ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

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2009年10月24日 (土)

Office Updateはどこへ行った?

こちらは、引取修理を行なったお客様での出来事。

例の、

2009年10月22日 (木) Windowsロゴが出た後、真っ暗の画面にマウスカーソルだけ。

の現象の引取修理です。

レジストリの修復で無事起動までこぎつけました。
あとはWindowsUpdateをかけて、Adobe関連のアップデートをかけて、インストール済みのウイルス対策ソフトでウイルススキャンをかけ、念のためオンラインスキャンをかけました。
さぁどうだ!って感じです。

念のため、Windows Updateをもう一度かけてみたところで、ふと気が付いた。

Windowsupdate01

…えーと、文字通りの「Windows Update」ですね…。
最近はOffice Updateと統合された「Microsoft Update」になってきてますが…ま、いいか。

でも、このままだとOffice Updateがかからないんだよなぁ。
このパソコンのOfficeは2003…確かSP3があったはずだけど…。
Excelを起動してバージョン情報を確認したら…SP2。こりゃアップデートしとかなきゃ。

Windows Updateのサイトにある「Officeのアップデート」のリンクをクリックしたら…あれ?

Office Updateじゃない…。

なぜかOfficeのダウンロードページへ行ってしまう。

…「Office Update」はどこへ行ったんだ?

-----

とりあえず、あっちこっちクリックしてみたものの、Office 2003を総合的にアップデートをかけてくれるサイトはどこにもない。
バラでダウンロードして適用する「ダウンロードページ」はあっても、自動でアップデートしてくれるOfficeUpdateがなくなってしまったようだ。

あちこちクリックしていて、ようやく見つけたのがコレ。

Microsoft Windows Vista でサポートされていない Office Update サービス :Microsoft Office Online - ダウンロード

Office Update のサポートは、2009 年 8 月 1 日をもって終了させていただきます。それ以降、Microsoft Office 製品の最新の更新プログラムを入手するには、Microsoft Update を利用してください。詳細については、「よく寄せられる質問」を参照してください。
…∑( ̄□ ̄;

あっちゃ~…そうなんだ…。
知らんかった…。

まぁ、Microsoft Updateではダメな理由はさしあたって見当たらない。
いちいち適用するべきかどうかを確認してダウンロードして適用して…なんてやってられない。
それに、普通の人がそこまでやるはずもない。
これでは、Officeの脆弱性は放置されるだけ。
安全性の面からも、ここは

Microsoft Updateにチェンジ!!

ですね。

実際、Microsoft Updateにしてみたら、Officeの更新が10数個。
いちいちダウンロードあーんど適用とかしてたら、かなりの手間になってましたね…。

結論:
まだ「Microsoft Update」でない人は、とっととチェンジ!!!

2009年10月24日(土) おすすめサイト, ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (7) | トラックバック (0)

2009年10月22日 (木)

Windowsロゴが出た後、真っ黒の画面にマウスカーソルだけ。

※どうやら全国で同様のトラブルが多発している模様です。他にも書きかけの記事があるのですが、こちらを緊急で公開します。

こちらはタイトルどおりの現象でのお客様。
「起動しても画面が真っ黒のままなんです」
パソコンは、富士通CoreSoloノートパソコンで、Vista発売直前のXP機。

…またか。

実は前日にも同じような問い合わせでお伺いして、何時間もかけてリカバリと設定のやり直しをしたばかり。
こちらは、富士通のデスクトップ機。
まさか、また同じ内容じゃないよな…。

…まさか…本当に同じ内容だったとは!!!

起動したら、Windowsロゴのあと、真っ黒の画面のまま、真ん中にマウスカーソルがぽつんとひとつだけ。

Ctrl + Shift + Esc を押してもタスクマネージャは出ませんし、Ctrl + Alt + Del も利かない。
でも、NumLockやCapsLockやScrollLockは反応してランプが点いたりするので、完全にフリーズしているわけではない。
たった一つだけ現れているマウスカーソルも、マウスに反応して動くだけは動きますが、右クリックはおろか左クリックにすら反応しない。

仕方ないので、HDDランプが点滅していないことを確認してから電源ボタンの長押しで電源を切り、今度はセーフモードで起動させてみたが同じ。セーフモードの真っ黒画面でマウスカーソルひとつになり、そこからだんまり状態。

前日もこの現象を見たときは、経験のない現象でしたので、かなり違和感を覚えましたが、富士通PC付属の機器診断ツールQT-PC/Uでチェックしてもハードウェアは正常でしたし、お客様は富士通に問い合わせ済みで、「リカバリすれば治る」と言われたから、とのことでしたし、リカバリでかまわないとのことでしたので、リカバリさせていただきましたが…。

2日連続で同じ現象です…これはおかしい。いくらなんでも。
2回も同じ愚を犯したくはないなぁ…。

「とりあえず富士通に電話してみたら、時間がなくてちょっと聞き取れなかったんですが、なんでも、

10月15日以降、『画面が真っ黒のまま起動しない』というお問い合わせが相次いでいます

とかなんとかテープで流れてきた音声で言ってたんですけど、関係ありますかね?」

…∑( ̄□ ̄;
な、なんですとー!!!

お客様には「最悪はリカバリですが、その前に少し時間をいただき調べさせてほしい」とご了承をいただき、回線をお借りして、持ってきたメンテ用PCで情報を探ってみました。

そこに待ち受けていた阿鼻叫喚の惨劇を、誰が想像しえたでしょう…。

-----

まずは富士通の情報から。
テープで言うぐらいだから、何かあるはずだ。

富士通のサポートサイト「AzbyClubサポート」を見てみたら…。

なになに、「お知らせ」のところに「お詫び」と出てるぞ?

電話お問い合わせ窓口の混雑について(お詫び) 2009年10月22日 :富士通株式会社

平素より富士通製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

10月15日以降、「富士通パーソナル製品に関するお問合せ窓口(0120-950-222)」、「故障や修理に関する電話受付窓口(0120-926-220)」に、「パソコンが起動しなくなった」というお問い合わせが急増しており、電話がつながりにくくなっております。お客様にはご迷惑をおかけしておりますことをお詫びいたします。

なお、パソコンが起動しなくなる現象の多くは、パソコンがウイルスに感染することにより発生しておりますので、以下の情報をご参照のうえ、ウイルス対策を行ってくださいますようお願いいたします。

現象
パソコンの電源を入れても正常に起動せず、マウスカーソルだけが表示されます。
また、Safe Mode(セーフモード)でも起動することができない場合があります。

原因
本現象は、ウイルス(マルウェア)への感染が原因です。

このウイルスには、電子メールの添付ファイルや、ダウンロードしたファイルを実行することなどにより感染するものと考えられます。

…∑( ̄□ ̄;

な、なにー!!!
全国的に多発してるということか!!!

さらに検索してみた。

画面が真っ黒だがマウスカーソルだけは動く :OKWave

起動時にWindowsロゴが出た後,カーソル(動く)しか表示されない、セーフ同様 :OKWave

…( ̄△ ̄;
どうやら同業者も悩んでいるらしい。

そうか…それで…。

2006年5月17日 (水) 起動しても壁紙しか表示されません。

こちらの記事へのリンクが妙に増えたな、と思っていたら…。

今のところ、ちょっと検索しただけでは、「これがどういうウイルスで、どうなったら感染するのか」がまだ不明だ。

しかし、これでわかったのは、

回復コンソールから手動システム復元、もしくはリカバリしか方法はない

ということ。
そりゃそうだ。
セーフモードですら操作不能では、使えるツールは、それ専用に作られたLiveCD-Rぐらいだろう。
手動システム復元は何度かやったことがありますので、とにかく手順書をメンテ用PCで出しておいて、脳外科手術の開始です。

※ここから先は、相当な慎重さを求められます。素人は安直に実施しないでください。やるにしてもリカバリを覚悟してください。リカバリ前にはデータの保全をしてください。

マイクロソフトの公式情報はこちら。

レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法 :サポートオンライン Microsoft

ウチの過去の事例はこちら。

2006年1月30日 (月) ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。 復旧編その2。(こちらは失敗事例)

