ウイルス対策ソフトをご利用の場合、「トロイの木馬」を誤検出する記事があります。警告が出た際は、こちらの記事をごらんの上、お知らせいただければ幸いです。

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2010年1月27日 (水)

WindowsLiveメールのお友達選定基準。

いつもの通りいつものごとく、お客様宅で新規セットアップを行い、簡単なご説明を行うわけですが。

最近のWindowsパソコンは、新品を買えば、基本的にはWindows7です。
しかし、Windows7には、OSとしてメールソフトは付属していません。

XPまではOutlookExpressがOSとして標準添付されてました。
VistaではWindowsメールに変わりましたが、標準添付でした。
しかし、7では、OSには標準添付されていません。
まぁいろいろ事情があったのでしょうね。

余談ですが、ブラウザも、Vistaまではデスクトップアイコンとして「ごみ箱」や「コンピューター(マイコンピュータ)」などと同じ扱いのOS標準のアイコンとして配置できましたが、7からは通常のソフトウェアと同じく、ショートカットしか置けなくなりました。

デスクトップに Internet Explorer のアイコンが存在しない :マイクロソフト サポート オンライン

この記事の中には、

重要: Windows 7 では、レジストリを変更してデスクトップ上に特別な Internet Explorer のアイコンを表示させる機能はサポートされていません。このような変更が加えられたのは、コンプライアンス上の理由により Internet Explorer を簡単に削除できるようにするためです。Windows 7 でデスクトップに Internet Explorer のアイコンを追加する唯一の方法は、方法 1 に示すショートカットを作成する方法です。
と書いてあります。

さて、WindowsLiveメールですが、私の知る限りでは、NECや富士通など、一部のメーカーのWindows7搭載機には、あらかじめインストール済みで出荷されています。
東芝やソニーはインストールされていないようですが。

とりあえず、改めてインストールするなりインストール済みのを呼び出すなりして設定をしたわけですが。

新しいパソコンに設定したメールソフトですから、当然ながらアドレス帳は空っぽです。
従来お使いのXPから、アドレス帳をインポートするということも当然できますが、届いたメールに返信をするだけでもアドレス帳に登録されるようになっています。
少なくとも、従来のOutlookExpressとWindowsメールはそうでした。

たとえば、私のメールアドレスから送信して、返信ボタンを押してみたら…んんんっ???

アドレス帳は空っぽのまま。

…なんで??

-----

うーん、今までのメールソフトは、返信ボタンを一発押しただけで、すぐにアドレス帳に登録してくれたのになぁ。

とりあえず、オプションを開いて確認してみるか。

Windowslivemail_option01

メニューボタン(ショートカットキーはAlt+M)をクリックして、オプションをクリック。

Windowslivemail_option02

…Σ( ̄□ ̄;

「3回以上返信したメッセージの宛先をアドレス帳に追加する」んだそうです…。

試しに3回返信ボタンを押す操作をしてみたら、確かにアドレス帳に入りました。
チェックを外すと、3回押しても入りませんし、回数を設定するところもなさそうなので、どうやら自動的に追加するのであれば、3回押す必要がありそうです。

まぁ確かに、プロバイダのサポートへのメールとか、オークションで1~2回やり取りして終わりの人とか、迷惑メールにうっかり返信ボタンを押してしまったとか、そういうのがアドレス帳に残っても…というのはあるかもしれません。
とはいえ…この操作は「すぐに登録したいのに」という用途には向かないわけでして。

まぁ急ぎの場合は、メールを右クリックして「差出人をアドレス帳に追加(E)」を選択すればいいわけで。
ほっといても、何度か返信のやり取りをする人なら、「お友達」という認識ということで。

OutlookExpressが基本となっているとはいえ、Windowsメール→WindowsLiveメールと変遷するにつれて、いろいろ細かいところは変わりますね。
よく使うソフトだけに、あまり変られても困る人が出てくるんですが…。

まぁ、メールソフトというのは、HTMLメールさえ扱わなければ、もうほとんど進化することのないソフトと言えるんですが…どうなんでしょうねぇ。今後、進化するとすれば、迷惑メールのフィルタリングぐらいでしょうか。

2010年01月27日(水) パソコントラブル, パソコン・インターネット, メール送受信関連, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 迷惑メール関連 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年1月25日 (月)

瞬間最大風速。

この日のアクセス解析を見ていたら、どうしたわけか、

http://www.cocolog-nifty.com/

↑ココログのトップページからのリンクがチラホラ。
以前は20位まで出てましたので、わりとしょっちゅう見かけたリンク元ではあったのですが…。

-----

最近はココログのトップページへの掲載は、5位までとなってしまったので、このURLは久々に見るなぁ~と思ったら。

なんと、5位にウチのタイトルが!!!

まぁ、土日にちょっと時間が取れたのでいくつか記事を書いたんですが…どうやらそれの複数が、いつもリンクをいただいているニュースサイトからご注目いただいたようで、月曜日ということもあいまって、過去最高のアクセス数を記録しました。
(このブログの傾向としては、土日に少なく、月曜日と平日のお昼前後にピークを迎えてます)

それがココログのブログランキングに反映されたのでしょう。

惜しむらくは、そのスクリーンショットを撮り損ねたこと。残念…。

まぁ実際には、ココログトップページからのアクセス数なんて、たかが知れてますが、たった1日でも上位に食い込めた、という事実が嬉しかったりします。
おそらく、短期間にいくつかまとめて書いたので、瞬間最大風速と捕らえてます。

とはいえ、これも日付が周回遅れだったり(苦笑)、しばらく放置が続くなど不定期更新だったりと気まぐれなブログにお付き合いいただいている皆様のおかげです。

内容の脚色が必要な関係上、リアルタイム更新ではないのはどうしようもないのですが、今後もお付き合いいただければと思います。

お困りのことがありましたら、ぜひともご相談を。
あんまり遠いとお伺いできず、お力になれないこともありますが…。

-----

あ、そうそう、あんまり関係ありませんが、実はこっそり(笑)twitter始めてます。

http://twitter.com/sasamoto/

ブログのサイドバーに入れようかと思いましたが、なんか重そうなので入れてません(^^;
もうホントにちょぼちょぼと、たいしたことはつぶやいてませんが、気が向いた方はにぎやかしでフォローしていただければと。

2010年01月25日(月) おすすめサイト, ウェブログ・ココログ関連, ニュース, パソコン・インターネット, ホームページ制作関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年1月23日 (土)

121ポップリンク、ついに終了!\(^o^)/

お客様のところでNECのパソコンのメンテナンスをしていたら、例によって121ポップリンクのウザいポップアップが右下に。

ぺぽぺぽ~ん。

と、「お・し・ら・せ~!」とでもいいたげな上がり調子の音。
Vista以前にプリインストールされていた旧型だと、

ぼえぇ~ん…

と、不安をあおるような不気味な音。

ああ~うるせぇ!うぜぇ!
ひっこんでろっ!

…とは言いませんが、そんな心境です。

新規セットアップなどでお伺いしたときは、セットアップ作業時に必ずコレを有効にするかどうか聞かれます。
立場上、しかたなく「有効にする(推奨)」にするわけですが、正直なところ、勘弁して欲しいものです。
どうせ大多数の「自称初心者」の方は、コレを読むでもなく、読んでも実施するでもなく、単にペケボタンで閉じるだけの存在なのです。
せめてもの抵抗として、音を出さないようにして、最低限度のお知らせのみに設定しています。

私がお世話するお客様の中で、「鬱陶しいから何とかして」と言われたことはあっても、コレを「大変便利に利用させてもらってます」などと言ってくれる人に、いまだかつて遭遇したことがありません。

今回もその鬱陶しいポップアップが出てきたわけですが…今回はちょっと違ってました。

-----

何気なくそのメッセージに目をやると…。

Poplink_end

『121ポップリンク』サービス終了のお知らせ(2010年2月末予定)
2010年2月末日をもって『121ポップリンク』のサービス提供を終了します。
今後、重要なお知らせメッセージは、メールマガジンサービスにて配信いたします。詳しくは詳細をご確認ください。

121ware.com > サポート > 121ポップリンク *****『121ポップリンク』サービス提供終了のお知らせ】*****

…∑( ̄O ̄ )
おおっ!!!
終了か!!!

正直なところ、何をしていても正面にしゃしゃり出てくる割に、ほとんどは重要性の低いモノしかない、この鬱陶しいポップアップメッセージ、何とかならんのか!!と、ずーっと思ってました。
お客様のパソコンをセットアップする際にも、何度「無効にしておこうかな?」「アンインストールしてやろうか?」と思ったことか…。

先のお知らせには、「121ポップリンクのお知らせ機能を無効にする方法」へのリンクが書かれており、NECは「動作を停止してください」とのことで「無効」にするよう指示してます。

今度から、堂々と無効にできます!!

