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2010年2月17日 (水)

「新聞奨学生」の実態って…。

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今回はパソコンとは関係ない話です。
とは言っても、インターネット上での情報ではありますが。

苦学生をうつに追い込む!? 不況で希望者殺到「新聞奨学生」の実態 西川敦子(フリーライター) :ダイヤモンド オンライン

決して楽とは言えないこの新聞奨学生制度ですが、世相を反映してか、応募はかなり多いらしいです。
しかし、新聞販売店の求人自体が減っているらしく、あっというまに枠が埋まってしまうんだそうです。

それにしても、この記事には、正直なところ、少なからず違和感を覚えました。

まぁ、新聞奨学生制度を運営しているところからの情報には、こんなマイナスイメージの情報なんて出てこないでしょう。
とはいえ、ここまでひどいものなのかどうか、実際に新聞奨学生制度を経験した身から、ちょっと意見を書いてみます。

-----

先に書いたとおり、実は、私自身も新聞奨学生を経験しています。

高校を出てから、すぐ近くではありますが、神戸のとある学校に通った2年間、住み込みでの「勤労学生」生活を送ってました。
兄弟がいるので、少しでも親の負担を軽くしたいという気持ちが大きかったというのもありますが、まぁ「家を出てみたい」という気持ちも少なからずありました。

実際に体験してきた経験を振り返れば、先に紹介した記事のようなひどいところというのは、私の見聞きした範囲では、存在しませんでした。
あの時期は、まだバブル経済前で、世の中がまだまだ伸びしろがあった頃でしたので、掛け持ちでバイトをしなければならないほどの人は、いたとしてもほんの少数だったと思います。

早い時間に起きること自体は、それほど苦にはなりませんでした。これは生活のリズムの問題ですので。
やはり辛いのは、まぁ当然の話ですが、季節や天候にさらされる仕事ではありますが、関係なく業務が課せられること。
冬場や雨・雪の日は当然ながら辛いわけです。
しかも、余分な時間はほとんどない状態。
転倒やら誤配やらで時間をロスすると、取り戻すのがかなり大変です。

夕刊は、薄いし広告も入らないので、それほど苦にはなりませんでした。
しかし、学校の授業や実習で、夕刊配達が優先になって受けられないものもありました。
学校も、私を含めて何人かいた新聞奨学生への考慮もしてくれていましたが、午後の自主参加の実習には、実質的にはほぼ参加できませんでしたので、学業に支障がないといえばウソになりますが。

夕刊が終われば、翌日の朝刊にはさむチラシの束を作成し、食事をして、わずかな勉強時間のあとに就寝。
あまりない時間に集中して勉強する必要があります。
まぁそれだけに、時間に余裕があってダラダラしてしまうよりは良かったのかもしれません。

…とまぁ、これはまともな就労体制の整っているところでの話。

先の記事で言う、4ページ目あたりの不当ないじめ・嫌がらせ事例は、実際の現場を見てきた上で言えば、ない話ではないとは思います。
全国にどれぐらいこんな現場があるのかは、第三者の聞き取り調査でもない限り、決して浮き彫りにはならないでしょう。
実際、奨学会の卒業パーティーに呼ばれた時には、その手の内容のチラシを配ろうとして退場させられた人がいました。
ですので、先の記事どおり、不当な扱いを受ける奨学生が、一定の割合で存在するのは事実なのだろうと思います。
そういう扱いを受けないように、本来は運営側がそれなりの動きをしなければならないとは思いますが。

ただ一つ言えるのは、

社会人として世の中に出て行けば、似たような話はいくらでも転がっている

ということ。
それこそ、

無菌状態の箱入りで育てられてると、雑菌だらけの世の中に出てきたら一発でアウト

というのと同じです。

だからといって不潔な場所で育てろとは言いません。
耐性を付けるための「ワクチン投与」というのは必要だ、ということ。
こういった体験を通じて、世の中の厳しさというものに触れていけば、いきなりの厳しさに耐え切れずに「うつ」になって復帰が困難、という事態は避けられるはずです。
※「うつ」に絡めるのは不適切とのご指摘がありましたので削除させていただきます。
何も新聞配達でなくても、クラブ活動、特にいわゆる「体育会系」というのは、世間の厳しさに似たものがあります。
私は小学校の頃に水泳をやっていた以外は、体育会系には所属しませんでしたが、そこにはおそらく、先の記事のようなダークサイドは、もっとたくさんあるはずです。
ダークサイドのあるなしは別としても、こういうところを体験してきた人は、おそらく人間的に強くなっているのではないかと思います。
私もそういう厳しさをなんとか乗り切ったので今があると思いますし、乗り切ったということが自信にもつながっています。

ただ、学校のクラブ活動と違うのは、クラブ活動程度なら嫌なら抜ければいいだけですが、新聞奨学生は、学生とはいえ、社会の一員として、責任が発生しています。
安直に「やーめた」は通用しないのです。

新聞配達という仕事は、誰から見ても厳しい仕事に違いはないので、厳しいのはあらかじめわかっていること。
ですから、

新聞奨学生を希望するなら、くれぐれも「やるなら最後までやり通す」という根性と責任感を見せてほしいものです。

最後に、元記事にあるような、いじめや待遇について言えば、繰り返しにはなりますが、

それは新聞奨学生特有の話ではなく、世間のあちこちに転がっている話です。

なにも新聞奨学生に絡めて出す話ではないはずだ、という違和感があった、という話。

-----

追記:2010/03/05

かなり誤解が多いようなので追記しますが、

新聞販売店のひどい状況を肯定するものではありません。

新聞配達という仕事は、先の記事のひどい状況を差し引いても過酷なものです。
「安直に」やーめた、はどんな仕事でもダメだし、恵まれた場所・ひどい場所の差はあれど、人間関係の問題はどこにでもある話、ということを言っているだけ。

ここで書いてどれほどの宣伝になるかわかりませんが一応。

イベントのお知らせ 新聞奨学生イベントvol1新聞が絶対に書けない貧困ビジネス -新聞奨学生制度の実態と「売るヤクザ」からの脱出大作戦!- :新聞奨学生SOSネットワーク(旧新聞奨学生110番)活動ブログ

3月7日(日)に新宿ロフトプラスワンでイベントがあるそうです。
私は行けませんが、暗黒面だけが注目されて暴走しないことだけを祈ってます。
この記事も、結局は暗黒面だけが注目されているようなものですから。
そういう読まれ方しかされない、という私の心配が杞憂である事を願ってやみません。

ちなみに、人気blogランキング参加中です。 よろしくお願いします。

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2010年02月17日(水) おすすめサイト, ニュース, 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