2006年4月20日 (木) 起動してるのに画面が映りません。

2006年12月23日 (土) 勝手にログオフします。外科手術編

※機種は限られますが、もう少し簡単な方法があります。記事の最後の方「追記(2009/10/27)」をご覧ください。

詳しい手順は、リンク先の情報を参照してほしいのですが、補足ポイントを含めて大雑把に言えば、

  1. CDで回復コンソールを起動して、現状のレジストリハイブをバックアップして初期レジストリハイブに書き換える。(注:ノーマルモードでの起動はまだ)
  2. F8連打からセーフモードで起動(Administratorを選ぶ)(セーフモード起動により、以降の操作をGUIでできるため)、C:\System Volume Information フォルダを開く
  3. System Volume Information フォルダを開く際に、拒否されたら右クリックでプロパティ→セキュリティ→追加で「Administrator(この際Everyoneでも可)」→フルコントロールにチェックがついていることを確認してOK
  4. _restore{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}といった構成の名前のフォルダを開く。複数あれば、「更新日が今日の日付でない方(同じ日付なら古い方)」を開き、「RP***」(*は数字)フォルダの、「問題なかったはずの日付」で更新されているフォルダを選んで開く
  5. 「Snapshot」フォルダを開き、レジストリハイブファイル5つをC:\Windows\Tmp フォルダーにコピー(移動ではなくコピー)、C:\Windows\Tmp フォルダを開き、元のレジストリハイブ名にファイル名を書き換える
  6. 再度回復コンソールで起動し、C:\Windows\Tmp フォルダのレジストリハイブをC:\Windows\System32\Config フォルダにコピー
  7. 再起動で通常起動
…といった感じになります。
繰り返しますが、素人は決して手を出さないでください。
実施する場合は、必ずマイクロソフトの情報を参照しながら、注意深く実施してください。

…無事起動するようになりました。

お客様のパソコンは、それ以前から起動に時間がかかるなどの不具合を抱えていたようで、何とか起動するようになったものの、時間がかかったりかからなかったり、起動時間が安定していません。
お客様の話を総合すると、どうやら今回の不具合は関係なさそうですので、とりあえず起動している今の間に、ネットにつながずに写真データなどをバックアップしておいて、早期のリカバリを提案しておきました。
データバックアップとリカバリになると、とんでもない時間がかかるのですが、お客様も時間があまりなく、バックアップするデータはご家族と選定しなおす必要があったため、今回はここまで。

全国で同様のトラブルに遭遇してしまった人、お気の毒ですが、今回のトラブルには、現時点では有効なツールは何一つありません。
この手の作業に不慣れな方は、できたらご自身での手動システム復元は避けた方が無難です。
ご希望の方は、出張作業全国対応の引取修理をお受けしておりますので、ご相談いただければと思います。

現状は、手動システム復元という対症療法しかできませんが、何か情報がわかり次第、追記および追記事にて情報をお出ししていきます。

●追記(2009/10/23)

東芝はこんな情報を出してます。

コンピュータウイルス「Torojan.Win32/Daonol.H」について :株式会社 東芝

日頃は弊社パソコンをご愛用賜り、厚く御礼申し上げます。

2009年10月15日頃から、マルウェアとよばれる「Torojan.Win32/Daonol.H」ウイルスが感染を広めています。 トロイの木馬型不正プログラムです。万一、感染した場合の症状と予防方法をご案内いたします。お手数ですが、ご確認いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

※名称はウイルス検索/駆除を提供している各ソフトメーカで異なります。
・ Torojan.Win32/Daonol.H
・ TROJ_DELF.WQD
・ Infostealer.Daonol
・ Lando

症状
主にWindows XPにおいて、起動時、Windowsのロゴが表示された後、マウスポインタのみとなり、その後の操作ができなくなります。
Windowsのセーフモードでの起動も出来なくなります 。

…ほほー、なるほど。で?
本件の症状が発生してしまった場合
コンピュータウイルス「Torojan.Win32/Daonol.H」に感染して、Windowsが起動できなくなったパソコンに対して、データや設定を残したまま復旧する有料サービスを準備しています。
詳細については、こちら をご確認ください。
…∑( ̄o ̄;
おおっ!「データや設定を残したまま復旧する」有料サービス?

コンピュータウイルス「Torojan.Win32/Daonol.H」感染からの復旧サービス 2009/10/26 受付開始 :株式会社 東芝

コンピュータウイルス感染からの復旧サービス
弊社では、コンピュータウイルス「Torojan.Win32/Daonol.H」に感染してWindowsが起動できなくなったパソコンに対して、データや設定を残したまま復旧する、有料サービスをご提供いたします。

以下の窓口で対応させていただきます。

東芝PC集中修理センタ
東芝PC工房

サービス内容
Windowsのレジストリファイルを復旧させ、正常起動できるようにいたします。お客様パソコンにインストールされたウイルスセキュリティソフトの使用が有効期間内であれば、最新のパターンファイルに更新を行います。

サービス価格

サービス価格: 7,350円(税込)

  • 東芝PC集中修理センタの場合、別途輸送費 2,520円(税込)を申し受けます。
  • このサービスはお客様パソコンのハードディスク内ファイルをアクセスします。あらかじめご了承ください。
  • お客様の環境により、復旧・駆除が出来ない場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • お預かりしたパソコンを調査した結果、症状の不具合がハードウェア故障で修理が必要な場合、お客様に ご連絡しご意向を確認した上で、修理を実施いたします。あらかじめご了承ください。
…∑( ̄□ ̄;  と、東芝すげー! やるなぁ…。

●追記(2009/10/24)

いろいろ調べていると、こんな情報が。

JRAレーシングビュアー サイト改ざんに関するお詫びとご説明 2009年10月20日 :株式会社中央競馬ピーアール・センター

平素はJRAレーシングビュアーをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、当サイトの一部ページが改ざんされ、下記期間にサイトを閲覧されたお客様がウイルスに感染した可能性があることが判明いたしました。
10月20日の13:00に危険を認識しサイトを緊急停止いたしました。現在はサーバ管理会社に調査依頼の上、悪意のあるコードをすべて除去し、サイト閲覧によるウイルス感染の危険がないことを確認しております。また、今回のサイト改ざんによる個人情報の流出はございません。 このたびは、多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

・感染したウイルス
 "Gumblar"または"JSRedir-R"(通称「GENOウイルス」とも呼ばれています)

・サイト閲覧によってウイルス感染の危険性がある期間
 2009年10月15日(木)18:00 ~ 2009年10月20日(火) 13:00

…∑( ̄□ ̄;

JRA????

10月15日から????

GENOウイルス????

なんかすべてがつながったような…。

●追記(2009/10/24) 2

確認してみたところ、今回のお客様はJRA絡みではありませんでした。
前回は…だったんですけどね。
ただ、お話をしている限りでは、いずれも怪しいサイトを巡回するようなお客様では決してありませんし、引き金となったのはどちらもごく普通のサイトだったことに違いはなさそうです。
JRAのサイトは不正改ざんだったわけですので、こうなると、

GENOウイルスに関して言えば、「怪しいサイト」の基準は、ないも同然

ということになります…おそろしや…。

●追記(2009/10/27)

もっと簡単な方法で復旧できる手順がありました。
富士通のサポート情報で公開されています。

Q&Aナンバー【0408-4161】[Windows XP] Win32/Daonolウイルスに感染したときの対処方法を教えてください。 :富士通 AzbyClub > サポート > Q&A

ややこしいので単純にすると、

  1. サポートCDで起動してコマンドプロンプトを起動
  2. 以下のコマンドを打ち込む
    • copy□c:\windows\system32\config\software□c:\windows\system32\
      config\software.daonol
      (万が一に備え、レジストリハイブの「software」を、名前を変えてコピー)
    • reg□load□HKLM\infected□c:\windows\system32\config\software
      (感染している「software」レジストリハイブを読み込み)
    • reg□delete□"HKLM\infected\Microsoft\Windows□NT\CurrentVersion\
      Drivers32"□/v□midi9□/f
      (感染ファイルの起動レジストリを削除)
    • ※ コマンド内の □ は半角スペースです。
        行が長いのでコマンドは折り返してあります。
  3. 右上のペケボタンか「EXIT」コマンドでコマンドプロンプトを抜けて再起動
こんだけ。アラずいぶん楽になったざーます。

ここでのポイントは、

「回復コンソール」ではなく、「CD-ROM起動でWindowsのコマンドプロンプト」を使う

ということ。
つまり、いつも使ってる、WindowsXPのCD-ROMとかXPの回復コンソール用CD-Rではダメなのです。
富士通の場合は、XPでも「コマンドプロンプト」を起動できる方法があるわけです。はい。

じゃ富士通以外はどーすんの?ということで、まぁWindowsPEとかのCD-Rとか作ればいいんでしょうけど、作成方法や権利方面でいろいろめんどくさいので、

Windows VistaのインストールDVD-ROMを使ってコマンドプロンプトを起動

というのが安全で確実っぽいですね。
現に、Vista起動DVDでコマンドプロンプトを起動して、この手法で回復できました。
ただ、DVD-ROM起動ができないドライブしかない場合や、ネットブックなんかだと…どうしましょ。