しかし、ここは本来アンインストールじゃないんですかねぇ…。
結局は使わなくなったから停止するものですから、アンインストールするのがベストだと思うんですが…ねぇ。

2010年01月23日(土) 定番トラブル, お知らせなど, ソフトウェアアップグレード関連, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき, 迷惑メール関連 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年1月21日 (木)

Yahoo!BB with フレッツ光プレミアムには気をつけろ。

こちらは、Windows7パソコンと、新規回線接続設定のお客様。
Yahoo!BBとはお聞きしてましたが…お伺いすると、なんとフレッツ光プレミアム。

西日本エリア:Yahoo! BB 光 with フレッツ :Yahoo! BB

最近、ヤフーBBは、光回線では自前の回線ではなく、フレッツ回線を利用することもあるようです。
前にもあったんですが、おそらくこの手の配線をやったことのある人でないと、絶対無理な配線です…。
その一例を、文字だけでざっくり言えば…。

  • 壁から出た電話線を2分岐し、一方を「光BBユニット」のLINEにつなぎ、もう一方をVDSLモデムに接続。
  • VDSLモデムのLAN端子と「光BBユニット」のWAN端子を接続。
  • 「光BBユニット」のLAN端子とパソコンのLAN端子を接続。
  • 「光BBユニット」のTELと電話機を接続。
…コレはBフレッツVDSLタイプで、まだ簡単なほう。
場合によっては、ひかり電話ユニットがあったりして、ここまで来ると、もう混乱の度合いは、完全に未体験ゾーンです…。

今回は、フレッツ光プレミアムですので、あらかじめあれこれつながっているわけで…ここにCTUが追加され、オマケに無線LANルーターまで追加なのです…。
いったい電話関連だけでいくつユニットがつながるんだ?という世界。

見たい件…じゃない、未体験ゾーンへようこそ。

-----

とりあえずパソコンのセットアップはそれなりにたまにクリックするとかして流しておけばいいのですが、問題は「光BBユニット」まわりの配線。
光プレミアムの場合の配線図はこんな感じ。

各種機器の接続方法 フレッツ・光プレミアムをお申し込みのお客様 :Yahoo! BB

これを見て一発で迷わず配線できる人は、100人中5人もいないでしょ…。

「光BBユニット」に添付された接続図は、Bフレッツまたは光プレミアムという分岐から始まり、ひかり電話の有無やBBフォン利用の有無で分岐され、AからGまでの7種類に。
普通の人なら、10人中少なくとも5人は、その時点で意味不明に陥るでしょう…。
さらに、複雑怪奇な、10本近くにわたる配線をこなさなければなりませんので、まず一般の人では無理ですよね…。

私はまがりなりにもプロですので、それなりに解読してそれなりに配線して、きっちりつながるようにするのが仕事ですので、ここで弱音を吐くわけにはいきませんが…経験からして理解できなくはないんですが…このメンドクサさはちょっと勘弁して欲しいものです…。
ここにこれからさらに無線LANルーターの接続まであるんですよね…。
まぁそれは後回しにしましょう。
それに、BBフォンの番号が書かれているのに、ドアホンがあったりして、電話の接続はちょっと一筋縄ではいきそうにない。これもとりあえず後回しだ。

なんとか配線をつなぎ終え、とりあえずパソコンからブラウザ表示ができるかどうかをやってみた。

…つながらない。

うーむ、なんでだ?
前は「光BBユニット」をつなぐだけだったし、YBBならADSLでもPPPoEなどの設定は、設定済みで送られて来ているので、特別何もしなくてもいいはずなんだけど…。

説明書を見ても、CTUに接続IDを入力するとかいった説明項目も図もない。

うーむむむむむむむ…。

それに、通常、光プレミアムの場合は、CTUの後段に接続するルーターはブリッジ接続が普通なのに、どうもこの「光BBユニット」経由での接続は、192.168.3.xxx という、YBBの白モデム伝統のセグメントになってます。
どうも調子が狂うなぁ。
なんか、IPv6はパススルー設定にしろとか書いてますけど、このセグメントじゃ、NTT西日本のスタートアップツールをインストールしても、CTU画面を開けないんじゃないのかなぁ…。

とりあえず、開通したばかりだし、もらってるパンフレットに挟まってたCD-ROMでスタートアップツールとかインストールしてみるか。

…やっぱりつながらない。

CTU設定画面を開くステップになっても、設定画面が開けない。
やっぱりそうだよなぁ…。

とりあえず、その辺はスルーして、セキュリティ対策ツールのインストールを試してみた。

…( ̄△ ̄;

「このOSはサポート外です」だってさ…。

そんなバカな…今日開通したばかりの回線で持ってきてもらったパンフレットのはず。
Windows7で使えなきゃ嘘でしょ…。

ということでパンフレットの日付を見てみると。

2009年10月発行です…。

Windows7は10月後半に出ましたし…ダメじゃんコレ…。

こんなこともあろうかと、手元に持っていた最新版のデータをコピーしてみたら…インストーラーのバージョンは7.2。
パンフレット付属のCD-ROMは7.1。
ダメだこりゃ…。

Windows7で使えない設定CDを置いて行くなよNTT西日本!

7.2のデータでインストールまでこぎつけられたものの、回線は接続できていないので、アップデートと利用登録ができません。
スタートアップツールも新しくなったものの、CTU画面が開けないのは同じ。

うーん、何がダメなんだろう…。

しばし悩みましたが、こういう時は、やっぱり説明書です。

改めて最初から読み返してみた。

…∑( ̄□ ̄;

か、書いてあるよ…大事なことが、メッチャちっこい字で!!

これは先に紹介した接続方法の説明ページにも書いてあります。引用してみます。

2.加入者網終端装置(CTU)とパソコンを接続
LANケーブルで、ひかり電話対応ルータのLANポートとパソコンのLANアダプタを接続します。
加入者網終端装置(CTU)の取扱説明書に従い、PPPoE機能の設定(PPPoE機能の使用を「する」に設定)を行ってください。設定が終了しましたら、加入者網終端装置(CTU)とパソコンからLANケーブルをはずしてください。
…そんな大事なことを2行程度の文字の説明でさらっと流すなバカヤロー!!!

一番大事な設定じゃないか!
これこそ図解入りできっちり書いておいてもらわないと困る部分じゃないか!!!

あまりにもさらっと流されていたので、完全に見落としてました…。

要は、YBB以外の一般的なプロバイダで言えば、CTU設定画面を開いて、接続IDを入力してCTUがプロバイダへの接続ができるよう設定するという、もっとも大事な儀式の部分。
YBBの場合は、「光BBユニット」にPPPoEの設定が組み込み済みなので、CTUにそれを通過させる設定をしてやらなければ、物理的につないだだけでは、ネット回線は開通しないのです。

よくよく思い出してみると、前回は、マンションタイプでVDSL接続のBフレッツでしたので、CTUがありませんでした。
そりゃつなぐだけでOKだったはずだよなぁ…。

ということで、CTUに設定を施したところ、問題なく接続できました。

うーむむむ…。

あとは無線LANだ。

結局はブリッジ設定でいいんだけど、設定画面のセグメントは 192.168.3.xxx にして…と。
あれこれいじくり、スイッチを切り替え、なんとか設定完了。
2回ほど再起動して、きっちりつながることを確認して、最後の説明の段になったのですが。
どうも電話との接続がうまくいかなさそうなので、BBフォンは解約しておいた方が…と言おうとしたら。

「ああ、『この辺の解約の連絡を入れておいてください』って店のヤフーの人に言われたんですが」

と見せてもらったメモには、あろうことか、解約指示の項目に、BBフォンと光BBユニットのレンタルの項目が。

要するに、今回の場合は、光BBユニットは最初から必要なかったのです…。

…ああ~最初にそれがわかっていれば…。
どうりで、ドアホンの接続とか、そのままでおいてあったはずです…。

どうやら割引などの関係で、とりあえずフルセットの契約が必要だったんでしょうけど…。
接続といい、契約といい、お客様は当然ながら全てを理解しているはずもなく、とりあえず言われたとおりに…という感じ。

…ま、まぁ、次から事前に確認すればいい、ということを学習できただけマシか。

どうせ光BBユニットは返却するので、もう外してしまいましょう。
せっかくPPPoEの設定をいじったのに、それを元に戻し、改めていつもどおりのCTU接続設定をやり直して、無線LANの設定画面セグメントの設定をやり直して、改めて接続できることを確認して、なんとかOKです。
当然ながら、スタートアップツールからCTU設定画面も出てきます。そう、こうでないとねぇ。

結論:
Yahoo!BB with フレッツ光プレミアムには気をつけろ。

って、タイトルどおりですが…。

2010年01月21日(木) ソフトウェア不具合関連(設定不良), ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(有線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (8) | トラックバック (0)

2010年1月19日 (火)

VirusRemoval.vbsとの闘い。

こちらは「インターネットがつながらない」というお客様。

「このページは表示できません」だそうだ。

うーん、それはつながらないというよりは…。

いずれにしてもお伺いです。何が原因かは行ってみないとわかりませんので。

お伺いして、まずは現象確認。
確かに「表示できません」ですが…なにやら、Sujin.com.npというサイトがブラウザのホームページ(最初のページ)となっています。
とりあえず、ブックマーク(お気に入り)などから別のサイトを選べば表示はしてくれるので、ネット接続が切れているわけではないようですが…。

最初のページの設定をいくら変更しても、IEを終了してもう一度起動したら…またSujin.com.npに。

「そうなんですよ、いくら変更しても、元に戻ってしまうんです…」

うーむむむむ…久々のブラウザハイジャッカーですねぇ…。

-----

単純なところ、「Sujin.com.np」で検索をしたら、一発で出ました。

VBS_SMALL.JOY - 詳 細 :トレンドマイクロ ウイルスデータベース

こ、これは…。

2008年9月27日 (土) またUSBメモリで…。

こちらの件で片鱗だけ見かけたヤツで、VirusRemoval.vbsというスクリプトをUSBメモリなどでどんどんばら撒くタイプのアレです…。

コレは、ウイルス対策ができてないパソコンがあったら、USBメモリを介していくらでも感染してしまう、去年の夏ごろに大流行していた、オートラン型です。
当然ながら、ウイルス対策は何もしていない…いや、買ってきた時に入っていたプリインストールのものだけです。
起動のたびに「期限切れ」と出ていても放置のままです。もう見飽きた光景です…。

期限切れになったらからと単なる「期限切れ表示」だと「お金がかかる!」となってしまうので、更新作業などの積極的なアクションを取ってもらえません。
「期限切れ」ではなく、「動作していません」と表示してくれればいいのに。
実際、「期限切れ」だけでは、「それでも動作してるんだ」という認識になってしまいます。

でも、「動作していません!!」と過剰な表示をしていると、数年前から流行中の偽アンチウイルスソフトと同じになってしまいます。

2006年4月12日 (水) WinAntiVirusPro 2006って?

