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2009年10月 5日 (月)

Cドライブの空きがありません。

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こちらは、「Cドライブの空きを増やしたい」というご依頼。

パソコンは、NECのVersaProで、5年ほど前に集団購入で買ったもの。
CPUはPentiumMで1.4Ghz、メモリは拡張して1GBですので、性能的にはまったく問題はありません。
しかし、よくよくお聞きすると…なんとCドライブは10GBしかありません。
で、空き容量はたった4MBほど。

よく今まで使えてましたねぇ…。

セキュリティの更新などで失敗するのでおかしいなと思って調べたらこうだった、とのこと。
マイドキュメントなどのデータをDドライブに移行してはみたものの、後から後から自動で入ってくるセキュリティ更新のせいで、空けても空けてもすぐに詰まってしまうんだとか。

うーむむむむむ…。

-----

はっきり言えば、

WindowsXPを10GBしかない起動ドライブで使うにはかなり無理があります。

実は、ウチの家族用のパソコンで、つい先日、同じトラブルに見舞われたのです…。

それまではWindows2000でiTunesを使ってたのですが、数ヶ月前に末っ子が新しいiPod nanoを買ったのを機に、XPに切り替えたのです。
音楽データは別のハードディスクに置いていたので、起動ドライブのみ差し替えたのですが…たまたま手元にあまっていたのが10GBのHDDのみ。
XPをインストールしたまではよかったのですが…。

「おとーさん、『ハンゲ』インストールしてほしいんだけど」

「ハンゲ」とは、ハンゲームのことです…。
その中の、とあるMMORPGのインストールをリクエストされたので、管理者権限でインストールをかけてみた。
(家族が使うアカウントは制限ユーザー。当然の措置です)

…途中で止まりました…空き容量がないんだそうな。

よくよく見たら、ダウンロードファイルだけで1GBを越えている。

なんじゃそら… ( ̄△ ̄;

こりゃHDDを大容量のに引越ししないとダメだな。

「えー!いつできるん???」

…そのうち。

「ぶーぶーぶーぶー…」

なんかブーブーゆーてますが、ゲームさせない格好の理由なのでしばらく放置です(笑)。
iTunesは、データは別ドライブなので、使用にはまったく問題ないので。

まぁそんな感じの話。

たまたま同じくCドライブが10GBのハードディスクとのことで、そういう状況なのを体感していたので、おそらく余分なファイルはほとんどないことでしょう。

でも、とりあえず実機を見ないことにはなんとも言えません。

-----

お伺いしてみたら…やはりギチギチの状態でした。
かなり余分なソフトをアンインストールするとかしてありましたし、容量不足のため「システムの復元」機能も無効になってました…。

うーん…フォントを減らすとかいろいろできなくもないけれど、さすがに10GBでは、マニア並みのダイエットをかけなければ、普通の人が普通に使える状態には決してならないでしょう。
必死でダイエットをかけたところで、どうせセキュリティ更新やウイルス対策の更新がかかるので、すぐにいっぱいになってしまいます。

ここはHDD引越しで容量アップしかないでしょう。

そういう話になると、とりあえず引き取り作業です。

メンテ用のPCで、リムーバブルケースを装備した引っ越し仕様のを用意してます。
いわゆるハードディスクデュプリケーターみたいなものです。
毎日のようにそういう作業があるなら、それなりのいい機械を買えばいいのですが、残念ながらそこまで頻繁にない作業のためにコストをかけられませんから、そこそこのスペックのPCと、HDDクローン作成ソフトを使っています。
改造サイトなどでいろいろ調べたら、今回のノートPCはBigDrive(120GB以上のHDD)でも認識はするようですが、まぁ一応安全をみて80GBのドライブを用意しました。
今回のお客様のご利用形態は、あくまでも動画を含むネット閲覧とメール程度のものなので、容量的には問題はないはずです。
マイドキュメントの指定をDドライブへ移す設定はお客様の方ですでにやってあるぐらいですし、特にあれこれプログラムを追加される予定は無いようですから、Cドライブは30GB、Dドライブは40数GB、リカバリ領域は2GBちょっとと区画配分をして、移動開始です。

移動完了して、早速元のノートPCに戻して動作確認。
…どうやら問題なく起動します。

一応ベンチマークを比較してみました。
Cドライブは全く空きが無かったので比較できませんでしたが、とりあえずDドライブで比較してみました。

Vy14f_old Vy14f_new

左側が古いほうで、右側が新しいほう。
スピード的には、単純にほぼ倍増ですね。
これだけではなんとも言えませんが、Cドライブ自体は余裕がかなりできたので、おそらく体感的には相当速くなることでしょう。
起動もそれほどストレスがないですし、これでまだまだ使える、という状態になりました。
ネットに接続してみると…ものすごい勢いでアップデートを取り込んでいます。
ウイルス対策ソフトも、ガンガンアップデートしてます。
何度か再起動の末に、最新版の状態になりました。
それでも空き容量は半分以上残った状態です。これで大丈夫でしょう。