とりあえず、ウイルス対策ソフト大手は、すでに対応済みです。
ウイルス対策ソフトのパターンファイルなどが正常に更新されて、WindowsUpdateがかけてあって、Adobe関連が最新版になっていれば、最悪の事態には至らずにすむはず、ということ。

Win32/Daonol :Microsoft Malware Protection Center(英語)
TROJ_DELF.WQD 概要 :トレンドマイクロ ウイルスデータベース
Infostealer.Daonol 危険度 1: ほとんど影響なし :Symantec.com > セキュリティレスポンス

それにしても、シマンテックは「ほとんど影響なし」って…冗談きついぞ…( ̄□ ̄;

-----

現状は、GENOウイルスの対策としては、「Flash Player」「Adobe Reader」を最新版にアップデートし、Windows Update / Microsoft Update をきちんとかけて最新版にしておくことに加えて、ウイルス対策ソフトのインストールと最新版へのアップデートをしておけばいい、と思われます。
それですら完璧であるとは決して言えません。対策前の脆弱性への攻撃、いわゆるゼロデイ攻撃というものがあるからです。
とは言え、少なくとも「すでに対策が出ている弱点」を補強することで、先手を打って感染確率を下げることができるのは事実です。

くれぐれも、

「高性能な○○というウイルス対策ソフトが入っているから大丈夫!」という過信

だけはしないでおきましょう。
OSやアプリケーションにセキュリティホールがあったら、ウイルス対策ソフトがフォローできるとは限らないのですから。
(サービスパックの最低限度が決められているのはそういう理由もあるのです)
要は、

「セコムしてれば玄関の鍵はピッキング非対応でも全然大丈夫!!」という、とっても危険な感覚

と同じです。はい。

2009年10月22日(木) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ニュース, ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (19) | トラックバック (3)

2009年10月17日 (土)

ここはどこ?

これは、新規セットアップでお伺いしたお客様宅での模様。
パソコンは、ゲートウェイのデスクトップPCのVista。

いつもどおり、例によって例のごとく、箱から出して配線をしていき、最後にコンセントケーブルを接続してスイッチオン。
「最後にACケーブル」ってところがポイントですね。
配線が終わってもいない変なところでいきなり電源が入ってお手上げ、という事態を避けるためです。
まぁそれはそれ。

いつものように、しばらく待っていたら…Vistaの初期設定の最初の画面が。
もう3年弱もこの画面を見ているので、すっかり見慣れた画面…って、妙な違和感が…。

…え、ええぇっ!?

-----

そこに出ていた画面はコレ。

D10004661

国と地域が「北朝鮮」って…。

い、いや、作ってないっスよ?…そりゃ作ろうと思えば作れますけど…作ってないっスよ?
ホントにコレだったんですよ??

まぁ「北朝鮮」は見たことなかったんですが、大手メーカー製パソコンでも、時計がとんでもなく狂ってた、なんてこともない話ではありませんので、やっぱり初期設定の確認画面は水に流す…いやいや、見ずに流すのではなく、きちんと確認してあげないとダメですねぇ~。

2009年10月17日(土) ソフトウェア不具合関連, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年10月15日 (木)

プリンタが使えません。追加もできません。

こちらは引取修理のお客様。
DELLのデスクトップタイプで、XPパソコンです。

「プリンタが使えないんです。追加しようにも『プリンタの追加ウィザード』も起動しないんです」

よくよくお聞きすると、プリンタフォルダにアイコンが一つもないんだとか。
ウイザードも、起動しないというか、「反応しない」らしいです。

…うーん、制限ユーザーでもそういうことはないはずだけど…。
たとえばこんな感じ。

実戦テクニック/Windows XP 勝手にプリンタを追加できないようにする :日経トレンディネット

権限でプリンタの追加ができなくなるようにはできますが、権限が低いからってプリンタアイコンがなくなったりとかウィザードが起動しないとかは…。

とりあえず、最悪はリカバリなどになることをご了承いただき、送っていただきました。
はてさて、どんな感じでしょうかね…。

-----

送っていただいたパソコンを起動してみたら…。

パソコン自体の起動はすんなりしてくれます。
問題はプリンタ関係。
早速プリンタフォルダを開いてみる。

…見事に空っぽです…。

もしかして、プリンタば、なんもインストールしちょらんとですか?と聞きたくなるぐらい。
んなこたぁ~ない。

あとは、ヒヤリングの段階でお客様もおっしゃっておられた「サービス」が起動できない件も検証。

…確かに、コントロールパネルの「管理ツール」から「サービス」を探してみましたが…ない。
ここからでは起動できません。はい。

でも、マイコンピュータを右クリックしたら、「管理」という項目はあるのでクリック。
「サービスとアプリケーション」から「サービス」を開けばいいんですが…。

「スナップインが正しくインストールされていない可能性があります。」

とかなんとか。
うーむ…なんじゃこりゃ?

このエラーメッセージでいろいろぐぐってみるも、どうにもそれらしき情報が現れない。
それどころか、「スナップインを初期化できませんでした」というメッセージでのエラー事例がいっぱい出てきます。
「初期化できませんでした」じゃなくって、「正しくインストールされていない」なんですけど…。
あまりにも多いので、除外するために「-"スナップインを初期化できませんでした"」とやれば除外できるんですが…検索結果はどうにも芳しくない。これらのエラーメッセージからは、「サービス」が起動しない事例も、プリンタフォルダが空っぽの事例もほとんど出ないのだ。

うーむむむむむ…。

こりゃとりあえずチェックディスクだな。うん。
Cドライブからプロパティを開いて、エラーチェックをかけるべ。うん。

「アプリケーションを正しく初期化できませんでした(0xc0000005)。」

…( ̄△ ̄;

なんなんだこりゃ。

わけのわからん現象のオンパレードだな…。

とりあえず気になるのは…ノートンシステムワークス2002。

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ん~2002って…XPのSP3に対応してるの???

とりあえずシマンテックのサイトを見てみても、もうとっくに2002なんて消えうせてます…。
仕方ない、電話するか…。
シマンテックって、電話したら中国人の女性オペレーターが出るんだよなぁ…どうもなぁ…。

しぶしぶかけてみたら、やっぱり出た。中国なまりの女性オペレーターが。

「もうしわけありませんが、しすてむわーくすにせんには、えっくすぴーのさーびすぱっくすりーにはたいおうしておりません。いんすとーるしたけっかも、さぽーとがしゅうりょうしておりますのでかくにんできません」

あ、そーあるね。わかったあるね。
…とは言いませんでしたが、そんな気分でした…。

流暢に日本語をしゃべってくれるんですけど、どーしても違和感は残りますね。
これは日本語が母国語でない外国人である以上、どうしようもないですね。
日本人の英語だって、英語圏の人からすれば、なまってるようにしか聞こえないでしょうから。
でも、ごくまれに、まるで日本人のようにしゃべっている外国人にお目にかかることがあります。そんな人がいるもんだとホントにびっくりしますが。
まぁそれはそれ。

うーん、でもなぁ。
システムワークス2002がその原因かどうかというと…うーん、うーん、うーん…。

なんか行き詰った感が…。

改めていろいろぐぐってみたら…質問サイトの一つに「システムファイルチェッカーを使ってみたら?」と書いてあった。
ああ、そうか。
その手があったか。

システムファイルチェッカーとは、msconfig などと同じように、「ファイル名を指定して実行」で呼び出して使うコマンドです。
システムにとって重要なファイルをチェックして、修復してくれます。
System File Checkerの略なのでしょう、コマンド名は「sfc」です。
たいていの場合は、「sfc /scannow」という形で実行します。

Windows Tips「システムファイルチェッカーでファイル修復」 :ITmediaエンタープライズ

このコマンドは、元々あるはずのファイルがなくなったり壊れたりした場合に有効な場合があります。
あくまで「有効な場合がある」です。
このコマンド自体、実行しても、どれを修復しましたとか表示も記録もしてくれません。

システムファイルチェッカー自体は、Windows98からあった機能ではありますが、98の頃は、「sfc」コマンドでも実行できましたが、「システム情報」というGUIのツールから実行できていました。Meではmsconfigの中にありましたが、XPではGUIからは消滅しました。
たしか、98の頃は、修復するファイルを表示してくれていたはずなんですけどね。

システムファイルチェッカーで、システムファイルを指定して復元する方法 :121ware NEC

↑こんな感じで、特定のシステムファイルの抽出にも使えたりしていました。

関連:Windows 98 の起動時の問題のトラブルシューティング :Microsoft サポートオンライン

まぁ昔話はそれぐらいにして、今回はXPでの話。

システムファイルチェッカーを走らせていると…あれ?「WindowsXP Professional Edition」のCD-ROMを要求してきたぞ?
おかしいな…このパソコンは確か「Home Edition」のはずだけど…。

ぐぐってみると、どうやらそういうこともあるらしい。

sfc /scannow システムファイルチェッカーを実行してみた :Automatic

まぁ、アップグレード版ではありますが、一応Professional EditionのCD-ROMもありますので、それを入れてみたら、すんなり通った。
うーむむむむ…何のファイルを修復してるんだろ…。

一通り流れたところで、とりあえず再起動。

…治ってます。

プリンタフォルダを開いたら、きちんと元々あったプリンタアイコンが表示されています。
ためしに、ウチのネットワークプリンタを、ウィザードから手動で追加してみたら、問題なく追加されて、印刷もできるようになりました。
「サービス」も起動できますし、CHKDSK(チェックディスク)も問題なく動作します。

お客様に治った旨を連絡したら、

「治りましたか!…で、原因はなんだったんですか???