こちらのインストールの引き金は、「あなたのウイルス対策は無効になりました!!」でした。
そういうソフトの存在も、ある程度知れ渡るようになってきていますので、やはり警戒して、消極的な「キャンセル」かペケボタンで閉じるという消極的なアクションとなってしまいます。

ウイルス対策の正しい認識の啓蒙ももちろんですが、プロバイダ提供の月額契約のものとか、OSのアップグレードをしない前提でそのOSのサポート期間はずっと有効とか、1年で買い替え/更新という形は、そろそろ考え直す必要があるのではないでしょうか。

まぁそれはそれ。THIS IS IT。違うか。

しっかし、「VirusRemoval.vbs」って…。
英語が理解できてパソコンを知らない人が見たら、「ウイルス除去」って名前ですから、まさかそれがウイルスだなんて思いませんよねぇ。
なかなか人をバカにしたファイル名です…。

対処は以下の通り。
一部トレンドマイクロのサイトから引用します。

  • セーフモードで以下のレジストリを修正。
    • 場所:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
      • 値(修正前):
        Userinit="<Windowsシステムフォルダ>\userinit.exe, <Windowsシステムフォルダ>wscript.exe <Windowsシステムフォルダ>\VirusRemoval.vbs"
      • 値(修正後):
        Userinit=<Windowsシステムフォルダ>\userinit.exe,"
  • セーフモードで以下のレジストリを削除。
    • 場所:
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main
      • 値:
        Window Title = "Sujin.com.np"
  • CドライブとDドライブ(ローカルハードディスク)のルートにあるautorun.infを削除。
     (ありませんでしたが)
これで駆除完了…の、はず…でしたが…。

ブラウザを起動すると、またSujin.com.npです…。
修正したはずのレジストリも元通り…。

こりゃ元のファイルを消さない限りダメでしょうね。
ということで、例によってファイルのあぶり出し。

エクスプローラからは当然ながら見えません。
ということで、またコマンドプロンプトからattribコマンドです。

C:\windows\system32>attrib virusremoval.vbs -s -r -h

これでファイルはあぶり出されました。
ただ、エクスプローラからはやはり見えないまま。
最近はこういうのが流行ってるんでしょうかねぇ。

とにかく削除しようとしたら…できません。
どうやら実行中で、ロックされているようです。

Windowsに害を及ぼすマルウェアを、「実行中」ってことで、Windows自身が保護してますよ…。

いや、ホントに、パソコンってバカです。

高学歴で事務処理能力だけは高いけど、小難しいことを言うばかりで融通の利かない木端(コッパ)公務員と同じです。

良くも悪くも、言われたこと・決められたことしかしない。

それが自分の首を絞めているということにすら気づかずに…。

ノーマルセーフモードで起動しても同じ。
WinlogonのレジストリでUserinitで実行してますから、セーフモードであろうが無かろうが、ログオンした瞬間に読み込まれます。
しかも、そのレジストリの変更を監視してますので、動作としては、かなりいやらしいです。
何度修正しても、すぐに元通りになってしまうので、何の意味もない。

しかし、そのレジストリが何度か自動復旧されているのを見ているうちに気がついたのは…。

どうも何かしらアクションを起こしたタイミングでレジストリを復旧しているらしい。

ということは…。

レジストリを修正した直後に再起動をかければいいんじゃ?

…読みは見事に当たりました。

修復直後に再起動したら、レジストリの改竄は収まりました。

システムフォルダのVirusRemoval.vbsも、エクスプローラで姿を現わすようになりました。
とりあえず、コイツと各ドライブのAutorun.infを削除して、もう一度レジストリをチェックしなおして、改竄がされていないことを確認しておきます。
あとは、またファイルを作成されにくくするために、「VirusRemoval.vbs」「Autorun.inf」という名前のフォルダを作っておきます。
まぁ、ひどいのになると、フォルダがあっても削除とかリネームとかでムリヤリ作ってしまうタイプも存在しますので、お守り程度ということですが。

とにかく何度か再起動して、ファイルやレジストリが復活しないことを確認して、パソコンの駆除作業は完了です。

ただ、問題はUSBメモリの方。
お客様は、USBメモリを6~7本ほど使っておられましたので、コレを突っ込んだら、元のモクアミです。

これは、私のメンテ用PCに突っ込んでチェックすることにしました。
駆除作業をしたばかりのお客様のパソコンに突っ込んで再感染を食らっていては何の意味もありませんし、私のは、一応最新版のウイルス対策ソフトが入っていますので、オートラン型程度なら検出してくれるはずです。
突っ込んでみたら…。

すべてのUSBメモリに感染していました…。

念のため、デジカメのSDカードもチェックしてみたら…やっぱりやられてました…。

一応、ウイルス対策ソフトが自動駆除してくれましたが、念のため同名のフォルダを作っておき、2~3度刺し直してチェックしておきました。
とりあえずは再発はしなくなったようですので、これで何とか駆除は完了です。

駆除作業の合間に、ご家族の方が近所の店に走って、ウイルス対策ソフトをご購入してきてくれましたので、それをインストールして、インターネットへ接続してアップデートし、ウイルススキャンをかけて、何も検出されないことを確認して、作業完了です。

一応、ウイルス検出はしなかったものの、トロイの木馬などのマルウェアの場合は検出されないこともあり、本来はリカバリをかけるのがベストであるということと、ウイルスなどのマルウェアに関しては、再感染しない保証は全くないことをお伝えして退出です。

リカバリしてウイルスがいない状態で引き渡しても、さらに最新のセキュリティパッチを適用して、その上にウイルス対策ソフトをインストールしていたとしても、ゼロデイ攻撃(未公表の脆弱性を狙った攻撃)には結局はやられてしまう可能性があるわけです。
お客様にこの辺の説明をしておかなければ、たとえリカバリなどで完全にマルウェア除去をしたとしても、1カ月程度でまたやられた場合、こちらの責任を問われてしまいます。
そういうことは意外と少ないのですが、やはりそれなりの防衛線(?)は張っておかなければなりません。

まぁ、ウイルスに対する認識の啓蒙がやはり必要、ということですよね…。

2010年01月19日(火) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年1月17日 (日)

無線プリントサーバーはやっぱり難しい。 その2

今回はお預かり品のお話。
バッファロー製の無線プリントサーバーAirP'sである。

AirStation & AirP's

AirP’s 無線プリントサーバ LPV2-WL11G :バッファロー

手前のがそうですが、外見上は、奥にある初期のAirStationと見分けが付きにくいですね(笑)。
なかなか見かけない一品ではありますが、

「設定のやり方がよくわからないんです。詳しい人に見てもらったんですが、それでもわからないようで」

とのことで、たまたまお世話することになって、いじり始めましたが…。

一筋縄ではいかんのですわ、これがまた。

設定できる方法がわかったときは、本当にぐったりきましたよ…。

まぁ、もう売ってないレアモノですので、「そんな時代もあったね」と昔話みたいなものだと思って読んでやってください…。

-----

ルーターの入れ替えがあって、とりあえずパソコンの設定は何とかできたものの、コレの設定ができなかったんだそうです。
今回は別件で呼ばれたんですが、そのついでに「何とかならないでしょうか?」と聞かれたわけです。はい。

お客様のところでお聞きした最初は、単なる無線プリントサーバーだと思って、USBかLANのポートを探してみたら…。

ない。USBポートも、LANポートも。

外部接続は、あろうことか、プリンタをつなぐためのプリンタポートのみなのだ。
つまり、無線の設定まで無線経由でやらなければならない。

うーん…無線の設定を無線経由で…って、どうやって???

