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2010年6月15日 (火)

おかえり!はやぶさ。

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小惑星探査機「はやぶさ」は、日本時間6月13日の19時51分に回収カプセルを分離し、22時51分頃に大気圏に再突入しました。

実は、13日は夜の再突入前に、日本の上空を通過していたんですよね。

「はやぶさ」最後の日:「はやぶさ」が日本から見える方向 :JAXA

この日は雨でした。家で作業してましたので、気持ちだけ空に向けてました。

そして14日は全国の新聞の1面を飾るトップニュースとして報道され、テレビ朝日「報道ステーション」でもオープニングのトップニュースとして放送されてました。

読売・毎日・産経・朝日・日経・東京の、6紙の今日の朝刊1面 Posted on June 14, 2010 by akibalife_bin :twitpic

が、15日は日本時間早朝にワールドカップサッカーで日本がカメルーンを下したとか、iPhone4の予約が開始されたとか、いろんなニュースがあったため、カプセルを無事回収したというニュースはその陰に隠れてしまった状況でした…。

動画などを含めて、記録として書いておきます。

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「はやぶさ」に関しては、以下のリンクに詳しく書かれています。

はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン :JAXA

時系列で簡単に書いてみると…

「はやぶさ」は2003年5月にM-Vロケット5号機で打ち上げられ、小惑星イトカワを目指しての旅に出た。
2004年5月に地球の重力を利用したスイングバイを実施し、小惑星への軌道に乗るための加速をして、地球軌道を離れた。
その間にも、観測史上最大の太陽フレアを喰らったり、リアクションホイールが次々故障するなどの数々のアクシデントを乗り越えてきた。
そして2005年9月、小惑星イトカワに到着。しばらくは表面の観察を続ける。
2005年11月、いよいよ着陸に向けての準備を開始。
目印となるターゲットマーカーを投下したが、1発目はイトカワを外れた。
イトカワ表面に降ろす予定だったローバー「ミネルバ」も、タイミングが合わず、イトカワへ降ろすことはできなかった。
2発目のターゲットマーカーを投下、無事着地したのでそれを目指して降下したものの、コントロールが上手くいかず不時着状態。
地球からの指示で一旦離陸、再チャレンジで着陸に成功。ここでサンプルが取れていたはずだが…。
イトカワを離れた直後に、燃料漏れが発生。どうやら1回目の不時着でダメージを食らっていたらしい。それにより、姿勢制御ができなくなり、地球との交信が途絶。
2006年1月末、ようやく「はやぶさ」からの電波を受信。姿勢が回復し、満身創痍の状態だとわかったのは2006年6月。
残念ながら予定通り2007年帰還するための軌道に乗り遅れたため、帰還は大幅に遅れることに。
2007年2月、メインの推進エンジンであるイオンエンジンの再始動。地球への帰還コースに入った。
2009年11月、イオンエンジンDが故障。使えるはずのCも調子が悪い。ここで帰還が絶望かと思われたが、「こんなこともあろうかと」と用意されていた、イオンエンジンAとBのニコイチ運用のための回路を使用し、地球帰還の望みがつながった。
そして2010年6月、最後の精密修正を終えた。あとは帰還を待つだけだ。
2010年6月13日、大気圏突入直前に回収カプセルを切り離し、オーストラリアのウーメラ砂漠へ向けての大気圏突入を開始。
月より遠い天体に着陸し、自力で地球まで帰還するという世界初の偉業を成し遂げた「はやぶさ」自身は、大気圏突破の性能はなく、使命を終えて風になった。

…これだけドラマチックな展開を見せた探査機はいまだかつてあっただろうか。

アポロ13号のトラブルも映画になるほどだったが、「はやぶさ」もそれに匹敵するほどのドラマがあった。
カプセルの中身が明確になったら、ぜひとも映画にしてほしい。日本の技術力、そしてあきらめない心で困難を乗り切って偉業を達成した感動を、子供たちに知ってほしい。

そして、ネット上での動画たち。

どこのテレビ局も結局やらなかった再突入生中継。以下は和歌山大学によるUSTREAMでの中継の録画です。

こちらはNHKなどの再突入時の映像まとめ。

NASAが航空機から撮影した映像。

NASA Team Captures Hayabusa Spacecraft Reentry

なぜNASAがこんな撮影をしたのかと言うと、地球外から偶然飛んでくる天体は、「○月○日○時○分に○○に向かって落ちてきます」という精密な予測は不可能だからです。
スペースシャトルの数倍のスピードで大気圏突入をする物体が燃え尽きるまでのデータなんて、そうそう取れるものではないからです。

「はやぶさ」は単なる機械です。
しかし、度重なるトラブルから奇跡の復旧を繰り返し、帰ってきてくれたのを見ると、燃え尽きて消えてしまう様子は涙なくしては見れません…。

おまけ:

【ニコニコ動画】<完結編>探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力

20分と長めですが、宇宙戦艦ヤマトを知っている人であればかなり楽しめそう(笑)。

さらにおまけ:

「はやぶさ兄さん」と「イカロスくん」と「あかつきくん」 malkavian :Togetter

帰ってくる「はやぶさ」とすれ違うように金星へ向かった金星探査衛星「あかつき」とソーラーセイル「イカロス」とのツイッター上でのやり取りです。ちょっと「うるっ」と来そうな内容です…。

もひとつおまけ:

【ニコニコ動画】総統は「はやぶさ」の報道姿勢が不満のようです :ニコニコ動画

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コメント

まさかささもとさんがこの動画のこと知ってたとは・・・正直驚いてます。自分は、ニコニコ動画ユーザーなんで、この動画は見たことがありますが、やはり感動的ですよね。はやぶさの物語は。

投稿: ボンクラことSOLID | 2010/07/20 19:47:13

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