…( ̄△ ̄;

やっぱりそうきますよね。普通そうですよね。

ここでできる回答は、ぶっちゃけ「原因は不明ですが治りました」でしかないんですよね…。

こういう回答をしなければならないというのは、やはり困りますよねぇ。
再発防止策を提案できないわけですから。

「治ったからいいじゃん」では、本来ダメ回答ですよねぇ。

極端な話、リカバリならばさらに確実に治るわけではありますが、「治ればいい」というものではありません。

原因がわからなければ、再発する可能性だって否定できないのです。

私が安直なリカバリを否定するのは、こういうこともあるからです。
まぁ、よしんば「リカバリで完璧に治りました!」と言うのは簡単です。その程度は誰でもできます。
しかし、使い方の問題だとか、システムの問題だとかいった、根本原因がわかっていなければ、いくら完璧に治して返却しても、それは「治った」とは言わないのです。

どちらかと言うと、修理に出しているのですから、「治った」というのは当然の話であり、お客様にとって重要なのは、

  • なぜ壊れたのか
  • どうすれば再発しないのか
ですから。

リカバリする理由が「それで完璧に治るから」だけの業者には任せないでください。

なんかウイルス駆除などで「リカバリすれば完璧で早く治るのに、手間をかけて不完全な治し方をするな」みたいなことを言われたことがあります。

でも、

2009年1月24日 (土) 安直なリカバリのツケは高かった。

この事例にもある通り、

リカバリは、ほとんどの場合、リカバリだけでは問題の解決にはならないのです。

どちらかと言うと、リカバリ前の状態に戻すためのフォローの方が大変なのです。
リカバリそのものよりも、リカバリで消えてしまうデータや設定やセキュリティ修正のフォローおよびその準備の方が手間がかかったり気を遣ったりする場合の方がほとんどなのです。

それならば、リカバリしなくても治る方法を探って、単なるリカバリとどちらが現実的か?をきちんと判断する方がはるかに賢いですし、技量のある人間だからこそできることなのです。
ただし、なにも「リカバリをするな」と言っているわけでは決してありません。
データ救出などの観点で、とにかく使える状況にまで復旧させて、リカバリの前準備をしてからリカバリ、という手順を踏む場合もそれなりにあります。
言い方はアレですが、

誰でもがハードディスクをぶっこ抜いてデータ救出という手段が取れるとは限らない

わけですから。

閑話休題。
トラブル原因の話でしたね。

今回はまじめな話、全く原因不明です。
どのファイルを修復したのかもわかりませんので、どうしようもないですね…。
まぁ、少なくとも、メーカーも見放して動作保証もされていないノートンシステムワークス2002は早いところ捨てたほうがいいとしか言えません…。
トラブル解決のためのソフトではありますが、システムに深く食い込むソフトですし、それ自体が重すぎてトラブルの種になるということも否定できませんからね。なにしろメタボ体質時代の脳豚…ぃゃぃゃノートン先生ですから…。

まぁ、一応の解決はみてますけど、データなどのバックアップをしてからリカバリの方が確実だということをお伝えして返却です。

2009年10月15日(木) ソフトウェア不具合関連, ハードウェア不具合関連(プリンタ), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 印刷できない・印刷不良, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年10月13日 (火)

Microsoft Security Essentials 日本語版を8年前のパソコンにインストールしてみた。

さてさて、マイクロソフト純正品のウイルス対策ソフトの、Microsoft Security Essentials 日本語版がついに正式リリースされました。

以前にもOneCareという有料のソフトはありましたが、今回のソフトは、なんと言っても無料です!

しかも、いろんな情報を見る限りでは、どうやらかなり軽いらしい。

…ホントに?

それならば!ということで、WindowsMeからXPへアップグレードしてムリヤリ使っている、8年前のノートパソコンに入れてやろう!!

今回のターゲットは、NEC LaVie L LL800R/7

2001年5月発売で、モバイルデュロンの800Mhz、メモリは最大で384MB。
ネットは、LANポートがない(!)ので、PCカードの無線LANで11g接続。
ウイルス対策なしで、表示テーマをクラシックにするとか、LunaをOFFにするとか、いろいろやってようやく普通に使える程度の機種。
軽いと評判のフリーソフトをいくつか試してはみたものの、全然軽くもなく、1年ごとに登録をやり直す必要があるものもあったりで、なんかイマイチ。
さて、Microsoft Security Essentials 日本語版はどうなんでしょう?

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ダウンロードして早速インストール。

最低メモリ容量は256MBということもあり、384MBなのでとりあえず環境はOK。
一通り問題なくインストールはできましたが…さて、どんな感じでしょうかね?

アップデートやスキャンは、やはりそれなりに負荷がかかるものの、とりあえずその辺をやり過ごしてアイドル状態を確認したところ…。

タスクマネージャの状態

なんかかなり普通です。

あちこちサイト表示をしてみても、遅さは前からではありますが、インストール前に比べれば、それほどストレスがない。
動画も普通に表示されます。
たまーにつっかえますが…。

漢字変換でもたつくわけでもなく、ブログの編集も普通にできます。
なんかかなり良さげでない??

とりあえず、これでしばらく使ってみることにします。

次のターゲットは…2000からXPへアップグレードして使ってる、最大256MBしか積めないVAIOノートだ!!
ウイルスセキュリティZEROをインストールして使ってるんですが、最近なんかウルサイんです。

Vs_7_1013_01

来週22日、マイクロソフト社から新OS Windows 7が発売されます。
本製品をWindows 7対応版にしたい方は、今なら期間限定特典をご利用いただけます。
下の「対応方法はこちら」をクリックしてください。
…うるせーバカヤロー!!

…とは言いませんが、そんな気分です…。

どうせ7未対応だよ。そもそも256MBのパソコンにWindows 7が使えるかっちゅーねん。

…いや、使える…の…かも?
案外使えたりして…。

2009年10月13日(火) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ニュース, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (11) | トラックバック (0)

2009年10月11日 (日)

ダイナブックだとNTT「セキュリティ対策ツール」でつながらない。

こちらはダイナブックの新規セットアップのお客様。
いつぞや別件で問題のあった、64ビット版Vistaと32ビット版Vista両対応の同系列機種です。

2009年9月 7日 (月) 64bitなの?

イヤ~な予感がしつつもお伺いです。

とりあえず初期セットアップはつつがなく終了。
こちらのお客様の回線は「フレッツ光プレミアム」なので、NTT西日本が提供している「セキュリティ対策ツール」をインストールすることになります。

お客様がお持ちのCD-ROMは4年ほど前のものでしたので、ダウンロードページから「フレッツ・光プレミアム 各種ツール 最新バージョン」をダウンロードして使いました。
意外と古いCD-ROMをお持ちのお客様は多いですし、そもそもCD-ROM自体を紛失されている方も多いので、しばしばこちらを使います。

さて、インストール完了でアップデートを…って、んんんっ?

ネットワーク切れてますがな…。

無線ならまだしも、LANケーブルでっせ…なんで???