はじめまして。
記事読みました。私も2年間だけ新聞奨学生をしていました。2年間だけだったのは教職課程とれなかったからです。

実態として、あのダイヤモンドが示す事例はあるんだと思います。確かに、夕刊業務は厳しかったですが、私がつとめていた店では、遅くなったり、別刷りなどおおい時は、専業の方がそれなりにフォローしていおいてくれたり、新聞を組んでいたりしていただきました。
集金もやっかいでしたが、いろいろなお客さんと接することで、社会のいったんを見たようなきがしましたし、あのときは苦痛でしたが、今思うと、いい経験にはなったなぁとおもいます。そのおかげである程度はいろいろな人に対応できる免疫もできました。

新聞奨学生に限った話ではないとおもいます。でも問題があったら、やはりそれは解決の方策も考えないといけないのかもしれません(そもそも新聞奨学生を必要としない社会とか、、、)

駄文で失礼いたします。

投稿: tikahiro | 2010/03/03 13:03:39

ささもとさんの言うとおり。
良い悪いは置いといて、どこの職場にもある話ですな。

鬱に関しては、私は鬱病の当事者なんですが、なる人はなる病気。ならない人はならない病気だと思っています。
精神力だとか、強い人、弱い人という定義とは別ですけどね。

投稿: SHU | 2010/03/03 14:46:51

tikahiro さん
経験者ならなおさらわかると思いますが、新聞配達という業務自体は、決して楽ではない「肉体労働」です。
世の中の仕事は、どれも決して楽なものではありません。
楽でないからお金になるのですから。
ただ、残念なことに、業種を比較すると、見合うものと見合わないものがあるのは事実ですね。

紹介記事のいじめの事例は、業種ではなく人間的な問題ですから、これは本当に新聞奨学生に限った話ではない、ということ。

経験者の記事は、こちらにもあります。
http://sangoukan.xrea.jp/column/20060603.html
なんか見たことあるデザインだなと思ってたら、以前、別記事でウチの記事へリンクをもらってました。

新聞奨学生は、学費というものが必要である限り、存在する制度だと思います。
また、人の集まる場所である限り、不幸な事例も存在し続けるでしょう。これはある種どうしようもないのかもしれません。

SHU さん
ならない人はならない病気、ですか…。
もしかしたら、私は鬱というものを正しく理解していないのかもしれません。
でも、うーん…「引き金」のレベルは人によって違うんじゃないかとも思ってみたり。
もう少し調べてみます。はい。

ただ、心も体も同じで、鍛えなければ強くはなれないと思います。
オリンピックで金メダルを狙える選手も、常人以上の厳しい練習を積んだからこそなれるレベル。
お坊さんも「修行」をされます。厳しい修行を積まなければレベルは上がらないでしょう。
記事で言う「耐性をつける」というのは、そういう話です。

 

ところで、はてブのコメントを読んでいると、この辺を誤解している人がいるようです。
何も劣悪な人間関係を肯定も推奨もしてませんし、「新聞奨学生は辞めてはいけない」とは書いてません。

『安直に「やーめた」は通用しない』

とわざわざ赤太文字で書いてます。
これはどんな仕事でも同じです。社会人として最低限のルールです。
そうですよね?

投稿: ささもと | 2010/03/03 16:57:01

いつもお世話になっております。

内容的には大体のところ、同意見です。
世の中は甘くないし、楽して大金を得る事はできません。

SHUさんの言うように、鬱病に関しては単純な精神力がどうこうの問題ではありません。
鬱っていうのは人それぞれですが、疲労骨折のようなもので、これは鍛えているアスリートでもあり得る話です。
判りやすく言うと、ストレスが溜まり、気がついたら限界を超えていたって事ですね。
怖いのは、骨折は物理的なものなので判りやすいですが、鬱は精神的なものなので、他人も本人も判り難いし医者もよく判らず治療している実態があり悲惨です。

ちょっと脱線してしまいましたが、一言言わせて頂きたかったものですから・・・

投稿: しん@神戸 | 2010/03/03 18:01:12

いつも楽しく拝見しています。
しかし、まさかこのブログでこの話題に…。
意外でした(笑)

ワタシも新聞奨学生経験者です。
経験から言わせていただきますと、奨学生の生活環境は、専売店の意向に大きく左右されます。

ワタシが配属された専売店が用意してくれたのは、違法建築の見本とも言えるアパートで、しかも三角形の2畳間でした。
2畳で、しかも三角の部屋なんですよ!!
田舎から出てきたワタシは、目が点になりました、ホント。
初日の夜は、隅が折れ曲がった布団の中で涙が流れましたっけ…。
もちろん、共同トイレで銭湯です。
専売店の話では、家賃は月7千円だそうで…(笑)

大阪の中心部に近い地区でこの家賃ですから驚きですよね!!

当然、入居者は、みな凄まじかったです。
身寄りのないおばあさん。
パチンコ屋の住込み店員。
チンピラ未満の似非極道。

同じアパートに住んでた別の奨学生は、発狂してしまいました。


20年前の話ですが、今の奨学生がちっとはマシな環境で勉強していることを願って止みません。

投稿: catta | 2010/03/03 22:00:10

しん@神戸 さん
うつ病に関しては、おそらく当の本人もしくは家族などでもない限り、正しく理解できないのかもしれません。
今はまだ詳しくは言えませんが、身内に高機能自閉症と診断された者がいます。症例を聞いてもピンときませんが、実際に本人と過ごしていて、初めて「そういうことか」とわかります。
ちょっと昔なら、ただの「変なヤツ」で終わってしまうところでしょうけど。
私のうつ病に対する認識も、まだその程度のぼやけたものなのかもしれません。

疲労骨折というのは、鍛えようとしなければ起こらないはずのものじゃないですか?
お年寄りはともかく、日常の生活で起こるとすれば、それはそうならないようにしていなかったから、ということでは…。

精神的なストレスというのは、性格がかなり影響してくると思います。
まぁうつが起こってしまってからでは遅いのですが、やはり性格形成の時期(幼少期~思春期以前)の環境にも左右されるのでは?と感じます。
私は先天性のものではないと考えていますが、間違っているのでしょうか。

私は専門家ではありませんが、その(性格形成の)時期に自殺を考えるほどひどいいじめに遭ったことはあります。
その頃の記憶は「開かずの間」に封印してしまったのでもう細かいことは覚えていません。おそらく本能的な「安全回路」が働いたのでしょう。環境があのまま変わらず続いていたら、私もうつ病になるかもうこの世にいなかったかでしょう。もしかしたら、それがうつ病だったのかもしれません。