抜いたハードディスクは外付けケースに納めて、つないだらきちんと認識される事を確認して、いよいよ納品です。

空き容量の問題がかなり改善できているのと、起動速度や利用時の体感速度もストレスが低減できていますので、お客様にはご満足いただけました。
作業的には、単純にハードディスクを大容量に引っ越ししただけですから、何の問題もなく元通り接続できていますので、いたって短時間で納品は完了です。

-----

それにしても、この手のハードディスク引っ越し作業は、なかなか微妙なところです。
最近は、ネットブックと呼ばれる端末も安くなっていますので、手間をかけるよりは新しい端末を買う、という選択肢も意外と現実的な場合があります。
でも、もともと使っている「使い慣れたパソコン」が引き続き使えるに越したことはない、というメリットはそこそこ大きいですから、買い替えよりも安いなら…という需要はあるようです。
普通の人の感覚では、やはり「使えるものを捨てる」というのは馴染まないことも多いです。

今回の「換装」では、実際のところSSDへの換装も選択肢としてないわけではなかったのですが、そもそものご要望が「容量不足」でしたので、リーズナブルなMLCのSSDを搭載するにしても、容量不足を解消するには、HDDに比べればかなり高価になりますから、それこそネットブックへの乗り換えの方が現実的と言えます。
今年初めに比べればSSDも出回り始めて価格も下落傾向ですが、起動ドライブとして充分な容量として数10GBを得るにしても数百GBのHDDの数倍もするようでは、HDDほどの潤沢な容量を確保するのは難しいので、まだまだSSDはマニアのおもちゃの領域を出ていません。
価格と容量の両面において、よほどのブレイクスルーがない限り、ここ1~2年程度で「メーカー製デスクトップででもSSD」はありえないでしょう。
まぁ、「水冷」みたいな話題性を求めた機種はアリかも知れませんが、デスクトップでではSSDのメリットである「静音性」「耐衝撃性」はメリットとはなり得ないですし、転送速度にしても、水冷ほどわかりやすくないだけに、現段階では性能差よりも価格面でのデメリットの方が大きいでしょうから、デスクトップででは一般向けモデルでのSSD採用はしばらくないと考えるのが自然だと思われます。

早くその「ブレイクスルー」が訪れてほしいものです。

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コメント

5年前に導入した富士通製Server2003のシステムドライブがデフォルトで10Gのパーティーションで切ってあり、スワップやら色々移動しましたが最近どうしようもなくなってきました。クライアントPCならともかく、長期間使うサーバーでそのシステムドライブ容量はいかがなものかと。

もしかして買い換え促進の罠かな?

投稿: しゅがあ | 2009/10/18 19:32:08

自分も古いPCはCドライブが10GB未満ですね。(全部で40GBで30GBをDドライブに割り当て)
ソフトウェアをDドライブにインストールするようにしたり、データをDドライブに置くようにしたりして凌いでます。

どこかの雑誌に、Program FilesをDドライブに移して
ttp://homepage1.nifty.com/emk/symlink.html
でCドライブに"D:\Program Files"のジャンクションを張って、Cドライブの容量節約!という記事がありましたが、そこまでやる気力がなく...。

ところで、仮想メモリもDドライブに退避されてたんでしょうか。
1GBのメモリなら、仮想メモリと休止モードがかなり場所をとるはずなので一応。

自分のPCはHDD換装が楽らしいので、いつか余裕ができたらやってみたいですね。

投稿: yui | 2009/10/19 0:06:19

お疲れ様です。
さすがの判断だと個人的には思いました。
実は当方でも(SONY製デスクPCがほとんどですが)何台かCドライブが極端に小さくて、事前に調べた上で換装できる容量のHDDに引越しして普通に・速く使える環境にしてお客様にご満足いただいてます。
Cドライブ10GBってとこでピンときました。
なんでも換装すればいいというものでもないですが、このような状況なら80GBのHDDなどだいぶ安くなってますので、(HDDの)時期的にも最適かと思いました。

投稿: kei | 2009/10/19 0:17:02

しゅがあ さん
うーん、それこそHDD換装が現実的では…とは言いながら、サーバーはHDDがSCSIだったりで汎用品が手に入りづらかったり、デュプリケートしづらかったりで、かなり面倒ですよね。
でも、そういうサーバーはシステムインテグレーターがいるはずですから…ねぇ。