-----

現象から言えば、以前に対応した現象に非常に似ています。

2007年4月25日 (水) VistaだけIPアドレスが取れません。

2008年4月 1日 (火) ウイルスバスター2008を入れたらインターネットにつながらない。

今回の「セキュリティ対策ツール」はVer.17で、画面構成から言えば、ウイルスバスター2009ベースのソフトのようです。
先の2つの記事のように、ローカルエリア接続のプロパティを開いてみたら…やっぱりありました。

Trend Micro NDIS 6.0 Filter Driverが。

前例にそって、コレのチェックを外してみたら…つながります。

はい、セキュリティ対策ツールが犯人で確定ですね。

こうなるともう、セキュリティ対策ツールのコールセンターへ電話するのが解決の早道です。
例によって、電話はスピーカーホンにして、つながるまでの我慢比べです。

つながった。

「その現象は…パソコンの機種は?…ああ、ダイナブックですか、やっぱり

…∑( ̄□ ̄;
え?「やっぱり」なんですか???

「はい、ダイナブックの特定の機種でそういう現象が出ています。修正をダウンロードしてみてください。サポート情報のトップページから [200219] 番で検索してみてください」

…( ̄△ ̄;
ダイナブックの特定機種ですか…。そうですか…。
サポート情報の番号まで明確で…。なるほどねぇ…。
規定のトラブルだってことですね…わかります。

大量のデータパケットを受信中に、ネットワーク接続が切断される事象について :セキュリティ対策ツール サポート情報 | NTT西日本

一部のパソコンにインストールされているセキュリティ対策ツールにおいて、映像配信サービスなどファイアウォールドライバが大量のデータパケットを受信中に、ネットワーク接続が切断される事象を確認しております。

この問題を回避するための修正モジュールをご用意しましたので、該当するお客さまは、適用をお試しください。

…サポートの人は明確に「ダイナブックの特定機種」と言ってましたけど…。
ある程度わかってるなら、明確に書いてくれよ…これじゃ普通にぐぐっても引っかからないでしょ…。

ええ、おっしゃるとおり適用しましたとも。
すんなり解決してしまいましたとも。ええ。

結論:
64ビットと32ビット両対応のダイナブックには気をつけろ。

…もうね、この機種ね、勘弁してほしいです…。

2009年10月11日(日) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年10月 9日 (金)

リカバリ時・初期セットアップ時に気をつけなければいけないこと。

こちらはパソコンの不調でリカバリをされたお客様。

「リカバリしたのはいいんですけど、うまくいかないので診てもらいたいんです」

…「うまくいかない」とは?

「変なエラーで先に進まなくて。先に進んだとしても、メールとかネットとかの設定に不安があるので、いずれにしても診てほしいんです」

…まぁそういう話ならお伺いしますけどね…。

あらかじめわかる情報は仕入れておきたかったんですが、こりゃ何かあっても現地対応ですね…。
たいてい現地対応ですけどね。
以前にお伺いしたことのあるお客様ですし、ネット回線があるのでなんとかなるでしょう。

お伺いしてみたら…。

「ほら、こんな具合なんです」

と電源を入れてくれたNEC LaVieのVistaノートの画面は…。

ブルースクリーンじゃないですか…。

こらまたキッツイですねぇ…。

-----

ブルースクリーンが吐き出したエラーは、「STOP:0x0000007E」(略してSTOP:0x7E)で、「USBPORT.SYS」の問題らしい。
(また出ると思って写真を撮ってませんでした…しまったなぁ)

とりあえず、ハードディスクアクセスランプが点滅していないのを確認して、電源ボタンの長尾氏…じゃなくてーIMEのばかー、長押しで電源を切りました。

USBねぇ…。

リカバリ直後でしょ…。

ふと見ると、付属のUSBマウスがちょこんとくっついてました。

コレ、抜きましょう。

「え~?マウスが壊れてるとか?」

…うーん、NECの場合、一応、説明書には、USBマウスを取り付けるタイミングは、「ここで一段落」と書いてある、

「Vista自身の初期セットアップが完了したタイミング」(ウェルカムセンターが表示されるところ)

になってます。
たとえば、

http://121ware.com/e-manual/m/nx/lv/200801/html/ll370lg.html

ここにある説明書PDF群の「準備と設定」というマニュアルの、第3章「セットアップを始める」の終わりごろの「ここで一段落」、「起動時に実行します」のチェック項目のない「ウェルカムセンター」が表示されるところの次、ここで初めて「マウスを接続する」となっています。
(今回のNECのVistaノート「LaVie」と同時期のパソコンは、ほとんどはこの説明書とほぼ同じです)

それに、こういうトラブルの際の基本は、「とりあえず外せる物はすべて外してみる」なんですよね。
マウスがなくても、ノートパソコンですので、タッチパッドでいいのですから。

USBマウスを抜いて、再度パソコンの電源をON。

何の問題もなく、Vistaの初期画面が出ました…。

初期も初期、表示言語を選ぶ画面です。
同意事項をチェックしたり、時間帯の地域や日時の設定など、Vista自身の初期セットアップを片付けて、メーカー独自の設定を完了させて、説明書の「ここで一段落」の部分までスムーズに行きました。

説明書どおり、ここで改めてマウスを接続。
今度は問題なしです。
マウスが壊れていたわけではないようです。

一応、再起動はしてみましたが、何の問題もなく起動します。
おそらく、一時的なものだったのでしょう。

残りのセットアップを片付けて作業完了です。

-----

この記事を書くにあたって、改めて検索をかけてみたら、

Windows Vista ベースのコンピュータをスリープ状態または休止状態から再開すると問題が発生することがある :Microsoftサポートオンライン

どうやら、スリープ状態または休止状態から再開すると、今回のSTOPエラーに加えて各種の問題が発生することがあるようです。
最終更新日が2007年10月8日であることを考えると、VistaはVistaでも、SP1の前ですね…。
今回のパソコンは、Vistaの比較的初期のものですので、リカバリするとSP1以前の状態になりますから、USBマウスを最初から取り付けてリカバリしたところ、うっかりスリープになってしまったところブルースクリーンを食らった、ということが予想されます。

結論:
リカバリを含む初期セットアップ時には、メーカー製PCの場合、説明書に指示のない周辺機器はつながない。

付属品のマウスも含めて、LANケーブル、プリンタも同様ですね。
リカバリの場合は、特に要注意です。

ってか、「うっかりつないでたらどんなトラブルが予想されるか」を書いておいてほしいものです…。

2009年10月09日(金) ソフトウェア不具合関連, ソフトウェア不具合関連(リカバリ), ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 7日 (水)

ウイルス対策ソフトを入れたのに…。

こちらはVistaの新規セットアップのお客様。
ケーブルテレビ回線をご利用ですので、この地域はZAQですからマイシールドというアンラボのV3ベースのウイルス対策ソフトが無料で使えます。

ZAQセキュリティ - マイシールド :ZAQ

無料なので、とウイルス対策をお勧めしたところ、二つ返事で「入れておいてください」とのことで、早速インストールです。

…っとその前に、既存のプリインストールのウイルス対策ソフトを必ず外しましょう。
マイシールドは、既存のソフトの自動アンインストールどころか、何か入っているかどうかのチェックすらしてくれません。
最近の大手ウイルス対策ソフトには、ほとんどはそういう機能があるため、同じようにしてくれるだろうと油断していたら、きっちり多重インストールになったことがありました…要注意です。
でも、考えようによっては、ケーブルテレビ回線はルーターなしだとグローバルIPを割り振ってくるので、後から外す方が安全なのかもしれませんが…。

ケーブル回線の利用者IDとパスワードを入れて、インストールを進めていきます。
とりあえず特に引っかかることもなくインストール完了です…が!!

マイシールドのアイコンの横に、セキュリティセンターの赤いペケ印の楯のマークが。
吹き出しが出て、「マイシールドが最新の状態ではない」とかなんとかおっしゃってます。

「スマートアップデート」で最新版にアップデートをかけました。
でも、やっぱり吹き出しが出ます。
な、なんで?

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セキュリティセンターを開いてみると、なぜかファイヤーウォールが無効です。
いや、Windowsファイヤーウォールは無効だけど、マイシールドのファイヤーウォールは有効にしてるぞ?

さらに、「マルウェア対策」の項目は、「設定を確認してください」ということで赤くなってます。

マイシールドは有効になっていますが、Windowsセキュリティセンターへの状態報告がサポートされなくなった形式によって行われています。プログラムの自動更新を行うか、プログラムの製造元に問い合わせて、更新されたバージョンを入手してください。

って…はぁ??
最新バージョンにしたっちゅーねん!!
何が不満やねん!!

