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2009年5月30日 (土)

どうしてプリンタが認識しないのか?

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こちらは、「新しく買ったプリンタが認識しない」というお客様。
プリンタはキヤノンの複合機、パソコンはXPの初期の頃のもの。

一応メーカーにも連絡して、いろいろやったそうですがダメ。
交換したほうがいいんじゃないかとのことで、販売店に交換してもらったそうですが同じなので、何かやり方がまずいのではないか?ということでのご相談。

うーむ、それってパソコンのUSBポートが壊れてるんじゃ…。
お聞きした範囲では、どうもUSBマウスは使えてるようなので、それはなさそう。
とにかくお伺いです。

しかし、そこで待ち受けていた事態を誰が予想しえたでしょう…。

-----

まずは現象確認。
つながっているプリンタの電源を入れて、コントロールパネルのプリンタのウィンドウを開いてみる。

プリンタアイコンはありません。
そりゃそうだ。
プリンタが認識してないので、インストールは完了してないですから。

とりあえず電源を切って、改めてドライバをCD-ROMから入れなおしてみた。
USB接続の今時のプリンタは、プリンタの電源を切ってからドライバをインストールするのは基本ですので。

一通りのソフトやドライバがインストールされて、画面から「プリンタと接続して電源を入れろ」との指示。
ケーブルはつながっているのでプリンタの電源を入れる。

……

………

…………認識しません…。

別のUSBポートにつないでも同じ。
うーむむむむ…。

たまに、もともと使っていた古いプリンタケーブルを流用している場合もあります。
古いUSB1.1の低速ケーブルと、USB2.0の高速ケーブルは、パッと見はほとんど違いがありません。
「今まで使えてたから」とのことで、そのまま使ってしまうお客様もいないではないです。
でも、古い低速ケーブルでは、印字速度が遅くなったり、スキャナがうまく動作しなかったり、果ては認識すらしなかったり、いろいろ不具合が出ます。
お客様に聞いてみたところ、きちんと付属のUSBケーブルを使っているとのこと。
うーん、そうですか…。

プリンタの方の接続が緩んでるのかな?
これでダメだと、ケーブル交換でしょう。
新品の付属USBケーブルが初期不良ということもなかったわけではないので。
ということで、プリンタ側の接続を見てみたら…。

固くつながっているようです。がたつきはないようです。

でも…。

軽く引っ張ったが抜けない。

…え?
こんな固いはずは…。

ちょっと力を入れて抜いてみたら…抜けた。

うーん…何だったんだ?今の固さは…。

改めて、方向をよくよく確認して刺しなおし。
カスッと突っ込めた瞬間…パソコンから接続音が。

パソコン側の最終処理は完了し、テスト印刷も問題なし。

ど、どうやらケーブルの差し込む向きを間違っていただけのようです…。

USBケーブルのプリンタ側は、タイプBと呼ばれる、正方形の上の角2つをカットした台形のような形。
どうもこれを向き違いでムリヤリ押し込んでいたようです…。

「そんなの、初心者の私らにわかるわけないでしょ」

…ええっと…この辺は説明書を読んでいただければ書いてあるはずなんですが…。

「どこに?」

…ほら…ぺらぺらと説明書をめくると…って、え?

D1000346

もっと近寄ってみる。

D1000346s

…書いてるのは書いてるけど、これじゃわからんじゃん…。

鮮明に見えるように、メーカーサイトのPDFファイルで400%(4倍)に拡大。

D1000346400

…( ̄△ ̄;

うーむむむむむ…。
ここまで拡大して、ようやくケーブルのマークが見えて、向きの確認ができるレベル。
向きを間違えないように、という記述も一切なし。

こりゃ間違えても文句言えんでしょ、キヤノンさん…。

まぁ、ある程度わかっている人からすれば、USBケーブルなんて入るようにしか入らんでしょ?間違うわけないじゃん?と思われることでしょう。
でも、それは、世の中の意外に多数を占める「超初心者」と言えるご年配の方々には通用しません。
そもそもケーブルの接続なんてほとんどせず、パソコンの電源を入れて操作して電源を切る、といった決まった作業しかしない(それしかできない)人は、かなり多いのです。
どちらかと言うと、

年齢問わず、プリンタの設定が楽々できる人の方が圧倒的少数派

だと言えます。
だからこそ、こうして図入りの説明書が用意されているわけで、その説明書がテキトーな書き方では、テキトーな接続しかできないのです。

それこそ、

うまく入らないのは力が足りないから?とギュウギュウ押し込んだ

なんていうのは、ない話ではないのです。
まぁ、たとえばパソコン内部の拡張メモリなんて、かなりの力をこめて押し込まないと入りませんから、

接続に関して言えば、どれが力が要らなくてどれが力が要るか、なんて初心者にはわかるわけがないのです。

本件は、わかっている人からすれば笑い話に過ぎませんが、実は、ここは本来、笑うところじゃないんですよね…。

このプリンタの接続部分は、やや奥まっていますので、向きを90度間違えただけなら、もしかしたらコネクタの形状の関係で、奥まで刺さらずにその手前で止まっていたのかもしれません。
コネクタにまで無理くり押し込まれていたら、確実に破損しているでしょうから。
刺しなおしでうまく認識していますので、結果オーライということで。