ですので、たまたまだったのかもしれませんが、そういう状況を乗り越えられたのはラッキーだったといえますし、それがあったからこそ今の自分があるのだと思います。
「痛み」を知らない人は、人の痛みを理解できませんし、痛みを避けるような考え方をしません。
うつ病になることを恐れての「無菌状態」は、さらに深く苦しいうつ病を誘発しかねない、と私は考えます。
それが、どういう手法が正しいのかはわかりません。
ただ、今の教育現場は、間違った誘導により退化していると感じます。「ゆとり」の名の下に、大事なことを教えなくなり、体罰がなくなった代わりにそれ以上の深い傷を負わせる「言葉の暴力」が横行するようになりました。
そういう時期で育った人が先生となり、負の連鎖が続いているように感じます。
間違った誘導のひずみをもろに受けているのは、現場の先生と子供たちなのでしょう。

…ああ、かなり脱線しました。すみません。
「うつ病」と「精神の弱さ」とは、かなり線引きが難しいところだということを言いたかったわけです、はい。

catta さん
私のいたところは、基本的に専業の方と学生だけでしたが、そこまですさまじい方々はおられませんでした…。
まぁ環境がいいに越したことはありませんが、20年は続くと言われそうなこの不況と、ネットの普及で紙の新聞はかなりの苦境に立たされていますので…ねぇ。

このブログで、というのは意外かもしれませんが、パソコンのことだけを書いていても無味乾燥じゃないかと思ってますので、ウケ狙いではありませんが、パソコン以外のこともそれなりに書いてます。
ご興味があったら、カテゴリ別の記事から探していただくのもよろしいかと。
ツイッターではさらに関係ないことばかりですが(笑)フォローいただければ幸いです。
http://twitter.com/sasamoto

投稿: ささもと | 2010/03/04 6:40:07

はてブにて、「デスマーチうんぬん」「社畜」「努力の押し付け」という言葉が見受けられますが、

http://b.hatena.ne.jp/entry/orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2010/02/post-88d9.html

それはなんか違うような気がしますね。

社会人として、安直に「ちっ、めんどくせ、やーめた」とか吐き捨てて仕事を投げ出すようなことをせずにがんばる、なんて当然のこと。
養うべき家族がいれば、なおのこと。
先に挙げた3つの言葉は、これを否定するものじゃないのかな?
自分が壊れないように回避するのと、自分を守れるように強くあるべきと考えてそれなりの行動をとる(とらせる)こととは別の話。
嫌で辞めるのは本人の自由ですが、「めんどくせ」が理由では誰も助けてはくれない。
また、辞めても次のステップにつなげられないのであれば、学習能力の欠如としか言えない(それが病気ならば致し方ないが)。

少なくとも、がんばり過ぎないようにいたわるならまだしも、人の努力する姿をあざ笑うような風潮は、決してほめられるべきではない。
まぁたとえば、オリンピックやワールドカップサッカーを観て「必死だなw」と鼻で笑っているようなもの。
もしそんなことを言う人間がいるとしたら、何か根本的な部分で勘違いをしているんじゃないか?としか思えない。

投稿: ささもと | 2010/03/04 7:27:00

コメント欄で書いてどれほどの宣伝になるかわかりませんが一応。

http://syogakusei110.blog32.fc2.com/blog-entry-101.html

3月7日(日)に新宿ロフトプラスワンでイベントがあるそうです。
私は行けませんが、暗黒面だけが注目されて暴走しないことだけを祈ってます。

記事にも追記しますか。

投稿: ささもと | 2010/03/05 9:52:02

いつも楽しく拝見してます。
ただ今回の記事は「違和感」があったのでコメント。

そもそも50代~団塊の世代は、働くのが当然であり、働くことでいい生活ができる、というような原動力があった。そうやって高度経済成長を支え、今日より明日はいい生活ができる!という動機があった。
でも今はそんなこと考えて働く若者なんていません。
若者といっても、30歳より下くらいのことです(30歳より少し上あたりは、世代/時代 の挟間のようで、上の世代と下の世代の価値観がかなり混在してる感じ)。

なぜ働くのか。金を得るためではないのか。やりたいことを見つけろと言われてきた。そういう仕事をしなさいと。
仕事をするのは当然であり、しなければならないと言われてきた。一方、お前の自由に好きなことをやれとも言われてきた。

好きなことと仕事が結びつくはずがない。生活することが仕事だった時代ではない。家業なんてものは今やほとんどない。
マンガやアニメやゲームが好き、勉強の中では数学が好き。それと仕事がどう結びつけと言うのか。夢を持て?ゲーム作りたいです。じゃあ努力しろ?
夢に向かって必死に努力する人なんて(今の若者には)いない。何が好きで何故大学に行くのかもわからないのに。
好きなことがあって、たまたま世間に認められることならそれを一生懸命やる人はいるでしょう。でもそれは夢に向かってひたむきに~なんていうのとは違う。夢は努力すれば叶うなんて高度経済成長期の幻想だ。挫折して立ち上がれ?そんなこと若者に教えたことが一度でもあるのか。

>「めんどくせ」
面倒なことはやらなくていい、好きなことだけやれと教えられて育ったんです、今の30歳未満は。
好きなことを仕事にしろと。続けられるからと。

何故働くのか…食うため、というシンプルな回答でもいいかもしれません。
でも今の日本の生産性・GDPは働くために仕事を無理やり作るレベル。有効求人倍率が低いということは労働力が過剰。そんなに全員働かなくても食っていける国。国民が全員働かなくても技術の進歩で食っていける時代。

働く人間は偉い、働かない人間はゴミ。
そういう風潮/社会的評価だから働くんです、若者は。強迫観念といっていい。
だから大学を出ないと就職ができない、と言われる。だから大学に行く。でも好きなことをやれと言われる。意味がわからない。働くために働くのではないのかと。その中でも、自分が納得できる理由をつけてなんとかやっていこうとしている。


…長文は自分のブログにでも書いてろって感じですが(すみません)、
最近よく感じる、団塊世代の仕事観と若者の仕事観の決定的な違いが、こういった出来事の根底にあるのだと思います。
私自身も、真剣に、働くとは何かを考えていますが未だに結論めいたことはわかりません。
ただ、過酷な/嫌な 仕事ならばそれ相応の賃金が払われるべきだし、事務職やアナウンサーなど多くの人がやりたい仕事は低賃金であるべきです(本来は)。