こういう時はサポート情報。

会員サポートQ&A マイシールド :ZAQ

ぱらぱらと項目をたどっても、該当する情報は見当たらない。
うーむむむむむ…。

悩んでいても仕方がない。
こういうときはサポートへ聞いたほうが早い。

…でまた、これが例によってなかなかつながらない。
保留メロディが流れてますが、スピーカーホン状態で放置しつつ、さらにあれこれ探る。
そうこうしている間につながったので聞いてみたところ…。

「ああ、その現象はWindows Vista SP1の一部環境で発生することがあります」

…は?
そんなことどこに書いてます?Q&Aを探しても書いてませんでしたけど?

「えーとですねー、ZAQのトップページにお知らせのリンクを掲示してますので、とりあえずトップページを出してみてもらえます?」

ということで、ZAQのトップページを出してみた。

∑( ̄△ ̄;
うわっ、お知らせの項目に、確かに書いてある!!

(ちなみに、ZAQの会員向けトップページはZAQ回線でないと表示できないようになってますので、他の回線の人では見れません)

お知らせのリンクをクリックしてみたら…。

マイシールドがセキュリティセンターで認識しない現象が発生中 ZAQケーブルインターネット接続サービス/インフォメーション :ZAQ

2009年7月14日(火)より、マイシールドご利用の一部のお客様におきまして、
マイシールドのエンジンバージョンが最新の状態にもかかわらず、
「Windowsセキュリティセンター」で認識されず、「マルウェア対策」の項目が
「設定を確認してください」といった状態になる現象が発生しております。

なお、この症状は、Windows Vista SP1をご利用のお客様でかつ、7月14日に実施されたWindows Updateを適用された環境において発生しております。

・他社のセキュリティ製品でも発生しております
・Windows Vista SP2では発生しておりません

※ソフトウェアのアップグレードについてはパソコンメーカーにご相談ください。

(中略)

【表示される警告内容】
「マイシールドは有効になっていますが、Windowsセキュリティセンターへの状態報告がサポートされなくなった形式によって行われています。プログラムの自動更新を行うか、プログラムの製造元に問い合わせて、更新されたバージョンを入手してください。」

なお、上記のメッセージが表示されていてもマイシールドのリアルタイムスキャン機能やウイルス検知機能等、マイシールドの機能は動作しております。

※ 文中の赤文字は原文どおり

なるほど。
この文面で読み取れるのは、

マイシールドが悪いのではなく、他でも起こってるから、マイクロソフトのチョンボだよ

と言いたいらしい。
どうなんだろうなぁ。
サポートの人は、「SP2にアップデートすれば問題は出ません」とのこと。
うーむむむむむ…。

ウチではSP適用は追加料金を取ってますので、お客様にはその旨を説明し、ご自身で実施されるのでしたら、VistaのSP2はそれほど大きな問題もないので、WindowsUpdateでかけても(時間はかかりますが)おそらく大丈夫でしょう、不安があれば一応パソコンメーカーに問い合わせてみるのがいいでしょう、とお伝えしてこのままで完了となりました。

しかしまぁ…マイクロソフトもこんな仕様変更をしてひどいと言えるけど…。
どうもなぁ…。

2009年10月07日(水) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 初期セットアップ関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年10月 5日 (月)

Cドライブの空きがありません。

こちらは、「Cドライブの空きを増やしたい」というご依頼。

パソコンは、NECのVersaProで、5年ほど前に集団購入で買ったもの。
CPUはPentiumMで1.4Ghz、メモリは拡張して1GBですので、性能的にはまったく問題はありません。
しかし、よくよくお聞きすると…なんとCドライブは10GBしかありません。
で、空き容量はたった4MBほど。

よく今まで使えてましたねぇ…。

セキュリティの更新などで失敗するのでおかしいなと思って調べたらこうだった、とのこと。
マイドキュメントなどのデータをDドライブに移行してはみたものの、後から後から自動で入ってくるセキュリティ更新のせいで、空けても空けてもすぐに詰まってしまうんだとか。

うーむむむむむ…。

-----

はっきり言えば、

WindowsXPを10GBしかない起動ドライブで使うにはかなり無理があります。

実は、ウチの家族用のパソコンで、つい先日、同じトラブルに見舞われたのです…。

それまではWindows2000でiTunesを使ってたのですが、数ヶ月前に末っ子が新しいiPod nanoを買ったのを機に、XPに切り替えたのです。
音楽データは別のハードディスクに置いていたので、起動ドライブのみ差し替えたのですが…たまたま手元にあまっていたのが10GBのHDDのみ。
XPをインストールしたまではよかったのですが…。

「おとーさん、『ハンゲ』インストールしてほしいんだけど」

「ハンゲ」とは、ハンゲームのことです…。
その中の、とあるMMORPGのインストールをリクエストされたので、管理者権限でインストールをかけてみた。
(家族が使うアカウントは制限ユーザー。当然の措置です)

…途中で止まりました…空き容量がないんだそうな。

よくよく見たら、ダウンロードファイルだけで1GBを越えている。

なんじゃそら… ( ̄△ ̄;

こりゃHDDを大容量のに引越ししないとダメだな。

「えー!いつできるん???」

…そのうち。

「ぶーぶーぶーぶー…」

なんかブーブーゆーてますが、ゲームさせない格好の理由なのでしばらく放置です(笑)。
iTunesは、データは別ドライブなので、使用にはまったく問題ないので。

まぁそんな感じの話。

たまたま同じくCドライブが10GBのハードディスクとのことで、そういう状況なのを体感していたので、おそらく余分なファイルはほとんどないことでしょう。

でも、とりあえず実機を見ないことにはなんとも言えません。

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お伺いしてみたら…やはりギチギチの状態でした。
かなり余分なソフトをアンインストールするとかしてありましたし、容量不足のため「システムの復元」機能も無効になってました…。

うーん…フォントを減らすとかいろいろできなくもないけれど、さすがに10GBでは、マニア並みのダイエットをかけなければ、普通の人が普通に使える状態には決してならないでしょう。
必死でダイエットをかけたところで、どうせセキュリティ更新やウイルス対策の更新がかかるので、すぐにいっぱいになってしまいます。

ここはHDD引越しで容量アップしかないでしょう。

そういう話になると、とりあえず引き取り作業です。

メンテ用のPCで、リムーバブルケースを装備した引っ越し仕様のを用意してます。
いわゆるハードディスクデュプリケーターみたいなものです。
毎日のようにそういう作業があるなら、それなりのいい機械を買えばいいのですが、残念ながらそこまで頻繁にない作業のためにコストをかけられませんから、そこそこのスペックのPCと、HDDクローン作成ソフトを使っています。
改造サイトなどでいろいろ調べたら、今回のノートPCはBigDrive(120GB以上のHDD)でも認識はするようですが、まぁ一応安全をみて80GBのドライブを用意しました。
今回のお客様のご利用形態は、あくまでも動画を含むネット閲覧とメール程度のものなので、容量的には問題はないはずです。
マイドキュメントの指定をDドライブへ移す設定はお客様の方ですでにやってあるぐらいですし、特にあれこれプログラムを追加される予定は無いようですから、Cドライブは30GB、Dドライブは40数GB、リカバリ領域は2GBちょっとと区画配分をして、移動開始です。

移動完了して、早速元のノートPCに戻して動作確認。
…どうやら問題なく起動します。

一応ベンチマークを比較してみました。
Cドライブは全く空きが無かったので比較できませんでしたが、とりあえずDドライブで比較してみました。

Vy14f_old Vy14f_new

左側が古いほうで、右側が新しいほう。
スピード的には、単純にほぼ倍増ですね。
これだけではなんとも言えませんが、Cドライブ自体は余裕がかなりできたので、おそらく体感的には相当速くなることでしょう。
起動もそれほどストレスがないですし、これでまだまだ使える、という状態になりました。
ネットに接続してみると…ものすごい勢いでアップデートを取り込んでいます。
ウイルス対策ソフトも、ガンガンアップデートしてます。
何度か再起動の末に、最新版の状態になりました。
それでも空き容量は半分以上残った状態です。これで大丈夫でしょう。

抜いたハードディスクは外付けケースに納めて、つないだらきちんと認識される事を確認して、いよいよ納品です。

空き容量の問題がかなり改善できているのと、起動速度や利用時の体感速度もストレスが低減できていますので、お客様にはご満足いただけました。
作業的には、単純にハードディスクを大容量に引っ越ししただけですから、何の問題もなく元通り接続できていますので、いたって短時間で納品は完了です。