お客様のところには一応、説明書とかCDがあり、WindowsXPのパソコンもあり、設定しようとしてツールをインストールしてあったが、どうしても説明書どおりに認識してくれない。
プリントサーバー自体は、どうせ新しいルーターにはつながっていないので、「初期化してもいいです」とのことで初期化してみましたが、それでも設定ツールからは発見できない状態。
何度か初期化したり、パソコン側の無線設定をいじったりしてみましたが、芳しくありません。

とりあえず、近々再度レイアウト変更などがあってしばらくの間バタバタしているらしく、日数的にそれほど急がないので、「時間かかってもいいので、ダメもとで持って帰って調べといて」ということでお持ち帰りでチェックです。

-----

とりあえずドライバや説明書がなければ話にならないので、まずはその辺の入手から。

サポート > ダウンロードサービス > マニュアル > L > LPV2-WL11G :バッファロー
サポート > ダウンロードサービス > ドライバーダウンロード > LPV2 :バッファロー

お客様のところで試した時は、DELLのノートパソコンの内蔵無線LANでやってましたので、その辺が原因なのかと思い、手持ちの無線LANアダプタをあれこれ変えて試してみたがダメ。
もともとが11bなので、11bの無線LANアダプタをいろいろ試してみてもダメ。

うーむむむむむ…。

「LPV2-WL11G」でぐぐった結果には、こういうのもあった。

プリントサーバの検索ができません。【LPV2-WS11GC、LPV2-WL11G、LPV-WL11G、LPV-WL11】≪WLI-CB-G54を取りつけたパソコンを使用した場合≫  :ZQWoonet SAK2[サクサク]

以下の条件になりますのでご注意ください。

1.LPV-WL11/WL11G(※1)、LPV2-WL11Gの場合

 LPV-WL11/WL11G、LPV2-WL11Gの3機種はWLI-CB-G54では無線
 パソコン間通信設定にて初期設定しますが、無線パソコン間通信
 の規格が違うため、WLI-CB-G54では初期設定をすることができま
 せん。
 こちらはWLI-PCM-L11/L11G/L11GP(※2)又はWLI-PCM-S11/S11G
 のいずれかのカードにて設定してください。
 初期設定後AirStation経由通信になればご使用いただけます。

…うーむむむむ。

どうやら特定の無線LANカードでなければ設定できないらしい…。

そんな馬鹿な?とは思いましたが、Wi-Fi認定のアダプタをいくつも試した後であれば、この記述にも合点がいく。

仕方ない、とりあえず中古屋巡りです。
いまどき、11bのカードなんて、しかも販売終了の特定品番ですので、新品で売ってるわけがありません。
あちこち見て回って、ようやく付属品なしのWLI-PCM-L11を発見。
予備を含めて2個確保し、持ち帰って早速試した。

ドライバをダウンロードし、LPV2マネージャもダウンロードして…って、やっぱりダメです。

そもそも、クライアントマネージャの手動設定でうまくいかない。

先のQ&Aサイトをもう一度見てみる。
…なんか「コメ印の2」があるな…どれどれ?

(※2)ドライババージョンはWLI-PCM-L11/L11GはVer.2.41以前を
   WLI-PCM-L11GPはVer.2.40以前をご使用ください。

…∑( ̄□ ̄;

なんと!古いドライバでないとダメなのか!!!

WLI-PCM-L11 Driver Disk 旧バージョン :バッファロー

前から「こんな旧バージョン置いてて意味あんのか?」とは思ってましたが…そういえば、XP以前の頃は、そういうこと(旧バージョンにさかのぼる)もやってた記憶があります。

WLI-PCM-L11は2.41で、とのことでダウンロード。

…やっぱりダメ。

こりゃもしかして…クライアントマネージャのバージョンもか?

クライアントマネージャ 旧バージョン :バッファロー

これで一番古いVer.3.40を使ったがダメ。
どうなってるんだ??

とにかくWLI-PCM-L11関連で、突っ込んで調べてみたら、どうもコレはWLI-PCIという製品とセットで使うことがあるらしい。

無線LANカード専用オプションボード PCIバス用 WLI-PCI-OP :バッファロー

実は手元になぜかこのボードだけありました…(汗)。
(製品名に「OP」がついてますが、それでいいらしいです)

STOP: 0x00000024 対策で置いてあるメンテ用のWindows2000にそれをWLI-PCM-L11とセットで取り付けて、ダウンロードしたドライバを試してみたら…。

サポート > ダウンロードサービス > ドライバーダウンロード > WLI-PCI :バッファロー

どうも、WLI-PCI Driver Disk #2には、Ver3.20という、クライアントマネージャ旧バージョンのサイトのものよりも古いものが入ってます。

コレを使って…「無線LANパソコン間通信」モードにして…11チャンネルにすれば…どうだっ!!!

LPV2マネージャを起動したら…ようやくプリントサーバーを認識しました…。

手元にさらに古いWindows98の入ったThinkPadがあったので、そちらで環境再現確認してみたら…。

  • クライアントマネージャ Ver.3.20
  • LPV2マネージャ Ver.1.41
  • 無線LANカード WLI-PCM-L11 ドライバVer2.41
という組み合わせでしか設定ができない、ということが判明しました…。

なんちゅうメンドクサイプリントサーバーだ…。

この製品が出た時期は、まだ無線LANが一般的ではなかった頃ですから、Wi-Fi自体も普及が進んでなくて、WLI-PCM-L11自身もファームウェアが古いとWi-Fi対応できていない状態だったようです。
各社いろいろと独自性を持たせていたので、汎用的な規格に対応できていないのも仕方ない、という時期でした。
今思えば、あの時期は、違うメーカーの無線LANはつながらなくて当然だったような記憶が、おぼろげながらあります。

今から考えると、

そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来る

とは思ってましたが…。
10年も経つとそうなっちゃうんですねぇ…。

改めて、IT業界の流れの速さを思い知らされます。

2010年01月17日(日) ネットにつながらない・遅い, ハードウェア不具合関連(プリンタ), ハードウェア不具合関連(無線LAN), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (3) | トラックバック (0)

2010年1月15日 (金)

siszyd32.exeとの闘い。

こちらは、起動時に見慣れないツールが起動する、というお客様。
WindowsXPのパソコンです。

最初は、また偽アンチウイルスソフトにやられたか…アンインストールすればいいだけじゃない?と思ってましたが…今回のは久々に手ごわいヤツでした。

-----

お伺いして、まずは現象確認。

…あぁ~、なんか偽アンチウイルスソフトっぽい、かなりそれクサイ画面が出てきますが…。

やたらと反応が鈍い。

この手のはスタートボタンからアンインストーラーを探すとか、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」からアンインストールかければいいと考えてたんですが…スタートメニューにそれらしきものはありませんし、なかなか開きません。
また「プログラムの追加と削除」もなかなか開きません。

こりゃやばいなぁ…。
とにかく、何か一つ開くにも時間がかかる始末ですので、まずはそこから何とかせねば。

とりあえずCtrl+Shift+Escでタスクマネージャを起動。

…svchost.exeが100%近く食ってます…そりゃ遅いわけだ。

いつもならその100%消費しているプロセスを終了してみたりするんですが、svchost.exeの場合、悪性ソフトがコレを呼び出して動いている場合もあり、コレ自身が悪性ソフトであるとは限らないんですよね。
それに、過去にあったブラスターウイルスのように、強制終了を喰らってカウントダウン後に再起動、といった動きをする場合もあります。
とにかく100%では話にならないので、ここは一発、思い切ってsvchost.exeを終了させてみましょう。

…やっぱりカウントダウンです…。

こういう場合は、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から「shutdown -a」と打ち込めば、とりあえずカウントダウンから開放されて、終了をキャンセルできます。

さてここからあれこれ対処をするわけですが…。

まずはmsconfigを実行して、怪しい起動項目をチェック。
…いましたいました。

siszyd32.exe

っちゅーヤツがスタートアップフォルダに。

具体的な場所は、

C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ\siszyd32.exe

ですね。
なんだ、その程度ならそこのファイルを削除すれば…と思ったら!!

そのフォルダにはそのファイルの存在が確認できません…。

当然ながら、フォルダオプションで、「すべてのファイルとフォルダを表示する」はon、「保護されたオペレーティングシステム ファイルを表示しない」はoffなので、普通ならファイルが見えないはずはない。
でも、フォルダを新規作成して、名前を「siszyd32.exe」とすると…作れない。
同じ名前のファイルかフォルダが存在する、と言うのだ。
うーむ…なんで???

とりあえず、コマンドプロンプトでスタートアップフォルダへ移動して確認しましょう。
コマンドプロンプトを起動し、「cd 」(シー・ディー・半角スペース)と打って、「C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ」の文字列をコピーしてコマンドプロンプトのウィンドウで右クリックして貼り付けれは早いです。
dirコマンドを打ち込みましたが、やはり出てきません…。

そこで、以下のコマンドを打ち込む。

attrib -s -h -r siszyd32.exe

たいていの場合は、これであぶり出されます。
案の定、dirコマンドでは出てくるようになりました。

しかし…別窓のエクスプローラーでは、スタートアップフォルダを見ても…表示されてません。
うーむ、どういうことだ?