本エントリとは直接関係のない長文ですが、思ったこと/感じたこと のつぶやきでした、これからもブログ楽しみにしています。

投稿: kkzt | 2010/03/05 10:59:31

kkzt さん
うーん、どうやら20代か10代のお方のようですが。

結局は教育しだいの話ってことですね。
世間を理解していない偉い人の決めた方針で。
それで若者が働く方向を見失っているとしたら、不幸だとしか言いようがないですね。

どんな仕事をしていても、失敗することもあれば壁にぶち当たることもあります。
また、辛くても誰にも代わってもらえず、自分だけでやり切らなければならないことだってあります。
ブラック企業とかでなくても、そういうことは必ずあります。
こういう時、そんなプレッシャーに一度も遭遇したことのない人は、無責任に投げ出して逃げるか、押しつぶされて再起不能という事態にも陥りかねません。
社会へ出る前に、それなりのトレーニングというのはやはりあってしかるべきだと思います。

紀元前からいわれている「最近の若いやつは」と言うつもりはありませんが、プレッシャーのない仕事を求めて「メンドクセ」とか言ってるようでは、どこででも働けないのではないかと思います。
安い買い物でも「金を出せばお客」「お客様は神様なんだよゴルァ」を言う人が増えたように思いますが、それに対して「メンドクセ」が横行した方がいいんでしょうか。

労働力が供給過剰なのはなぜか。
事務手続きのネット化でホワイトカラーの仕事が減り、生産設備の海外依存でブルーカラーの仕事も減るから。
そこへ加えて、昔の技術やノウハウは、ネットでいとも簡単に誰でも手に入る状態。
だからこそ、並の「労働力」ではダメだというのに、「好きな事をやれ」とか言っているようでは、話にならない。

似たような話は、以前にも書いてます。
http://orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2008/11/post-e957.html
こちらは「高速道路と大渋滞」というお題。

働かない人間はゴミというより…働かないとお金は入らないでしょ?
それに、いくらなんでも、働かずには自立はできませんし、結婚もできませんし、子供も作れない。
どんどん晩婚少子化になり、社会制度が破綻する。
社会制度は政治マターですけど、結婚とかは本人がそう思わなければできないこと。
異性を好きになることはないのか?一緒にいたいと思ったりしないのか?
そこで初めて人生について考えたりするわけだから。
死ぬまで一人でいればいい、とか思っていたら、確かに「食うためにのみ働く」だろうけどね。
でも、何らかの形でコミュニティで生活する以上、「一人で」はいつか通用しなくなります。
この記事について否定的な言葉を吐く人って、その辺がわかってないんだと思います。

なぜ大学に行くのかって?
高校ならまだしも、大学は惰性では行けないはずだけど。
行くなら行くで、方向性をある程度決めないと、行く大学は決められないでしょ。
どうもその辺が理解できない。

あと、「事務職やアナウンサーなど」の賃金は、なぜ多くの人がやりたい仕事か、で違ってくる。
楽だから?安定してるから?
何をポイントとするかで大きく変わるはずですが。
逆に、「儲かるから」であれば、観点は違ってきますよね。

最後に、これは「本文とは関係ないつぶやき」ではないですよ。
新聞奨学生のことを書いてないのは大正解だと思います。

書いたきっかけは新聞奨学生でしたが、本文のオチに書いたとおりで、これは新聞奨学生に限った話ではないからです。
新聞奨学生の話がちょっと刺激的だったせいか、はてブなんかは、それにしか目の行ってない人の多いこと多いこと。
派遣切り・リストラが横行し、「残るも地獄、辞めるも地獄」が珍しくもないこの時代に、みんな普段どんな温室にいるんだ?って思いましたね。逆にそっちの方が驚きです。

投稿: ささもと | 2010/03/05 21:43:44

ささもと様

コメント、興味深く読みました、ありがとうございました
高速道路のエントリも、分かりやすかった。

私自身は28ですが、社会人歴は4年くらいです。
私のまわりの人間や友人は、就職しても転職したり、仕事を辞めたいと思っている人間が大多数です。
仕事が楽しい、という話は聞かないです。若いうち仕事で苦労するのは当たり前だとか言われそうですが。

>高校ならまだしも、大学は惰性では行けないはずだけど
いえ、惰性です。親が大学進学を勧めますから。
地方でも一般的な公立高校にいれば、平均的な大学進学率は50%超える時代ですし、女性でも多くが大学に行くのが一般的です。
自分の意思でやりたいことが明確にあって、専門学校に行ったり就職したりする高卒はむしろ少数派です。
大抵は、好きな分野はこれかなぁ的な漠然とした趣向で、高校の文系/理系を分けられ、大学の学部を決めさせられる。だってそれくらいしか判断基準がないもの。

少なくとも、私の周囲はそうでしたね。みんなそうでした。
だって、大学くらい出ないと就職ないよ、この氷河期に、と親も教師も言ってましたから。

仕事にも同じことが言えますね。
なぜこんな苦労をしてるのか意味が分からないという感じだと思います。
夢をもて好きなことをしろ、でも現実の社会はそうではないし、がんばれば夢が叶うわけでもないことはバカではないので分かっている(たとえば昔は、マイホームを持つとかそういう夢)。

明日に向かって努力するという感覚はよく分かりません、だって年金も社会保障も無くなるかもしれないし、会社も無くなるかもしれない。
それなら無理な苦労をするより、仕事やめちゃったほうが良くないですか。
家族がいようがいまいが、いや家族がいるならこそ、そういう選択をするのかなと思います。

>「残るも地獄、辞めるも地獄」
ならば、辞めるほうを選択する人間が多いと思う、ということです。

また取りとめもないですね、すみません。若者の考えを書いてみたかったのです。
上の世代の方がどのように感じられるか、聞いてみたかった。

投稿: kkzt | 2010/03/06 12:04:01

kkzt さん
最近は、どこの企業も、リストラなどで人を減らして優秀な人員だけを残そうとする傾向があると思います。

私は、最初に就職して初任給をもらった時は、あんな結果の出ない働きでこんな給料がもらえるのか?と驚いたものです。まぁ労働契約ですから、最初からそれだけもらえることになっていたのですが。
どんな企業でも、新卒を雇って、3年は「研修のための投資」として給料を支給しているものです。
たかだか3年で辞められては、企業としては「投資倒れ」ですし、かといって辞めてしまわないようにゆるゆるにしていては、投資の期間が延びるだけで、何にもなりません。
だから、最初のうちから仕事が面白い、という人はおそらくかなりまれでしょう。
楽しいとか言ってる人は、もしかすると、決してうつになりそうにもないポジティブシンキングな人かも知れません。
でも、根性うんぬんではなく、やはり厳しさを経験した人間は強くなるものです。
3年ぐらいして仕事を把握できて、自分の判断を評価され、任されるようになると、仕事はとたんに面白くなり始めます。
しかし、それを理解できず、人生で未体験の厳しさを就職で突然体感し、面白くなる前に、耐えられずに辞めてしまうのが最近の風潮なのでしょう。