-----

それにしても、この手のハードディスク引っ越し作業は、なかなか微妙なところです。
最近は、ネットブックと呼ばれる端末も安くなっていますので、手間をかけるよりは新しい端末を買う、という選択肢も意外と現実的な場合があります。
でも、もともと使っている「使い慣れたパソコン」が引き続き使えるに越したことはない、というメリットはそこそこ大きいですから、買い替えよりも安いなら…という需要はあるようです。
普通の人の感覚では、やはり「使えるものを捨てる」というのは馴染まないことも多いです。

今回の「換装」では、実際のところSSDへの換装も選択肢としてないわけではなかったのですが、そもそものご要望が「容量不足」でしたので、リーズナブルなMLCのSSDを搭載するにしても、容量不足を解消するには、HDDに比べればかなり高価になりますから、それこそネットブックへの乗り換えの方が現実的と言えます。
今年初めに比べればSSDも出回り始めて価格も下落傾向ですが、起動ドライブとして充分な容量として数10GBを得るにしても数百GBのHDDの数倍もするようでは、HDDほどの潤沢な容量を確保するのは難しいので、まだまだSSDはマニアのおもちゃの領域を出ていません。
価格と容量の両面において、よほどのブレイクスルーがない限り、ここ1~2年程度で「メーカー製デスクトップででもSSD」はありえないでしょう。
まぁ、「水冷」みたいな話題性を求めた機種はアリかも知れませんが、デスクトップでではSSDのメリットである「静音性」「耐衝撃性」はメリットとはなり得ないですし、転送速度にしても、水冷ほどわかりやすくないだけに、現段階では性能差よりも価格面でのデメリットの方が大きいでしょうから、デスクトップででは一般向けモデルでのSSD採用はしばらくないと考えるのが自然だと思われます。

早くその「ブレイクスルー」が訪れてほしいものです。

2009年10月05日(月) ソフトウェア不具合関連, データ救出・バックアップ, ハードウェアアップグレード関連, ハードウェア不具合関連(ハードディスク), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年10月 3日 (土)

Windowsメールのアドレス帳で「新しい連絡先」の追加ができない。

こちらも別件のついでで質問されたもの。
パソコンは、WindowsVista搭載のメーカー製パソコン。

「なんだかいつからか、アドレス帳で新規追加ができなくなったんだけど」

…へ?

そんな…アドレス帳を開いて「新しい連絡先」をクリックすれば…って!!

Wmaddress02
(これは私の環境での再現映像です)

ねぇっスよ…。

いやまぁ、この状態からでも、空白で右クリックから「新規作成」を選べば、確かに「連絡先」という項目は存在しますが、普通は、

Wmaddress04

こんな具合に、きっちりボタンを押せるようになってるんですが…。

おかしいなぁ…。

-----

とりあえず、結果から言えば、ぐぐったら比較的すぐに見つかりました。

アドレス帳に「新しい連絡先グループ」が表示されない(Windowsメール)【動画付】 :SHARP

手順を引用しておきます。

  1. [スタート]ボタンをクリックし、「すべてのプログラム」-「Windows メール」の順にクリックします。
    Windows メールが起動します。
  2. 「ツール」をクリックし、「Windows アドレス帳」をクリックします。
    アドレス帳が起動します。
  3. 「整理」をクリックし、「プロパティ」をクリックします。
    「アドレス帳のプロパティ」画面が表示されます。
  4. 「カスタマイズ」タブをクリックします。
  5. 「フォルダの種類」欄の「次のフォルダの種類をテンプレートとして使用する」の[▼]をクリックして、「連絡先」を選択します。
  6. [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。

以上の操作で、アドレス帳に「新しい連絡先グループ」などを表示することができます。
…リンク先にも同じ映像がありますが、

Wmaddress03

こんな感じ。

一発で治ってしまいました。

それにしても、Windowsメールのアドレス帳の仕様というのは、つくづく変な仕様です。
OutlookExpressの「アドレス帳」は、OutlookExpressの一部として、それなりの管理ができるアドレス帳として作られていましたが、Windowsメールの場合は、Windowsメールだけの「アドレス帳」というわけではないのです。

「アドレス帳」という名前ですが、Vista管理下の特殊なフォルダに過ぎないわけです。

今回は、何かのはずみに「すべての項目」という設定になってしまったがために、普通のフォルダと同じになってしまっただけだったようです。

だったら、他のフォルダも「連絡先」になるのか?と思ったら…他のフォルダではプロパティの同じ項目を開いても「連絡先」という項目はありません。
どうも普通のフォルダと同じ表示設定になっていても、アドレス帳はアドレス帳、ということらしいです…。
Vistaの「Users」フォルダは、いろいろと特別な作りになっているようですね。

ってか、それなら「連絡先」以外のいらん選択項目をつくらんでもらいたいです…。

だいたい、アドレス帳フォルダを「ミュージックアイコン」とかにしたら、音楽の再生でもできるんか?ということでやってみた。

Wmaddress05

「すべて再生する」をクリックしたら、きっちり再生されました。

ちゃらり~鼻から牛乳~…とかなんとか。
ってか、アドレス帳に音楽ファイル入れてどないすんねん。意味ねー。

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それにしても、MicrosoftTechNetでコラムを書いてるラムさんも書いておられますが、

Windows 7 のメールソフトは? :世の中は不思議なことだらけ

Windows7はメールソフト非搭載です…Vistaでは退化した挙句に7ではなくなってしまうんだとか。迷惑な話です。

私は仕事でお客様のパソコンのセットアップをするぐらいですのでそれほど問題ありませんが、初心者の方に「メールソフトは自分で選んでね~場合によってはダウンロードしてね~」は酷な話です。

まぁ、初心者の方が買われるパソコンは、たいていはMS-Officeプリインストールでしょうから、少なくともOutlookは入っているので、そちらを使うことになるのでしょうけど、Outlookはメールだけのソフトではありませんし、Windowsメールからの乗換えとなると、初心者にはちょっとハードルが高くなりそうです。
それに、私が請けている委託案件では、ダウンロードやソフトの追加作業は、追加料金になる場合がほとんどですので、初心者ユーザーの方でメールソフトを使われる方は、ちょっと面倒なことになりそうです。

とはいえ、最近ではYahoo!メールなどのWebメールを使われていたり、そもそもパソコンでメールをしないでケータイだけで済ませる人も多いようです。

でもなぁ…だからって、これでいいのかなぁ…。

2009年10月03日(土) 定番トラブル, ソフトウェア不具合関連, ソフトウェア不具合関連(設定不良), パソコントラブル, パソコン・インターネット, メール送受信関連, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (12) | トラックバック (0)

2009年10月 1日 (木)

「筆まめに保存してます」?

こちらはデータ移動のご依頼。
新しいパソコンを買ったので、セットアップとデータ移動です。
こういう依頼はかなり多いです。
まぁ当然といえば当然なんですけど、問題はその移動するべきデータ。

ちょくちょく「前のパソコン?古いパソコンなんだよねぇ。少なくとも10年は使ってると思うんだけどね」と言われて、出てくるのはWindowsXPのパソコンだったりします。
残念ながら、XPの登場からは、まだ7年しか経ってないんですよねぇ…。

今回のお客様のパソコンは、なんとWindows98。
正真正銘、もう10年も使い込んでいるパソコンです。
よく壊れずに今まで使えていたものです…。

「特に大事なデータは、デジカメの写真と筆まめに保存している住所録データなんです。筆まめは移動できるんですよね?」

…あー、えー、そのー、それは筆まめに保存されているわけではないんですけど…。

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まずはデータ移動の基本から。

主な項目としては、

  • 「マイドキュメント」内のデータ
  • デジカメ写真データ
  • 住所録データ
  • インターネットの接続設定(PPPoEの場合)
  • インターネットの「お気に入り」
  • ブラウザのクッキー情報
  • メールの接続設定
  • メールのメッセージデータ
  • メールのアドレス帳
といったところ。

前半3つは、最近のXPパソコンなどではマイドキュメントに集約されている場合が多いですね。
この辺の解説は、以下のサイトで結構詳しく書かれています。

パソコンのお引越し ~パソコンを買い替えたときの各種設定とデータ移行方法~ :BIGLOBE会員サポート

しかし、ここではせっかくマイクロソフトが用意してくれている、とても便利なWindows転送ツールを使っていないのが残念です。

ファイルと設定を転送する : よく寄せられる質問 :マイクロソフト

ユーザーアカウントの設定としてスクリーンセーバーや壁紙など、意外と細かい設定の転送もしてくれる優れものです。
このツールは、おそらく個人の趣味レベルで使っている人では、何台もパソコンを使ってきた人でも、ほぼ使ったことがないでしょうし、人に教えられるほどにはならないと思います。
かなり便利なんですが、いかんせん一人当たりの「使われる回数」が少なすぎるので、あまり知られていないのが残念なところです。

