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2009年5月26日 (火)

UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUMEは、本当に断末魔の叫びなのか?

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ここ最近、XPパソコンにおいての「起動を繰り返すんです」というトラブルを何件か対応しました。
いわゆるアレですね。

ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。
最近のハードウェアまたはソフトウェアの更新が原因の可能性があります。

コンピュータが応答しない場合、予期せず再開始した場合、ファイルとフォルダを保護のため自動的にシャットダウンした場合、前回正常起動時の構成を選択して、正しく機能した最新の設定に戻してください。
前回の試みが電源障害、あるいは電源ボタンやリセットボタンを押して中断された場合、または原因不明の場合は、通常起動を選択してください。

  セーフモード
  セーフモードとネットワーク
  セーフモードとコマンドプロンプト

  前回正常起動時の構成 (正しく動作した最新の設定)
  Windows を通常起動する

上矢印キーと下矢印キーを使って項目を選択し、Enter キーを押してください。

…個人的にはもう見飽きた画面。
見飽きたとはいえ、いつ見ても嫌なものです。
これが自分のパソコンで突如起こった時の嫌な気分ったら、他に形容のしようがないですから。

例によって、どれを選んでも結果は同じく、途中で再起動となり、メーカーロゴ画面からこの「ご迷惑をおかけしております」。
これは、メーカーロゴ画面が消えた瞬間からF8連打で「拡張起動メニュー」という同じような画面を出し、

「自動的な再起動をしない」

という指定をする必要があります。
要は、

起動途中にブルースクリーン級の重大な障害が発生したので自動的に再起動をした

ということで、放って置けば何度でも同じ画面を繰り返すわけです。
繰り返しても事態は一向に改善などしないので、せめて「重大な障害」のメッセージだけでも見れれば、ということで、自動的な再起動を停めてやらねばなりません。

自動的な再起動を停めたところに待ち受けていた画面は…。

D1000347

A problem has been detected and windows has been shut down to prevent damage to your computer.(以下略)
STOP:0x000000EDで、UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUMEです…。
で、Windows起動用CD-ROMで回復コンソールを試してみると、

D1000348

やっぱりログオンせずに直接Cドライブ直下に降りてしまいます…。

この場合、ほぼハードディスク障害と言い切ってもいいわけですが、決してこれがパソコンの断末魔の叫びというわけではありません。

-----

このUNMOUNTABLE_BOOT_VOLUMEにも、重度のものと軽度のものとがあります。

要は文字通り、「起動ドライブが認識できなくなった」ということではありますが、Windowsロゴが出てからのエラーですので、まるっきり読めなくなっているわけではないことは確かです。
この場合、できることは限られておりまして、

  • ハードディスクメーカーのチェックツールで修復を試みる
  • 回復コンソールよりCHKDSKコマンドで修復を試みる
  • 下手に触らずハードディスク修復会社にできるだけ早く送る
というところ。
ただ、私のところに話が来る案件としては、ハードディスク修復会社送りになるような重大なものはないですね。
逆に、そういう重大なものは、ウチのような弱小業者ではお受けできませんので…。
ただ1つ言えることは、

修復を試みてCHKDSKコマンドやらツールやらを使うと、とどめを刺してしまう場合もあるということ。

実際のところ、重度の障害の例として、

2009年3月18日 (水) いや、それはまずいでしょ…。

こういう事例もありましたし、何度かCHKDSKコマンドで修復が完了できず、再度起動にいたらなかった、あるいは完膚なきまでに認識すらできなくなった事例もありました。

ところが、ここ最近の数例では、

同じUNMOUNTABLE_BOOT_VOLUMEでも、ツールによる修復で復旧してしまった場合もある

という事例が続きました。

復旧できたのとできなかったのとでは、ハードディスクメーカーによる違いというものがあります。

このたびの事例群で言えば、復旧できたハードディスクメーカーは、ウェスタンデジタル(WD)と富士通です。
常備している「Ultimate Boot CD」にも、それらのメーカーのツールが収録されており、そちらで修復をかけて、回復コンソールからCHKDSKコマンドを試したところ、無事元通りに起動した、という事例が何件か続きました。

また、復旧できなかった事例で言えば、サムスン(Samsung)のハードディスクの事例で、メーカーのツールは、チェックのみで修復ができないものでしたので、CHKDSKコマンドは使えてデータの取り出しはできるようになったものの、元通りの起動ができる状態への修復にはいたりませんでした。

このように、事例ベースでも、メーカーによって修復できる場合とできない場合があり、また、障害の程度によってはツールの使用でとどめを刺してしまう場合もある、ということです。

ですので、ハードディスク障害のトラブルというのは、修復できればラッキーというものであるということを先に説明しています。

それだけに、先日などは、中学生の娘さんのパソコンが見事復旧した時の喜びようといったら…。

「うわーっ、すごいすごい!!もしかして奇跡が起こった??」

まぁ、事前に散々「復旧できる可能性は低いですよ」と説明しながらツールを起動させてましたので、私自身も復旧してしまったのにはちょっと驚きだったのですが。

ここでもう1つ言えることは、

このようなエラーからツールで修復できたとしても、信頼性は一段低下してしまっている

ということ。
いずれまた、すぐに同じように起動できなくなる可能性をはらんでいます。
ですので、これで復旧できた際は、必ずお願いしているのは、

救っておかなければならないデータは、無事に起動している間に、直ちにバックアップしておくこと

です。

現実に、3日ほどしか持たなかった事例もありましたので…。

ということで、同様の事例でお困りの方は、遠方でも宅配便による送付で受け付けております。
お受けする場合は、必ず担当技術者による問診が必要です。
フリーダイヤルでお受けしてますので、ご相談をお待ちしております。

ただし、先に申し上げておきますが、

  • この手の修復後の動作保証は一切できません。
  • データ救出もしておりますが、救出結果の完全性は一切保証しておりません。
  • 修復が確実にできるという保証もしておりません。
今後のトラブルの可能性を抑えたいのであれば、ハードディスク交換+再セットアップ(要・再セットアップCD-ROM)をお勧めします。

ちなみに、人気blogランキング参加中です。 よろしくお願いします。

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2009年05月26日(火) 定番トラブル, データ救出・バックアップ, ハードウェア不具合関連(ハードディスク), パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い |

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コメント

こんにちは。

確かに自分のサポートした経験からは、UNMOUNTABLEは、修復

や救出できる可能性はかなりありますね。

こういったケースでBartPEやKnoppixを使うと、ドライブは読めるの

は結構ありますし。

本当にやばいのは、INACCESSIBLEと出た時ですね。

投稿: Cissac | 2009/05/31 21:37:56

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