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2009年11月27日 (金)

STOP: 0x00000073 CONFIG_LIST_FAILED とは?

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こちらは「パソコンが起動しない」とのお客様。
WindowsXPのVAIOノートとしかわからない模様。

問診の段階で、どうやら「ご迷惑をおかけしております」の再起動ループのようだとわかりました。
要はSTOPエラーで勝手な再起動がかかっているだけですので、とりあえず、ロゴマーク直後に「F8」キーを連打して、「Windows拡張オプションメニュー」を出してみて、「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」を選択してエンターキー、を電話で指示しました。

「青い画面で英語がいっぱいです…ええっと…どこを読めばいいですか?」

…上から3行目あたり、大文字だけの行があると思いますけど、そこを。

「んーと、 CONFIG_LIST_FAILED って書いてます」

…は?はぁ…。
(き、聞いたことねぇ~…)
じゃ、下の方に「STOP」という大文字で始まるエラーコードが書かれた行があると思いますが、そこは?

「はい、 STOP: 0x00000073 って書いてますね」

…うーむむむむむ。

-----

電話しながらぐぐってみたら、マイクロソフトのKB(Knowledge Base)に情報があった。

Windows 2000 または Windows XP での "STOP 0x00000073 CONFIG_LIST_FAILED" エラーのトラブルシューティング :Microsoft サポートオンライン

なになに?
STOPエラーの2番目のパラメータがどうとか書いてるぞ?

0xc000017d: STATUS_NO_LOG_SPACE は、このエラーの典型的な原因の 1 つです。このパラメータは、Windows のシステム ドライブにハード ディスクの空き領域がないことを示します。システム ドライブのディスク領域を解放すると、この問題は解決します。
とりあえず、これかどうかを聞いてみるか。

「STOPの後のカッコの中ですか?…0x00000001、次が0xC000017D、…」

…∑( ̄△ ̄;
や、やっぱり???

もしかして、ハードディスクがいっぱいとか?

「ああ、そうなんですよ、こないだから『空き容量がない』とかなんとか警告が出てたんですが…」

もうそれでほぼ確定じゃないですか…いずれにせよ、起動できないと空き容量を広げることもできませんから、とりあえずお伺いですね。

-----

お伺いしてみて、まずは現象確認。

STOP 0x00000073 CONFIG_LIST_FAILED

まさしく STOP 0x00000073 CONFIG_LIST_FAILED です…。

んじゃ、とりあえずUbuntuのCD-Rで起動して、余分なファイルを削除してみますか。
と、CD-Rをセットしてみたら…なんか起動に失敗してます。

うーむむむむ…KNOPPIXとかだとちょくちょく失敗するからUbuntuにしたんだけど…おかしいなぁ。

再起動してBIOSを確認してみたら…げげっ!

メモリをたったの128MBしか認識してないっ!!

…いや、認識してないんじゃない。
説明書を見せてもらったところ…それだけしか搭載してないんだ!!

どうもXPの初期の機種のようで、たった128MBしか搭載してないまま購入して、この7年ほどそのままなんだそうです…。
よくがんばってましたねぇ…。

とりあえずUbuntuも起動しないので、XPの起動CD-ROMから回復コンソールを起動して、手動でコマンドを使って削除です。
Windowsの一時ファイルに溜まっているファイルを削除してしまえば、おそらく起動できるぐらいにはなるでしょう。
ということで、 C:\Windows\TEMPへ移動して、過去日付の大きなファイルがいくつかあったので、手動で削除です。
再起動してみたら…あっさり起動してくれました。

システムのプロパティを確認してみると…なんとSP3まで適用済みです。

うーむむむむむ…遅くて当たり前な状態…ってか、よくここまで128MBでがんばってましたねぇ…。

しかもHDDは20GBを半分にパーティションを切ってあり、Cドライブはたったの10GB。

2009年10月 5日 (月) Cドライブの空きがありません。

XPで10GBは、正直しんどいです。
今回はTEMPフォルダ内を整理してようやく200MBほどの空きを確保したのみ。
これだけでは全然足りません。
とにかく、「プログラムの追加と削除」から、使わないものを片っ端から削除です。

で。

Microsoft Bookshelf Basicが400MBほど使ってるのでアンインストールをかけてみたら…なにやら見慣れない確認ダイアログが出たけどOKして再起動。

とんでもなく遅くなりました…。

いや、確かに空き容量は増えている。
でも…遅いのだ。
128MBだということを差し引いても。

どうも先ほどの見慣れない確認ダイアログがまずかったらしい。
Microsoftだけに、SPの影響を受けていたのか?