そういう風潮もあって、派遣社員が重宝がられるのでしょう。投資期間なしに即戦力が来て、ダメならチェンジ、要らなくなればバイバイですから。
人材価値のデフレスパイラルと言えますね。

私は幸いにも、早くから電気系の技術者を志していましたので、方向性を見出せていました。
それがない人は、就職してからも、今の時代でなくても、私と同年代の人でも、20代の頃は同じことで悩んでいたと記憶してます。
当時は大学さえ出てればいいところに就職できる、という常識めいたことがまかり通っていましたから、その成績ならどこの大学が狙える、と今以上に進学競争は過激でした。「詰め込み教育」という言葉があったぐらいに。
そういう意味では、土曜日まで休みの「ゆとり教育」でゆるゆるになって、さらに不況で厳しさの増した世間の厳しさに晒されれば、普通の人でもうつにもなるのかもしれません。
先の高速道路の記事でも書きましたが、私が今の時代に生まれていたら、おそらく潰れていたのかもしれません。

ただ、

>>「残るも地獄、辞めるも地獄」
>ならば、辞めるほうを選択する人間が多いと思う、ということです。

これは今の「物質的に豊かな時代」だからこそ言える言葉ではないでしょうか。
仕事をしなければ収入はないのですが、今はデフレで物価が昔ほど高くないから、一人ならバイト程度でもなんとかやっていける、ということだと思います。
昔でなくても、会社組織から離れてしまうのは、人生設計が狂ってしまうわけですから、やはり勇気のいることのはず。

何も今が特別厳しいわけではなく、また「悪しき習慣」というわけでもない。厳しさにはそれなりの理由があり、実は今も昔も悩みどころは同じ、ということはわかって欲しいと思います。

ただ、kkzt さんのことではないのですが、誤解のないように一つだけ言っておくとすれば、悪質な新聞販売店の仕打ちを肯定しているわけでは決してないということ。
こういう誤解をされないような文章になってないのでしょうけど、この誤解はどうにも悪意があるようにしか思えませんので。

投稿: ささもと | 2010/03/07 8:29:19

http://diamond.jp/series/izumiya02/10012/
本当に正常なのは誰だ?―社会に適応したマジョリティと心に正直なマイノリティ

こんにちは。鬱を患う人は世間知らずの温室育ちで只の甘えだとささもと様が思ってるのであれば、それは見当違いだと思われますので、上記URLの記事を「異見」として御覧になることをお勧めします。
但し、一方的に「異見」を押し付けることはいたしません。
私とて、程度の差はあれ鬱やそれに近い精神の異常状態を感じながら企業社会に属して日々労働をしているわけで。

投稿: anomy | 2010/03/08 15:18:08

生まれも育ちも昭和。根っからの昭和人です。

なぜ働くのかと言えば、「生きて行くため」です。

自らの能力で社会的(職業的)ポジションを得る事。
それにより経済的自立をする事。
実社会の一員として矜持を持てる自分である事。

これが昭和人たる私の職業観ですが、時代はそうじゃなくなって来ているんですかね。
エリートなら別でしょうけど、一般は就職しても何の役にも立ちませんから、辛いのは当たり前です。
職能集団の中で何も出来ないでいる事ほど辛い事はないですからね。
使う方も困るんで、とりあえず出来そうな事を与えて様子を見ます。もし使えそうだったらちょっとずつ範囲を広げて行きますが、これをOJT(On the Job Training)と言います。日本語でいうと、「下積み」でしょうか。

ここで耐えられないと辞めて行きます。
不幸な事ですが、我慢が足りない。何故か3日、3週間、3箇月、3年に集中するんですが、これを過ぎるとなかなか辞めません。活躍し始めています。

辞めて行った奴の事は「あいつには適性がなかった」と誰も気にしていません。思い出す事もない。

これが実社会です。

ゆとり教育ってのは、
「何故日本からはビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズが生まれないんだ?」
「詰め込み教育で才能や個性を潰しているんじゃないか?」
「自由に学習する時間を与えれば個性が伸ばせる」
「それで独創的技術が育って、新しい産業が起きる」
と、期待した実験です。大多数の人にはただのユルい時代だったとしたら、不幸な事です。

でも実社会がそれに合わせて変わってくれるわけではありません。
仕事を遂行するクオリティを獲得し、維持する事でしか生き残る事はできません。
会社に残っても、転職しても、フリーになろうもんなら尚の事ですから、「残るも地獄、辞めるも地獄」なんです。

ただ、自分の能力を超えてまで頑張ると壊れますから、その時はドロップアウトして別の道を行くのも悪くはありません。そうならないようにするのが良いとは思いますが。
会社員なら、上司や仲間を巻き込めるじゃないですか。チームっていいもんですよ。

乱入乱筆、失礼致しました。

投稿: こた | 2010/03/08 22:18:22

欝は育った環境や性格なんかは、まあほとんど関係ないんじゃないですかね。
まあ大体は生まれ持った気質や遺伝、体質によってなりやすい人となりにくい人に分かれて、あとは偶然の心的外傷が影響したりなんかして、そこにストレスがかかった時に鬱になってしまうと習いました。
心的外傷なんていうのは予防も対策もあったもんじゃないし、
受け入れるよりしょうがないですよね。

とりあえず、普通の人でもっていう表記はちょっとどうかと思いましたよー。


今の人は食べるために仕事をするっていうのに抵抗がある人が多いんですかねぇ?
他に何があるのさ?と、昭和生まれの私なんかは思うわけですが。
石の上にも三年って言いますが、全くその通りで、三年やればどんな仕事も大抵は身につくし、その中でやりがいも見つかると思います。
「やーめた」と言う前に三年くらいはがんばって欲しいものですね!