とりあえず、別に用意したメンテ用PCで検索です。
一発でヒットしたのは、

新たなヴィルス Trojan Horse - siszyd32.exe :アフィリエイトで稼ぐためのサーバ構築スキル

これ。
いや、まさしくそのまんまですね…。

ファイル名も挙動もほぼ同じ。こりゃ削除した方がよさそうですね。
コマンドプロンプトでは現れるので、delコマンドで削除です。

del siszyd32.exe

…削除できました。
ファイルが存在しなくなれば、msconfigのスタートアップフォルダの記述は放っておきましょう。勝手に消えます。

他にも、先の記事と同じで、起動項目のレジストリの一つ、

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

に、

"sysgif32"="C:\WINDOWS\TEMP\~TMD.tmp"

がありましたので、こちらのレジストリキーとファイルを削除。

いろいろ探っていると、どうやら他にも、AntivirusPro 2010というのにもやられていた形跡があります。

TROJ_FAKEAV.BLV - 詳細 :トレンドマイクロ ウイルスデータベース

AntivirusPro_2010というフォルダが残っていたりしてましたし、

HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\don't load

というレジストリキーも残ってました。
このレジストリキーで、セキュリティセンターなどがコントロールパネルに現れないようにされていたようです。
なんと凶悪な…。

一応、このパソコンには、フレッツ光プレミアム付属の「セキュリティ対策ツール」がインストールされていたんですが、それだけでは防ぎきれなかったようですね…。

これで再起動してみたら、とりあえず現象は出なくなりました。
スタートアップ項目も怪しいものはなくなりましたので、とりあえずは一段落です。

そして、駆除後には、必ずやっておくべきなのは、Adobe関連のアップデート。

Adobeのサイトにアクセスし、FlashPlayerのアップデートと、Readerのアップデートを実施しておきます。

あとはJavaがアップデートを促すポップアップを出すのでアップデート。

その他は…先ほどの参考記事の続きにもあるとおりで、

セキュリティホールを塞げ! Trojan Horse - siszyd32.exe :アフィリエイトで稼ぐためのサーバ構築スキル

QuickTimeのアップデートもするべきですが、今回のパソコンには入ってなかったのでパスです。

ただ、今回は別のマルウェア(AntiVirus2010)の痕跡もありましたので、とりあえずバックアップをして、リカバリをすることをお勧めしておきました。
正直なところ、最近のマルウェアは、文字通り「トロイの木馬」で、本当に単体の感染では済まない場合がかなり多いです。
今回は、大事なデータがかなりたくさんあったので、いきなりのリカバリではダメージが大きいので、とにかく一時的にでも正常に使えるようにして、その上でバックアップを取り、リカバリで完全に初期状態に戻すのが最も確実だといえます。

しかし、近年はハードディスク内にリカバリ領域があるものがほとんどですので、

安直に「リカバリさえすれば確実に元に戻る!」とは言い切れなくなっています。

Autorun(オートラン)タイプは、全てのドライブにファイルを投げ込みますし、それ以外にも全ドライブに感染を広げるタイプはいくつもあり、リカバリデータやリカバリシステムそのものに感染がないとは言い切れないからです。
また、CD/DVDからのリカバリだとしても、きちんとハードディスクをフォーマットする方法を取らずにいると、復活の危険性もあります。
ただ単に「リカバリ」だけでは治らないこともある、ということは頭の片隅に置いておくべきだと思います。

それに、単にリカバリだけではなく、最新のサービスパックにアップデートすることも重要です。

2009年1月24日 (土) 安直なリカバリのツケは高かった。

こんな具合に、最新のサービスパックを当てずにネット接続をすると、ひどい目に会うことがあります。

リカバリしただけで安心していては絶対にダメです。

Windowsなら、最新のサービスパックのCD-Rを作っておいて、それをオフラインで適用しておくことをお勧めします。

マルウェア感染でメーカーや販売店に修理を依頼すると、単純にリカバリ=出荷時状態に戻されただけで帰ってきます。
特にXPでSP2以前の機種などは、丸裸の状態で帰ってくるにもかかわらず、メーカーはハードディスク破損の注意書きは付けてくるものの、サービスパック適用の重要性にはほとんど触れていません(触れていてもほんのちょっとだけ)。
先の記事のように、PPPoE接続環境しかないご家庭だと、ネット接続をしただけで、また修理工場行きです。

古いパソコンの修理は、メーカーなどに出すとこういうことになりますので、本当に注意が必要です。
古いパソコンがマルウェア感染や故障した場合、こういうことも考慮に入れないと、高い修理費を払ったのに、戻ってきたら即再感染…ということもあるので、よくよく気をつけなければなりません。

ウチのポリシーとしては、そういう部分のケアをする、いわば「パソコンとお客様の間の橋渡し」的な役割を担いたい、と考えて仕事してます。
ウチの近所でない方も、パソコンの修理をする際には、できれば、ウチのように、訪問設定を基本としている業者を近所で探したほうがいいと思います。

タウンページには、パソコンの修理で一つのカテゴリがありますので、ぜひお探しになってみてください。

2010年01月15日(金) 定番トラブル, ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年1月13日 (水)

DVD-RAMに書き込みができない。

こちらは引き取り修理でリカバリをさせてもらったお客様から。
OSはWindowsXPで、最新版のSP3にアップデート済みです。
数日前に納品は済ませたのですが…。

「DVD-RAMが使えないんだけど」

…うーん、修理したばかりだし、リカバリディスクのDVDも読みこめたので、ドライブの故障というのも…。

納品でお持ちした際に、一応、DVD-RAMが読み込めるところまでは確認はしてあります。
よくよくお聞きしてみると、書き込みができないんだとか。

うーむ…。

-----

最近はDVD-RAMを使う人は少ないので、なぜあえてDVD-RAMをお使いなのか、よくよくお聞きしてみると、

DVD-RAMを大容量フロッピーとして扱っていた

とのこと。
まぁ4~5年前からそうやって使っておられたらしいですから、その時期には4GBほどあるUSBメモリは結構高価だったと思いますので、こちらの方がよかったのでしょうけど…。

これは以前にも書いたことがありますが、

2005年3月25日 (金) RWディスクはFDではありません。

CDやDVDをフロッピー代わりに使うのはやめた方がいいです。絶対に。

CDやDVDは、エラー訂正機能により、ある程度の傷でも「読み込み」は可能です。
しかし、書き込みの際は別です。

傷か付いたまま書きこまれたら、エラー訂正機能はあくまで読み取りのためのものですから、傷がついた部分にはそもそも元のデータが書き込まれず、読み込みの際にはエラー訂正が間に合わず、読み込みができなくなってしまうのです。

フロッピー代わりということは、何度も何度も繰り返し出し入れをするわけですから、傷が付くリスクは回数に比例して上がります。

傷は付かなくても、うっかり指紋なんか付けた日には、相当な広範囲にわたって書き込み不能になります。
書き込み前に付いてしまった指紋は、普通に拭いても無駄です。
アルコールなどで確実に皮脂を取り除く必要がありますし、柔らかい布でほこりがない状況でなければ、指紋は取れても傷を付けることになりかねません。

フロッピーがあれだけ気軽に使えたのは、記録メディアに直接触れる確率が少なかったからです。
ですので、直接記録メディアに触れることのできてしまうCDやDVDは、本来、フロッピーと同じ感覚で扱ってはならないものなのです。

ですので、フロッピー代わりの使い方ならUSBメモリを使うことをお勧めしておきました。
今は2GBでも1000円もしないことの方が多いので、あえて傷や指紋のリスクを負ってまで、CDやDVDをフロッピー代わりにする必要などどこにもありません。

しかし、まだ容量の残っているDVD-RAMを見捨てるのはしのびないので、残っている分は使おう、ということだったのでしょうけど、うまく書き込みができないので連絡が来た、ということです。

あーなんて長い前フリだ…。

-----

結果からいえば、こちらの対処で治りました。

Windowsワンポイントレッスン DVD-RAMに書き込みするならXP標準のCD書き込み機能はオフに :日経トレンディネット

DVD-RAM対応ドライブのプロパティから「CD書き込み」をオフにすればOKです。
図入りのやり方は以下の通り。

実戦テクニック/Windows XP XP標準のCD-R/RW書き込み機能をオフにする :日経トレンディネット

CD-Rはお使いで無いようでしたので、こちらで対処していただくことにしました。

-----

数日後、また電話が。

「またDVD-RAMが使えないんだけど」

…( ̄△ ̄;

もう一度DVD-RAMのプロパティをチェックしてもらったところ、また「CD書き込み」にチェックが入っていたので外してもらって使えるようになりました。

「どうして?買ってきた時はこんなこと気にもしなかったけど?」

うーん、まぁWindowsもどんどん修正がかかりますから、まるっきり「買った時そのまま」使える機能ばかりじゃないんですよね。
SP2以前なんかは顕著で、SP2以降に変わったら、そうとうあれこれ変わりますので、全く同じとはいきません。
今回はSP3ですから、その辺で何かあったのかもしれません。
または、なにかのはずみで、勝手にチェックが外れてしまうのかもしれません。

どうやらDVD-RAMをセットしているのにCD-Rへの書き込み扱いになったかのようなメッセージが出るようなので、とりあえず、ドライブがDVD-RAMでなくCDと出るようなら、その都度プロパティで確認してもらうようお願いして、再度、できればフロッピー代わりの利用は避けてもらうようにお願いしておきました。
まぁUSBメモリも、頻繁に書き込み・書き換えで使うと、意外と早く寿命を迎えて、書き込み不良などが起こる可能性はありますので、DVD-RAMよりもいいかというと、そうでもない場合もありますが、少なくとも、出し入れを頻繁にして傷をつけてしまうリスクよりはいいのではないかと思われます。

あとはバックアップ(記録の二重化)をこまめにすることですね。
モノが小さいだけに、破損した際の消失データ量は半端ではないので…。

2010年01月13日(水) ソフトウェア不具合関連(設定不良), ハードウェア不具合関連, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (12) | トラックバック (0)

2010年1月11日 (月)

ウイルスバスターのパスワードがわからない。

こちらは別件でお伺いしたお客様。
操作方法などの簡単な部分でのことでしたので、すぐに終わってしまいましたから、他に日常で気になっているところがないかをお聞きしていたら、ウイルスバスターの設定のことになったのですが…。

パスワードの入力

パスワードを聞かれました。

「え?パスワードって?なんですか???」

…( ̄△ ̄;
い、いや、それは私のセリフなんですが…。

「えーっ!じゃ、どれかしら…えーと、えーと…」

メモの束やノートやパソコン関連の郵便物から探そうとされるのですが、これはこのパソコンを使っている誰かが設定したものなので、メモせずに忘れたらどうしようもありません。