yui さん
HDDの状況にもよりますが、パーティションは初期化しなくてもサイズ変更ができる場合もあります。
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/ResizePartitionSize
UbuntuのCD-Rで起動して、「パーティションエディタ」を使えばいいです。
とはいえ、何度かやったことはあるんですが、うまくいく場合といかない場合があります。
リンク先にも書いてありますが、リカバリ領域があるHDDの場合は、パーティションエディタではうまくいかないようです。
いずれにしても、パーティションをいじるのは危険ですので、それしかない場合とか、データが消えても問題ない場合とかに限られます。間違ってもバックアップの取れてない他人の環境でやっちゃダメですね。
そこまで言うなら今回のようにHDD引っ越しが最も現実的なんですけどね…。
まぁDドライブにProgram Filesを移動するのも一つの手でしょうけど、変なレジストリ設定や変な相対ディレクトリ指定もよくあるので、それだけでまともに動作するとは思えませんので、私はその手のツールは信用してません。
仮想メモリは、384MBのままでした(苦笑)。
仮想メモリは移動できるとしても、休止状態はCドライブを消費するかOFFにするかしかないはずです。
でも所詮1GB程度ですので、この状態からでは、充分かと言われれば不充分といわざるを得ない、というかほぼ意味がないですね。
やはり普通の人が使うのですから。
そういう場合は、HDD換装しかないと思います。
記事にもあるとおり、空き容量の劇的な改善ができますし、HDD自体もスピードアップするといういいことづくめですから。

kei さん
そうなんですよね。
2.5インチは流通在庫はまだまだSATA完全移行という状況でもないようですので、IDEドライブも安い状態で比較的入手しやすいといえます。
場合によっては、デスクトップででも2.5インチでの換装という考え方もあったりします。
2.5→3.5変換は単なるコネクタ変換なので、SATA変換のように高価ではないですし、マウント用の金具とあわせて用意できれば、BigDriveでない3.5インチのIDE-HDDが手に入らない場合の代用となります。
まぁ、さすがにそういうデスクトップPCは、性能的にお払い箱っぽいですが…。

投稿: ささもと | 2009/10/19 7:51:02

私は、パーティション変更を結構やっているんですがアレって毎回心臓止まりそうですw(気分的な意味で)

愛用のソフトは、↓これ(フリーバージョンあり・・・というかフリーで十分)
http://www.forest.impress.co.jp/article/2009/06/16/easeuspm401.html

英語だけど使いやすい!気が向いたら試してみてください。
※バックアップは、お忘れなく!

投稿: ロート=レーヴェ | 2009/10/19 18:07:00

普通のユーザーさんが使う場合、特に指示がある場合を除いてパーティションは切らない方が良いと考えています。
データを別パーティションに分けて整理する人には、滅多にお目にかかりません。(付き合いの範囲が狭いのは否めませんが。)
何も意識せずにHDDの最大容量まで使ってもらえる環境を作ってあげた方が良いユーザーさんが大多数ではないでしょうか。

投稿: こた | 2009/10/20 0:03:27

ロート=レーヴェ さん
また時間があったら試してみます…てか遊びで使うにしても勇気と準備が要りますね(汗)。

こた さん
まぁ以前にも書きましたが、私も同じように考えてます。
ただ、せっかく最初からパーティションを切ってあるなら、仮想メモリぐらいは移動してあげたいですね。できればインターネット一時ファイルも。
基本は、OSの仕様としてCとDに分けるのがデフォルトになるのがいいと考えてます。そうなれば、LiveCD的な起動が簡単にできるようになるはずですから。

でも、普通のユーザーさんの利用を前提とすれば、パーティションを切らない方が扱いやすいと考えます。
たいていは、CとDでは「場所が違う」ということを認識できませんから。
Dドライブの方が容量が大きければ、本来はマイドキュメントもDへ移す方が何かと都合が良かったりしますが、それを認識できていない人では、何かと混乱の元です。

しかし、インストール先とか保存先とかをそこまで意識できるようになれば、パーティションを切って使い分けた方がいいはずです。
今回は、それを認識しているお客様でしたので、(容量配分は変えましたが)そのままのパーティション構成にしてます。
でも、そのためには、初心者のうちに最初からCとDにパーティションが切られているものを使っていないと、「そういうものだ」と認識もできません。卵が先か鶏が先か、って話ですね…。

でも、最初から切ってあるものであれば、Cの容量マイナス10GB程度(もしくはそれ以上)のDドライブがあった方が便利なのは確かです。
リカバリの際に、あらかじめユーザーデータを丸ごとDドライブへ退避できたりしますので。
Dがそれ以下のわずかな容量(4GB程度とか…)しかなかったり、そもそもDがなかったりするところへ、パーティション変更ソフトなどでわざわざ危険を冒してまでパーティションを切ったり増やしたりする必要はありませんけどね…。

投稿: ささもと | 2009/10/21 7:49:13

私も知人・従兄のPCのHDDの交換(大容量化)とパーティションをしました。XPでは,Cドライブでは,将来性を考慮して,30GBを確保して,残りをデータ用にDドライブとして使えるようにしています。
システム・データを そのまま移行するソフト Acronis True Imageで 一時外部HDDに移動させたあと,新しいHDDで ほぼ完璧に復元できます。

彼らへの助言としては,HDDの占有率が70%を超えないのを目安に使ってください。こまめに,大量のデータは,DVD-Rか外付けHDDにバックアップする様に働きかけています。

投稿: tacos | 2009/11/10 17:06:59

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