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2009年5月 6日 (水)

メールの返信の作法。

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こちらはメールについてのご相談のお客様。
お客様の環境はWindows Vista Home Premium、メールソフトはWindowsメール。

「もらったメールをそのまま返信したら、写真とかが全部ついたまま返信してしまって怒られたんですが…」

…え、えーと…はい?

当然ながら、こちらのお客様も初心者。
電話だけではどうにもならない(そもそも状況をうまく伝えることができない)のでお伺い。

いつもどおりいつものごとく、私自身の使用状況では経験し得ない事態が…。

-----

お伺いして現象を確認。

うーん、なるほど…どうやらHTMLメールでの話らしい。

要は、HTMLメールで、本文中にイラストや写真を多用した、いわゆる「表現力の豊かなメール」を送ってもらったのはいいんですが、それに対して返信をしてしまうと、もらったメール本文全てをそのままくっつけた状態で本文が作られてしまうのだ。

「これを返信したら、

『返信で全部返す必要はないからカットして返信しなさい!』

って怒られたんです…でもねぇ…どうやればいいかもわかりませんし…」

…( ̄△ ̄;

い、いやぁ…古くからメールを使ってる人間からすると、「HTMLメールはマナー違反」という認識でしかないんですけど、こういう世界を目の当たりにすると、「HTMLを使うのはマナー違反です」とか言う方がどうかしてるんじゃないかと思われてしまうような気がしてきました…。

今回のお客様も、年金生活のご年配の方。
HTMLメールを送ってこられた方も、定年後のご年配の方。

こんな具合に、わりと積極的にパソコンを使われている方は、

「パソコンは老後のたしなみの一つ」

といった認識の方も多いようです。

ですので、

  • 普通のメールではなく、写真やイラストや、音まで出るHTMLメール
  • ブログなどではなく、JavaスクリプトやJavaアプレットを多用したり、音まで出るホームページ
を好んで実践している人の多いこと多いこと…。

いや、それ自体は別に悪いとは言いませんが、

  • やたらと人に押し付ける
  • それができない人に対して「遅れてる」とバカにしたように言う
という人がまた多いんですよね…これは勘弁してほしいですね…。

自分の親ぐらいのご年配の方に「今どきの若いものは…」と言うのはまた違いますけど…ねぇ。

私自身は、HTMLメールも、Javaスクリプトを使ったホームページもやりません。
しかし、あくまでも個人的見解ですが、こういう人たちが喜んで使うスクリプトで、特に音が出るとかマウスカーソルの形が変えてあるとか文字や絵が飛びまわるとか、私はこの程度のものは「必須の技術」だとは少しも思ってませんし、どっちかと言うと、ただのお遊びの領域だと思っています。
そういうホームページというのは、昔、ホームページビルダーで作るホームページなどで一時的に流行りましたが、その程度のものですね。
ちょっとした手間で使えるので、「ホームページ初心者」が好んで使ってました。
そういうところに凝るホームページは、見た目をガチャガチャいじるだけで、あまり中身が伴わず、総じて好みを押しつけるだけの「自己満足」的なものが多く、飽きの来やすいものとなってしまうので、個人的には、すぐに近寄らなくなってしまいますね。
HTMLメールも、Webビーコンがあるなど意外と危険ですので、基本は受け取らない方向ですし。

最近のホームページで、現実に使われているのは、どちらかと言うとFlashとかAjaxとかが目につきますよね。

Flashの要となるスクリプト言語「ActionScript」とは? :@IT
いまさら聞けない! FlashとActionScriptについて :@IT

古くて新しいAjaxの真実を見極める :@IT
いまさら聞けない、“Ajax”とは何なのか? :@IT

Flashというのは、Yahoo!などでよくあるマウスオーバーで拡大などの動きのある広告や、YouTubeなどの動画といったもので利用されている、HTMLなどでは実現できない動きができるもの。
Ajaxというのは、同じJavaスクリプトを使うにしても、Googleマップなどに代表される、サーバーサイドの処理と連携して、使い勝手を良くする方向で、他の技術を組み合わせて使っているもの。