心当たりを片っ端から打ち込みましたが、どれも違ってました…。

うーむむむむむ…パスワードはわからなくてもウイルスバスターは使えますが、今使ってる2009を2010とかにアップグレードするには、2009をアンインストールしなければなりません。
アンインストールの際にも、パスワードは必要なので、今はよくても、このままでは先行きまずいです…。

ウイルスバスター2009のアンインストール方法 :サポート : トレンドマイクロ

↑こんな具合に、アンインストールの時にもパスワードを聞かれます。
パスワードロックは伊達ではありません。

「えーっ!そうなの?どうしましょう…」

…どうしましょうっていわれましても…。

-----

説明書とかヘルプとか読んでも、「パスワードがわからないときはサポートへ」とかしか書いてません。
こりゃ困ったな…。

とりあえず、お客様はあっちゴソゴソこっちゴソゴソしてみたり。
お出かけ中のご家族に電話してみたり。
でも、どうも芳しくないようです…。

しかし、この調子では、最悪はリカバリということになりかねない。

しょうがない、説明書どおり、サポートに問い合わせるか。

ウイルスバスターお問い合わせ :サポート : トレンドマイクロ

メールなんて返事がいつ返ってくるかわからんし、電話もいつつながるか想像もつかん。
ここはいっちょ、チャットサポートかなぁ。
一応、わからないのはご自身で設定したパスワードだけですから…。

ということで、必要事項を打ち込んで、チャットサポートへ接続…っと。

チャットサポートへようこそ。

サポートエンジニアが対応させていただきますので、少々お待ちください。

サポートエンジニアxxx がセッションに参加しました!

サポートエンジニアxxx に接続しました.

サポートエンジニアxxx: 本日は、チャットサポートへお問い合わせいただきありがとうございます。
ウイルスバスタークラブセンター 華がご案内させていただきます。
本日は初めての内容のお問い合わせでしょうか。

…は?「華」さん???
ま、まさか…ここまでもがチャイナライズされてる…?
まぁ、文字だけなら、中国なまりがあってもバレないしなぁ。
それに、そういう日本人の名前がないとも言い切れないしなぁ…。

それはそれとして、とりあえず会話を続けよう。

お客様: そうです。

サポートエンジニアxxx: かしこまりました。
恐れ入りますが、パスワードを忘れましたとのことでございますが
オンラインユーザ登録のパスワードでしょうか、もしくはウイルスバスター
画面上の設定用パスワードでしょうか。(例:有害サイト規制設定時、求められるパスワード)

お客様: ウイルスバスター画面上の設定用パスワードです。

サポートエンジニアxxx: かしこまりました。少々お待ちください。

…えらくご丁寧な日本語だなぁ。

この後、OSなど環境の確認事項などのやり取りをして、出てきた答えは、

トレンドマイクロ サポートツール(TISTOOL)を使って強制削除する

でした…。

サポートツールを利用したウイルスバスター2009のアンインストール方法 :サポート : トレンドマイクロ

まぁ確かに、強制削除ツールであれば、パスワードは聞かれませんからねぇ…でも、その程度の話だったら、説明書とかに書いといて欲しいもんです…。
とはいえ、それでパスワードを突破されてたら意味ないですから、安易に書いてないということなんでしょうね。
とりあえずサイトにもサポート情報として書かれていることですので、調べればわかることではありますが、手元の説明書でそれを解説していないのは、それなりの意味がある、ということなのでしょう。

ただ、強調しておきたいのは、

単にパスワード突破目的でこの方法を使った結果については自己責任

であり、

お父さん・お母さんに怒られるから、よい子のみんなは、勝手にやっちゃダメだよ!

ということ。

このやり方では、パスワードは突破されてしまうものの、元のパスワードはわからないままであり、インストールをしなおしても、元通りにパスワードを設定しなおすことはできませんので、突破されたことは明確にバレます。

あくまで、設定した本人がパスワードを忘れた場合の措置だということです。

仮に、親がパスワードを設定してフィルターがかかった状態を、未成年の少年少女がこの方法で突破した場合、パスワードだけでなく、他のセキュリティ設定(許可サイト・許可ソフトなど)や、警告ログもクリアされて、同じ設定に戻すのに大変な手間がかかったりしますから、どんな怒られ方をされるか…。
怒られるだけならまだしも、適切な設定をせずに(最悪はアンインストール状態のままで)勝手にあちこち見に行くことでマルウェアに感染してしまったりする可能性があるわけです。
これでは、ウイルスバスターをインストールした意味がまったくないのです。

ということで、強制削除という手段がわかったのですが、サポートエンジニアからこんな言葉が。

サポートエンジニアxxx: 恐れ入りますが、再インストールの手順がご存知でしょうか。
…( ̄△ ̄;
「手順ご存知でしょうか」って…。
何度かやったことがあるのでわかります、と返したら、
サポートエンジニアxxx: かいこまりました。
…( ̄△ ̄;
やっぱり中国人ですかね…?
まぁ「が」と「は」や、「かしこ」と「かいこ」は、ローマ字打ちでのミスタッチと言えなくもないですが…。

■追記 2010/01/22
セキュリティホールmemoにてご指摘をいただきました。
チャイナライズどころか、トレンドマイクロはもともと台湾だ、と。

そうでした。ご指摘いただくまで、すっかりコロリと忘れてました(^^;
てっきり最近のデルやシマンテックの風潮と同じかと…うっかりしてました。
追記終わり。

ということで、無事アンインストール完了、再インストールのついでに2010にアップグレードしておきました。

おそらく、有害サイト設定等をいじろうとして、パスワード設定を強要されたはいいけど、お気軽に入れたパスワードをうっかり控え忘れて、そのまま記憶から消えた、というのが真相だったんでしょうね。

-----

それにしても、パスワード管理程度でこういう話はあちこちであるはずですから、正直なところ、有害サイトフィルターとかを管理するだなんて、とても追いつかないんじゃないんですかねぇ。

電気通信消費者情報コーナー 違法・有害情報対策 :総務省

フィルタリング(有害サイトアクセス制限サービス)をご存知ですか? :総務省

…これをその辺のおとーさんおかーさん方にお見せして、一体どれだけの人が、この内容を理解して、フィルタリングを実施できるのでしょう?
ほとんどの家庭が、パスワード程度の話で、今回のような顛末が関の山なのに…。

ウチでは、コドモに対しては、変なフィルタリングソフトに頼ると余計に手間が増えるので、パソコンの利用自体に制限をかけています。
使えるユーザーアカウントは制限つきアカウントですし、勝手に触ることもないようにしてあります。
そもそも、コドモに使わせるのに管理者アカウントだなんて、それ自体危険ですから。
携帯電話も料金にリミットをかけてますし、時間帯を制限しています。

まぁ「有害情報に触れないように」という趣旨にはそぐわないのかもしれませんが、「見られなければ全てよし」というわけでもないと考えています。
ウチは女の子ばかりなので、これが全ての家庭に当てはまるとは言えませんが。
それに、ここはまだまだ検討の余地のある部分だと思います。

とはいえ、そもそも、親がその辺をきちんと理解しなければならないのに、まだそういう領域に達している家庭は少ないと感じます。難しいところです。

2010年01月11日(月) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ソフトウェア不具合関連(設定不良), パソコントラブル, パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 基本操作・便利技関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (1)

2010年1月 9日 (土)

暖機運転の必要なパソコン。

こちらは以前にセットアップをしたお客様ですが、メーカー修理に出すので、その準備の手伝いをお願いしたい、とのこと。

ソニー デスクトップパソコン VAIO type J(ブラウン)(Office搭載) VGC-JS53FB/T
ソニー デスクトップパソコン VAIO type J(ブラウン)(Office搭載) VGC-JS53FB/T

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

まぁ、いわゆる「初期不良」というものがそれなりの確率で発生することがあるのは、私自身も何度か経験していますので、ない話ではないのですが…。

「なんかねぇ、寒くなると起動しなくなるらしいんだよね」

…は?
さ、寒くなると…ですか??

-----

お伺いして実際にやってみた。

…確かに、VAIOロゴで止まります。

???

しばらく放置しても同じ。

「そう、こうなっちゃうんですよ」

仕方がないので電源ボタンを長押しして電源を切り、もう一度電源を入れると、今度は普通に起動します。

お客様の話をお聞きしていると、ある日、同じように起動時に「VAIO」のロゴのまま止まって、うんともすんとも言わなくなったんだそうです。
仕方がないのでコンセントを抜いて(!)強制終了して、再びコンセントを差し込んで起動してみると、今度はきちんと立ち上がる。
とりあえずは使えるので、しばらくはそのまま使ってましたが、買ったばかりなのにどうにもおかしいので、メーカーに聞いてみたところ…。

「比較的低い温度では起動できない場合がある」

とのこと。
うーむむむむむむ…。

なんでも、製造番号で判別ができるらしいので、製造番号を言ってみたら、「該当します」とのこと。
「じゃ、どーすんの?」と聞いたら「送ってください、無償で修理します」だそうだ。

まぁ、それ自体は企業として普通の対応だとは思いますが、修理の間、代替品は用意してくれないんだそうです。
それ自体も普通の対応ではありますが、どうもそれなりの台数があるので、期間がかかりそうだとのこと。
お客様としては、その間パソコンがないことの方が困るので、かなり粘ったそうですが…。
結局メーカー送りとなったそうなのですが、バックアップを取りたいとのことで、また私の出番となりました。

とりあえずメールなどの設定やドキュメント・写真などのデータをUSBメモリへ移動し、取っておいた箱に詰め込みました。
普段から、新しいパソコンのセッティングの際には、こうした初期不良の可能性を踏まえて、1ヶ月程度は保管しておくことをお勧めしてますが、それが役に立った格好です。

この記事を書くにあたって、このパソコンの情報を探ってみたら。

VAIOをご愛用のお客様へのお知らせ VAIOパーソナルコンピューター J(JS)シリーズ 無償点検のお知らせとお詫び (2009年11月26日) :サポートからのお知らせ SONY

2009年10月に発売しました 「VAIO パーソナルコンピューター J(JS)シリーズ」の下記対象製品の一部において、比較的低い温度でPCが起動できない場合があることが判明いたしました。
~中略~
対象製品
  • 製造番号(シリアル番号)によっては、該当/非該当があります。非該当の製品では、この問題は発生いたしません。
  • 2009年10月発売モデル
    VGC-JS73FB/W、VGC-JS53FB/W、VGC-JS53FB/T、VGC-JS53FB/P
    • VAIOオーナーメードモデル
      VGC-JS93FS

…うん、確かに書いてある。
それにしても…なんなんだそりゃ。
ハードディスクがもたついてるのか?
それとも、コンデンサとか電源とかが温まらないとダメとか?