投稿: しょうわ | 2010/03/09 13:43:05

anomy さん
参考記事のご提示、ありがとうございました。
先にも書いたとおりで、私の「うつ」に関する認識は、おそらく正しいものでないのかもしれません。
実際、学習障害(LD)とか高機能自閉症とか、私は目の当たりにしながらも、まだなかなか本当の理解も解決への糸口も見えていないのかもしれませんので、目の当たりにしていない伝聞だけの「うつ」は、いつになったら理解できるのか…。
まだまだ世の中の認識は、LDは病気ではなく単に「親のしつけがダメなんだ」でしかありません。しかし、今の時代は「LDという病気」なのと「本当にダメダメな環境で育てられた」のと見分けがつきません。
この辺の私の認識が正しければ、20代の若者の「うつ」というものに対しての、世の中の認識というのは、これに近いんじゃないかと思います。
ですので、なんでもかんでも「病気だから仕方ないんだ」というくくり方は、ちょっと違和感がありますね。
確かに病気で仕方ない人も一定の確率でいるんだろうけど、そればかりじゃないだろう、と。
要は「新人君が辞めたいと言っている原因は、それは本当に『(正しい認識での)うつ』なのか?」と。

同様に、うつになった人がみんな温室育ちで厳しさを知らないものなのかそうでないのか、というのもよくわかりません。
それこそ「お前が理解してない証左だ」と言われればそれまでですが、これから時間を見て資料などを探していこうと思います。

何度も書くようですが、他人の立場でその人の「辛さ」というのは、どこまでわかるものなのか?文字通り「疑問符がつく」状態です。
私はいじめに遭って自殺一歩手前にまで追い詰められたこともあります。おそらくその辛さは、いじめに遭ったことのない人間には理解不能だろう、と思いますから、「うつ」もおそらく体験している人でないと本当の理解はできないのでしょう。そういうものだと考えます。もちろん、理解しようという姿勢が私にないわけではないことはすでに書いたとおりです。

こた さん
私の考えを代弁してくれているようで驚きました。
まったくそのとおりで考えていました。
ただ一つ、改めて書きたいのは、

「残るも地獄、辞めるも地獄」

は、実は自分自身だけの問題ではなく、

・残る地獄 : 自分以外に「切られる」人間が確実にいるわけですので、今でも過酷なのに誰かが切られることでさらに過酷になる
・辞める地獄 : 世の中「切られた」人があふれ返っているので、辞めるとそう簡単に元の生活を維持できなくなる

と、周囲への影響・周囲からの影響が昔ほど軽くない、ということ。

ポイントは「残る地獄」、というよりは「残された側の地獄」が正しく理解されているか、というところ。
リストラは企業の責任ですが、安直な「やーめた」では「残された側は地獄」なのです。
新聞配達などは、それの典型ですので、辞めようとする人間に辛く当たる人もいるでしょうが、なにもこれは新聞配達に限ったわけではありません。
辞める理由が病気ならある程度は仕方ないのですが、そうでない場合、「残された地獄」の人からすれば、みんながみんな仏のような心で接することなどできないと思います。
「負の連鎖を切れ」と言う人もいますが、そんな一言で「負を切り捨てる」ことができるなら、とっくに改善できています。
現実は、ヒーロー物のアニメのように、奇麗事で片付くことなどありえないのですから。

とはいえ、非常識で不条理な厳しさを黙認するわけではありません。不平等さはないに越したことはないのです。
しかし、それを単に「世の中が悪い」だけで片付けるのではなく、あらかじめ、自分自身がそれを回避するための「何か」を身に付けるべきです。
「強さ」ももちろんそうですが、「回避する技術」も含まれるわけです。
たとえば、暴漢に絡まれた際に、単にそれに勝つ強さがあればいいわけではなく、逃げるための走る速さ、うまく逃げおおせるためのテクニックがあれば、襲われずに済みます。
また、ある程度は暴漢に遭遇しないような行動もテクニックの一つ。
やはり、自分自身の身を守る「知恵」は吸収しておいてしかるべきものだと思います。
それを本記事では「耐性」と言っているわけですが…。

しょうわ さん
育った環境は関係大ありだと思いますよ。
みんな同じとは限らないのですから。
厳しさの方向を間違えれば「単なる虐待」ですし、間違えてなければ「高度なしつけ」です。この違いはホント微妙です。

コメントにはいちいち書いてませんが、ここで言う「普通の人」というのは、「絶対うつになりそうもない強い人」「常にマイナス思考な、いつうつになってもおかしくない人」の中間とでも言えばいいのでしょうか。
「どうかと思う」と言われても、そういうものではないのでしょうか?

まぁ、はてブのコメントなどを読んでいると、どうやら「根性」とか「責任感」とかいうキーワードが抵抗あるようです。
「そんな時代じゃない」とでも思っているんでしょうか。

でも、今でも若い世代に圧倒的に受け入れられている「週刊少年ジャンプ」のキーワードは「友情」「努力」「勝利」です。
努力には常に根性が付きまとってきます。
それがアホらしいのであれば、こんな雑誌はとっくに消滅してます。
また、同じく若い世代に圧倒的に浸透しているロールプレイングゲーム。
弱い状態から始めて、修業に修業を積み重ねて強くなっていくゲームですが、正直なところ、これも根性の要る「作業」です。
根性を否定するなら、こんなゲームが流行る理由などないはずです。
しかし、現実の就職というのは、ゲームほどお手軽なものではないのは事実ですが、私には

ゲームではがんばれても、現実では「がんばり」を否定する

という心理が、今ひとつ理解できないでいます。

それに、「辛いならがんばらなくていい、いやなら辞めればいい」という言葉には、確かに気持ちを軽くする効果はあるでしょうけれど、その言葉は、はたしてその先を考えられているものでしょうか?
受け皿もなくそういう言葉をかけるのは、ただの奇麗事であり、無責任だと言えます。
ゲームには3アウトや1UPはあっても、人生には無いのです。
慎重にあるべきだと思いますし、こらえるべきところはこらえなければなりませんし、そこでこらえられるように鍛えておいてしかるべきだと思います。

どうも「うつ」という言葉のみをとらえていたり、センセーショナルに劣悪な就業環境にのみ目がいっていたり。
もっと本質を見抜いてくれている「若い人」が少ないのが残念ですね。
昔と違って、本質を見抜くための情報は、いともあっさり手に入る時代なのですから、もっと有意義な方向に使ってほしいものです。

投稿: ささもと | 2010/03/10 8:25:11

ささもとさんは、何故鬱に対して正しい知識をお持ちでないと自覚しているのに、持論を展開し続けるのでしょうか。
せめて鬱に関しての資料をお読みになってから、自分の考えも含め総合的に考えを述べるべきだと思いますよ。
わからないならわからないなりに、多少なりとも調べることが普通だと思いますが。
ネットで色々な方が見られるブログなら、特に。

あと、一つだと申し上げますと、鬱になる方は、責任感・真面目な人がかかりやすい病気だと言われています。
もちろん例外もありますが、そのような傾向があるのも事実です。
本文・コメントでは、若者の責任感のなさを強調したいようですが、鬱の方も指しているようであるのでしたら、少々的外れかと思います。