今ホームページを作る技術屋さんであれば、こういうのまでいかなくても、少なくともブログシステムの構築をレンタルサーバーでできるぐらいじゃないとしんどいみたいですね。
ですので、職業としての「ホームページ屋さん」でもない限り、一般の人ができるのは先の「お遊び」Javaスクリプト程度で終わってしまうのが常ですが…正直なところ、それだけのものだと、

受け取る人にとっては、目にも耳にもウルサイだけ

という場合がほとんどです。
最近のホームページでは廃れてしまっているのはそのためだと思います。

…ええっと。
ちょっと横道にそれてますね。すみません。

HTMLメールの返信の仕方でしたね。

「いやぁ、前回は写真付きのメールに同じように返信したのに、今回のは全部くっついて返って行ったのでなんでだろう?と思ってたんですけど」

…はい?

よくよくお聞きすると、どうやら同じ人から来たメールの中に、HTMLメールではなく、JPEGファイルを添付したものがありました。

うーん…OutlookExpressやWindowsメールなんかだと、JPEGなどの画像ファイルを添付すると、本文の後ろに自動的に表示する機能がありますので、本文中に写真を挿入しているHTMLメールと見分けがつかないわけです。
いやぁ、これをご年配の方が「HTMLメールか」「HTMLメールでないか」を見分け、さらに「HTMLメールの場合には本文をカットする」だなんて芸当をマスターするのは難しいですよね。

単純な話、こちらのお客様はHTMLメールを受け取ることはあっても、ご自身がそれを積極的に使うことはほとんどないですから、設定で対処しましょう。

Windowsmail_option_send

こんな具合に、Windowsメールのオプションの「送信」タブで、

  • メール送信の形式は「テキスト形式」にチェック
  • 送信は「受信したメッセージと同じ形式で返信する」のチェックを外す
という設定にしておけば、一気に問題解決です。
「送信形式を絶対にHTML形式にしろ」と言う人はいませんからね。

また、先方の言うとおり、手動で「元の本文」を切り取るというのも、いちいちめんどうだとはいえ、「返信に元のメッセージを含める」というチェックを外すというやり方はあまりお勧めできないですね。
元の文書を参照しながら返信を書くことも多いですし、残しておくのが当然という見方もありますし…。

設定を切り替えると、返信メールの写真が一気に消えて、お客様はたいそう驚かれるとともに、喜んでいただけました。

まぁ、あまりこんなことは言いたくないですが、そもそも重いHTMLメールを送っておきながら、返信で「HTMLメールを返してくるな」と言うのも酷じゃないかと…。

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コメント

>こういう人たちが喜んで使うスクリプトで、特に音が出るとかマウスカーソルの形が変えてあるとか文字や絵が飛びまわる

ヘミング先生のホームページですね、わかります。

投稿: AntiHeming | 2009/05/18 22:41:20

>そもそも重いHTMLメールを送っておきながら、
>返信で「HTMLメールを返してくるな」と言うのも酷じゃないかと…。

ワロタ
言いたい事が集約されているような...
自分勝手なんでしょう...

私の周りでもごく普通のビジネス文書なのに、一つの文書に何カ所にもわたってアンダーラインが引いてあったり、文字の色を青や赤に変えてみたりと、とんでもない文書を複数回拝見しました。

作成している人は、MS-Word の機能を使いまくって満足している様子がうかがえます。パソコンスクールかなんかで学んできた技法を駆使してご満悦なんでしょうが、程度が過ぎると逆に読みにくくって仕方がありません。こんなに強調したいことをアレコレされてたら、一番大事なことが通じず、文書そのもの意味を誰も把握できないのでは?と思った事が何度も(笑。

投稿: ごはん | 2009/05/19 12:29:33

覚えた技術は、買ったばかりの玩具や洋服と一緒で、
用もないのに使いたくなるものですからねー。

私にも覚えがあります。
不必要なMLを使ったせいで自分のブラウザで自分のブログが
見られなくなった事が。

投稿: cfg | 2009/05/19 18:30:19

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