パソコンも暖機運転が必要…ってわけでもないんでしょうけどねぇ。
まぁ、モノが古いとそういうこともないでもないようですけど。

2008年1月15日 (火) 電源が入らない。寒い日編

こちらは本件と同様に「寒い日に電源が入らない」。

電源だけでなく、ハードディスクも寒いとダメだといえます。

2007年3月 7日 (水) ハードディスクの耐久性。
2007年12月 3日 (月) 12月はハードディスクトラブル月間。

こちらは寒いとハードディスクの耐久性が落ちる、という話。
私は経験則で気付いていた話ですが、グーグルの統計調査の結果でもそうだったとわかったのは驚きでした。
熱を持つものなので、熱過ぎるとよくないのは当然なんですが、キンキンに冷えててもダメなんですよね…。

今ぐらいの時期は、やはりハードディスク起因の「起動しない」というトラブルは問い合わせが多いです。
しかし、今回のは新品のパソコンですから、例外ですよね…。

2010年01月09日(土) ハードウェア不具合関連, ハードウェア不具合関連(電源), パソコントラブル, パソコン・インターネット, フリーズ・ブルースクリーン・再起動・電源切れる, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき, 起動しない・起動が遅い | | コメント (3) | トラックバック (0)

2010年1月 7日 (木)

ウイルスバスターの更新をしてみる。

ウチではそこそこの台数のパソコンがあるので、前の記事のようなウイルスセキュリティZEROも使ってますが、ウイルスバスターも使ってます。

さてさて、そのひとつであるウイルスバスターが、この1月に期限を迎えます。
するとまぁ…。

Vb2009up01

Vb2009up02

こんな具合に、3年版にしてね!っちゅーウザい広告が。

うるせぇバカヤロー!
コノヤロー!コンチクショー!

…とは言いませんが、そんな気分です。はい。

期限切れを機にノートンに乗り換えてもいいんですが…ノートンも死ぬほどウザい「期限切れ」警告が出て、更新する気を失せさせるんですけどね…。
まぁ決して中川翔子(ノートン)より仲間リサ(ウイルスバスター)が好み、というわけではないのですが(笑)、とりあえず、バスター侍にもう1年お付き合いしてあげましょう。

さてその更新をしようとしたんですが…。

-----

まずは店頭で更新版を探してみた。

…ない?

いや、あるはずだ。よく探せ!

…あった。

ウイルスバスター2010 更新パック
ウイルスバスター2010 更新パック
おすすめ平均
stars18ヶ月
stars期限切れでも更新できる
stars簡単です
starsオンラインで買わないでコレを買ったほうが安い!
stars1月当たりで換算すると,こちらがお得

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

うーん、ちっとも安くないぞ。どーなっとるんだ。

2010の1年版はこちら。

ウイルスバスター2010 1年版
ウイルスバスター2010 1年版
おすすめ平均
starsウイルスバスター2010
stars買わなきゃよかった
starsポップアップ広告が邪魔
starsポップアップ広告が気に入りません
stars操作性は良いと思いますが

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

って!更新パックの方が高いやんけ!

いやまぁ、期間から言えば更新パックは1年半でこの価格なので、微妙に安いっちゃー安いけど…。
とはいえ、販売価格が高くなってたら、お得感が薄れるから、あんまり意味ないよなぁ。

基本的には、2009とか2010とかの数字は関係ないはずなので、店頭在庫さえあれば、2009の更新パックでもいいはずなんだけど…。

ウイルスバスター2009 更新パック
ウイルスバスター2009 更新パック
おすすめ平均
stars根本的に論外
starsめっちゃ得
stars安かろう、悪かろう
stars毎年更新パックを使ってます
starsポップアップ広告つきのセキュリティソフト

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

…こっちも2010の1年版より高い。どないなってんねん。

それにしても…私と同じく、「更新しろ」のポップアップ画像が鬱陶しいって人は多いみたいね…。

ということで結局、年末に近所の某中古屋さんで、未開封の2009(1年版)を買った。3900円なり。

さて、それを使って更新…って、できるんかいな??

わざわざ更新パックとかあるぐらいですし、更新には更新専用にキーがあるので、1年版のキーでは更新は無理っぽいなぁ…。
トレンドマイクロのサイトには、「無理です」とは書いていないものの、「できます」とは書いてない。
とりあえず、年末にやって失敗すると、1月末の期限が1ヶ月減って12月末になる危険性があるので、1月になるまで待ってから挑戦してみた。

1月になるまで待ってから、メイン画面の「契約更新/その他」→「オンラインユーザー登録/契約更新」→「シリアル番号の変更」と進んで、1年版のシリアル番号を入れてみた。

…うーん、なにやら住所とか個人情報を聞いてきたぞ。ということは…。

あーやっぱり…。
お客様番号が別に振られて、新規登録と同じになった…。

まぁ、1年延長でも1月末だし、この登録作業でも1月末になったからよかろう。

あとはお客様番号を統一すれば…って、統一しても結局は別のシリアル番号だから、延長になったわけじゃないんだよねぇ…。
3台にインストールしてるけど、あと2台にも新しいシリアル番号を入れてやらにゃならんのね。
更新だったら一発で済むんだけどな…まぁ仕方ないか。

それにしても、ウイルスバスター(トレンドマイクロ)もノートン(シマンテック)も、契約更新という作業を甘く見すぎている。
自称初心者にとって、ウイルス対策の契約更新・アップグレード作業がどれだけハードルが高いのか、ということを。

2005年9月15日 (木) とっても難しい、ウイルス対策ソフトの更新。
2008年10月17日 (金) 自動更新の落とし穴。(ワンクリウェアの恐怖 またまたまた)
2009年4月 8日 (水) ノートンの更新のお手伝い。

正直、ここまで面倒だと、たしかに人にやってもらおうという感じにもなります…。
ただ、ウチの作業費は、基本的にウイルス対策ソフトの1年分の値段とどっこいどっこいか、やや高いぐらい。
それだけ払ってでも、更新をしなければならないというのも大変だとは思うのですが…。

まぁ基本はクルマと同じで、私自身も車検や定期点検は、お金を払ってでもディーラーに任せてます。
そういうもんだと思っておきましょう。

とはいえ、金額が違いすぎるので、ウイルス対策の更新は自分でするほうが賢明だと思いますが…ねぇ。
メンドクサイのはメンドクサイんですよねぇ…。

2010年01月07日(木) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェアアップグレード関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), パソコン・インターネット, 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (14) | トラックバック (0)

2010年1月 5日 (火)

「Internet Explorer は動作を停止しました」って言われても…。

最近はWindowsマシンを買えば、基本的にはWindows7ですね。
たまーに売れ残り展示処分品のVistaとか、ネットブックやあえて選んだダウングレード品でXPとか、新品でも3世代も並んでいる状況って、ホントに珍しいんじゃないかと思います。
でも、もうしばらくしたら、「それでもあえてXP」はあっても、「あえてVista」は…ほとんどないでしょうねぇ…。

まぁそれはそれ。

今回は普通にWindows7搭載のFMVノートパソコン。
無線ルーターとのセットという、いかにも今風な組み合わせ。

まったく珍しくもない組み合わせだったので、なんとも思わず設定をしていたんですが…。

NEC Atermの無線ルーターだったので、らくらく無線スタートEXをインストールして接続。
無線は全く問題なし。

で、今回はフレッツ光プレミアムですから、単純にブリッジ設定でいいので、スイッチでAPモードにすれば何の問題もないわけですが、このままでは設定画面に入るためのAdminのパスワードが設定されない。
一応やっておくべきでしょうから、スイッチをAPに切り替える前に、設定画面を開くべく、「http://web.setup/」へ接続。

Internet Explorer は動作を停止しました この問題の解決策を確認しています…

Internet Explorer は動作を停止しました

この問題の解決策を確認しています…

はひ?

Internet Explorer は動作を停止しました 問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合は Windows から通知されます。

Internet Explorer は動作を停止しました

問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合は Windows から通知されます。

ふへ…ほ????

うーん…別に怪しいサイトを開いたわけでもないのに…ってか、ルーターの設定画面を開いただけなのに…な、なんで???