と、ここで時間切れ。
というより、ここから先は時間がかかって仕方がないことを加味すれば、これ以上はお客様宅に居座れません。
仕方がないので引き取り修理です。

-----

結局は、Microsoft Bookshelf Basicをアンインストールしたところで復元ポイントが作成されていましたので、その時点に復元して事なきを得ました。
たまたま空き容量ができたところへ、復元ポイントを作る余裕があったのは不幸中の幸いと言えます。

とりあえず、Microsoft Bookshelf Basicの削除は止めておきましょう。
他で容量を稼ぐ必要がありますね…。

[運用]Windows XP簡単ディスク・ダイエット術 11のポイント :@IT CORE

この辺を参考に、いろいろ削減していきました。
それでも結局空いたのは1GBにも満たず。
とりあえずデフラグをかけておきましょう。

2009年3月13日 (金) 結論:SSDだからこそデフラグは要ります。でも条件付。

こちらでも使ったDefragglerを使って、一晩…いや、一昼夜かけて、空き領域を含めてデフラグをかけました。

XPの標準のデフラグって、ファイルの断片化は解消できても、空き領域の断片化の解消はできないので、特にこういう具合に空き容量が逼迫している状態での断片化解消は、FAT時代のデフラグと同じように考えてると、無駄な時間を消費することになりかねません。

さて、なんとか使えるレベルに戻ったので納品です。

本来ならば、メモリ増強やHDD換装などで使いやすくしてあげたいところではありますが、お客様も「そろそろ限界」ということを悟っておられましたし、

とりあえず年賀状を仕上げたい

というご要望ですので、今回は「元通り使えるレベル」と相成りました。
この時期は、ホントにこういう話が多いです…。
年賀状を仕上げたら買い換え、といった感じでの先延ばし策。

でも、どうなんだろうなぁ。
とりあえず動いてしまえば、やっぱり壊れるまで先延ばしにするのではないかと…私ならそうするでしょうから。

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コメント

そうなんですよね

依頼で「とりあえず動くように修復する」まで行うと、その後他の対処をせずに使い続けるお客様が多いんですよね。

・古く性能低い(7年前のモデル)
・ウィルス類複数感染(セキュリティソフト無し)
・搭載メモリ少ない
・孫がアニメなどの常駐ソフト入れまくり

先月もこれらで動かなくなったPCの対処を依頼され、とりあえずOS稼動レベルまでウィルス削除で操作可能にしました。

買い替え/性能面の強化見積もり、セキュリティ構築などの注意をしましたが、未だにそのまま使われています。

そのお客様から今日も、
「インターネットが使えなくなった。困るんだよ」
と電話がありました。

再度ウィルス類に感染したようですが、なんともかんとも。

投稿: ロイドベンチャーシステム | 2009/12/01 20:18:50

128MBでSP3!。大変ですねぇ。
7年経ったものであれば、そろそろバックライトやらインバータやらの寿命も考えなくてはならない時期にさしかかってますから、あまりお金は掛けたくないというお客様の考えは理解できます。(けど、ムズムズしますよ。実際。)
ここはダイエットするしかないですが、データでパンパンになっているのなら外付けドライブへ逃がせば次の機械でも使えますから、どうでしょうか。

それにしても、デ・フラグメンテーションの問題は昔から変わっていませんね。
どうしても同じドライブの中の仕事なので、シーク速度に負う所が大きくなりますが、これだけストレージが安くなってるんですから、外部ストレージを作業用エリアにしてオリジナルを再構成するオプションをつけられないものでしょうか。またはローカルで余っているストレージを探して、これを作業用エリアにするかどうかダイアログを出す、とか。

そうすればシークは劇的に減らせると思うんですが、はて。

投稿: こた | 2009/12/02 12:07:05

>とりあえず動いてしまえば、やっぱり壊れるまで先延ばしにするのではないかと…

そういう時この仕事に不毛さを感じますよね・・・
病院で活躍しているお医者さんの中にも、そういうことを感じながら頑張ってらっしゃる方もいるんだろうなと思います。

投稿: SHU | 2009/12/16 7:31:38

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