まぁ、共有フォルダ作成とネットワーク共有を利用するのも基本といえば基本ですが、特にXPとVistaとか、VistaとVistaとかでは、かなりハードルの高い作業になるのも事実なのです。
ユーザー分けをしていたりすると、そう簡単にネットワーク共有ができない場合も多いですから。

まぁそれはそれ。

今回はWindows98ということで、残念ながらWindows転送ツールは使えません。
しかも、ADSLや光ファイバーを使っておられなかったため、LANポートがありません…。
USBで転送しようにも、たった一つしかないUSBポートは、時期を考えても、2.0であろうはずもなく、とてもじゃないですが、大量のデータ転送には不向きです。
そもそもUSB転送ケーブルがあったとしても、ソフトが対応しているかどうか…。
USBメモリも、Windows98に対応したドライバが用意されていることが大前提ですし、転送速度にも不安が残ります。

うわ~…今時そんな環境が…とは思いましたが、お客様の使い方からすれば、インターネットは使わずに、住所録の印刷がメインだったりすれば、そういう事態もない話ではありません。

で、問題はそのデジカメ写真データと住所録データの場所です。
この時期のソフトは、住所録のデータがマイドキュメントにないため、マイドキュメントだけをコピーしてもダメなのです。

これは一度痛い目にあったこともあり、確認を強化している部分ではあります。
「マイドキュメントだけでよろしいですよね?」と確認していたにもかかわらず、後日「住所録がない!」と言われてお伺いしたら、ソフトの仕様によってマイドキュメント以外のどこかに保存されていた住所録データが必要だったそうで。
たまたま50件程度だったので、はがきの束から住所録を打ち込み直させていただいて事なきを得ましたが…。
それ以来、データ移動に関しては、「その時に移動先になかったデータは、後で言われても追加作業で有償になります」「移動したデータの完全性と全て揃っているかどうかの保証は一切いたしません」とお伝えするようにしています。
現実問題、数千枚の写真データが全て揃っているかどうかとか、数100本の動画データが全て問題なく再生できるかどうかなんて、その場で確認なんてできるわけがありませんし、そもそも元データが完全であったかどうかの確認すら難しいですので。

今回の住所データは数100件。
コピーするデータとしては大したことのない量ですが、「手で打ち込め」と言われたら死にそうなデータ量です。

住所録データは、決まった拡張子があるので、それを検索すればすぐに見つかります。
筆まめの住所録の場合は、拡張子は「fwa」ですので、検索で「*.fwa」のファイルを探し出せばOKです。
基本的には、「C:\Program Files\Creoapp\Mamew**」(最後の**は、バージョンの数字)にある「Users」フォルダ内に置いてあるのが普通のようです。
ついでに言えば、文面は「fwb」。たいていは同じフォルダに収まっているようです。
しかし…バージョンが変わっても、住所録データは前のを引き継いだり、新規作成したものは新しいバージョンのフォルダに作成されたり、実にまちまちな状態になってました…。
3つほどのバージョンがインストールされていたりすると、正直なところ、「なんじゃこりゃ?」といいたくなるようなカオス状態です。
XPあたりから保存先がマイドキュメントに集約されるようになったのは大正解です。

しかし…こうなる前に、保存されるフォルダとかが、保存先フォルダとして表示されているはずなんですが…。

「いいえ~?そんなこと気にしたこともありませんよ?」

…うーん、そんなはずは…。

とりあえず、いつもどんなふうに住所録を開いていたのかを実際に操作してもらいました。
これ、重要です。
こちらが思い込んでいる操作と、お客様が普通だと思っている操作とは、えてして違う場合がかなり多いのです。

筆まめをダブルクリックで起動するところまでは普通でしたが…。

あっ!!!

お客様がクリックしたのは、「以前開いたファイル」というボタン。
そこには縦一覧でファイル名しか出ませんので、それがどこにあるのかとか、一切意識しなくて済むようになっています。

「私はこれでしか開いてないので、筆まめに保存されていると思ってたんですが」

そうか、それで…。

ExcelやWordでも同じ事を言う人がかなり多いのは、そのためだったんですね…。

ExcelやWordの場合は、ファイルメニュー(2007ではOfficeボタン)を開けば、最近使ったファイルがずらりと並ぶため、保存したファイルがどこにあるとか、意識する必要がないのです。
ExcelやWordしか使わず他の人とデータのやり取りをほとんどしなかったりすると、

ExcelやWord 「に」 保存する

という感覚になってしまうわけです。
データ移動で、「ExcelやWordも移動できる?」としばしば聞かれます。
「ソフトは移動できません。ExcelもWordも新しいパソコンにありますから」と言うと、
「いやいや、移動できないと困るんだけど」と返されて、異次元空間のひずみを体験することもしばしば。
正しくは、

ExcelやWord 「で」 保存する

ですよね…。

まぁそれはそれ。

移動すべきデータが明確になったところで、今回はとりあえず古いパソコンのハードディスクを取り出して、IDE→USB変換ケーブルを使って新しいパソコンに接続して、無事目的のデータを移動できました。

さらっと書いてますが、この作業は、普通の人では、パソコンの自作に慣れている人でもないと、そう簡単にはできませんよね。
たいていは、パソコンのふたを開けるところで挫折しますし、ハードディスクを見たことのない人では、どれがハードディスクかすらわかりませんし、それを取り出すための分解すら難しいでしょうし、見慣れないコネクタの扱いにも困ることでしょう。

とりあえず、データの引っ越しに伴い、「筆まめ 『に』 保存する」という感覚ではダメですよ、あくまでソフトはデータファイルを作るためのものですよ、と改めて解説させていただきました。

これからはインターネットもお使いになるのですし、新しくVistaパソコンをお使いになる上では、Windows98とはかなり違う操作になってくるわけですから、改めてパソコン教室に通われる事をお勧めしておきました。

で。

今月はWindows7が発売されるわけですが、

「知り合いには、新しいWindowsが出るのを待ってからの方がいいんじゃない?とは言われたんですけど、どうだったんでしょうね?」

とも聞かれてしまいました…。
いや、私は販売の立場ではありませんので、今頃言われても…。

ただ一つ言えることは、

新しいOSが出ても、初心者は絶対に1年以上待ってから買うように

ということ。
いきなり新発売のWindows7搭載機種を買う「初心者」は、「たまたま」だったり、「わざわざ待って」だったり、いろいろでしょうけど、よくわかっていない人が「初物」を買うと、痛い目に遭います。

  • 周囲に教えてくれる人がいない(誰も持っていない)
  • パソコン教室ではまだ対応できていない
  • 古くなくても周辺機器のインストール用CD-ROMが対応できていない場合が多い
などなど。
もっとも痛いのは、

対応できない場合のフォローが、初心者では自分でできない

ということ。
わかっている人は、ネットで情報を探ることもできますが、「メーカーのサポートページを参照する」という習慣のない人には、それが基本的なアプローチであることすら理解できないのですし、それでも対応できるとは限らないものである、ということを理解できていないと、

「せっかく最新のパソコンを買ったのに、『使えない』ってどういうことよ!!!」

というクレームは必至です。
まぁ、その感覚は「間違っている」と言い切れるわけではありませんけどね…難しいところです。
ですので、新OSの不具合がある程度修正されて、周辺機器の対応状況が落ち着いたと言える1年後ぐらいが買い時、と言えます。

まぁ、一般的に使われるソフトで数年は「Windows7じゃないとダメ」というソフトはほぼないだろうと思われますので、

初心者は今、WindowsVistaパソコンを買っておいて、0~3000円でWindows7へのアップグレードディスクを入手しておくこと

がベストバイだと言えます。
初心者だと、使うこともなく放置されかねませんが、とりあえず買っておく分にはなんら問題ないですからね。

このブログの内容を理解しつつ読まれている方は、製品版のWindows7が出たばかりで飛びついても何とかできる人も多いでしょうけど、くれぐれも初心者にはお勧めしないでおきましょう。手がかかるだけですので。

まぁ、「手がかかる」という点を逆手にとって、「初心者である意中の異性に勧めて、あとあとのフォローをしつつ親密になる」という手もないわけではないですが、相手が短気だったり、結果的にあまりにも使えなさ過ぎるPCだったりすると、

「何これ?!こんな使えない機械を勧めて!!あんたバカ?」

と言われるリスクもあるので、くれぐれも慎重に…。

2009年10月01日(木) 定番トラブル, ソフトウェア不具合関連, データ救出・バックアップ, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (7) | トラックバック (0)