少ないという感覚です。あくまで私の感覚は、です。

私は、AOSSはできるだけ使えるようにしてあげる方向で設定します。
この辺は記事にもあるとおりですが、付け加えるならば、ゲーム機だとかプリンタだとか、後から追加するのにお客様に不便を強いるのは心苦しいので。
逆の見方をすれば、AOSSが使える機種なのに、説明書に沿わずにAOSSボタンを殺すというやり方のほうが「独自方式」と言えなくもないですから。
わかってるお客様ならまだいいのですが、わかってないから呼んでるわけで、AOSSボタンが使えずに「機器の追加をして欲しい」なんてコールをもらうのは、ホームページを作っておいて書き換え方法を教えずに更新料金を払わせるやり方みたいで…。
まぁそれが一律に悪いと言うわけではなく、「私はそうはしたくない」ということ。これは好みの問題と言えますね。

どっちであっても、ヘタを打てば、それが元で「他社に取られた」となる可能性もないわけではありません。
こればっかりはケースバイケースですね。

WPSは、AOSSよりも設定完了が早くて(全部で2分もかからない!)、機種によっては最初からWPSクライアントがあったりで、個人的には楽なので割と気に入ってます。
相性とかは…これからでしょうねぇ。
なぜかNECのルーターがWPS対応になってくれてないので、標準化はまだまだ先でしょう。

投稿: ささもと | 2009/06/06 15:28:13

う~ん、たまたま私が運良く「手入力でのオカルト現象」に遭遇していないだけの話なんでしょうかねぇ・・・。皆さんの経験談を聞いていると。

一応、SSIDと暗号キーなど設定情報は専用のチラシを用意して必ず残しておき、機器追加の方法もそのチラシで簡単に説明してます。

「そこまでやるんやったら素直にAOSS使うたらええのに」という声が聞こえてきそうですが。

投稿: う~ | 2009/06/06 16:42:10

う~ さん

>一応、SSIDと暗号キーなど設定情報は専用のチラシを用意して必ず残しておき、機器追加の方法もそのチラシで簡単に説明してます。

うんうん、それが正解だと思いますよ。
AOSSだとそれやってると書く項目多すぎて時間かかってしょーがないので書きませんが…。

ただ、別の紙だと、なくしてしまう確率が高いです。
説明書やプロバイダ書類に、ホッチキスでパチンと一箇所留めておいてあげるだけで、なくす確率が下がります。

ところで、バッファローの場合は、親機子機共にWPS対応の場合は、WPSで接続しにかかります。
同じWPSでも、coregaのクライアントやダイナブック内蔵クライアントに比べたら、接続完了までに時間がかかります。
今のところ、WPSでつないだお客様は「切れた」とかいうクレームはほとんどありません。まだ親子セットが多いからでしょうかね。

投稿: ささもと | 2009/06/06 18:51:11

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