「いやぁ、助かりました。こんなことなら、最初からお任せしてればよかったですねぇ」

…まぁ、次は次でぜひご用命を。

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2009年05月30日(土) 定番トラブル, ハードウェア不具合関連(プリンタ), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 印刷できない・印刷不良, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

はじめまして。

コネクタってあり得ないことが起こりますよね(苦笑)。
パソコンでは無いのですが、オス同士がねじ込まれたのを見たときに思い知らされました。

とりあえず「抜いて差しなおす」って大事ですね。shockshock

投稿: もへじ | 2009/06/07 16:39:25

同感です。
最近はLAN接続できる機種も増えてきてますから、LANのところにUSBをつなごうとしたなんてのも出てくるんでしょうね・・・。

投稿: alphonse1342 | 2009/06/07 21:09:46

LANケーブルをUSBポートにさしてみてください。
うまい具合にはまります。(爆
逆のしかり・・・

投稿: | 2009/06/07 21:37:55

このお話と直接は関連性が無いのですが、「どれが力が要らなくてどれが力が要るか、なんて初心者にはわかるわけがないのです。」で思いつくのが、ノートPCのはめ込むタイプのもの。
「ディスクの穴のサイズと突起のサイズが合わなくてはまらないのですが・・・」
とおっしゃられる件。
ちょっと触った人なら、「少し押し込めばええやん」と思われがちですが、初めて購入された方で初心者の方ですと、壊れると思ってうまくはめ込むことが出来ない…なんてことがよくあります。

投稿: わっつ | 2009/06/07 22:07:03

「LANポートにAコネクタ」もしっくりきますが、「モジュラージャックにBコネクタ」の方がしっくり来ます。刺さったときの手ごたえが絶妙すぎます。
http://orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2007/05/post_fdcf.html
でも、今時はモジュラージャックの付いたパソコンって珍しくなりましたけどね…。

投稿: ささもと | 2009/06/07 22:25:49

相当に大昔の話ですが……

NEC全盛期に、知人の一人が「同じ規格だから」という理由でゲーム機のコントローラーをキーボードのコネクタに挿して、物の見事に(本体を)ぶっ壊した強者がおります。
速攻で修理に出しましたが、修理代その他の顛末は聞けずじまいでした。

息災かなぁ……。

投稿: 居酒屋狸 | 2009/06/08 4:09:43

コネクターが壊れてなかったのはホンマ幸いでしたね。

私の遭遇した例では、USBのAコネクターに上下逆向きで無理矢理挿してしまい、中が完全に破壊されていたことがありました。
「そんな奴おれへんやろ~」とツッコミたくなりましたが、話を聞いているとどうも元々PC側コネクターの中の爪が折れていた可能性有りで、それで逆向きでもネジ込んだら挿さってしまったようです。トドメを刺してしまった訳ですな。

他に極めて多いのは、繋がらないとのことでお伺いしたら、ダイヤルアップ接続でモジュラーケーブルをLANポートに挿してしまってたり、LAN接続でもお客様が手持ちのケーブルを挿してみたらそれがモジュラーケーブルだったりで、規格が違っても物理的に挿さってしまうコネクターは問題ですわ。

またコネクターではありませんが、デジカメのメディアの挿し間違いも後を絶ちませんね・・・。ミニSDやメモスティDUOをピンセットで何回取り出したことか・・・。

投稿: う~ | 2009/06/08 21:24:23

はじめまして。今、正にこの状態でどうしようかと検索し、貴ページへたどり着きました。まさかと思いつつ自宅のプリンタを確認したところ、USB設定をしようとしていたのですが、本体の有線LAN用の所にさしこんでいたようです…。
言い訳をすれば、やってたのはブラザーの複合機の設定だったのですけども、簡単マニュアルにはUSBのことしか書いてない。プリンタ側の差し込み口がよっこらしょと開けた内部(よくある外側ではなくUSBの線を中で這わせて外に出すようになってます。)、そしてそこにはUSBと書かれたシール。完全に開ききる場所でないのでシール脇を探り穴を見付挿さったのを確認。
しかしそこは実は有線LAN用の穴で、USB用はシール下に隠れてる状態でした。なんと紛らわしい…。シール両方つけてくれたら間違わなかったのに。
ちなみにマニュアルにはLAN穴の位置は書いてありませんでした。

何はともあれ気付くことができました。ありがとうございました。語ってしまいましたが初心者じゃなければ多分気付くことなんですよね…(^_^;)

投稿: 野中 | 2010/12/16 23:48:33

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