-----

コレが出る原因の定番は、Yahoo!ツールバー。

2009年1月13日 (火) IE7が起動しない、とてもありがちな理由。

アドオンを外せばいいはずなんですが…Windows7のFMVなので、Yahoo!ツールバーは入ってませんし、せいぜいAzbyClubツールバー程度。
これがこんな悪さをするとはとても思えませんし…そもそもまだインターネットへの接続もしないうちから、ルーター画面が開かないって、おかしいでしょ…。

とりあえずイベントビューアーでエラー内容のチェック。

これか?コード1000のApplication Error。
説明の記述が…

障害が発生しているアプリケーション名: iexplore.exe、バージョン: 8.0.7600.16385、タイム スタンプ: 0x4*******
障害が発生しているモジュール名: autheng.dll、バージョン: 6.0.0.31、タイム スタンプ: 0x4*******
例外コード: 0xc0000005
障害オフセット: 0x00030dc8
障害が発生しているプロセス ID: 0x1748
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01**************
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\Program Files\Softex\OmniPass\autheng.dll
…うーむむむむ、「OmniPass」っつったら…タッチパッドのところにある、指紋認証用のソフトだよなぁ。
何とも微妙なソフトが…。

使ってない人は使ってないけど、だからと言って止めるわけにも…。
うーむむむむむ…。

そこで、ピキンとひらめいたのは…。

インターネットオプションのセキュリティ設定。

ここの「信頼済みサイト」に登録してみたらどうなんだ?

Warpstarfmv04

こんな感じで。

改めて「http://web.setup/」へ接続。

さてどうだっ!

…設定画面が表示されました…成功です!!

つながっている間に、Aterm恒例の管理者画面の設定をして完了。

指紋認証がIEのセキュリティに引っかかっているとは…ちょっと思わなかったッスねぇ…。

ただ、APモードにしてしまったら、「http://web.setup/」ではもう開かない。

Aterm(WARPSTAR)の場合、基本的には、「http://192.168.0.210/」か「http://192.168.0.211/」。

クイック設定Webを起動したい Aterm Q&A :121ware.com

今回は光プレミアムですから、これだと、APモードからRTモードへスイッチで切り換えるか、パソコン側を「192.168.0.100」などに固定しないと開くことができません。
設定画面などあまり開きはしませんが、面倒なので、APモードに切り替える前に、ルーターのIPアドレスをCTUに合わせて「http://192.168.24.210/」なり「http://192.168.24.211/」に変更しておきました。
ついでに、「信頼済みサイト」への登録も。
IPアドレスでの接続もやはり引っかかるからである。

もちろん、設定画面のパスワードなど、変更した設定情報は、付属のスタートアップガイドに書きとめて、お客様に説明しておきます。
必ず保存しておく、ということも。

しかしまぁ…セキュリティレベルが上がるのはいいんですけど、ルーターの設定画面を開いたぐらいでIEをクラッシュさせないでほしいですねぇ…。

2010年01月05日(火) ウィルス・スパイウェア関連, ソフトウェア不具合関連(セキュリティホール), ネットにつながらない・遅い, パソコントラブル, パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年1月 3日 (日)

ミスドの今年の福袋は?

正月からパソコンの対応をしていたわけではありませんのでそれ関連の話ではありませんが、福袋の話。

毎年、ミスタードーナッツの福袋を2つほど買うのが恒例となってますので、今年もあるだろうと思って、買い物のついでに行ってみたら…。

ない。

いつもは山積みで、普通に気軽に買えたのに…今年はどこにもない。

なぜ?

-----

よくよく考えたら、2年ほど前から、景品はポイントカード制になってますから、あまり景品が余らなくなったんでしょうね…。
でも、1000円でドーナッツが10個+割引券+景品ごっそりですから、なんにせよお買い得でしたから、家族みんなが毎年楽しみだったんですが…ねぇ。

店によっては、整理券を発行するほどの取り合い状態。

まぁ、ドーナッツもレギュラー品はサイズがかなり控えめになったり、ちょっと高級にして単価高めのものがやたらと増えたり、100円セールでもパイは130円だったり適応外商品が増えたり。
露骨な値上げはしていないにしても、実質的に値上げになっている部分は多いのは確か。

で、最近のファストフードが力を入れているのが、プレミアムコーヒー。

知り合いの喫茶店の大将が言うには、

「マクドでこれを100円で出すのは反則やでぇ」

と言ってしまうほど、マクドナルドのプレミアムコーヒーのレベルは高いそうです。

100円で高品質なコーヒーを--マクドナルド「プレミアムローストコーヒー」 2008/02/01 :マイコミジャーナル

まぁ、最近は外食産業はどこも売り上げダウンで、少ないパイを奪い合うという構図が出来上がってきている。
そんな中で、スターバックスへ流れている客を奪い返そうとしたのが、マクドナルドの24時間化とプレミアムコーヒー。
エスプレッソを加えることで、追撃を本格化したようだ。

エスプレッソでスタバ追撃=喫茶需要を開拓−マクドナルド(時事通信) - Yahoo!ニュース 2009/11/03 :はてなブックマーク
※Yahoo!ニュースは早々にリンク切れとなるため、今回は「はてなブックマーク」へリンク。

もちろんほかにもクオーターパウンダーなどのヒットもあったわけですが、おかげで、マクドナルドは創業以来最高の売り上げだとか。

平成21年12月期第3四半期累計期間 連結決算概況 :日本マクドナルドホールディングス株式会社

誇らしげにこう書いてます。

■増収(全店売上高)増益。全店売上高、過去最高。
■連結営業利益、上場以来最高。
…と。

ミスタードーナッツも当然ながらプレミアムコーヒーを投入はしてますが…はたして効果のほどは…。

-----

…あそうそう、ミスドの福袋の話でした。

結局、なんだかんだであっちこっち行ってみたら買えましたけどね。
ここまで探さないと買えないのは初めてでしたねぇ…不況は根深いなと、妙なところで感じさせられました。

2010年01月03日(日) 企業(メーカー・プロバイダ等)の姿勢, 日記・コラム・つぶやき, 趣味 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2010年1月 1日 (金)

「カールじいさんの空飛ぶ家」観てきました。

年末年始は、スケジュールの関係でどこにも行けなかったので、とりあえず映画でも…ということでこちら。

「カールじいさんの空飛ぶ家」です。

ネタばれにならない範囲で書いてみます。

-----

まぁ、レビューとかは、Yahoo!映画とかgoo映画で見てもらうとして。

「最初の約10分が感動的」という前評判は間違いありませんでした。
最初は子供自体の思い出。ここはセリフがありましたが、結婚してエリーが病死するまでは、セリフが全くない状態。
ここまでが、前評判の高い前フリ。
これだけで涙腺のゆるい人はウルウルきてしまいます(笑)。
本編はここから。
でも、ここまでをしっかり見ていないと、後半のストーリーが一部意味不明になるので、見逃すと、ちょっと残念な状態になりますね…。

とりあえず、「晴れ ときどき くもり」という短編を先にやってるので、少々遅れても、見逃さずにはすむんですが。

エリーが亡くなってから(?)は、周りの再開発が急速に進み、カールじいさんの家はすっかりビルの谷間に。
地上げ屋との攻防に明け暮れる日々。
そんなある日に起こった事件で、カールじいさんは出ていかざるを得なくなったのだが、そこでカールじいさんの取った手段は…大量の風船で家ごと飛んでいくこと!

まぁ正直なところ、「んなアホな」と言いたいところだけど。
ここを否定すると、あとはすべて「ない話」になってしまいますので、とりあえず「マンガ」ということで受け入れておきましょう。
後の展開も基本は「マンガ」ですので…。

まぁその、物語的には、冒険あり笑いあり涙ありと、エンターテインメント性満載の、よくできた娯楽作品です。
大人が観に行ってよし、家族連れでもなおよし。
頭をからっぽにして、アニメとして楽しむ作品だと割り切って観ましょう。
ご都合主義的な展開も当然あるわけですが、そういう部分を突っ込むような野暮な人は、そもそも観ない方が幸せかもしれません。
ユーザーレビューでポイントが低かった人というのは、宣伝の仕方がアレだったので、変に期待させすぎだったのかもしれません。
まぁそもそも「風船で空を飛ぶ家」という設定にリアリティを求める方が…。

あと、上映時間の関係で、観たのは3Dバージョンでしたけど、あまり色合いを損なうことなく、奥行きのある絵になっていましたので、これはこれでよかったと思います。
ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の4Dシアターアトラクションみたいに、奇をてらって「とにかく飛び出すこと」をメインに作られているわけではなく、動きのある部分は奥行きを取り、閉塞感のある部分はあまり奥行きを作らない、というメリハリのある構成としていたようです。…とパンフレットに書いてありました(笑)。
ですので、3Dに過度な期待をしていたりすると、あまりビョンビョン飛び出さないのでがっかり、的な感想になる可能性もありますけど、せっかく映画館まで観に行くなら、ぜひ3Dバージョンで観ることをお勧めします。
あ、ちなみに、USJの4Dシアターアトラクションの「4D」は、立体+αがあるから4Dなんです。
しぶきとか、匂いとか、振動とか(笑)、そういうのがあるんですよね。
立体映画もいろいろやり始めたら、単に「飛び出す!」だけのものをやっても仕方ないってことです。はい。

いろいろ書きましたが、私は、かなり楽しめました。
観に行って損はないと感じました。
「感動大作」と期待してると、ちょっと…ですけどね。

2010年01月01日(金) おすすめサイト, 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ, 趣味 | | コメント (0) | トラックバック (0)