投稿: 柳 | 2010/03/10 12:23:22

柳 さん
ですので、「うつ」に特化して突っ込んでいる話ではない、と書いているんですけどねぇ。
責任感を持たない方がうつにならないので幸せになれる、そう言いたいわけですかね?
そんな話をしているのではありませんので。

気に入らないようであれば、記事中の「うつ」周辺数文字を削除してもいいですよ。
書きたいことは大きく変わりませんので。

投稿: ささもと | 2010/03/10 15:26:59

あわわ、すいません、なんかちょっとご不快にさせてしまいましたか・・・。
石の上にも三年ですよね!って言いたかっただけなのですが・・・。

ただ、普通の人、という表現はとても主観的なことなので、「鬱」を、普通で無い人がなる病気だとか、育ちが関係してるから、とか、そういう考えは少し危険だし、「鬱」を経験された方がご覧になった時に、少なからず辛い思いをされるのではないかなぁ、と思ったのみです。
ご不快にさせてしまったなら、大変申し訳ございませんでした・・・;;。

投稿: しょうわ | 2010/03/10 21:34:18

ニートなのにプライドが高く実家に寄生して、
何か自分に言い訳がほしくて、精神科に通って抗うつ剤ジャンキーに
なってしまっているのが今のニート十代二十代ですね。
たんなる甘え病です。
自殺してくれた方が世のため家族のためです。

きちんと会社勤めして、働いて働いて
ストレスのあまり鬱病を患った人とは大違いですね。

メンヘラ認定を免罪符にニートしてるゴミは
早く命を断ってほしい。
これまでも、これからも、何に生産性もなく
他人に迷惑をかけるだけの存在なのだからね。

投稿: アマゾン | 2010/03/11 3:25:20

しょうわ さん
ああ、すみません、怒ってるように読めますね…。
「うつ」に関しての突っ込みコメントが続いたもので。

いろいろあってすぐには調べる時間がないので、読み手の方が満足できるようなコメントが返せません。
でも、いただいたコメントからは、「育ち」なのか「先天性」なのか「何かの引き金」なのか、そして全てがそれなのか、そのへんの答えは出ていないという印象を受けます。
おそらくかなり深いのでしょう。
それこそ、ちょっとネットで調べた程度で知ったつもりになれないですね。
しばらく「うつ」に関する話は封印した方がよさそうですね。

アマゾン さん
うーん、ちょっと発言が不穏当ですね…。
「家族のため」とか「迷惑をかけるだけ」とかの部分は、賛同いたしかねます。

ただ、「働けなくなった」という要因として、若い世代の「働く意味が…」と言う要因と、中年世代のストレス要因は、おなじくくりにはできないのは事実ではないかと感じます。

投稿: ささもと | 2010/03/11 8:55:28

柳 さんへ

本文中の「うつ」の部分は削除線を入れさせていただきました。

ちなみに、紹介記事の中で抑うつ状態になった新聞奨学生SOSネットワークの村澤さんは、そうなったのは不当ないじめによるものであり、それを改善しようと活動しておられます。
責任感や真面目さも当然あるのでしょうけど、それだけでのくくり方は「うつ」という言葉だけをとらえたミクロ的な話と言えます。

ただ、今回この記事を書いてみて、いかに読み手は「うつ」とか「悲惨な仕事環境」といったセンセーショナルな部分にしか目が行かない傾向が高いか、ということがよくわかりました。
ですので、不当な労働環境が改善されるならいいのですが、これに関して騒げば騒ぐほど、新聞奨学生という制度は窮地に立たされるのではないかと心配です。

投稿: ささもと | 2010/03/11 9:33:18

はじめまして。
素(す)と申します。

継続して聞いていただくだけで、免疫力が高まり、どなたにも
「心と身体の健康」を、取り戻していただける音声ファイルを、
ダウンロードしていただけるサイトを立ち上げさせていただき
ました。

一人でも多くの方に、真の「心と身体の健康」を取り戻してい
ただきたいので、一切、お金は必要ありません。

健康に自信のある方も、実践していただきますと、心も身体も、
軽くなるのが実感できると思います。

当然、病気にも、かかりにくくなります。是非お試し下さい。

投稿: | 2010/03/11 17:04:43

コメントがなが〜〜いw
新しい記事待ってますbearing

投稿: kyu | 2010/03/11 22:46:26

>「うつ」に特化して突っ込んでいる話ではない
そうではないのはわかっていますが、これだけ鬱に対してコメントがあると言うことは、読み手側にはそうは見えなかったと言うことではないでしょうか。

>責任感を持たない方がうつにならないので幸せになれる、そう言いたいわけですかね?
これはさすがに悪意のある受け取り方かと…。
過度の責任感・真面目さが自分を追い込み、鬱になり自殺していく人が今大勢います。
鬱はそう言った側面もあると伝えたかっただけで、責任感がない方が鬱にならなくて幸せになれる。では、あまりにも飛躍しすぎていると思います。

ただ、若者と鬱の人。
どちらにも、こちらの本文の内容を伝えたかったのか。
仮にそうであるなら、鬱にはこういった側面もありますよ、とお伝えしたかっただけなので。
元記事に鬱の人が出てくるだけに、若者に対して分けて書かれているのか。
それとも若者、鬱の人両方に対してのものなのか、わかりにくかったもので。


本文中のご配慮に対するお手数、ありがとうございます。
>責任感や真面目さも当然あるのでしょうけど、それだけでのくくり方は「うつ」という言葉だけをとらえたミクロ的
全くその通りだと思います。
もっと多角的に物事を見ないと、見えてこない部分も出てくるでしょうしね。

新聞奨学生制度は、お金がなくても勉強をしたい学生には、ありがたい制度であるのは事実でしょうからね。
これからもあって欲しい制度ではありますが。
ただ、大本である新聞社の経営が悪化している現在、新聞販売店も経営が悪化するでしょうし。
そうなると、見えないところで不当な労働環境が増えていく可能性がありそうです。

投稿: 柳 | 2010/03/12 22:16:53

素 さん
できたら記事内容に対するコメントがよかったですね。

kyu さん
すみません…今しばらくお待ちを。

柳 さん
うつに特化して読めば、そういった飛躍した読まれ方だってされかねない、そんな話をしているのではない、ということです。
責任感と心の強さは別のものです。
そこからさらに「うつ」は別のもの、と判断しましたので削除させていただきました。

先にも少し書きましたが、私は、この問題を大きく騒げば、新聞社はこの制度をやめてしまうだろうと思います。

苦学生の美談として取り上げられるならまだしも、ブラック面を取り上げられて騒がれるのはまずいですし、販売店の経営も傾きかけていて、学生の面倒まで見るゆとりもなく、ますますブラックさが広がっていく。
それならやめたら?というのは経営陣としては普通の感覚でしょう。

苦学生がいないなら、新聞販売店の職場環境程度でこういう騒ぎにはならないだろう、というのは、利益優先に走る経営陣ならば考えそうなことです。

そうならないことを祈るばかりです。

だからこそ、「強くなろうよ」と書いたまで。
「どこ行ったって厳しいのは一緒だよ」と。
「うつ」という言葉は、紹介した記事にもあったので1箇所だけ使ったのみ。
うかつに使ったのは認めますが、もっと全体を読み取ってほしいものですね。

投稿: ささもと | 2010/03/13 8:37:30

お忙しいところ、返信ありがとうございます。

あまり長く続けるのお邪魔になると思いますので、一言だけ。
>もっと全体を読み取ってほしいものですね。
それは私の不徳な部分でありますが。
前コメントでも言いました通り、鬱に対して反応された方がコメント欄にもいらっしゃいます。
明確に分けて書きたいのであれば、それを強調した文を入れれば、誤解は生まれないかと思います。
特に精神的な病は、デリケートな部分が多いですからね。

投稿: 柳 | 2010/03/14 17:44:12

柳 さん
ああ、ごめんなさい!!
フォローのコメントを入れようと思ってたんですが…

最後の4行は、決して柳 さんにあてて書いたつもりではないんです。
それを書き落としてしまったので…すみません。
また記事で書きますが、別件でちょっとネガティブな記事を書かなければならない状態で、イライラしていたんだと思います。
これは私の全面的なミスです。柳 さん、申し訳ありません。

投稿: ささもと | 2010/03/14 19:05:09

う~ん…なんか凄い反響ですね…。

私は以前勤めていた会社でイジメを受けてました。それも「躾」と称し、思いっきり殴られ、蹴られ…暴力を受けてました。
今の若者は
「さっさと辞めて訴えたらウマー(って使い方するのかな?)」
とでも言うんでしょうけど…実際やられたら恐怖でそんな事できませんよ。こんな事言えるのは実際はイジメられた事のない人間だけです。

今はフリーの業者として仕事をしてますが、怖いのは仕事の数が少なくて食っていくのが精一杯っていうだけ…
「あの頃に比べればどうって事ねぇよ!」
と笑い飛ばせますもん。

ささもとさんの仰りたい事も、この
「あの頃に比べれば…」
っていう感覚を今の若者に持って欲しいという事なんじゃないか、そう私は感じました。

「不当な扱いを受ける奨学生が、一定の割合で存在するのは事実だけど、社会人として世の中に出て行けば、似たような話はいくらでも転がっているよ。例えば無菌状態の箱入りで育てられてると、雑菌だらけの世の中に出てきたら一発でアウトでしょ?安直に『やーめた』は通用しないんだよ?いきなり社会に出て、厳しさに耐え切れずに復帰が困難、っていう状態になる前に、半分学生・半分社会人の新聞奨学生のうちに『やるなら最後までやり通す』という根性と責任感を養っておいたほうが良いよ。」

記事の赤字部分を拾ってきて私なりに繋げてみましたが…どうでしょうか?大意は間違ってないと思います。

あの「花の慶次」の原作「一夢庵風流記」にも
「自由に生きるとは親類縁者とは無縁になることである。そうなれば自分の力だけで食っていかねばならない。食っていくには芸が必要である」
「自由に生きるという事は野垂れ死にする自由もある」
といった文章があります。自由に生きる事も覚悟がいるんです。
個人的には根性と責任感に併せて、この「覚悟」も持ってもらいたいな、と思います。

長文・乱文失礼致しました。

投稿: DISPLAYS | 2010/03/16 11:32:41

DISPLAYS さん
うまくまとめていただき恐縮です。
最後の「自由」のあたりは、最近の量販店・ディスカウントショップの状況によく似ています。

安くするのには理由がある。過剰な安さには、ホームセンターと同じく「DoItYourself」「自己責任」の精神が必要だ。
それを今までと同じサービスがある品物と同じと勘違いさせる一部の売り手のために、誤解した買い手がクレーマーと呼ばれたりすることもある。
買い手も賢くならなければならない。どこで買うかは自由だが、安さの理由を知らなければ痛い目に遭う。

ということ。それに通じるものがありますね。

そして今の世の中は、いろんなところがデフレ化し、求められるものが厳しくなっているのに、これから社会へ出る人は、ゆとり教育とやらで厳しさを排除した状態で育てられています。
それで世の中の厳しさを突然思い知らされたからといって、「世の中の厳しさを今すぐどうにかしろ!」というのは無理な話です。
それよりも、厳しさに対処できる力をきちんと備えるほうが大事だと考えます。
今時は、そういう観点が完全に抜け落ちているように思えます。

こないだ見かけた漫画で、放送局の新人ADの話がありました。
放送局は、決して「新人AD」のドキュメンタリーなんて作ることはありません。
どんな現場なのか、その現実は私も知りません。
でも、その漫画にあるように、本当に暴力沙汰や権力を振りかざした陰湿ないじめが横行しているとすれば、新聞奨学生よりもひどいのではないかと想像してしまいます。

ですので、きっかけはそれとはいえ、新聞奨学生だけを取り上げて大騒ぎするのはおかしいと思いますし、これから社会へ出る学生の人は、社会に出てからの仕事まで学校と同じ「ゆとり」が取れるほどの状況じゃないことは理解するべきだと思います。

ただ、違法行為は違法行為として摘発されるべきと思いますが、それを「厳しさ」とごっちゃにするのはどうかと思います。
新人力士を「かわいがり」と称して暴行死させた、というニュースは記憶に新しいところです。
本来の意味での「かわいがり」ができずに「ただの暴行」に成り下がり、犠牲者が出たのは悲しいことですが、だから「かわいがり」禁止というのは考え方としておかしいでしょう。
きっと、「愛の鞭」という言葉も、「単なる古い時代の暴力的な習慣」という理解の人も多いのでしょうね。
「暴力は暴力だ」と言われればそれまででしょう。でも、「ただの暴力」と「愛情を持った指導」とを正しく区別できるようになりたいものです。

身体的な暴力を過剰にタブー視するあまり、身体的暴力よりも深刻な心の傷を容易に作る「言葉の暴力」「いじめ」が軽視され横行している現状は、もっと憂慮されるべきと思います。
昔はそんなことはなかったのに、それがどうして?というのをきちんと考えるべきでしょう。
「時代」という言葉で片付けるのは簡単なことですが、それでは犠牲になった人が浮かばれません。

投稿: ささもと | 2010/03/17 19:57:23

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